2020年4月から26番目の協定国として加わったオランダ。
オランダが協定を組んでいるのは2022年現在9ヶ国だけ!
そのうちの1つが日本です。
ワーホリ最新国なので渡航している日本人は少ないです。
ワーホリ国としては未知のオランダの、ビザ条件からビザ申請方法まで解説します。
オランダのワーホリ各種条件
大半の国同様、年齢制限は18-30歳、滞在可能期間は1年です。
(※滞在期間の延長についてはこの後説明します)
基本条件
就学についての規制は明記されていません。
就労・就学制限
ワーホリはあくまで休暇目的のため、滞在資金を補うための就労にとどまります。
ビザ申請方法
まず日本で事前登録をします。
90日有効な渡航証が発行されるので期限内に入国、現地にてビザ申請および支払いをします。
現地に着いてから日本から書類を取り寄せるのは大変です。
必要書類はしっかり準備してから渡航しましょう。
事前登録
登録は東京のオランダ大使館にメールを送信します。
氏名、生年月日、パスポート番号を記載してください。
事前登録の証明メールが来たら番号と個人情報、次のステップを確認してください。
現地でのビザ申請の際に必要になるので必ずプリントアウトしてオランダに持参してください。
90日以内にオランダに渡航します。
この期限を延長することはできず、経過した場合は登録が無効になります。
入国期限には十分注意してください。
現地でビザ申請
オランダのワーホリビザ申請は日本ではできず、オランダ渡航後になります。
日本で下記の必要書類を準備したうえで渡航しましょう。
申請はINDに郵送で行います。
申請に必要なもの
【注意事項】
※戸籍謄本など出生証明書はビザ申請には不要ですが、市町村への居住登録に必要です。
事前に滞在予定の市町村に連絡して、どの書類/証明書を持参する必要があるかを確認してください。
料金の支払い
INDが申請書を受け取った後、領収書の確認書が届きます。
支払い方法、追加提出書類(あれば)などが記載されています。
料金は€69です。
追加の提出物がある場合、指定された日より前に郵送しましょう。
確認署の受け取りから2週間以内にINDの来館をオンライン予約します。
窓口で生体認証データ(指紋)を登録し、居住地の承認ステッカーを受け取ります。
審査を待ちます
申請書を受け取ってから90日以内に通知が届きます。
条件を満たしている場合は居住許可が、拒否された場合にはその理由が記されています。
許可の知らせが来たら指定の窓口をオンライン予約の上訪問します。
通知の内容が間違っていた場合はここで職員に伝えてください。
要注意:パスポートの有効期限
有効期限は入国時より1年3か月以上有効である必要があります。
期間が足りないか、ぎりぎりの場合は日本国内のパスポートセンターで延長してから申請を行いましょう。
渡航後も様々な事情で滞在を延長したい、再申請が必要になった時、お持ちのパスポートの有効期限が迫っていると手続きが煩雑になります。
コロナ渦のように、手続きの為に簡単に帰国できない状況になる場合もあります。
「あと1年半あるからいいや」ではなく、余裕をもって延長申請することをお勧めします。
注意事項
※記載の料金や情報は法改正等により予告なく変更することがあります。また、このページの内容は各国大使館・領事館等より情報を収集し細心の注意を払って作成しておりますが、正確なものであることを保証するものではありません。ビザ取得の際は、必ず各国大使館・領事館等の情報をご自身でもご確認ください。
⇒オランダ政府公式サイト:ワーキングホリデービザについて
まとめ
チューリップや風車で有名な童話の国オランダ。
ワークライフバランスが良いことでも知られています。
ワーキングホリデー制度はまだ始まったばかりなので分かりにくいことも多いですがその分成長できるはず。
最新国にトライしてみませんか?
今回はワーホリビザを申請する際の必須要項をお伝えしました。
渡航の参考にしてください♪
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