【最終版】STOP!クレカ付帯保険

留学・ワーホリ準備で、保険を何を選べばいいのか?クレカ付帯保険ではダメなのか?この論争に終止符を打つべく、今回は保険について少しまとめてお話させて頂きます!

前置き

本題のクレカ保険のお話をする前に、少し前置きなのですが、留学やワーホリを希望する方が、「どうやら保険は手配しないといけないらしい」とは知っているものの、その保険の種類をあまり把握されていないと感じることが多いです。
【セリフ】かえで(汗)
かえで

保険はお守りって言いますよね。とりあえず何かしらに入っておけばいいんじゃないんですか?

お守りだって、「学業成就」なのか、「家内安全」なのか、はたまた「商売繁盛」なのか、全部目的が違いますから、叶えたい願いに合わせて選びますよね。それと同じです。

保険の内容は、商品それぞれによって違います。大事なことは、「保険に入ること」ではなくて、「掛け金に対してどのような補償があるかを知って、自分に必要な保険に入ること」です。

これは、留学の保険だけではなく、日本に溢れている生命保険、自動車保険、個人年金など様々な保険商品に当てはまります。ご自身の手配する保険が、医療をカバーするのか、生命保険など死亡時の補償もするのか、さらには物や住まいなどの損害の部分も補償するのか、ということを知らずに、「とりあえず保険というもの」を手配すると、後で「こんなはずではなかった!」と思ってしまうことになります。

よくある例だと、

【セリフ】かえで(ノーマル)
かえで

シェアハウスでキッチンを使っていたら、棚に火が燃え移ってボヤを起こしてしまって。オーナーが怒って弁償だと言っているけど、過失だし、保険でカバーされるからたぶん大丈夫。

実は、入っている保険が医療のみをカバーするもので、対物や滞在先への損害賠償はカバーしていなかったので、そもそも申請もできない、というケース。これは先の例で言うと、「恋愛成就」のお守りに恋の願いをしていたら、握っていたのは「商売安全」だった、というような感じですよね。
【セリフ】かえで(ノーマル)
かえで

保険は、たぶん親が入ってくれているものがあるはずなので、大丈夫です!

蓋を開けてみると、日本の生命保険には確かに加入していたが、海外での病気やケガの治療費等をカバーするような海外旅行傷害保険や留学生保険に別途加入しているのではなかった、というようなケース。

ちなみに、日本の健康保険に扶養で入っている場合もご注意ください。

仮に海外で治療を受けた場合、確かに一部は対象になります。ただ、それはあくまで日本の健康保険の範囲に置き換えて計算された額についてです。海外の病院が請求する、日本より圧倒的に高い治療費を丸ごと(もしくは日本の基準で7割)をカバーするものではありません。

かえで

自分は、保険の代金に15万円も支払ったのに、コンパスさんでは6万円ほどで保険に入れたと知りました。私は保険会社にだまされたのでしょうか。

医療の保険のみではなく、大手損害保険会社が提供する、携行品の損害や、飛行機の遅延にかかる費用をカバーする手厚い留学生用の保険に特に内容を確認せず加入していた、というようなケース。決してだまされたわけではないのですが、高価で手厚い保険を買ったとご本人が認識していないというのはもったいないことです。

皆さんにとって、留学にかける諸費用は、たとえ1万円でも、とっても大きなお金のはずです。内容を把握しないまま15万円をポンと出すようなことは本来は、皆さんはしないはずなんです。ですが、なぜか「保険」という特殊な商品になると、「いざという時のために」と出してしまうのはもったいない!と感じます。

というわけで、前置きが長くなりましたが、そもそも留学時に加入する保険商品の種類については、ぜひしっかりと内容を把握して、それに対して納得できる費用を出す、という意識で選ばれることをおすすめします。

ぜひこちらの記事も参考に、今一度整理してみてください。

➤「徹底比較!カナダ留学の保険はどれがいいの?

クレカ付帯保険って?

さてさて、それでは本題です。

仮に1年など長期の留学を考えた場合、日本の大手損害保険会社の留学生保険などだと、保険代金が15万円~20万円、記事でも何度か紹介している最安の医療保険サービスを代理店として扱う「ブリッジス・インターナショナル保険サービス(BIIS)」を利用した場合でも、日本円で6万円程度します。

これは確かに大きな出費です。できれば節約したい、そのお気持ちはよく分かります。

そんな留学生の皆さんに、クレジットカード付帯(つまり無料)の海外旅行傷害保険はとても魅力的に映ると思います。前提の所でもお伝えした通り、保険は目的を理解して加入(購入)することがとても大事です。クレジットカード付帯保険はあくまでプラスαのつもりで利用するのであれば、非常に有効だと思います。

クレカ付帯保険を利用する時に、注意しないといけないケースもありますので、少し見て行きましょう。

ワーキングホリデーはクレカ付帯保険だけでは渡航できない!

ワーキングホリデービザのビザの発給要件には、以下のような記載があります。

  • have health insurance for the duration of your stay. You may have to present evidence of this insurance when you enter Canada

日本語で、「滞在期間全てをカバーする保険を持っていること(※カナダ入国時に保険の加入証明の提示を求められることがあります)」と書いてあります。

クレジットカード付帯保険の有効期間は「90日間」です。そのため、この保険だけで渡航するのは、ワーキングホリデービザの発給要件を満たしていません。

【セリフ】かえで(汗)
かえで

でも、私の大学の先輩が、聞かれなかったって言ってました。

はい、英語部分をよく見て頂くと「You may have to(提示しなければいけない可能性がある)」と記載されていますので、提示を求められない方もいます。ただ、これを拡大解釈し「聞かれないこともあるそうだから大丈夫」と渡航してはいけません。

また、カナダのビザの発給判断は、入国審査官次第、という言葉も拡大解釈し「最悪提示を求められても、カナダ入国後に絶対に加入するから、とか、お金があることを提示するなどして交渉すれば大丈夫なこともある」と考える方もいらっしゃるようです。

果たして本当でしょうか?

以下は、ワーキングホリデーの説明ページ「6.How to apply」から保険についての項目を抜粋したものです。この上なくハッキリと移民局の姿勢を記載していますので、確認してみましょう。

こう書いてありますね。
  • 保険は全て(entire)の期間をカバーしなければならない(must)
  • 必要なカバーがない場合、入国を拒否(may be denied / may be refused)されることもある

さらに、最後の「!」の部分が、ダメ押しです。

質問:もし、カナダに滞在したい期間の一部分しか保険が有効でない場合はどうなるのですか?

回答:ワークパーミットは、保険の有効期限日までの発行となります。もしそうなった場合、後でそのワークパーミットの条件変更を申請することはできません。

クレジットカード付帯の保険で渡航して来た場合、いくら許可証が出ていても、ワーホリビザは有効期限を90日間として発給し、さらに後で保険に入ったから本来の1年に延ばして下さいという申請には応じません、とカナダ移民局はハッキリと言っています。

一番安い、医療保険のみを手配してきたとして6万円程度の出費です。これを惜しんだばかりに、ワーキングホリデーのビザがたった3ヶ月しか出なかったとしましょう。でもカナダでの滞在自体は、予定通り1年にしたいとします。そうするとビザの切り替えが必要です。

  • ビジタービザに延長(平均6ヶ月程度の延長のため、合計2回延長手続き=申請代金$100×2で$200の出費)
  • 学生ビザに切り替え(学校への申し込みと通学が必要。平均学費$1,500として9ヶ月で$13,500+学生ビザ申請代金$150)
さらに、ワーキングホリデーは働けるビザですから、9ヶ月働けたはずの機会を逃すことになります。9ヶ月あれば一体いくら稼げたでしょうか。
かえで

割に合わなさすぎ・・・。

本当にその通りです!

保険は必ずワーホリの予定期間(つまり1年)、必ず加入してください。

現時点ではビジターや学生に対し、そのような「入国時(ビザ発給時)の強制要件」はありませんが、医療費は国にとっても大きな出費です。今後、そのような実務システムに変わって行く可能性もあるでしょう。

クレカ付帯保険だけの利用をお勧めしない理由

長期留学には足りない

ワーキングホリデーの方は、そもそもクレカ付帯保険だけでは渡航できない、ということが分かって頂けたと思います。それでは、他のケースはどうでしょうか。

まず、先ほどの通り、付帯保険の有効期限は通常「90日」です。そのため、そもそも3か月以上の留学を予定されている方にはお勧めできません。

続けて、クレカ保険が有効になるかどうかは、

①自動付帯:そのクレジットカードを持っていれば、国外に出た際の保険が自動でかかる
②利用付帯:そのクレジットカードで特定の留学や旅行にかかる費用を決済した場合のみ、付帯される※カードにより、対象となる支払いの条件が異なる

この2通りがあります。どのクレカでも持っているだけで、「(自動で)保険がつくので大丈夫」と思い込んでいる方もいらっしゃいます。必ず保険の発動条件を確認してください。

また、2枚以上のクレカを持ち、現地で利用付帯の2枚目を使用することで1つ目のクレカで90日→次のクレカでさらに90日という裏技もネットで紹介されています。それにも、カードによって、「既に日本を出国してしまっている場合は発動しない」旨の定めがある、という落とし穴もあります。お持ちのクレジットカードの保険の約款をよくよく読み込んだ上で、賢く使える自信のある方はやってみられてもいいでしょう。

ただ、それでも、あくまでプラスαのつもりでという原則はお忘れないようにしてくださいね。

補償が足りない

以前に徹底比較!カナダ留学の保険はどれがいいの?の記事でご紹介したデータに、クレカ付帯保険の一例を加えて、3つの比較にしてみました。

サービス項目 BIISの紹介するtugo留学生保険プラン 日本の留学生保険 クレカ付帯保険
障害死亡 $10,000
限度額オプションもあり
500万円~1億円 2,000万円
治療費用 $2,000,000(およそ1億7000万円) 1,000万円~無制限 200万円
救援者費用(家族の呼び寄せ) 被保険者の入院による家族呼び寄せは、渡航費として最高 $5,000、宿泊費と食事代として、最高$1,500 1,000万円~無制限 200万円
賠償責任 なし なし~1億円 2,000万円
携行品損害 なし なし~20万円 20万円(※)
保険料 730ドル(おそよ62,000円) 18万円~62万円程度 無料

クレカ付帯保険は、年会費が無料のものを例にしました。年会費があるもの・ゴールドカードなどではより補償内容が良いこともあるでしょう。携行品については、「そのクレジットカードで購入したもの」などの縛りがある場合もありますのでご注意ください。

知って頂きたいポイントとしては、クレカ付帯保険はあくまで補助的に利用するものであるということ。

最大「90日」とは言え、基本的には短期の旅行などを想定しているもので、現地で生活をする留学には本来適していないという点です。

それがよく分かるのが、治療費の部分。2つの保険と比べても圧倒的に低い補償額です。これは、恐らく、あくまで旅行中の思いがけないケガや体調不良の応急手当的な治療を想定しており、根本的な治療を現地で行うことは想定していないからでしょう。

3泊4日の旅行で盲腸になってしまう、というようなことはあり得るとは言え、なかなか起こらないですし、その場合、出発前に自覚症状があった可能性はあります。

ただ、90日となると話は別です。3ヶ月前は全く自覚症状がなかった病気の症状が出ることは十分にあるでしょうし、現地での生活が長くなればその分、交通事故など広く色々なケガ・病気のリスクは高くなります。ですから、「自分は、、健康だから大丈夫」というのは、保険の必要性とは関係がないのです。

「200万もあれば大丈夫でしょ?」と思っている方は、ぜひ日本の大手損害保険会社などで、海外の治療費の例をご覧になることをお勧めします。治療費とは手術代金などだけではなく、入院費用や移動にかかる費用なども含まれます。特に意識不明となるようなケガや病気の場合で、ICU(集中治療室)や専用の輸送手段を使った移動が生じるだけで、高額の治療費を請求されることも珍しくないのです。

例①スキーやスノボで衝突し、脳震盪を起こした上で複雑骨折。ヘリコプターで搬送。

例②ひき逃げや無保険の車による事故での骨折・打ち身などのケガで救急車搬送、入院と治療(レントゲンなど)。

こういったケースは、皆さんにも十分に起こるかもしれませんよね。

特によくあるのが盲腸です。過去に、お腹が痛いが病院にかかるのが怖くて、と我慢していた結果、悪化してしまって即手術となり、1泊で9,000ドル(約80万円)の請求を受けたケースがありました。保険で賄える治療費の総額が10,000ドルだったため、病院からは入院2日目の退院を勧告されましたが、なんとか貯金から追加$3,000を支払い、日本から追加送金してもらって留学を続けられましたが、予想外の出費ですよね。

【セリフ】かえで(汗)
かえで

なるほど、確かに無料の保険だけで賄うのは不安になって来ました・・・。

 

まとめ

よく、保険については入れ入れと留学エージェントから言われるものの、どれを選んだらいいのか分からない、という方も多いでしょう。

今回お読み頂いた通り、まず、保険は「どれでも同じではない」ことを知って頂けたら嬉しいです。さらにその上で、「安い=良い保険」「高い=ぼったくり保険」ではなく、保険内容を知った上で、ご自身の予算に合わせて選んで頂くことをおすすめします。

弊社が紹介している「ブリッジス・インターナショナル保険サービス(BIIS)」は、充実した補償内容を安い保険料で受けられる留学生向け医療保険の代理店で、大変おすすめの保険サービスです。

また、カナダ留学コンパスでは留学・ワーキングホリデーに関して無料相談を随時おこなっております。こちらのお問い合わせページからお気軽にご連絡下さい。
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