
ドイツのワーホリは18歳~30歳、1年間の滞在が可能です。
募集枠は無制限、就学・就労制限もほぼありません。
古城や歴史的スポットを巡るもよし、近代アートや最先端のビジネスを肌で感じるのもよし。
ヨーロッパ周遊、サッカー、ビール、フェスティバル、そして親切な人柄…
魅力は尽きません。
そんなドイツのワーホリビザ条件からビザ申請方法まで解説します。
ドイツのワーホリ各種条件
大半の国同様、年齢制限は18-30歳、滞在可能期間は1年です。
ドイツの魅力については大使館が分かりやすく紹介されています。
地域ごとの物価なども載っているのでご参考に♪
基本的な条件
ビザ申請の条件は以下の通り。
基本条件
- 定員なし
- 日本国民であること
- ワーキングホリデービザで以前に入国したことがないこと
- 申請日に18歳以上31歳になっていないこと
- 扶養する子供が同行しないこと
- 有効なパスポートを保持していること
就学・就労制限について
就学についての規制はなし、就労についても基本的には制限はありません。
就労・就学制限
- 就労:同一雇用主もと6か月以上働くことはできない
- 就学:制限無し
ただし一つの職場での最長就労期間は6か月までとされていますので注意してください。
ワーホリ全般について知りたいなら
- ワーホリの制度について徹底解説ワーホリ完全ガイド
- ワーホリ(ワーキングホリデー)って何歳までできるの?年齢条件について詳細解説
ビザ申請方法
お住まいの地域のドイツ大使館・総領事館に出向き申請します。
2010年6月15日から、世界各国のドイツ大使館・総領事館で申請することができるようになりました。
日本人の場合は、ビザなしでドイツに入国してから、管轄当局(通常、外国人局)で申請することもできます。
ただし、世界各国のドイツ大使館・総領事館、あるいはドイツ国内の外人局では受け付けていない場合もあります。
国内での申請か、事前に直接各大使館及び外人局に問い合わせることをお勧めします。
必要書類について
以下の書類を用意し、大使館・総領事館に行きましょう。
申請に必要なもの
- 申請書と誓約書(ドイツ大使館ウェブサイトからWeb記入もしくはダウンロード)
- 返信用レターパック(大使館申請の方、520円)かA4サイズの返信封筒(大阪のドイツ総領事館で申請、着払い)
- パスポート用写真(35x45mm 正面撮影)1枚
- 有効なパスポート及びコピー(ビザの有効期限+3か月以上の有効期限)
- 往復航空券予約の証明書
- 滞在期間有効な旅行者用医療保険(歯科治療、妊娠時にも適用される保険)および旅行賠償責任保険
- 生活費支払い能力の証明(※詳細は以下)
※(過去3か月の記帳のある通帳及び過去3か月分のコピーと名義人の名前が記載されたページのコピー(申請される前日に記帳された最新のもの)、ネットバンキングの場合には、前日に過去3か月分を印刷)。
1年間滞在する場合には最低2,000ユーロの資金があることを証明しなくてはなりません。片道航空券しかない場合は、この2倍の金額を証明する必要があります。
注意事項として大使館ウェブサイトには以下のようにあります。
● WHVビザの申請は遅くとも出発日の2週間前には行って下さい。ただし、出発日の3か月以上前にビザの申請を受け付けることはできません。
● 申請の受け付けはビザの発給を保証するものではありません。場合によっては、追加の書類が必要になることもあります。
● ドイツ入国にあたって、生活費の証明と旅行者用医療保険加入証明を携帯することをお薦めします。
ビザの審査には時間がかかることがあります。
出発まで3か月を切ったらすぐに申請することをお勧めします。
航空券の予約と保険契約はビザの申請前にしておく必要があります。
パスポートの更新なども済ませておきましょう。
要注意:パスポートの有効期限
有効期限は入国時より1年3か月以上有効である必要があります。
期間が足りないか、ぎりぎりの場合は日本国内のパスポートセンターで延長してから申請を行いましょう。
渡航後も様々な事情で滞在を延長したい、再申請が必要になった時、お持ちのパスポートの有効期限が迫っていると手続きが煩雑になります。
コロナ渦のように、手続きの為に簡単に帰国できない状況になる場合もあります。
「あと1年半あるからいいや」ではなく、余裕をもって延長申請することをお勧めします。
注意事項
※記載の料金や情報は法改正等により予告なく変更することがあります。また、このページの内容は各国大使館・領事館等より情報を収集し細心の注意を払って作成しておりますが、正確なものであることを保証するものではありません。ビザ取得の際は、必ず各国大使館・領事館等の情報をご自身でもご確認ください。
⇒ドイツ政府公式サイト:ワーキングホリデービザについて
まとめ
ドイツのワーホリビザ申請は簡単、必要書類を用意して大使館で直接行います。
歴史的な建築物から近代アートまで。
ヨーロッパの中歴史でも絶えず大きな存在感を誇ってきたドイツで得られるものは多いはず!
今回はワーホリビザを申請する際の必須要項をお伝えしました。
渡航の参考にしてください♪
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新卒で金融機関に就職、ウェブ担当者として、ホームページのリニューアル・運営を一任される。以来10年以上、SEO・ウェブマーケティングはもちろん、デザイン・コミュニケーションなど、多岐にわたる分野で活躍。留学を機に、現在はカナダ在住4年目、ウェブサイトの改善・運営・SNS運用など、様々なプロジェクトに携わっています。