【2025年度】カナダのセカンドワーホリ(ROワーキングホリデー)ビザについて

監修者 監修者
末永 真一

カナダ留学コンサルタント、RCA 海外留学アドバイザー No.162002
カナダ在住20年以上のカナダ留学専門家。カナダ留学情報を発信するTwitterアカウントはカナダ以外も含む留学ジャンルでフォロワー数1位(1万人以上)、月間最大インプレッションは400万を超える。現在までサポートしてきた生徒数は1万人以上。

監修者

カナダにワーホリに行きたくても、31歳以上の人は申請すらできません。一生に一度しかとれないですし、制限が多いのがワーホリ。

そんな「ワーホリが取得できない状況」の方にオススメなのがROワーキングホリデービザ(通称セカンドワーホリ)です。

本記事では、その制度についてどこよりも詳しく紹介します。

すぐに枠が埋まってしまうため、もし現時点で来年のセカンドワーホリをご希望の場合はお早めにご連絡ください。

2025年度セカンドワーホリ(ROワーホリ)へのお問合せ

ご注意ください

※2024年度のセカンドワーキングホリデービザの通常枠(限定30名)・特別枠は定員に達したため、受付を終了いたしました。

2024年度のセカンドワーキングホリデービザはヤングプロフェッショナルの枠のみ、若干名のみ応募を受け付けています。 

カナダのセカンドワーホリ(ROワーキングホリデー)ビザとは?

カナダのセカンドワーホリビザとは、カナダのワーキングホリデー(IEC:International Experience Canada)プログラムの一種です。

Recognized Organization(カナダ政府から認可を受けた指定機関)を通して申し込むことで参加できる特別なプログラムで、ROワーホリとも呼ばれています。

一度もカナダのワーキングホリデーを使っていなくても応募できるので、正確には「セカンド」ではないのですが、日本人になじみがある「セカンドワーホリ」という名称が定着しています。

一定の条件のもと「ワーホリを延長」できるオーストラリアのセカンドワーホリとは違い、「(同カテゴリーの)違うビザに切り替える」イメージですね。

なお、類似のビザとしてRO Young professionalsングプロフェッショナル)というものもあります。こちらは最大2年間のビザが下りますが、雇用主が決まっていなければ申請できないという条件があります。

セカンドワーホリの特徴とワーホリとの違い

先ほど、「セカンドワーホリ(ROワーホリ)はワーキングホリデーの一種」と述べましたが、通常のワーホリと一体どう違うのでしょうか?

特徴を比較表にまとめました。

セカンドワーホリ通常のワーホリ
年齢18歳~35歳18歳~30歳
参加枠ごくわずか年間6,500人
条件ワーホリ経験済みでも参加可能一生に一度
仕事の種類自由に選択可能自由に選択可能
永住権に活用
期間中の職歴は永住権申請にカウントされる

期間中の職歴は永住権申請にカウントされる

セカンドワーホリ最大の特徴は、ワーホリ経験済みでも再び申請ができることです!

さらに、18歳~35歳まで申請可能です(プログラムによる、一般的なワーホリは18歳~30歳まで)。

くわえて、通常のワーホリ同様、滞在期間中は自由に仕事が選べますし、この期間の職歴は将来永住権申請時にもカウントすることができます。

ただし、一般的なワーホリと違い参加できる人数がかなり限られているのが特徴です。

セカンドワーホリへの申し込み条件

ROワーホリへの応募には、下記の条件を満たす必要があります。

  • パスポートの有効期限がワーキングホリデーの滞在期間をカバーしている
  • 年齢が18歳以上、35歳以下
  • 最低2,500カナダドル相当の資金を有している
  • 過去に犯罪歴や、カナダでの違法滞在がない
  • 滞在する期間をカバーする医療保険※ に加入する
  • カナダに入国できる権利・資格がある
  • 往復航空券を事前に購入するか、帰国の航空券を購入できる資金を持っている
  • 扶養家族が同行しないこと
  • プログラム参加費の支払いができること
  • ※以前に別の国で長期滞在などされたことのある方は、健康診断や犯罪証明証の提出が求められる場合もあります
  • インタビューを通過できる中級レベル以上の英語力
    ※過去(コロナ渦)にインタビューが実施された例があるようですが、弊社経由でご応募された方で、インタビューが求められた例はございません。あくまで参考情報です。

※厳密にはROには複数のプログラムがあり、条件が異なる場合があります。上記は、カナダ留学コンパスでお取り扱いしているプログラムの条件です

ジョブオファーは不要

2021年度は申請にジョブオファーが必要でしたが、2022年度以降の申請には不要になりました。

ワーホリ未経験者特別枠について

2023年度は、通常枠に加え、「カナダのワーキングホリデー未経験者特別枠」への応募ができました。

カナダのワーキングホリデーに一度も参加したことがない」「30歳~35歳」の方が応募できましたが、2024年度以降はその枠が無くなりました。

セカンドワーホリに申し込む方法

セカンドワーホリに申し込む方法には以下の2つの手順があります。

それぞれにメリットとデメリットがあるので詳しく紹介します。

セカンドワーホリの「枠」を確保している留学エージェントに申し込む

セカンドワーホリを申請する1つ目の方法は、セカンドワーホリの「枠」を確保している留学エージェント経由で申し込むことです。

カナダ留学コンパスをはじめ、留学エージェントとして一定評価のある団体はRO認定団体からROの申請枠が割り当てられます

2023年時点で、日系の留学エージェントで枠をもっている団体は弊社ことカナダ留学コンパスをはじめ3団体のみです。

なお、この中でもカナダ留学コンパスが日系団体の中で一番多い枠数を確保しています。具体的な枠数は以下のとおり。

年度弊社の確保枠数
2024年度実績45名(取得率100%)
2023年度実績43名(取得率100%)
2022年度実績12名(取得率100%)

この枠数の割り当ては今までの留学エージェントしての評価と送客実績等で毎年決定されます。

留学エージェントに申請する場合のメリット

留学エージェントを経由でセカンドワーホリに応募するメリットは以下のとおりです。

  • エージェントはRO認定団体から応募枠を保証されており、選ばれればほぼ確実にビザが取れる
  • 申請の手順を日本語で教えてもらえるため、確実に正しく申請できる
  • 過去にROワーホリビザ取得を支援した確かな実績とノウハウがある

この中でも特筆すべきは、留学エージェントが事前に「申請枠」を確保していること。

つまり、選考で選ばれれば、ほぼ確実にセカンドワーホリビザを取得できます。

留学エージェントに申請する場合のデメリット

それに対して、留学エージェントをとおしてセカンドワーホリに申請するデメリットは手数料が高め($5,000〜$6,500)である点です。

料金が高く感じるのは、RO認定団体ごとにRO申請費用費用に差があるからです。カナダ留学コンパスの代行するROワーホリビザは他の団体に比べると原価が2倍以上高いため、販売値も高くなります。

また、他団体の場合は枠の提供のみで料金を設定しておりますが、弊社の場合は、下記のサービスを提供しております。

・ROの申請書類のチェック、添削

・ROワーホリビザの代理申請

・その他現在のビザ、ROワーホリビザに関するご相談についての回答

弊社の場合は、おおよそ一人の希望者につき10-20往復ほどのメールのやり取りをして申請書類を完璧に整えてから申請しておりますが、これらの手間暇は通常のLMIA申請と同じ程度の時間がかかり、それに対してサービス料をチャージしております。

カナダ政府が認定したRO認定団体へ直接申し込む

セカンドワーホリを申請するもう1つの方法は、カナダ政府が認定したRO認定団体へ直接申し込むことです。

ただし、RO認定団体は「留学エージェントではないこと」を覚えておいてください。申請のサポートは一切してくれません。

メリットとデメリットは次のとおりです。

RO認定団体に直接申し込む場合のメリット

RO認定団体に直接申し込む場合の最大のメリットは、費用がおさえられることです。

自分で直接連絡すれば、留学エージェントの仲介料がかからない上、すべての手続きを自分でするのでビザ申請代行費などもかかりません。

そのため、$1,600〜$4,000程度の料金で、申請できます。

先に説明した日系のカナダ現地留学エージェントを介してROに申請すると、手数料の相場が$5,000〜$6,500なので、だいぶ安くなります。

RO認定団体に直接申し込む場合のデメリット

RO団体に直接連絡する方法(個人応募)のデメリットは次の4つです。

  • そもそも応募枠があるかどうかが不明確
  • 申請のサポートはしてくれない
  • 情報開示や告知がほぼないため、自分で調べなければならない
  • 情報収集や手続きなどはすべて英語

一番大きなデメリットが、枠がどれくらい確保されているかわからない点です。そのため、連絡したときにはすでに枠がない可能性もあります。

通常のワーホリと異なり、最大でも枠が数十名ほどしかないため、応募者が殺到するとそもそも申請できないのです。

つまり、カナダの公立大学へ自分で入学手続きをするのと同じレベルの英語力と忍耐力が求められます。

聞きたいことに対しての回答は返ってこない上、申請状況への問い合わせに対しての返事も遅い、もしくはないことが多いですから……。

これらを認識した上で、それでもお得に手続きしたい人は、RO認定団体に直接連絡してみてください。

運よくROワーホリビザを自力でゲットした方もこのように言っています。

この方の場合はたまたまスムーズに行きましたが、翌年以降どうなるかの保証はまったくありません。

2024年についてはROワーホリアンケートをX上でしてみましたが、その結果は下記の通りです。

  • 留学エージェント経由 34名(9%)→取得26名(8.9%):取得率76%
  • SWAP経由 31名(8.2%)→取得7名(2.4%):取得率22% 

なお、こちらのアンケートは2024年2月5日現在のもので、弊社を含めすべての団体のRO申請処理は終わっておりませんが、統計上は最終結果もほぼ同じ割合になると思います。

RO団体経由の申請は、申請者に比べて合格者が少ないように見えるので、だめもとでチャレンジ、という方には良いかもしれません。

「セカンドワーホリを取得できないかもしれない」というリスクがあるという前提で、ビザを取得する手段の1つとして覚えておいてください。

2つの方法のメリット・デメリットまとめ

2つの方法のメリット・デメリットをまとめると次のようになります。

エージェント経由個人応募
応募枠の確保×
実績×
情報量
ビザ代行申請×
言語日本語英語
費用高い安い
こんな人におすすめ確実にビザを取りたい人リスクをとっても費用を抑えたい人
2つの方法のメリット・デメリットまとめ


金額だけで比較すると、間違いなく自分で直接調べて申請するのが安いでしょう。

そのため「とりあえず自分でやってみて、ダメだったら留学エージェントにお願いしよう」と思うかもしれません。

でも、そんなことをやっている間に枠が埋まってしまいます

なぜならセカンドワーホリの枠自体がとても少なく、毎年申請開始前の事前受付の段階で枠が埋まってしまうからです。

枠が非常に少ない上に、年1回しか申請できないので、ぜひお早めにご相談ください。

2025年度セカンドワーホリ(ROワーホリ)へのお問合せ

弊社を経由してセカンドワーホリへ応募する方法

ここでは、カナダ留学コンパスをとおしてセカンドワーホリへ応募する場合の手順を説明します。

セカンド(RO)ワーホリへの応募をご希望の場合、まずはお問い合わせください。

お手続きの大まかな流れは以下の通りです。

  1. ROワーホリに関するお問い合わせ~書類選考
  2. 仮合格のお知らせ:デポジットのお支払い
  3. お申し込みの確定:申請費のお支払い
  4. 弊社にて移民局への申請開始
  5. ビザ承認

順を追ってご説明しますね。

セカンドワーホリに関するお問い合わせ~書類選考

例年応募が殺到するため、まずは書類選考があります。

  1. カナダ留学コンパスお問合せフォーム」からお問い合わせ
  2. 弊社からのメールを待つ(お問い合わせを確認次第、「次の手順と必要書類のご案内」メールをお送りします)
  3. メール記載のフォームからプログラムへのご応募
  4. 申請必要書類の提出((2) のメール記載のメールアドレスに送信)
  5. 書類選考開始、結果をメールでご連絡(合格者にのみ)

お問い合わせを確認次第、カナダ留学コンパスより、メールでご連絡いたします。

メール記載の手順に沿って、ご応募・必要書類の提出をしてください。

すべての必要事項をご提出いただいた方から、選考手続きに入ります。

簡単な書類チェックのもと、「仮合格」された方にメールで通知いたします。

次のステップにお進みください(この時点では、申請枠を保証するものではございません)。

仮合格のお知らせ:デポジットのお支払い

「仮合格通知」を受け取られた方は、続いて、デポジットのお支払いとなります。デポジット支払いの確認の後、弊社にて提出書類のチェックに入ります。

  1. (以下、本選考に進む方のみ)デポジットのお支払い
  2. 書類チェック開始

なお、申請枠の確保は、次のステップ、申請費の全額お支払いをもって確定します。

書類が完成しない、もしくは、申請費がお支払いいただけない場合、定員に達してしまう恐れがありますので、よく確認したうえで、ミスのない書類の提出をお願いいたします。

なお、お客様都合で選考を辞退された場合、デポジットの返金はありません。

お申し込みの確定:申請費のお支払い

政府機関より、正式な応募の開始(Poolのオープン)が通知されましたら、費用の支払い請求書をお送りいたします。

  1. 本選考開始のご連絡とご請求書の送付(例年1月頃)
  2. プログラム・ビザ申請費の残金お支払いをもって申し込み確定

全額のお支払いをもって、お申し込みの確定となります。

なお、ご応募のタイミングによっては、前項(書類の確認)とご請求が、前後、もしくは、同時進行になります。

弊社にて移民局への申請開始

これまでのステップを全てクリアされた方から、ビザの本申請に入ります。

本申請の大まかな流れは以下の通りです。

  1. 弊社から政府指定RO機関に申し込み
  2. 移民局よりInvitation が届く
  3. 弊社にてビザ申請お手続きを代行
  4. (場合による)移民局より追加書類等の請求があればご連絡
  5. ビザの結果が出る

※追加書類が請求された場合、移民局指定の期日までに書類を提出する必要がございます。

書類の提出が遅れた場合、ビザが却下されますので、申請開始後も弊社からの連絡がないか、こまめにメールをチェックしていただきますようお願いいたします。

ビザ承認

移民局からビザの結果が届き次第、メールでお知らせします。

  1. 移民局から許可証が発行される
  2. 弊社から許可証をメールで送付

ビザが承認された場合は「許可証」、却下された場合はその旨を通知する「レター」が届きます。

セカンドワーホリへの応募の流れまとめ

以上の流れをまとめると、次のようなステップになります。

  1. カナダ留学コンパスお問合せフォーム」からお問い合わせ
  2. 弊社からのメールを待つ(お問い合わせを確認次第、「次の手順と必要書類のご案内」メールをお送りします)
  3. メール記載のフォームからプログラムへのご応募
  4. 申請必要書類の提出((2) のメール記載のメールアドレスに送信)
  5. 書類選考開始、結果をメールでご連絡(合格者にのみ)
  6. (以下、本選考に進む方のみ)デポジットのお支払い
  7. 書類チェック開始
  8. 本選考開始のご連絡とご請求書の送付(例年1月頃)
  9. プログラム・ビザ申請費の残金お支払いをもって申し込み確定
  10. ビザ申請お手続き開始
  11. 移民局から許可証が発行される
  12. 許可証の送付

多数の応募が予想されます。

繰り返しになりますが、お申込みは先着順ではありません

提出書類を確認し、申請書類に漏れの無い、少ない方より優先的にお手続きを行います。

セカンドワーホリへの申請書類

申請書類は以下の通りです。

  • RO申込フォーム
  • パスポート画像
  • 顔写真データ
  • 家族情報フォーム
  • 英文履歴書
  • ビザ申請フォーム
  • RO用過去職歴フォーム
  • 代理人選任フォーム

申請書類の詳細については、お申し込み後に届くメール記載のリンクをお読みください。

過去職歴フォームについて注意事項

ROビザ申請の為の過去職歴は、必ずRO用のフォームをご利用ください(通常のワーホリ用のフォームからの提出が多数届いています)。

ROワーホリは別のビザプログラムになります。

ワーホリ用のフォームは使わずメール記載の「書類の詳細ページ」にあるフォームへのご記入をお願いします。

プログラム費用(2025年度)

カナダ留学コンパスを通してお申込みいただいた場合、2025年度のプログラム費用は$5,960(+税金)です。

費用の詳細は以下の通りです。

プログラム費用に含まれるもの

  • ROへの登録及び承認レター発行(これがないとビザの取得ができません)
  • 政府公認移民コンサルタントによる、ROワーホリ、ワーホリビザ、学生ビザの代理申請費用

プログラム費用に含まれないもの

  • 政府へのビザ申請料金 $272
  • バイオメトリクス費用 $85(すでにある人は不要)
  • メディカルチェック費用 (一部の方のみ必要)
  • その他の生活費や保険費用、航空券等
  • ビザ、移民コンサルティングサービス、カナダへの出入国のアドバイス、ビザの有効化のアドバイス等

※ビザ関係の費用は変動する可能性もあります。

セカンドワーホリの返金ポリシー

セカンド(RO)ワーホリの返金ポリシーは、RO認定機関のポリシーに準じます。

詳しくは下記のとおりです。

※ROサービスは上の画像右側「Refund」欄の「Full-Service」に該当します。

RO認定機関に書類を提出した段階で、左側「Stage1 b) NO REFUND(返金不可)」 の状態になります。

セカンドワーキングホリデーよくある質問

セカンド(RO)ワーキングホリデーに関して、よくある質問にQ&A形式でお答えします!

ROとは何ですか?

簡単に言うとセカンドワーホリです。 
ワーホリをもう一度したい人や、既に31歳以上でワーホリをしたい人に有効なワーホリビザです。

申請は誰でもできますか?

はい、申請は誰でも可能です。ただし、申請後に合格した方のみ、本申請に進んでいただきます。

合格基準

  • 日本語でのメールに対しての受け答えがきちんとできる
  • 英語の申し込み書を読み理解して、きちんと回答できる
  • 書類の不備・ミスが少ない
  • 追加書類の請求があった場合、迅速に、正確に対応できる
  • 1つの書類に対しページが複数枚ある場合、1つのPDFファイルにまとめて保存できる
  • WISEを使って海外送金ができる
  • 過去にビザの却下等がない
  • 過去10年間の日本、カナダ以外の渡航歴が少ない
  • お申込みからビザ承認まで滞在国から出る予定がない
  • お申込みからビザ承認までステータス(状態・状況)の変更予定がない

渡航はいつからできますか?

ROの許可証を取得次第、いつでも渡航できます(許可証は1年間有効です)。

弊社へのお申し込み・書類提出、審査に合格後、申請費用等のお支払い、申請開始となります。

例年、ワークパーミットの申請開始から、1~12週間程度でROビザの許可証が発行されます。

有効期限はありますか?

ROの許可証を取得してから1年間有効です。

ビザ承認から1年以内にカナダへと渡航なさってください。

お申し込み時(現時点)~申請終了(ビザが承認される)までの注意事項です。

ROビザ申請時期の調整はできますか?

できません。

ビザ申請は原則、お申し込みが完了した方から順に行います。申請時期は選べません。

なお、政府機関による本募集の開始時、もしくは、お申込みが確定した時点から2か月以内に申請します。

申請中に旅行や帰国をしてもいいですか?

ビザの申請中は国境を越えての移動はしないでください。

移民局へは最新の状態を虚偽なく報告する義務があります。移民局に提出した情報と実際のステータスが異なると、虚偽申告とみなされビザが却下される恐れがあります。

なお、お申し込み後、申請事項に変更が生じる場合は、追加費用が発生します。

お申し込みから申請結果(ビザの承認など)が出るまで、現滞在国から国外に出ることはお控えください(短期の旅行含む)。

申請中にステータスの変更があった場合は?

申請終了までにステータスが変更になった場合、追加費用にて書類の修正を受け付けます。

  • 結婚・離婚など婚姻状況
  • 氏名・住所の変更
  • 卒業・退職・転職など職業状況の変化
  • パスポートの更新・変更など
  • 入出国履歴の変化
  • ビザの切り替えやステータスの変化など
  • ご家族のステータスの変化
  • その他

提出書類について教えて下さい

お申し込み後、弊社より「書類作成の方法」を別途ご案内いたします。

そちらに書かれている手順・注意事項をよくお読みいただき、手順に沿ってご提出ください。

書類のミスは修正してくれるんですよね?

いいえ、書類は原則、修正いたしません

ROビザの選考は「書類を不備・ミスなく作成し提出できた方」が優先的に合格(仮)となります。

書類に不備がある場合は修正依頼をお送りしますので、そちらをご覧いただいた上でご自身で書類の修正をして頂きます。

追加費用について教えて下さい

移民局へは最新の状態を虚偽なく報告する義務があります。

お申し込み後のステータス変更など、提出事項に変更・修正が生じる場合は、追加費用$500(+税金)が発生します。

支払いはいつまでに必要ですか?

各請求書の発行後、1週間以内のお支払いをお願いします。

それまでにお支払いがない場合、自動的にキャンセルになり、応募枠は他の候補者の方に移ります。

  • デポジットのお支払いをもって、枠を仮押さえ
  • 申請費の全額お支払い・書類完備をもって、カナダ移民局への本申請の開始(その年のPoolオープン後)

支払い後、キャンセルした場合返金はありますか?

お支払い後の返金は、一切ございません。

キャンセル時の返金は RO認定機関の規約に従い処理されます。
RO認定機関から弊社に一切返金がないため、弊社よりの返金も出来ません。

支払い後、ビザが却下された場合返金はありますか?

RO認定機関から弊社に一切返金がないため、万が一ビザが却下された場合にも、返金はございません。 

ただし、過去の申請者のビザ取得率は100%です。

なお、ROワーホリの許可証発行後にビザを切り替えずにキャンセルした場合でも返金はございません。

今のビザをROに切り替えられますか?

はい、できます。

現在カナダに滞在できるビザをお持ちで滞在中の場合、ROの許可証を持ちアメリカとの国境などに出向いて任意のタイミングでビザの切り替えができます。

ROワーホリの申し込みが不安なんですが?

ここ数年で始まったシステムの為、まだ留学業界全体での認知は低いと思います。カナダ留学コンパスでは3年前から取り扱いを開始、具体的に取得者の数を一般公開しています。

また、下記のように、カナダ現地留学エージェントの中からも最近情報を発信し始めているところもあります。

・エンジョイカナダ:セカンドワーホリ(別名:第二ワーホリ、ROワーホリ)とは?よく知られているワーホリとの違いを解説|エンジョイカナダ

英語力は必要ですか?

原則不要です。

医療保険の加入が必要ですか?

注意していただきたいのが、「健康保険」の項目です。

条件の1つに、「滞在期間をカバーする期間の医療・健康保険の加入」があります。

厳密にいうと、国境にてワーホリビザを有効化(原本化)する際に、ビザが発行される日から1年間の健康保険に加入していなければなりません(カナダ政府ホームページ(ワーホリ条件)より)。

なお、保険は以下をカバーする必要があり、保険加入前に、どのような医療保険が含まれているか、保険会社に問い合わせいただくことをおすすめいたします。

  • 医療費
  • 入院費
  • 送還費(重篤なけが・病気・または死亡などによる母国への搬送費)

ここで注意が必要なのが「送還費」です。

【注意】MSPなどの公的保険では不十分

MSPをはじめとするカナダの公的保険では、送還費の保証がされません。また、公的保険の延長手続きは、カナダ入国後にビザ原本を受け取ってからしかできません。したがって、公的保険ではなく、民間保険に加入する必要があります。

なお、カナダ政府のサイトには、このように明記されています(2022年10月5日時点、太字は弊社による)。

When you arrive at the port of entry, you must have health insurance valid for your entire stay in Canada. Having a valid provincial health card is not enough. Repatriation is not covered by provincial health insurance. If your insurance policy is valid for less than your expected stay, you will be issued a work permit that expires at the same time as your insurance. If this happens, you will not be able to apply to change the conditions of your work permit at a later date.

Prepare for arrival – International Experience Canada

十分な補償がない場合、カナダへの入国を拒否される、あるいは、ビザの有効化ができないことがありますので、ご注意ください。

また、保険の期間が短かったためにビザの期限が短く出てしまった場合、後からビザの期限を延長することはできません

BIISの「ワーホリ・ビジター保険プラン」は、補償が手厚く、保険料もお手頃でおすすめです。

ビザの承認レターが届いて渡航日(切り替え日)が決まったら、滞在期間をカバーする保険に入りましょう。
(ビザ申請時には必ずしも保険に加入している必要はありません)

セカンドワーホリ申請の過去の統計

2024年度申請概要
応募開始2023/7/10
通常枠定員30名
本申請開始日2024/1/12
ビザ取得第一号受理日2024/1/12
追加枠定員15名
追加枠応募開始日2024/3/1
最短ビザ取得日数1日
最長ビザ取得日数36日
応募者総数296名
ROビザ取得者36名 2024/4/22現在
ビザ取得率100%
2023年度申請概要
通常枠応募開始2022/10/6
通常枠定員33名
本申請開始日2023/1/17
ビザ取得第一号受理日2023/1/20
追加枠定員10名
追加枠応募開始日2023/8/31
ビザ取得第一号受理日2023/9/6
最短ビザ取得日数2日
最長ビザ取得日数82日*
応募者総数215名
ROビザ取得者43名
ビザ取得率100%
*予測される遅延の理由:婚姻による氏名変更による混乱、システムトラブルなど
2022年度申請概要
申請依頼者76名
1次選考通過者31名
2次選考通過者12名
ROビザ取得者12名
ビザ取得率100%
第一回応募開始2022/1/30、定員:10名
申請第一号受理日2022/1/31
受付終了日(定員に達したため)2022/2/10
最短ビザ取得日数7日
最長ビザ取得日数109日
(海外渡航歴20回以上、無犯罪証明書等追加請求のため)
第二回応募開始2022/3/29、定員:2名
受付終了日(定員に達したため)2022/4/12
最短ビザ取得日数26日
最長ビザ取得日数62日
(バイオメトリクス取得手続きのため)
ビザ取得日数は、移民局にビザ申請をしてからビザが承認されるまでに要した日数です。弊社での審査期間は含まれません。

まとめ

31歳以上やワーホリを使ってしまった方でも応募できるROワーキングホリデービザ(セカンドワーホリ)。

応募枠がかなり限られていますので、お早めにお問い合わせください

執筆者 執筆者
末永 真一

カナダ留学コンサルタント、RCA 海外留学アドバイザー No.162002
カナダ在住20年以上のカナダ留学専門家。カナダ留学情報を発信するTwitterアカウントはカナダ以外も含む留学ジャンルでフォロワー数1位(1万人以上)、月間最大インプレッションは400万を超える。現在までサポートしてきた生徒数は1万人以上。

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