【35歳までOK】カナダのセカンドワーホリ(ROワーホリ)完全ガイド

監修者 監修者
末永 真一

カナダ留学コンサルタント、RCA 海外留学アドバイザー No.162002
カナダ在住20年以上のカナダ留学専門家。カナダ留学情報を発信するTwitterアカウントはカナダ以外も含む留学ジャンルでフォロワー数1位(1万人以上)、月間最大インプレッションは400万を超える。現在までサポートしてきた生徒数は1万人以上。

監修者

カナダにワーホリに行きたくても、31歳以上の人は申請ができません。一生に一度しかとれないですし、制限が多いのがワーホリ。

そんな「ワーホリが取得できない状況」の方にオススメなのがカナダのセカンドワーホリ(ROワーホリ、ROワーキングホリデー、ROビザ)です。


このビザは
・35歳まで申請OK(36歳でも利用可能)
・すでにワーホリ済みでも申請OK(最大2回まで)


という特徴があります。

本記事では、その制度についてどこよりも詳しく紹介します。

なお、ROワーホリは毎年すぐに枠が埋まってしまうため、もし現時点で2024年もしくは2025年のカナダのセカンドワーホリをご希望の場合はお早めにご連絡ください。

カナダセカンドワーホリ(ROワーホリ)へのお問合せ

最新ニュース

※2024年7月22日更新※

2024年度のカナダセカンドワーキングホリデービザ(ROワーホリ)通常枠は定員に達して一旦締め切っていましたが、追加枠が出ていました。

今年は Languages Canada RO という団体が新しくROの認可を受け販売を開始、こちらも各学校につき、わずか数十枠しかないという希少性の高いビザとなります。販売開始からわずかな期間で応募を締め切る学校も出てきております。
2024/7/22時点で8校中2校は既に締め切っており、残りの枠数もわずかです。

オンラインの無料個別カウンセリングにて詳しくご案内いたします。 カウンセリング予約はこちらの専用フォームから お問い合わせください。

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2024年度ROワーホリ追加枠専用お問い合わせフォーム

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Languages Canada ROについて詳しくはこちら

カナダのセカンドワーホリ(ROワーキングホリデー)ビザとは?

カナダのセカンドワーホリビザとは、カナダのワーキングホリデー(IEC:International Experience Canada)プログラムの一種です。

Recognized Organization(カナダ政府から認可を受けた指定機関)を通して申し込むことで参加できる特別なプログラムで、ROワーホリとも呼ばれています。

一度もカナダのワーキングホリデーを使っていなくても応募できるので、正確には「セカンド」ではないのですが、日本人になじみがある「セカンドワーホリ」という名称が定着しています。

一定の条件のもと「ワーホリを延長」できるオーストラリアのセカンドワーホリとは違い、「(同カテゴリーの)違うビザに切り替える」イメージですね。

なお、類似のビザとしてRO Young professionalsヤングプロフェッショナル)というものもあります。こちらは最大2年間のビザが下りますが、通常のワーホリやセカンドワーホリと異なり、雇用主が決まっていなければ申請できないという条件があります。

セカンドワーホリの特徴とワーホリとの違い

先ほど、「セカンドワーホリ(ROワーホリ)はワーキングホリデーの一種」と述べましたが、通常のワーホリと一体どう違うのでしょうか?

特徴を比較表にまとめました。

セカンドワーホリ通常のワーホリ
年齢18歳~35歳18歳~30歳
参加枠ごくわずか年間6,500人
条件ワーホリ経験済みでも2回まで申請可能一生に一度
募集・抽選時期例年1月頃例年1月~10月頃
仕事の種類自由に選択可能
※ヤングプロフェッショナルを除く
自由に選択可能
永住権に活用
期間中の職歴は永住権申請にカウントされる

期間中の職歴は永住権申請にカウントされる

セカンドワーホリ最大の特徴は、ワーホリ経験済みでも再び申請ができることです!

さらに、プログラムによりますが、通常18歳~35歳まで申請可能です(一般的なワーホリの年齢制限は18歳~30歳まで)。

また、通常のワーホリ同様に滞在期間中は自由に仕事が選べますし、この期間の職歴は将来永住権申請時にもカウントすることができます。

ただし、一般的なワーホリと違い参加できる人数がかなり限られているのが特徴です。

また、ほぼ通年募集しているワーホリと違い、応募できるタイミングも非常に限られています。詳しくはセカンドワーホリ過去の取得実績をご覧ください。

セカンドワーホリへの申し込み条件

ROワーホリへの応募には、下記の条件を満たす必要があります。

  • パスポートの有効期限がワーキングホリデーの滞在期間をカバーしている
  • 年齢が18歳以上、35歳以下
  • 最低2,500カナダドル相当の資金を有している
  • 過去に犯罪歴や、カナダでの違法滞在がない
  • 滞在する期間をカバーする医療保険※ に加入する
  • カナダに入国できる権利・資格がある
  • 往復航空券を事前に購入するか、帰国の航空券を購入できる資金を持っている
  • 扶養家族が同行しないこと
  • プログラム参加費の支払いができること
  • ※以前に別の国で長期滞在などされたことのある方は、健康診断や犯罪証明証の提出が求められる場合もあります
  • インタビューを通過できる中級レベル以上の英語力
    ※過去(コロナ渦)にインタビューが実施された例があるようですが、弊社経由でご応募された方で、インタビューが求められた例はございません。あくまで参考情報です。

※厳密にはROには複数のプログラムがあり、条件が異なる場合があります。上記は、カナダ留学コンパスでお取り扱いしているプログラムの条件です

ジョブオファーは不要

2021年度は申請にジョブオファーが必要でしたが、2022年度以降の申請には不要になりました。

ワーホリ未経験者特別枠について

2023年度は、通常枠に加え、「カナダのワーキングホリデー未経験者特別枠」への応募ができました。

カナダのワーキングホリデーに一度も参加したことがない」「30歳~35歳」の方が応募できましたが、2024年度以降はその枠が無くなりました。

セカンドワーホリに申し込む方法

セカンドワーホリに申し込む方法には以下の3つの手順があります。

それぞれにメリットとデメリットがあるので詳しく紹介します。

留学エージェントから申し込む

セカンドワーホリを申請する1つ目の方法は、セカンドワーホリの「枠」を確保している留学エージェント経由で申し込むことです。

カナダ留学コンパスをはじめ、留学エージェントとして一定評価のある団体はRO認定団体からROの申請枠が割り当てられます

2023年時点で、日系の留学エージェントで枠をもっている団体は弊社ことカナダ留学コンパスをはじめ3団体のみです。

なお、この中でもカナダ留学コンパスが日系団体の中で一番多い枠数を確保しています。具体的な枠数は以下のとおり。

年度弊社の確保枠数
2024年度実績45名(取得率100%)
2023年度実績43名(取得率100%)
2022年度実績12名(取得率100%)

この枠数の割り当ては今までの留学エージェントしての評価と送客実績等で毎年決定されます。

留学エージェントへの具体的な申し込み方法についてはこちらの記事をご覧ください。

留学エージェントに申請する場合のメリット

留学エージェントを経由でセカンドワーホリに応募するメリットは以下のとおりです。

  • エージェントはRO認定団体から応募枠を保証されており、選ばれればほぼ確実にビザが取れる
  • 申請の手順を日本語で教えてもらえるため、確実に正しく申請できる
  • 過去にROワーホリビザ取得を支援した確かな実績とノウハウがある

この中でも特筆すべきは、留学エージェントが事前に「申請枠」を確保していること。

つまり、選考で選ばれれば、ほぼ確実にセカンドワーホリビザを取得できます。

留学エージェントに申請する場合のデメリット

それに対して、留学エージェントをとおしてセカンドワーホリに申請するデメリットは手数料が高め($4,000〜$6,500)である点です。

料金が高く感じるのは、RO認定団体ごとにRO申請費用に差があるからです。カナダ留学コンパスの代行するROワーホリビザは最安値のRO団体に比べると原価が2倍以上高いため、販売値も高くなります。

また、他団体の場合は枠の提供のみで料金を設定しておりますが、弊社の場合は、下記のサービスを提供しております。

  • ROの申請書類のチェック、添削
  • ROワーホリビザの代理申請
  • その他現在のビザ、ROワーホリビザに関するご相談についての回答

弊社の場合は、一人の希望者につきおおよそ10-20往復ほどのメールのやり取りをして申請書類を完璧に整えてから申請しておりますが、これらの手間暇は通常のLMIA申請と同じ程度の時間がかかり、それに対してサービス料をチャージしております。

Languages Canada(語学学校協会)のROに申し込む

セカンドワーホリを申請する2つ目の方法は、Languages Canada のROに留学エージェントを通して申し込む方法です。2024年5月より、Languages Canada ROの販売が開始しましたが、申し込む場合にはカナダ留学コンパスをはじめ、取り扱いのある留学エージェントに連絡する方法が一般的です。

Languages Canada ROとは?

Languages Canada(ランゲージ・カナダ)とは、カナダの語学学校の品質の保証と推進を目的とした語学学校協会です。全国200校以上の民間、公立の語学学校を代表します。

今回、このLanguages Canadaが語学学校とROワーホリのパッケージプランをスタートしました。

パッケージプランへの申込方法や、プラン利用のメリット・デメリットなどは、次の記事で解説しているのでご覧ください!

Languages Canada RO 対象の語学学校

Languages Canada RO では8つの語学学校が対象となっています。

  1. Global Village(ビクトリア、カルガリー)
  2. International House(バンクーバー)
  3. ILSC Education Group(バンクーバー、トロント、モントリオール)
  4. Oxford International Education Group(バンクーバー、トロント、ハリファックス)
  5. VGC International College(バンクーバー)
  6. Upper Madison College(トロント、モントリオール)
  7. Centre of English Studies(バンクーバー、トロント)
  8. ATPAL Languages(モントリオール)

カナダ政府が認定したRO認定団体へ直接申し込む

セカンドワーホリを申請する最後の方法は、カナダ政府が認定したRO認定団体へ自分で直接申し込むことです。

直接申し込む方法は、こちらの記事で解説しています。

※カナダのセカンドワーホリを自分で申し込むことは出来ますが、RO認定団体は「留学エージェントではないこと」を覚えておいてください。申請のサポートは一切してくれません。

メリットとデメリットは次のとおりです。

RO認定団体に直接申し込む場合のメリット

RO認定団体に直接申し込む場合の最大のメリットは、費用がおさえられることです。

自分で直接連絡すれば、留学エージェントの仲介料がかからない上、カナダセカンドワーホリ申請に関わる、すべての手続きを自分でするのでビザ申請代行費などもかかりません。

そのため、$1,600〜$4,000程度の料金で、申請できます。

先に説明した日系のカナダ現地留学エージェントを介してROに申請すると、手数料の相場が$5,000〜$6,500なので、だいぶ安くなります。

RO認定団体に直接申し込む場合のデメリット

RO団体に直接連絡する方法(個人応募)のデメリットは次の4つです。

  • そもそも応募枠があるかどうかが不明確
  • 申請のサポートはしてくれない
  • 情報開示や告知がほぼないため、申請方法や募集開始時期も自分で調べなければならない
  • 情報収集や手続きなどはすべて英語

一番大きなデメリットが、枠がどれくらい確保されているかわからない点です。そのため、連絡したときにはすでに枠がない可能性もあります。

通常のワーホリと異なり、最大でも枠が数十名ほどしかないため、応募者が殺到するとそもそも申請できないのです。

さらに、カナダの公立大学へ自分で入学手続きをするのと同じレベルの英語力と忍耐力が必要となります。

聞きたいことに対しての回答は返ってこない、申請状況への問い合わせに対しての返事も遅い、もしくはないことも多いようです。

これらを認識した上で、それでもお得に手続きしたい人は、RO認定団体に直接連絡してみてください。

運よくROワーホリビザを自力でゲットした方もこのように言っています。

この方の場合はたまたまスムーズに行きましたが、翌年以降どうなるかの保証はまったくありません。

2024年についてはROワーホリアンケートをX上でしてみましたが、その結果は下記の通りです。

  • 留学エージェント経由 34名(9%)→取得26名(8.9%):取得率76%
  • SWAP経由 31名(8.2%)→取得7名(2.4%):取得率22% 

なお、こちらのアンケートは2024年2月5日現在のもので、弊社を含めすべての団体のRO申請処理は終わっておりませんが、統計上は最終結果もほぼ同じ割合になると思います。

RO団体経由の申請は、申請者に比べて合格者が少ないように見えるので、だめもとでチャレンジ、という方には良いかもしれません。

「セカンドワーホリを取得できないかもしれない」というリスクがあるという前提で、ビザを取得する手段の1つとして覚えておいてください。

3つの方法のメリット・デメリットまとめ

3つの方法のメリット・デメリットをまとめると次のようになります。

カナダ留学コンパス経由Language Canada RO個人応募
応募枠の確保
(利用するエージェントによる)
×
実績
(利用するエージェントによる)
×
情報量
(利用するエージェントによる)
ビザ代行申請
(利用するエージェントによる)
×
言語日本語日本語または英語のみ英語
費用高い中ぐらい安い
こんな人におすすめ確実にビザを取りたい人今すぐに準備を始めたい人リスクをとっても費用を抑えたい人
3つの方法のメリット・デメリットまとめ


金額だけで比較すると、間違いなく自分で直接調べて申請するのが安いでしょう。

そのため「とりあえず自分でやってみて、ダメだったら留学エージェントにお願いしよう」と思うかもしれません。

でも、そんなことをやっている間に枠が埋まってしまいます

なぜならセカンドワーホリの枠自体がとても少なく、毎年申請開始前の事前受付の段階で枠が埋まってしまうからです。

わかりやすいように、「カナダ留学コンパス」と「個人応募」の場合の「受付〜枠が埋まるまでの時系列」の比較表を用意しました。

応募方法事前受付抽選開始枠が埋まる時期(目安)
カナダ留学コンパスへ前年の夏頃1月2月までにすべての枠が埋まる
個人応募(ROに直接連絡)前年の12月頃1月3月末頃

枠が埋まる時期がカナダ留学コンパスのほうが早いのです。つまり、最初に個人応募をして「抽選〜枠がもらえるか結果を待っている間」に、コンパス側の枠が埋まる可能性が高いということ。

ROは枠が非常に少ない上に、年1回しか申請できないので、ぜひお早めにご相談ください。

カナダセカンドワーホリ(ROワーホリ)へのお問合せ

弊社を経由してセカンドワーホリへ応募する方法

ここでは、カナダ留学コンパスをとおしてセカンドワーホリへ応募する場合の手順を説明します。

セカンド(RO)ワーホリへの応募をご希望の場合、まずはお問い合わせください。

お手続きの大まかな流れは以下の通りです。

大まかな流れ

  1. ROワーホリに関するお問い合わせ~書類選考
  2. 仮合格のお知らせ:デポジットのお支払い
  3. お申し込みの確定:申請費のお支払い
  4. 弊社にて移民局への申請開始
  5. ビザ承認

申請手順の詳細、必要書類、申請費用などの詳細は、こちらの記事で解説しているのでご覧ください。

例年のことですが、多数の応募が予想されます。

提出書類を確認し、申請書類に漏れの無い、少ない方より優先的にお手続きを行います。つまり、お申込みは先着順ではないのでしっかりとご確認のうえご応募くださいますようお願いいたします。

セカンドワーキングホリデーよくある質問

セカンド(RO)ワーキングホリデーに関して、よくある質問にQ&A形式でお答えします!

ROとは何ですか?

簡単に言うとセカンドワーホリです。 
ワーホリをもう一度したい人や、既に31歳以上でワーホリをしたい人に有効なワーホリビザです。

有効期限はありますか?

ROの許可証を取得してから1年間有効です。

ビザ承認から1年以内にカナダへと渡航なさってください。

抽選はいつ行われますか?

ROワーホリの抽選は、例年1月頃に行われます。

なお募集をかける時期(応募の受付開始時期)は、どの方法で応募するかによって異なります。

申請費用はいくらですか?

申請費用は、申請方法によって異なります。

RO認定団体に自分で申請する場合は、おおよそ$1,600〜$4,000、日系のカナダ現地留学エージェントを利用して申請する場合は$5,000〜$6,500くらいが相場です。

自分でROに申請するにはどうすればいいですか?

まずはカナダのRO認定団体に直接連絡をとる必要があります。カナダの団体のため、連絡には英語を使用します。

詳しい手順はこちらの記事を参照してください。

申請中に旅行や帰国をしてもいいですか?

ビザの申請中は国境を越えての移動はしないでください。

移民局へは最新の状態を虚偽なく報告する義務があります。移民局に提出した情報と実際のステータスが異なると、虚偽申告とみなされビザが却下される恐れがあります。

なお、お申し込み後、申請事項に変更が生じる場合は、追加書類が必要になったり、追加費用が発生することもあります。

お申し込みから申請結果(ビザの承認など)が出るまで、現滞在国から国外に出ることはお控えください(短期の旅行含む)。

今のビザをROに切り替えられますか?

はい、できます。

現在カナダに滞在できるビザをお持ちで滞在中の場合、ROの許可証を持ちアメリカとの国境などに出向いて任意のタイミングでビザの切り替えができます。

ROワーホリの申し込みが不安なんですが?

ここ数年で始まったシステムの為、まだ留学業界全体での認知は低いと思います。カナダ留学コンパスでは3年前から取り扱いを開始、具体的に取得者の数を一般公開しています。

また、下記のように、カナダ現地留学エージェントの中からも最近情報を発信し始めているところもあります。

・ビザJPカナダ:ROビザ(セカンドワーホリ/ヤングプロフェッショナル)

・エンジョイカナダ:セカンドワーホリとは?

英語力は必要ですか?

原則不要です。

医療保険の加入が必要ですか?

注意していただきたいのが、「健康保険」の項目です。

条件の1つに、「滞在期間をカバーする期間の医療・健康保険の加入」があります。

厳密にいうと、国境にてワーホリビザを有効化(原本化)する際に、ビザが発行される日から1年間の健康保険に加入していなければなりません(カナダ政府ホームページ(ワーホリ条件)より)。

なお、保険は以下をカバーする必要があり、保険加入前に、どのような医療保険が含まれているか、保険会社に問い合わせいただくことをおすすめいたします。

  • 医療費
  • 入院費
  • 送還費(重篤なけが・病気・または死亡などによる母国への搬送費)

ここで注意が必要なのが「送還費」です。

【注意】MSPなどの公的保険では不十分

MSPをはじめとするカナダの公的保険では、送還費の保証がされません。また、公的保険の延長手続きは、カナダ入国後にビザ原本を受け取ってからしかできません。したがって、公的保険ではなく、民間保険に加入する必要があります。

なお、カナダ政府のサイトには、このように明記されています(2022年10月5日時点、太字は弊社による)。

When you arrive at the port of entry, you must have health insurance valid for your entire stay in Canada. Having a valid provincial health card is not enough. Repatriation is not covered by provincial health insurance. If your insurance policy is valid for less than your expected stay, you will be issued a work permit that expires at the same time as your insurance. If this happens, you will not be able to apply to change the conditions of your work permit at a later date.

Prepare for arrival – International Experience Canada

十分な補償がない場合、カナダへの入国を拒否される、あるいは、ビザの有効化ができないことがありますので、ご注意ください。

また、保険の期間が短かったためにビザの期限が短く出てしまった場合、後からビザの期限を延長することはできません

BIISの「ワーホリ・ビジター保険プラン」は、補償が手厚く、保険料もお手頃でおすすめです。

ビザの承認レターが届いて渡航日(切り替え日)が決まったら、滞在期間をカバーする保険に入りましょう。
(ビザ申請時には必ずしも保険に加入している必要はありません)

仕事はどうやって見つけるの?

カナダセカンドワーホリ(ROワーホリ)の仕事は、ネットやレジュメ配りなどをして見つけます。ワーホリや他の留学方法と同じですね。

ただし、ヤングプロフェッショナルは、応募時点で雇用先が決まっている必要がありますので、すでにワーホリなどで働いている仕事先からオファーをもらい、延長する方法として主に使われています。

ネットで仕事先を探している場合は、Jpcanada 掲示板の「ここでは働くな」も参考になるかもしれません。ただし、逆恨みや煽りも含まれますので、あくまで参考程度にとどめましょう。

カナダセカンドワーホリ申請の過去の統計

2024年度申請概要
応募開始2023/7/10
通常枠定員30名
本申請開始日2024/1/12
ビザ取得第一号受理日2024/1/12
追加枠定員15名
追加枠応募開始日2024/3/1
最短ビザ取得日数1日
最長ビザ取得日数36日
応募者総数296名
ROビザ取得者45名 2024/5/9現在
ビザ取得率100%
2023年度申請概要
通常枠応募開始2022/10/6
通常枠定員33名
本申請開始日2023/1/17
ビザ取得第一号受理日2023/1/20
追加枠定員10名
追加枠応募開始日2023/8/31
ビザ取得第一号受理日2023/9/6
最短ビザ取得日数2日
最長ビザ取得日数82日*
応募者総数215名
ROビザ取得者43名
ビザ取得率100%
*予測される遅延の理由:婚姻による氏名変更による混乱、システムトラブルなど
2022年度申請概要
申請依頼者76名
1次選考通過者31名
2次選考通過者12名
ROビザ取得者12名
ビザ取得率100%
第一回応募開始2022/1/30、定員:10名
申請第一号受理日2022/1/31
受付終了日(定員に達したため)2022/2/10
最短ビザ取得日数7日
最長ビザ取得日数109日
(海外渡航歴20回以上、無犯罪証明書等追加請求のため)
第二回応募開始2022/3/29、定員:2名
受付終了日(定員に達したため)2022/4/12
最短ビザ取得日数26日
最長ビザ取得日数62日
(バイオメトリクス取得手続きのため)
ビザ取得日数は、移民局にビザ申請をしてからビザが承認されるまでに要した日数です。弊社での審査期間は含まれません。

まとめ

31歳以上やワーホリを使ってしまった方でも応募できるROワーキングホリデービザ(カナダセカンドワーホリ)。

応募枠がかなり限られていますので、お早めにお問い合わせください

執筆者 執筆者
末永 真一

カナダ留学コンサルタント、RCA 海外留学アドバイザー No.162002
カナダ在住20年以上のカナダ留学専門家。カナダ留学情報を発信するTwitterアカウントはカナダ以外も含む留学ジャンルでフォロワー数1位(1万人以上)、月間最大インプレッションは400万を超える。現在までサポートしてきた生徒数は1万人以上。

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