コープ(Co-op)留学とは?メリット・デメリット、かかる費用まで徹底解説!【2023年最新】

移民コンサルタント。「Immigration Consultant ICCRC R511456」を取得している、カナダで数少ない日本人ビザコンサルタント。韓国系最大手の留学エージェント、国際的教育財団でのマネージメント職を経て現職へ。
カナダの学校には、就労体験付きのプログラム「Co-op(コープ)」があることをご存じですか?
カナダのカレッジに在学している間にインターンシップ(就労体験)ができるというものです。
「コープ」は聞き慣れない言葉だけど、学校に通いながら働けるなら興味ある!
学生の間にインターンを経験しておくと、その後、現地での仕事探しにも役立ちますよ。
本記事ではカナダの「コープ(Co-op)」について専門家が分かりやすく解説いたします。
注意
※「カナダのコープが廃止になった」という誤情報がありますが、廃止になっていません。
カナダの人気のコープ(Co-op)留学とは?
カナダのコープ(Co-op)とはなんでしょうか?
カナダ独自の「専門的な学習をしながら働ける」制度のことです。


カナダのカレッジなどで提供されているコープ(インターンシップ)付きプログラムを履修することで、学生でありながら現地企業で働けます。


留学中に英語の勉強だけではなく、専門的な知識もスキルアップできるのが魅力です。
コープを使えば、インターンシップとしてカナダの職場で高度な仕事体験ができる、ということですね。
なお、カナダ留学で使われる「コープ」という言葉ですが、次の3つの使い分けがあります。
「コープ」の使い分け
- コープ …… カナダの「コープ」と呼ばれるシステムそのもの
- コープ(付き)プログラム …… コープに該当する学校のプログラムのこと
- コープ期間/インターシップ期間/コープターム …… インターンシップできる期間のこと
会話の中では全てひとまとめに「コープ」と言うことも多いですよ。
ワーホリとコープの違いは?
海外で働けるビザと言えば、ワーホリ(ワーキングホリデー)が有名ですよね。
「コープとワーホリ、どう違うの?」「ワーホリで渡航するつもりだったけど、コープの方がいいのかな?」という質問が多いので、主な違いを一覧にしました。
ワーホリ | コープ | |
---|---|---|
ビザの種類 | ワーホリビザ | 学生ビザ+ワークパーミット(就労許可証) (通称:コープビザ) |
年齢制限 | 有(31歳になる直前まで申請可) | なし |
ビザ取得可能回数 | 一生に一回 | 複数回申請可能 |
学校に通える期間 | 6ヶ月未満 | プログラムの期間に応じる* |
カナダに滞在できる期間 | 1年間 | プログラムの期間に応じる* |
カナダで働ける期間 | 1年間 | 卒業するまで |
働ける時間数/週 | 40時間/週 | インターン期間中:40時間/週 座学期間中:20時間/週(6ヶ月以上のプログラムに限る) |
就活サポート | なし、自力で就活 | 有 |
*半年以上のプログラムの場合、学校の期間中ずっと週20時間までの就労が可能(オフキャンパス)。さらにコープ期間(インターン期間)には週20時間がプラスされ、週40時間(フルタイム)で働くことができる
*就職サポートには、仕事に必要な知識の習得のほか、履歴書添削や面接トレーニングなどがある
一番大きな違いは、コープには年齢制限がないこと。
たとえば、次のような場合は二度とワーホリを取得できません。
ワーホリが取得できない例
- 31歳を超えてしまった
- ワーホリで一度カナダに来たことがある
でもコープなら、上記に該当する人でもカナダで働けます。
コープが注目される理由は、ワーキングホリデービザが取得できない方でもカナダで働けることなのです。


また、コーププログラムを提供しているカレッジは、日本でいう専門学校なので「仕事に直結する内容」を学べるのも大きな特徴ですね。
カナダでの仕事に必要とされる知識と英語力、さらにはアルバイトやインターンで「カナダでの職歴」も得られますよ。
これらを身につけた後、ワーホリでさらにステップアップするのもおすすめですよ。
なお、ワーホリビザが使えるのは一生に一回だけですが、コープは複数回でも申請できます。
ただし「基礎的なプログラム修了後、同分野でより専門的な勉強がしたい」など、整合性は取った方が良いでしょう。
注意
脈絡もないコーププログラムを選択すると、カナダ移民局に「ビザのためだけに申請している」と思われてビザが却下される恐れがあります。
どのくらいの期間 インターンできるの?
コープ(Co-op)で働ける期間、つまりインターンの期間は州によって違います。
例えば、ブリティッシュコロンビア州では、コープを使った追加就労期間はプログラム全体の50%までと定められています。


BC州におけるコープでの就労期間
- トータル1年のコーププログラムの場合
…… 最大6か月(就学6か月+インターン6か月) - トータル2年のコーププログラムの場合
…… 最大1年(就学1年+インターン1年)
1年のコープ留学なら、その50%である6か月がコープで可能な就労期間というわけです。
日本とカナダでは「インターン」の位置づけが違う
コープでの就労は一般的にインターンとして扱われますが、日本でいう「インターン」とは少しイメージが違います。
カナダのインターンの特徴は次のとおりです。
カナダのインターンの特徴
- 学校で学んだことを実際の仕事で活かす実践の場
- 即戦力として企業で働ける人材かどうかを実際に判断をしてもらう場
- 社員と同じように働く場
日本でいう「インターン」は職場体験のようなものですが、カナダの「インターン」は「企業の一員として働く」イメージです。
そもそもカナダでは、業務において「正社員」と「パートタイム」の差はほとんどありません。
バイトであろうがインターン生であろうが、1人の社員として対等に扱われますし、実力があればいろいろな仕事も任せられます。
2つのインターン制度とは?(コープとプラクティカム)
カナダのインターンには次の2種類があります。
カナダにある2種類のインターン
- コープ(Co-op)
- プラクティカム(Practicum)
※ 正確には「プラクティカム(Practicum)」も「コープ(Co-op)」の一種
では、それぞれどう違うのでしょうか?
詳しい制度は州ごとに差はありますが、ブリティッシュコロンビア州の場合、コープは必ず有給です。
それに対し、プラクティカム(Practicum)は無給と有給のどちらでもよいことが一番大きな違いでしょう。


コープが必ず有給なんだったら、プラクティカムを選ぶ理由はないんじゃないの?
でもよく考えてみてください。
お給料が出るということは、即戦力になる人材が求められている場合が多いということ。
会社の立場からすると「お給料に見合う人材」がほしい。そうなると、求められるスキルの基準が高くなります。
つまり、お金がもらえることばかり重視していると、スキル不足により「選べる仕事」が少なくなってしまうのです。
逆に有給にこだわらないのであれば、仕事の選択肢は一気に広がります!
経験を積むのが目的であれば、プラクティカムの方が適している場合も多いということです。
「日本での仕事の経験」があまりない大学生にこそ、プラクティカムをおすすめしますよ。
コープとプラクティカムの違いについては以下ページで詳しく解説しています。
コープ(Co-op)留学では何が学べるの?
カナダのコープ留学では何が学べるのでしょうか?
私立カレッジと公立カレッジがありますが、ここでは人気のある私立カレッジを例に、コープで学べるものを紹介しますね!
私立のカレッジで主に提供されているコーププログラムはこちらになります。
希望の職種 | コーププログラム |
---|---|
接客業 |
|
ホテル・観光業 |
|
オフィス系のお仕事 |
|
国際的な取引・物流 |
|
今注目のIT系 |
|
好きなことを仕事にする |
|
では、私立カレッジが公立カレッジよりも人気が高いのはなぜでしょうか?


私立カレッジのほうが、英語力・費用などの敷居が低く、プログラムの選択肢が広いからです。
学校独自の英語テストにおいて一定以上の成績を取ることで、IELTSやTOEFLが免除されることが多いのも私立カレッジに人気が集中する理由の1つでしょう。
英語のテストは受験費用が高いし、試験時間も長くて大変なので、受けなくて済むのは嬉しいですね。
それに対して、公立カレッジのコープ留学は仕組みが少し違います。
大きな違いは、プログラム毎にコープの関連科目(コース)を履修できる学期数が決まっていて、その学期の間フルタイムで働くこと。
下記の記事では、コーププログラムで学べる内容について詳しく紹介しています。
コープ(Co-op)にかかる費用は?
さて、コープについて理解したところで、気になるコープ留学にかかる費用をチェックしましょう。
コープに必要な費用を留学期間別に一覧としてまとめました。
6ヵ月 | 1年 | 2年 | |
---|---|---|---|
カレッジ費用 | $5,225 | $7,875 | $12,015 |
滞在費用 | $4,800 | $9,600 | $19,200 |
留学生保険料 | $360 | $657 | $1,314 |
往復航空券代 | $1,500 | $1,500 | $1,500 |
ビザ申請費用 | $235 | $235 | $235 |
合計 | $12,120 (約133万円) | $19,867 (約219万円) | $34,264 (約377万円) |
※カレッジ費用には授業料、教材費、入学費が含まれています。
※「ビザ申請費用」にはビザ申請料($150)とバイオメトリクス登録料($85)が含まれています。
※2022年1月時点の料金です。
プログラムの期間や学ぶ内容によって金額は変わりますが、1年間のプログラムではおよそ150〜200万円ほど(生活費含む)かかります(参考:カナダのコープ留学にかかる費用一覧)。
高い!
……と思われたかもしれませんね。
でもコープなら、カナダ現地で生活費を稼ぎながら在学できるため、心配ありません(詳しくは次の項で紹介します)。
ここまで読んで早速、専門家に話を聞いてみたいと思った方は、以下よりご相談ください!(ご相談は無料です)
カナダでコープ(Co-op)をするメリット
カナダでコープ(Co-op)をすることでどういったメリットがあるのでしょうか?
次の5つのメリットがあります。
コープ(Co-op)のメリット
それぞれ詳しく見ていきましょう。
お金を稼ぎながら学ぶことができる
コープ留学の最大のメリットは、働きながら学べることです。


コープのインターン期間はフルタイムで働けます。
「インターン期間」という表現を使っていますが、正式には「Co-op term(コープ期間)」と呼びますよ。
生活費を稼ぎながら経験を積めるという点では、ワーホリに似ていますね。
就学期間・コープ期間で働ける時間が違う
バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州の場合、学校のプログラム期間中の50%までの期間をインターンシップとして就労できます。
50%と聞くと、働ける時間が限られているように見えますが、実はもう少し働けます。
次の2つの期間に分けて考えましょう。
コーププログラムの2つの期間
- 就学期間(学校で勉強する期間)…… 50%
- コープ期間(インターン期間)…… 50%
一見、50%を占める「就学(座学)期間」には働けないように見えますよね。
ところが、カレッジ以上の高等教育で6か月以上のプログラムを履修する場合、学生の間でも週20時間までの就労が認められているのです。
つまり、就学期間中、そしてコープでのインターンシップ期間に次の時間内なら働けます。


カナダのコープで働ける時間
- 【就学期間中】
…… 週20時間(パートタイム) - 【コープ期間中】
…… 週40時間(フルタイム)
結果的には50%の期間を超えて、留学中に収入を得られるということです。
留学中に少しでもお金が貯められるなんてありがたい! 長期滞在にピッタリだね!
ちなみに、カナダは日本よりも最低賃金が高いのもポイントです。同じ時間働いても稼げる額が大きくなります♪
【注意】州によってルールが違う
しかし、州によってルールが違うので注意が必要です。
カナダでは、高校卒業者向け教育のことを「ポスト・セカンダリー・エデュケーション」と呼んでいて、州ごとにルールが異なります。
例を挙げると、次のようなルールがあります。
州によって異なるルールの例
- 【ブリティッシュコロンビア州】
…… コープでの就労は有給でなければならない - 【オンタリオ州】
…… コープでの就労が無給の場合もある
ブリティッシュコロンビア州では必ず有給でのインターンになりますが、ほかの州の場合は注意が必要ですね。
コープの収入を頼りにしていたのに、実際は無給だった……なんてことにならないように、しっかり情報収集しましょう。
なお、コープでの就労中は、定期的に学校にレポートを提出して学校の科目の一つとして評価を受けることになります。
語学以外のスキルが身につけられる
そして、コープ留学の2つ目のメリットが語学以外のスキルが身につくこと。
語学学校とコープ留学の対象となる「カレッジ」の一番の違いは次の点です。
語学学校とカレッジの違い
- 【語学学校】英語を学ぶ
- 【カレッジ】英語で専門知識を学ぶ
当たり前のことですが、カレッジの目的は「専門知識」を学ぶこと。英語は勉強するための道具です。
「コープでは何が学べるの?」の項でも紹介しましたが、コープには次のように様々なプログラムがあり、興味・職業に合わせて学習できます。
希望の職種 | コーププログラム |
---|---|
接客業 |
|
ホテル・観光業 |
|
オフィス系のお仕事 |
|
国際的な取引・物流 |
|
今注目のIT系 |
|
好きなことを仕事にする |
|
要するに、仕事に直結するスキルが身につくということですね。
「語学だけじゃなく、もう一歩難しいことにチャレンジしたい」という方にはピッタリです。
カナダでの就職につながるチャンス
コープ留学の3つ目のメリットが、カナダでの就職につながるチャンスがあること。
コーププログラムのある私立カレッジは、基本的に「就職・キャリアアップの為の知識を身につけるビジネスの専門学校」です。
言い換えると「就職するための学校」なので、以下のような就職支援が授業やサポートサービスに組み込まれている場合がほとんどです。
私立カレッジに含まれるサービス例
- レジュメ(英文履歴書)の作り方
- カナダ流の就活の仕方
- 面接のトレーニング
- 面談で求人市場の現状と希望職種のすり合わせ
- 求人情報の紹介・送付
さらに、学校によっては就職フェアや企業説明会を開催したり、パートナー企業の求人につないでくれることもありますよ。
日本の大学のキャリアサポートと似ていますね。
実際に面接を受けてポジションを勝ち取るのは皆さんですが、うまく活用すればチャンスは広がります。
就職支援の他にコープ留学が有利なのは、フルタイムで働ける期間があることです。
コープ期間中に見つけたインターン先で一生懸命働き、雇用主からの信頼を得て、卒業後の就労ビザにつながる可能性を高めましょう。
【大学生必見】 日本での就職で有利になる
さらに、コープ留学の経験が日本での就職に有利になるというメリットもあります。
海外で高度な仕事を経験したことがある学生はそう多くありませんよね。
そのため、日本に帰ってからの就職活動でも強力なアピール材料になることは間違いないでしょう。
大学の就活前にコープ留学で仕事の経験を積み、就活の糧にする方も多いですよ。
インターン先で書いてもらった「Reference letter (推薦状)」を、日本での就職先にアピールポイントとして提出できますよ。
【社会人必見】キャリアアップにつながる
そして、コープ留学の5つ目のメリットが、キャリアアップにつながることです。
実は最近では「社会人」のコープ留学が増えています。
ワーホリと違ってコープには年齢制限がないため、30代以上の人の留学としても人気なんですね。
たとえば、次のようなきっかけでコープ留学をする社会人も多いです。
コープ留学のきっかけ例
- 仕事を数年経験して、新しい環境に挑戦したくなった
- 留学した後、いい仕事が見つかるか不安
- キャリアアップ/キャリアチェンジがしたい
- 海外で働いてみたい
でも、社会人が退職して留学なんて、キャリアを中断することになるから不安じゃないのかな?
これはいい質問ですね。実は、英語を学ぶための留学とは違い、コープは「仕事をするための制度」です。
言い換えれば、働く場所がカナダになるだけ。
もちろん日本を離れて実践を積めるため、キャリアの中断どころか「その後のキャリアにつなげる時間」を過ごすことができます。
新しいチャレンジとしてコープ留学に興味がある方は、以下ページより弊社サービスの特徴を覗いてみてください!
コープ(Co-op)留学のデメリット・注意点
就活にも有利になるなど、メリットも大きいコープですが、注意してほしいこともあります。


ここではコープ留学で注意したいことを3つ紹介します。
コープを開講している学校は限られている
まず、コープ(Co–op)プログラムを開講している学校が限られているという注意点があります。
コーププロクラムを受講できるのは、カレッジ(専門学校)以上の高等教育機関です。
コープが認められているカナダの学校
- 大学
- 公立カレッジ(専門学校)
- 私立カレッジ(専門学校)
- ビジネススクール
※語学学校(ESL)ではコープを履修できません
さらに、カナダ政府の認定校であることが必須条件なのです。
カナダの学校ならどこでもコープがあるわけではないんだね。
実は、2014年より前は私立の語学学校も含め、多くの学校がコーププログラムを開講できていました。
ところが、現在は廃止されているところがほとんどで、コーププログラムが認められているのは、次の厳しい条件を満たしている学校だけです。
コーププログラムが認められている学校の条件
- DLIナンバー (Designated Learning Institution Number) を持っている
- EQA (Education Quality Assurance) に加盟している
政府から認定されたコープができる学校は、下記からご確認いただけます。
希望の職種に関連したプログラムしか選べない
次に注意が必要なのがこちら。
インターン先では自分が学んでいるプログラムに関係のある仕事をしなければならない点です。
コープは授業の一環なので、WEBデザインを学んでいるのに飲食店で働いたのでは意味ないです。これは当たり前ですね!
コープは「希望の仕事に就くために必要な知識を身につけ、インターンで実績を積むためのプログラム」と言ったら分かりやすいでしょうか。
そのため、学校にインターン先を「承認」してもらう必要があります。
「卒業後の就職先」は自分で探す必要がある
そして、最後に勘違いされがちな注意点を紹介しましょう。
コープにおいての仕事は、基本的に自分で探すことになります。
現地のカナダ人と同じように自分で求人を見つけ、応募、面接をこなして見つけるのが基本です。
えっ!インターン先は学校が紹介・斡旋してくれるんじゃないの!?
はい。でも学校側は、学生にきちんとプログラムに関係ある仕事をさせる責任があります。
ほどんどのカレッジでは、仕事先の斡旋はしていませんが、授業などで徹底的に就職準備をします。
学校のサポートを活用して、自分ひとりで仕事を探すよりレベルの高い仕事を得られることも多いでしょう。
ちなみに、クラスメイトから求人情報を教えてもらうなど、情報交換で仕事が見つかる場合も多いです。
カナダでコープ(Co-op)をするための条件
このように、学生でありながら海外で働く経験もでき、専門的な勉強もできるコープですが、どのような条件があるのでしょうか?


前述したとおり、コープには年齢制限がありません。
その他の制限もほとんどないのですが、絶対条件が次の2つになります。
コープに必要な2つの条件
カレッジや大学に入学できる英語力
まず、コープに必要な条件の1つである英語力について紹介しましょう。
コーププログラムを提供しているのは、カレッジ(専門学校)や大学などです。
「英語圏の大学で学ぶ」ということは英語はできる前提で、英語で専門知識を学ぶということ。
つまり、授業内容が理解でき、仕事も問題なくできる英語力が必須です。
入学の条件として一定の英語力の証明が求められています(英語レベルは学校やプログラムによる)。
当然、業界用語も英語で理解していなければ授業についていくことすら難しいため、プログラムの専門性が上がるほど、必要な英語力も上がります。
大丈夫です。英語に自信がなくても、まずは語学学校で英語力を伸ばしてからカレッジに入学することもできます。
受講したいプログラム、現在の英語力、留学期間、予算などによりプランが変わるので、気になる方はご相談ください(ご相談は無料です!)。
もちろん、日本で英語力を上げてから渡航することもできますよ♪
有効な「コープビザ」を取得していること
もう1つ、コープ留学に必須なのがいわゆる「コープビザ」です。
よく勘違いされるので「コープビザ」という言葉についても紹介します。
前提として「コープビザ」は「学生ビザ」の一種になります。
働けるから「就労ビザ」の仲間かと思っていたよ。
厳密に言えば「コープビザ」は、就労ビザどころか「ビザ」でもありません。
「コープビザ」は学生ビザへの「追加の許可証」
コープ留学をするためには、学生ビザの付属として「コープワークパーミット(就労許可証 / Co-op Work Permit)」を取ります。
つまり「コープ」は、単独のビザではなく、学生ビザへの「追加の許可証」という位置づけなのです。
ただ便宜上、次の2つをまとめて「コープビザ」と呼ぶことが多いです(正式名称ではありません)。


次の2つをまとめてコープビザ
- 学生ビザ
- コープワークパーミット(就労許可証 / Co-op Work Permit)
コープは「Cooperative Placement」の略、直訳すると「協力的な配置」という意味です。
つまり、学校と企業が協力して学生を職に配置するという意味合いになります。
コープの場合、カナダでの滞在ステータスは学生になりますよ!
あくまで学生という身分で大学やカレッジや専門学校で勉強をしながら、企業で「仕事(インターンシップ)」ができるというビザですね。
【注意】コープで「滞在できる期間」と「就労できる期間」は違う
学生でありながらフルタイムで働ける期間のあるコープビザですが、落とし穴もあります。
それが、
学校を卒業すると働けなくなること。
混同しがちですが、「滞在できる期間」と「就労できる期間」は違うのです。
カナダに滞在できる期間=ビザが有効な期間
まず、コープでカナダに滞在できる期間は、ビザが有効な期間です。
発行されたビザには必ず有効期限が記載されていて、その間はカナダに滞在できます。
そして、ビザの期限を超えてカナダには滞在できません。
「学校のプログラム期間よりビザの期限が短い」「学校を延長した」など、有効期限を超えて滞在予定の場合は、必ずビザの延長申請をしてください。
カナダで働ける期間=コーププログラム期間(卒業するまで)
そして、ややこしいのが「カナダで働ける期間」です。
ビザの有効期限まで働けると思っている方が多いのですが、学校を卒業(コーププログラムを修了)すると働けなくなります。
前述したコープに必要な「コープワークパーミット」は「学校を雇用主と定めた就労許可証」です。
「卒業する=雇用関係の解消」なので、卒業の翌日にワークパーミットが失効されますよ。
つまり、ビザの有効期限までカナダに滞在はできるが、働いてはいけない、ということになります。
このことも踏まえて資金計画を立てましょう。
コープは永住権(カナダ移住)につながるの?
コープでの就労経験は「永住権を目指すときに有利になるの?」という質問を受けることがあります。
カナダでの就労経験は、永住権を申請するときに有利なので、コープ留学の期間が就労だと認定されれば強いですよね。
でも、残念ながら「学生ビザ」の一種なので「就労」とは定義されていません。


つまり、コープは「就労ビザ」ではないため、コーププログラムで経験した仕事は、永住権申請時のカナダでの就労期間にカウントされないのです。
コープから就労ビザにつなげる方法
「コープでの経験が永住権につながらない」と聞いてガッカリするのは早いです。
直接的には永住権につながりませんが、間接的にはつながることもあります。
それは、コープでの経験を活かして就労ビザを獲得し、今度は「就労ビザを永住権につなげる」という次のような流れです。
コープから永住につなげる方法
- コープで専門的な仕事を経験
- その仕事経験を活かし、卒業後就労ビザ獲得
- 就労ビザで働いた経験を活かし、永住権獲得
たとえば、ワーホリビザでカナダに住んでいる人を想像してみてください。
ワーホリの人は、カナダから見ると「突然来た外国人(しかもビザの期限は1年間だけ)」ですよね?
そんな人に難しい仕事、専門的な仕事を任せられるでしょうか?
たしかに、1年で帰国するって分かってる外国人に専門的な仕事は任せられないよね。
それに対し、コープの場合は学校のサポートを活用することで専門性のある仕事を経験できる可能性が高まります。
コープでのインターン期間中に「専門的な仕事ができること」を雇用主にアピールし、コープ後の「就労ビザ」を狙うのです。


コープ中(学生期間中)に雇用主と信頼関係を築くことで、卒業後の就労ビザをサポートしてもらえる可能性が高まります。
コープ(インターン)先にそのまま就職するケースもありますし、就労ビザで専門的な仕事ができると、永住権申請も目指せるということです。
コープ での就労経験は、間接的にカナダ永住権獲得につなげられるということですね。
カナダのコープ留学体験談
コープについての理解が深まったところで、「実際、コープ留学の評判や感想ってどうなんだろう?」と気になりますよね。
コープ留学体験談
- コープ留学して良かった?
- なぜその学校を選んだの?
- 学校の授業内容は?
- どうやって仕事探しした?
- どんな仕事をしているの?
カナダでコープ(Co-op)留学をした方に、体験談をお聞きしました。


多数掲載しているので、留学生活がイメージできるはずですよ♪
コープ留学に関するよくある質問
ここまで、コープについてご紹介してきましたが、とはいっても聞きなれない制度、不安もありますよね。
そこで、コープ(Co-op)留学に関するよくある質問にいくつかお答えしていきます。
仕事未経験でもカナダ現地で就職できますか?
結論から言うと、サービス業のお仕事は見つかりやすいですが、オフィス系の仕事は留学生には狭き門です。
カナダの就活で最も重視されるのは「仕事の経験」ですから……。
応募する仕事の経験がない、もしくは経験が乏しいと、現地企業への就職は難しいのが現実です。
ですが、諦めずに試行錯誤してがんばれば仕事は見つかります!
企業から返事がなくても毎日応募し続ける、ボランティアでも何でも経験になりそうなことはどんどん挑戦する姿勢が重要です。
未経験からいわゆる現地企業(オフィス系のお仕事)を見つけた先輩の体験談は参考になるでしょう。
英語力はどの程度まで必要ですか?
コーププログラムによって求められる英語力は違いますが、最低でもIELTS 5.0 以上とするところが多いです。
TOEICじゃダメなの?
そうです。カナダのカレッジでTOEICのスコアは使えません。
その理由は、TOEICに「スピーキングテスト」がないからで、つまりは4技能の総合的な能力が測れないから。
カレッジでは毎週のようにプレゼンの発表があり、グループディスカッションで英語で自分の意見を述べるスキルがないと授業についていけません。
カレッジは英語を学ぶ場所ではなく、英語で専門知識を学ぶ場所です。
「英語で説明を聞けばその語句の意味が理解できる」程度の英語力が必要ですよ。
ちなみに、日本人はスピーキングに自信のない方が多いので、数か月、語学学校で英語力を伸ばしてからコープを始めるパターンがほとんど。
まずはカレッジの入学テスト(無料)を受けてみて、ご自分の英語レベルを把握するのをおすすめです。
カレッジの授業は難しいですか?
「カレッジの授業についていけるか不安です」というお声をよくいただきます。
授業を難しいと感じるかどうかは、下記の要素によるものが大きいです。
- 現在の英語力
- 受講プログラムの専門性
- その分野の知識・経験
- 宿題やテストの量
まず、コーププログラムでは、その分野で働くために必要不可欠な知識を短期間で網羅します。
そのため、授業のスピードは早く、英語力がギリギリの状態でスタートすると、「授業についていくのに必死」という事態になります。
また、専門度が上がるほど、授業を理解するのが大変になります。
全く知識がない分野だと特にですね。
当たり前ですが、「日本語で習ってもよく分からないこと」を、いきなり英語で習得するのは、かなり大変です。
逆に、「英語で日常会話がストレスなくでき」て、かつ「日本で数年その分野で働いた経験がある」方は、簡単に感じることでしょう。
大学生にオススメのコーププログラムは?
大学生の方は、学校を1年休学して留学する場合がほとんどなので、1年以内に完了できるコーププログラムが人気です。
カスタマーサービスやホスピタリティ系のプログラムは、比較的期間が短めに設定されていることが多いですよ。
また、オフィスなどの仕事で経験を積みたい場合は、有給のお仕事にこだわらず、無給のプラクティカムもおすすめです。
大学生の場合、仕事の経験がない、もしくは乏しいため、即戦力として雇ってもらうことは難しいでしょう。
そのうえ、カナダで働ける期間が限られているため、サービス業以外の仕事につくことは簡単ではないのです。
その点、無給(プラクティカム)であれば、企業側にも明らかなメリットがありますよね。
「できるだけ稼ぎたい」のか「社会経験がしたい」のか、目的に合わせて選びましょう。
なお、カナダではボランティアやアルバイトの経験も職歴とみなされます。
日本にいるうちに、多様な経験をしておくとカナダでの就活で役立ちますよ。
社会人にオススメのコーププログラムは?
社会人の方は、これまでされていたお仕事の経験を活かせるプログラムが特におすすめです。
なぜならば知識がある分、授業についていきやすく、日本での実務経験があるのでインターン先も見つけやすいからです。
特に、こんな方は今までの職歴を活かせる分野を選びましょう。
職歴に関連したプログラムを選ぶべきパターン
- カナダへの移住(永住権取得)を視野に入れている
- キャリアを中断させたくない
- 帰国時は前職種にて再就職したい
- コープ留学の難易度を下げたい
もちろん、全く違う分野にチャレンジしてみたい!という方もたくさんいらっしゃいます。
リフレッシュや新しいことを学ぶことが目的であれば、職歴にこだわらず興味がある分野を選ぶのも一つです。
コープ(Co-op)留学ができる国は?
コープ(Co-op)留学は、カナダ独自の制度です。
カレッジ・大学の専門プログラムに、職業インターンシップ期間が含まれ、学生でありながら、カナダで働く経験を積むことができます。
カナダのコープ(Co-op)の仕組みは?
上記でも述べましたが、コープ(Co-op)とは、インターンが含まれた学習プログラム、または、このプログラムの履修に必要なビザのことです。
就学期間と同等以下の期間、インターンとして働くことができ、プログラム全期間の前半が座学期間・後半がインターン期間として構成されていることがほとんどです。
コープ(Co-op)留学で働く時間は?
座学期間中は週20時間、インターン(コープ)期間中は、週40時間まで働くことができます。
言い換えると、学校に通い授業を受けている期間はアルバイトをすることができ、インターン期間になると、フルタイム勤務が可能です。
コープ(Co-op)ビザのメリットは?
コープ(Co-op)には、このようなメリットがあります。
コープ(Co-op)のメリット
コープ(Co-op)ビザのデメリットは?
一方、コープ(Co-op)のデメリットはこちらです。
コープ(Co-op)留学にエージェントは必要?
結論から言うと、コープ(Co-op)留学にはエージェントを利用する場合がほとんどです。
- コープ(Co-op)という制度はカナダ独自の制度である
- 海外で「ビジネス専門の学校に通い、インターンシップをする」こと自体がイメージしずらい
- 日本の「インターン」とカナダの「インターン」は異なる
- 様々な学校・プログラムから選択し、長期プランを立てる必要がある
など、コープ留学に関する情報はまだまだ少なく、想像しにくいところがあります。
エージェントを使わずに、多岐にわたる情報を集めるのは至難の業でしょう。
その点、エージェントの情報量は圧倒的です。
また、学校の割引も受けられる場合があり、学費が高額になりがちなコープ留学では、特に大きな節約効果も期待できます。
コープがあるオススメの学校とコース
「コープ留学」は近年どんどん人気が高まっており、たくさんの学校がコーププログラムを提供しています。
カナダのどの学校がコープをやっていて、どの学校がオススメなんだろ?
多くの学校の中から、特にコーププログラムがオススメの学校をご紹介しますね。
(ここでご紹介する学校はほんの一例です)
Canadian College
まず紹介するのは、バラエティに富んだ専門プログラムを提供している Canadian College(カナディアンカレッジ)です。


Canadian Collegeのプログラムには、複数のコース設定があるため、学生一人ひとりの将来設計やプランに合わせて選択することができます。
例えば、各プログラム内で受講期間やCo-op(就労経験)のある/なしなど。
Canadian Collegeのコーププログラム例
- ビジネスマネジメント
- ホスピタリティマネジメント
- 国際貿易(International Trade)
- IT
- プロジェクトマネジメント
- ソーシャルメディアマーケティング
また、附属のESLスクール(Canadian College of English Language:CCEL)があることもメリットです。
これによって、専門学校の入学基準の英語力を満たさない場合に、わざわざ別の学校を手配せずとも同じ学校・校舎で英語を勉強できるのです。
ウェブサイト上でも日本語で説明されているため、自分が取るコースを事前にしっかり調べることができますよ。
プログラム名 | プログラム期間 | 授業期間 | コープ期間 | 学費(総額) |
---|---|---|---|---|
BUSINESS MANAGEMENT & CO-OP (CERTIFICATE) | 12ヶ月 | 6ヶ月 | 6ヶ月 | 9,800ドル |
HOSPITALITY MANAGEMENT & CO-OP (CERTIFICATE) | 12ヶ月 | 6ヶ月 | 6ヶ月 | 10,500ドル |
TRADE MANAGEMENT & CO-OP (CERTIFICATE) | 12ヶ月 | 6ヶ月 | 6ヶ月 | 10,200ドル |
SOCIAL MEDIA MARKETING & CO-OP(DIPLOMA) | 24ヶ月 | 12ヶ月 | 12ヶ月 | 18,800ドル |
VanWest College
「サボれない学校」として有名な VanWest College(バンウェスト・カレッジ)もおすすめでしょう。
バンクーバーとケロウナに校舎を構える創立1988年の老舗校です。


専任のコープ コーディネーターが常駐していることが VanWest の特徴です。
コーディネーターは学生一人ひとりと何度も面接し、学生の希望を把握してコープ先を紹介します。
VanWest の コーププログラム例
- プロフェッショナルカスタマーサービス
- ビジネスマネジメント
- 商業&マーケティング
また、一般的にコープ先としてオフィスワークを見つけることは難しいのですが、VanWest のコーディネーターは地元の企業と良好な関係を築いているので、マーケティング等オフィスワークの仕事を紹介してもらえる可能性も高いです。
VanWestのおすすめコーププラグラムは次のとおりです。
プログラム名 | プログラム期間 | 授業期間 | コープ期間 | 学費(総額) | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
Business Management | 18ヶ月 | 8ヶ月 | 6ヶ月 | 13,380ドル | セメスター1(4ヶ月)の後、セメスター2(4ヶ月)の後にそれぞれ2ヶ月の休暇があり、その間はフルタイム就労が可能。 |
Hospitality Management | 15ヶ月 | 6ヶ月 | 6ヶ月 | 13,380ドル | セメスター1(3ヶ月)の後に2ヶ月の休暇、セメスター2(3ヶ月)の後に2ヶ月の休暇があり、その間はフルタイム就労が可能。 |
Professional Customer Service | 9ヶ月 | 4ヶ月 | 4ヶ月 | 8,550ドル | 4ヶ月の授業期間後に1ヶ月の休暇があり、その間はフルタイム就労が可能。 |
Supply Chain Management | 18ヶ月 | 8ヶ月 | 6ヶ月 | 13,380ドル | セメスター1(4ヶ月)の後にヶ月の休暇、セメスター2(4ヶ月)の後に2ヶ月の休暇があり、その間はフルタイム就労が可能。 |
Cornerstone College
語学学校を併設していて、英語と専門スキルを学べる Cornerstone College(コーナーストーン・カレッジ、CICCC)です。
1980年に創設された歴史ある専門学校になります。


カレッジのプログラムを受講すると、受講期間に応じて語学学校の授業が1~3か月無料で受けられるプロモーションが頻繁に行われていますよ。
こちらは Cornerstone College のコーププログラムの例です。
CICCC の コーププログラム例
- ホスピタリティマネジメント
- ビジネスマネジメント
- ウェブ&モバイルアプリ ディベロップメント
学生の平均年齢は高めで、一度社会に出た後、目的をもってもう一度学校に通うという学生が多いです。
こちらは Cornerstone College で受けられる授業の例になります。
CICCC の授業例
- HTML
- Java
- Objective C
- Photoshop
- Illustrator
- HTML
- iOS / Android
授業で作成する課題はそのままポートフォリオ(就職等の際に見せる自分の作品集)として使うことができ、コープ 先を見つけたり、卒業後の就職の時に活用できます。
Cornerstone College のおすすめコーププラグラムは次のとおりです。
プログラム名 | プログラム期間 | 授業期間 | コープ期間 | 学費(総額) |
---|---|---|---|---|
International Business Management | 12ヶ月 | 6ヶ月 | 6ヶ月 | 10,195ドル |
Hospitality Management | 12ヶ月 | 6ヶ月 | 6ヶ月 | 9,995ドル |
Digital Marketing | 12ヶ月 | 6ヶ月 | 6ヶ月 | 10,195ドル |
Web and Mobile Development | 24ヶ月 | 12ヶ月 | 12ヶ月 | 17,445ドル |
Tamwood
そして、バンクーバーの中でも小規模、かつ多国籍な専門学校 Tamwood(タムウッド)です。


ほとんどのコースに コープ などの就労体験コースが含められていて、就労先の種類が豊富なことで知られています。
こちらは Tamwood のおすすめコーププログラムです。
プログラム名 | プログラム期間 | 授業期間 | コープ期間 | 学費(総額) |
---|---|---|---|---|
International Business & Management | 12ヶ月 | 6ヶ月 | 6ヶ月 | 11,970ドル |
Hospitality & Tourism | 12ヶ月 | 6ヶ月 | 6ヶ月 | 10,215ドル |
Digital Marketing | 12ヶ月 | 6ヶ月 | 6ヶ月 | 11,970ドル |
Web Development UX UI Design | 12ヶ月 | 6ヶ月 | 6ヶ月 | 13,253ドル |
Global Start-up School | 12ヶ月 | 6ヶ月 | 6ヶ月 | 13,700ドル |
SELC
仕事と学業が両立しやすい専門学校 SELC(セルク)です。


お仕事探しのサポートも充実しています。
こちらは SELC のおすすめコーププログラムです。
プログラム名 | プログラム期間 | 授業期間 | コープ期間 | 学費(総額) |
---|---|---|---|---|
Hospitality Management | 12・24ヶ月 | 6・12ヶ月 | 6・12ヶ月 | 9,080ドル~ |
Business Foundations | 12・24ヶ月 | 6・12ヶ月 | 6・12ヶ月 | 8,490ドル~ |
Digital Marketing | 12・24ヶ月 | 6・12ヶ月 | 6・12ヶ月 | 9,900ドル~ |
Sprott Shaw College
州内に16ものキャンパスを持ち、100以上のコースがある Sprott Shaw College(スプロットショー・カレッジ、SSC)です。


1903年に設立された、ブリティッシュコロンビア州でもっとも古く、歴史のある私立学校ですよ。
SSC の コーププログラム例
- ツーリズム/ホスピタリティ・マネージメント
- グローバル・マーケティング・マネージメント
- ビジネス・コミュニケーション・マネージメント・ホスピタリティ
こちらは Sprott Shaw College のおすすめコーププログラムです。
プログラム名 | プログラム期間 | 授業期間 | コープ期間 | 学費(総額) |
---|---|---|---|---|
Business Administration Principles Program | 11.5ヶ月 (46週間) | 8.25ヶ月 (33週間) | 3.25ヶ月 (13週間) | 16,391.41ドル |
Hospitality Management | 22.75ヶ月 (91週間) | 12.75ヶ月 (51週間) | 10ヶ月 (40週間) | 23,081.93ドル |
Greystone College
バンクーバーにある語学学校ILSC の姉妹校 Greystone College(グレイストーン・カレッジ)です。


ビジネス、ホスピタリティ、英語教授法(TESOL)のコースがあり、クラスは少人数制で、即戦力を培うコーププログラムも充実しています。
Greystone College の コーププログラム例
- インターナショナル・ビジネス・マネージメント
- ビジネス・アドミニストレーション
- ツーリズム&ホスピタリティ・マネージメント
- カスタマー・サービス
こちらは Greystone College のおすすめコーププログラムです。
プログラム名 | プログラム期間 | 授業期間 | コープ期間 | 学費(総額) |
---|---|---|---|---|
International Bussiness Management | 12ヶ月 (48週間) | 6ヶ月 | 6ヶ月 | 11,585ドル |
Hospitality Management | 24ヶ月 (96週間) | 12ヶ月 (48週間) | 12ヶ月 (48週間) | 21,215ドル |
Arbutus College
ビジネス、ホスピタリティ、翻訳・通訳から国際貿易まで、幅広いプログラムが提供されている Arbutus College(アビュータス・カレッジ)。
バンクーバーのダウンタウンに2002年に設立された専門学校です。
Arbutus College の コーププログラム例
- ビジネス翻訳・通訳プログラム
- ホスピタリティ・マネージメント
- ビジネス・マネージメント
- インターナショナル・トレード
こちらは Arbutus College のおすすめコーププログラムです。
プログラム名 | プログラム期間 | 授業期間 | コープ期間 | 学費(総額) |
---|---|---|---|---|
Business Management | 12ヶ月 (48週間) | 6ヶ月 | 6ヶ月 | 12,155ドル |
Hospitality Management | 12ヶ月 (48週間) | 6ヶ月 | 6ヶ月 | 12,455ドル |
Marketing | 8ヶ月 (32週間) | 6ヶ月 | 2ヶ月 | 10,210ドル |
International House Vancouver Career College
英語教師資格J-SHINEコースやTESOLをはじめ、ビジネスやホスピタリティコースなど幅広いプログラムがある専門学校 International House Vancouver Career College(インターナショナルハウスキャリアカレッジ)です。


ビジネス&クライアントリレーションズプログラム(旧カスタマーサービスコース)では、学習項目の数によって就学期間とコープ期間の選択が可能です。
ビジネス&クライアントリレーションズで選べる期間
- 12週(3科目)+12週就労体験(Co-op)
- 16週(4科目)+16週就労体験(Co-op)
- 20週(5科目)+20週就労体験(Co-op)
- 24週(6科目)+24週就労体験(Co-op)
International House Vancouver Career College の コーププログラム例
- ビジネス&クライアントリレーションズプログラム
- ホスピタリティ&ホテルマネージメント
- ビジネスエッセンシャル
こちらは International House Vancouver Career College のおすすめコーププログラムです。
プログラム名 | プログラム期間 | 授業期間 | コープ期間 | 学費(総額) |
---|---|---|---|---|
Business Essentials | 6ヶ月 (24週間) | 3ヶ月 | 3ヶ月 | 6,535ドル |
Hospitality & Hotel Management | 13ヶ月(52週間) | 6.5ヶ月 | 6.5ヶ月 | 10,255ドル |
他にもさまざまな分野で コープ 就労体験ができるプログラムがありますので、詳しくはカナダ留学コンパスにご相談ください。
カナダのコープ(Co-op)まとめ
前述したように、カナダのコープには次のようなメリットがありました。
コープ(Co-op)のメリット
- お金を稼ぎながら学べる
- 語学以外のスキルが身につけられる
- カナダでの就職につながる
- 【大学生】 日本での就職で有利になる
- 【社会人】キャリアチェンジにつながる
学校で学ぶ経験だけでなく、学んだことをカナダの実社会で活かし、その期間の収入も得たいという場合は、ぜひコープにチャレンジしてみてください!
カナダ留学コンパスではあなたに合ったコープ(Co-op)留学をご提案します。
コープといっても、さまざまな学校が多様なプログラムを提供しているので、ぜひこちらからご相談ください!
免責
ビザ申請、永住権申請の手続きや規定、ルールはカナダ移民局が予告なく頻繁に変更しています。
そのため、こちらのサイトに記載してある情報を元に何らかの判断を行う際には、弊社にご相談いただくか、カナダ移民局のウェブサイト等をきちんとご確認ください。
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弊社サイトをご覧になってご自身でお手続きをすすめたり、他社に相談したりして生じたいかなる問題に関して、弊社では一切責任を負いません。




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