
カナダの学校には コープ(Co-op)と呼ばれる就労体験付きのプログラムがあります。

よくコープと耳にするけど実際どんなコースがあるの?どんなことが学べるの?
コープについて耳にしたことがある方でも実際どんなコースがあるのかわからない方も多いのではないでしょうか。
今回はコーププログラムでよく提供されているコースについて紹介します!
このページの目次
カナダのコープ(Co-op)とは?
コープ(Co-op)とは、カナダのカレッジ等で提供されているプログラムの一環で、学校で学習した内容と関連する職種で、就労体験(インターンシップ)ができるプログラムのことです。
コーププログラムに入ると、在学期間中に就労体験(インターンシップ)ができ、卒業後の就職にも役立ちます。
学生でありながら現地企業で働くことができるため、留学中に英語の勉強だけではなくスキルアップも目指せるのが魅力です。
詳しい制度は州ごとに違います。
例えば、ブリティッシュコロンビア州の場合、コープは有給であることが義務付けられています。
コープビザは通常の学生ビザに追加して取得するので、カナダでは「学生」という身分で滞在することになります。
コープでは、在学中でも即戦力としてお金をもらいながら仕事ができるため、接客業など学生でも働きやすい業種に配属される場合が多いです。
また、コープの仕事内容は、専攻するプログラムと合う内容でなければなりません。
コープ(Co-op)プログラムの主なコース

コープ(Co-op)プログラムにはどんなコースがあるの?
ここで気になるのが、コーププログラムのコースですよね。
カナダでは即戦力を身につけられるインターン経験が重要視されており、就職に直結します。
コース選びはその後の就職に大きく結びついてきますのでとても重要になります!
それでは、主なコースを紹介していきますね。
コープ(Co-op)プログラムで提供されているコース
- カスタマーサービス
- ホスピタリティ
- ビジネス
- マーケティング/デジタルマーケティング
- Web開発/Webデザイン
こちらがコーププログラムを提供している学校でよく見かけるコースとなります。
それでは実際どんなことを学んでいくのか1つずつ見ていきましょう!
カスタマーサービス
カスタマーサービスのコースでは、世界で通用する英語でのカスタマーサービススキルを身に付けるのが主な内容になっています。
異文化コミュニケーション、職場での対人スキル、カスタマーサービススキルに焦点を当てた学習ができます。
つまり、英語でどうお客さんと関係を築くかを学びんでいくコースですね!
様々な職場環境での効果的なコミュケーションのとり方についても理解を深めることができます。
卒業後に接客のプロとして即戦力となるスキルを身につけるためのコースです。
主な接客を含むポジションへの就職が望めます。
インターン先の主な職種
- 販売員
- ホテル
- 観光業サービス
- カスタマーサポート
- レストランサービス
- ゲストサービス
- 営業
ホスピタリティ
こちらのコースでは、主にホスピタリティ業界で実践的に活用できるスキルを身につけます。
ホテル業界で働く上で必要な様々なスキル(接客、セールス、マーケティング、管理など)を学びます。
プログラム全体を通して、ホスピタリティ業界に精通するカスタマーサービス、コミュニケーション、収益管理などへの学習などに重点が置かれているコースです。
主にホスピタリティ業界(ホテルやツーリズム)の就職向けになります。
インターン先の主な職種
- ホテル業界
- 旅行業界
- 空港
- 飲食関係
ビジネス
こちらのコースでは、ビジネス全般にまつわる内容を学んでいきます。
また、戦略的なビジネスを行うために必要なスキルを身につけます。
具体的には、現代のビジネス経営に焦点をおき、経済・マーケティング・会計・コミュニケーション・リーダーシップに必要である幅広い知識と技術を学んでいきます。
主にビジネスの現場での就職を目指したコースです。
インターン先の主な職種
- 事務職
- 受付
- 会計職
- マーケティング関連
- 人事関連
- 金融関連
- 教育関連(学校・エージェント)
マーケティング/デジタルマーケティング
こちらでは、現在のビジネスに欠かす事ができないマーケティング/デジタルマーケティングにフォーカスを置いているコースになります。
マーケティングとは、たくさんの商品が効率的に売れるように「売れる仕組みを作る」ことで、その為に必要な戦略を学んでいきます。
ビジネスの基本原理に焦点を当て、卒業後、商業やマーケティング部門での就職を目指した学習をします。
私たちがよく目にしているInstagramやTwitter、Facebookなどのソーシャルメディアは、マーケティングに深く関わっています。
デジタルマーケティングのコースでは、ソーシャルメディアの活用法や分析、またPhotoshop 、 WordPress 、 HTML などの基礎を学びます。
インターン先の主な職種
- IT関連企業(ソーシャルメディア、デジタルマーケティング、ウェブ開発、SEO対策など)
- マーケティング関連
- 広告代理店アシスタント
- ソフトフェア会社 など
詳しくはこちらの記事もご参考にしてください。
Web開発/Webデザイン
こちらのコースでは、WebデザインやWebサイト制作、あるいはWebサービスやWebシステムを開発するために必要なスキルを身につけるコースとなっています。
Web開発コースでは、お客さんに見えている部分(デザインにあたる部分)をプログラミングし開発するためのスキルを学ぶことができます。
インターン先の主な職種
- IT関連企業
- ウェブ開発
- モバイル開発
- フロントエンジニア/エンドエンジニア など
詳しくはこちらの記事もご参考にしてください。
まとめ
カナダのインターンは日本とは違い、就職に直結した実践的な経験を積むことが出来ます。
日本での就職のアピール材料になることはもちろん、カナダでの就職にも直結します!
今回は、コープ(Co-op)プログラムについてよく提供されているコースについて紹介しました。
コース選びはその後の就職に大きく結びついてきますのでとても重要になります!
条件や目標によっておすすめのインターンは違うので、まずはカナダ留学コンパスにご相談ください。