【2022年受付開始】カナダのワーホリ(ワーキングホリデー)について
カナダのワーキングホリデー(ワーホリ)とは、31歳以下ならだれでも1年間カナダに滞在できる特別なビザです。
ワーホリの抽選に落ちた方、31歳以上の方のワーホリはこちら
ここでは、カナダのワーホリビザについて詳しく解説いたします。
このページの目次
2022年カナダワーホリ募集要項
2022年のカナダワーホリの抽選が開始しました。
2022年のカナダワーホリでは、ジョブオファー(仕事の内定)は不要です。
今年のワーホリ募集要項はこちらです。
現時点では順調に抽選が行われているようです。
定員 | 6,500人 |
---|---|
初回の招待状発給日 | 2022年1月17日(月) |
最終の招待状発給日 | 未定 |
招待状発給数 | 5,581 |
ワーホリビザの残数 | 2,837枠 |
プール登録人数 | 111人 |
※2022年6月24日現在の情報です。
最新のカナダワーホリ抽選状況はカナダ移民局のワーキングホリデー公式サイトからも確認できます。
また、コロナ禍のカナダワーホリには普段とは違う準備が必要です。
カナダへの入国に必要な準備物についてはこちらをご覧ください。
カナダのワーホリとは
カナダワーホリとは、カナダ政府の「カナダ国際経験(International Experience Canada)」というプログラムの一環で、外国人の若者にカナダを肌で経験してもらうことを目的としています。
カナダは留学生や移民が多いため外国人でも暮らしやすく、ワークライフバランスも良いので海外初心者にも人気が高いです。
さらに、カナダのワーホリは他のビザを組み合わせて長期間滞在にもつなげられる魅力があります。
カナダのワーホリはただ海外で過ごすだけではなく、多様性と国際感覚が身につけられるなど大きなメリットがあります。
また、カナダの最低賃金は日本よりも高いうえチップの文化もありますので、場合によっては日本で働くよりもカナダの方が稼げる可能性もあります。
カナダのワーホリでできること
カナダのワーホリを使うと1年間カナダに滞在できます。
滞在中は仕事をする、学校に通う、観光をするなど自由に過ごすことができます。
カナダのワーホリでできることは下記の通りです。
仕事をする | ワーホリでできる |
---|---|
6ヵ月未満の学校に通う | |
観光する | |
1年間カナダに滞在する |
カナダのワーホリでできないこと
カナダのワーホリビザでは6ヵ月以上の学校には通えません。
6ヵ月以上学校に通いたい場合はカナダの学生ビザの申請が必要となります。
ワーホリビザでできないことは下記の通りです。
渡航前に仕事を決める | ワーホリでできない |
---|---|
6ヵ月以上の学校に通う | |
1年以上カナダに滞在する |
カナダワーホリの応募条件
カナダのワーホリの応募条件はこちらです。
- 申請時に18歳以上、31歳未満であること
- 有効なパスポートを持っていること
- 滞在中に必要な費用を証明できること(目安: $2,500)
- 滞在期間をカバーする医療保険に加入していること
- カナダで仕事の内定をもらっていないこと
- カナダに入国する条件を満たしていること
- 一度もカナダのワーホリプログラムに参加経験がないこと
31歳以上で長期滞在したい場合はカナダのコープ(Co-op)もおすすめです。
カナダワーホリに必要な費用
カナダワーホリの申請に必要な費用はこちらです。
申請料 | $256 |
---|---|
資金の証明 | 約 $2,500 |
医療保険 | 約 $700 |
バイオメトリクス | $85 |
合計 | 約 $3,541 (約30万円) |
それぞれの費用について詳しくご紹介します。
ワーホリ申請料
カナダのワーホリビザ申請には$256の申請料が必要です。
資金の証明
カナダのワーホリビザの申請時には、申請料とは別に$2,500 相当(およそ20万円)の資金を証明しなければなりません。
カナダに渡航する1ヵ月ほど前に銀行で英文の残高証明書を発行してもらい、入国手続きにご持参ください。
医療保険の費用
カナダのワーホリで入国するには医療保険への加入が必須です。
海外保険料は一年で$700ほどです。
カナダのワーホリでおすすめの格安医療保険はこちらをご参照ください。
バイオメトリクス登録料
カナダのワーホリ申請にはバイオメトリクス(指紋認証)が必要です。
バイオメトリクスの登録料は $85 です。
その他の費用
カナダのワーホリは上記の費用のほか、現地での滞在費用や食費もかかります。
ワーホリにかかる費用のさらに詳しい内訳はこちらをご覧ください。
カナダワーホリビザの申請方法
カナダワーホリの申請方法の流れは下記のとおりです。
ワーホリ申請の流れ
- オンラインで質問項目に答えて登録(仮申請)
- 必要書類を添付する(本申請)
- 「ワーキングホリデー就労許可通知書」が届く
- カナダ入国時にビザ発給
IEC登録(仮申請)
ワーホリの申請にはまずこちらのページからMyCICアカウントへの登録が必要です。
オンラインで質問に答え、個人情報を入力します。
この時点では書類の添付と申請料支払いの必要はありません。
ワーホリビザ本申請
抽選に当たると、オンラインで招待レター(Invitation)が届きます。
招待レターが届いたら10日以内に招待の受諾ボタンをクリックしてください。
招待を受諾すると、ワーホリビザ本申請に進めます。
招待の受諾から20日以内に作業を完成させなければならないので、必要書類は事前に準備しておきましょう。
カナダのワーホリビザ申請に必要な書類一覧はこちらをご覧ください。
「ワーキングホリデー就労許可通知書」が届く
ワーホリビザの申請が承認されると、「ワーキングホリデー就労許可通知書」がオンラインアカウントにメールで届きます。
この「ワーキングホリデー就労許可通知書」はビザそのものではなく、ワーホリビザとの引換券のようなものです。
これを印刷してカナダ入国時に持参してください。
空港でワーホリビザを発給
実際のワーホリビザはカナダ入国時に空港で発給してもらいます。
すでにカナダ国内にいる場合、アメリカとの国境でビザを切り替えることも可能です。
ワーホリビザが発給されたら、必ず記載事項(氏名やワーホリの期限)に間違いがないかその場で確認しましょう。
カナダのワーホリ本申請に必要な書類
こちらがカナダのワーホリ本申請に必要な書類です。
本申請に必要な書類
- 家族情報申告フォーム
- 英文履歴書
- 証明写真
- パスポートのコピー
- ワーホリビザ申請料$256
申請者に6か月以上の海外滞在歴がある場合は、追加資料も求められる可能性があります。
詳しくはこちらをご覧ください。
具体的な申請方法を知りたい方はこちらのページをご覧ください。
ワーホリビザの申請手順
カナダワーホリの申請期限
カナダのワーホリは、その年の定員に達した時点で締め切られます。
通常は9~10月頃に定員に達するケースが多いです。
前年の11月ごろ | IEC(仮申請)の受付開始。 |
---|---|
前年の12月ごろ | 抽選が開始、徐々に招待(Invitation)が仮申請をした人に送られはじめる。 |
1月〜3月ごろ | 抽選される人の数はまだ少ない。 「抽選プール(応募者リスト)」に残っている申請者の数が多い状態。 |
4月〜8月ごろ | 抽選と招待が増え、仮申請した人のほとんどに招待が送られる。 |
9月〜10月ごろ | 最後の招待が送られ、その年のワーホリビザ受付は終了。 |
※2022年はコロナの影響がまだ出ていますので、この通りのスケジュールに進むとは限りません。
カナダのワーホリ活用方法
カナダのワーホリは1年間自由に滞在できるだけではなく、活用次第では現地就職やカナダ永住権の取得につながる可能性もあります。
また、カナダのワーホリを最大限生かすなら事前に語学学校に通うのもおすすめです。
ワーホリをはじめる前に観光ビザや学生ビザで入国することよって、ワーホリの有効期間に最大限働けるようになります。
詳しくはこちらをご覧ください。
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