カナダ留学準備中、絶対にやる「荷造り」。
そこで何を持っていくか考えたときに、こんな疑問を持つ人もいるでしょう。
趣味の道具は持っていくべきかな?
そこで今回は、カナダ留学で趣味の道具を持っていくメリット・注意点、カナダ現地で趣味の道具を手に入れる方法などを解説します。
これからカナダ留学を控えていて荷造りをする予定の人は、ぜひ参考にしてくださいね!
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このページの目次
趣味の道具って何?
趣味の道具って具体的に何を指すのでしょう?趣味といっても、人によって色々ありますよね。
たとえば、ランニングが趣味の人ならランニングシューズ。
音楽が趣味の人なら楽器などです。
まだまだある!趣味の例
- アウトドア
- スポーツ全般(やる・みる)
- 映画鑑賞
- 料理
- カメラ
- ゲーム・アニメ
- イラスト
- 日本文化(お茶・お花・舞踊)
本記事でお話しする「趣味の道具」とは、「留学では荷物になるけど持って行った方がいいかな」と迷うようなグッズを想定しています。
たとえば、いくら車が趣味でも、多くの場合車は持っていかないですよね(不可能ではないですが)。
なので、この記事では「自分で持ち運びができる範囲」での話をすると考えてください。
留学中、なくてもひとまずは生きていけるけれど、自分にとってはあると嬉しいようなアイテムです。
カナダ留学で趣味の道具は持っていくべき?
それでは、カナダ留学では趣味の道具は持っていくべきなのでしょうか?
結論としては、「こうするべき」という答えはありません。
ただ、もしもその趣味が自分にとって重要で、心を元気にしてくれるものなら、持っていくことも検討してもいいかもしれません。
そのようにおすすめする理由はいくつかあります。
カナダ留学で趣味の道具を持っていくべき理由
以下は、カナダ留学で趣味の道具を持っていくべきおもな理由です。
落ち込んだときに趣味に救われるから
最初の理由は、落ち込んだときに趣味に救われるから。
留学中は誰でも、現地での生活がうまくいかず落ち込んだり、日本が恋しくなることがあります。
そういったときに、趣味の道具があれば、ストレスを発散したり気を紛らわすことができるでしょう。
問題の直接的な解決にならなくてもいいのです。
慣れ親しんだ趣味にいそしむのは、留学生活の辛い局面で大きな心の支えになる可能性があります。
友達づくりのきっかけになるから
次の理由は、友達づくりのきっかけになるからです。
実は、留学中はこう悩む人が多いんです。
友達がうまくできない......
そういったときに、趣味の道具が役立つかもしれません。
会話のきっかけになったり、運がよければ同じ趣味を持つ仲間に出会える可能性も!
さらにお茶やお花などの趣味であれば、日本の文化を紹介したり、他国の人の文化について訪ねるいい機会にもなるでしょう。
費用の節約になるから
最後の理由は、費用の節約になるからです。
ものにもよりますが、趣味の道具をカナダで1から揃えなおすとなると、お金がかかります。
特に、カナダの物価は日本よりも高いものが多いので、いくら趣味を続けたくてもお金を理由に趣味を後回しにしてしまうかもしれません。
留学中も絶対に続けたい趣味があり、費用も節約したいならば、日本から持参するといいかもしれないですね。
もちろん、スーツケースのスペースが許す限りにはなりますが!
趣味の道具を持っていく際の注意点
カナダ留学に趣味の道具を持っていこうかと考えている人へ、いくつか注意点をご紹介します。
パッキングに工夫を
まず、パッキングに工夫をしましょう。
荷造りで大きなスペースを占めるのは、秋・冬物の衣類や靴です。
また人によっては、日本の食べ物をたくさん持ってくる人もいて、そのスペースが大部分を占めることもあります。
もちろん、カナダでも日本の食べ物や日用品は手に入ります。
しかし、カナダで買うのは高いからということで、節約のために持ち込む人もいるのです。
あとは、カナダには売っていないから持ってくる人もいます。
いずれにしても、趣味の道具を入れるスペースはあまりないと思ってください。
もしも持ってくるのであれば「代わりに持っていかないもの」を決める必要があるでしょう。
たとえば、衣類は着回しの効く数点に絞って持ってくるなどです。
以下の記事でパッキングのコツも紹介しているので参考にしてください!
詳しくはこちら
持ち込み規定を確認
趣味の道具を持っていく際は、搭乗予定の航空会社の、荷物の持ち込み規定を確認しましょう。
まず、機内に持ち込めるか、預け入れ荷物にするかの確認が必要です。
ものやサイズによっては、超過料金を取られることもあるのでご注意を。
参考まで、エアカナダのホームページには「特殊な手荷物」の取り扱い規定が紹介されています。
参考
規定の中にはスポーツ用手荷物、楽器などに関する項目があり、事前登録の有無や梱包に関する注意点などが細かく載っているので必ず目を通す必要があります。
また、規定は航空会社によって異なるので、他社の情報を参考にしないように気をつけましょう。
壊れるリスクがある
たとえ持ち込める場合であっても、壊れるリスクがあることをお忘れなく。
梱包を工夫したり割れ物注意のステッカーを貼るなど対策が必要です。
メモ
割れ物注意のステッカーは、空港で荷物を預ける際に頼むと貼ってもらえます。
「Could you put a “fragile” sticker on my suitcase?(スーツケースに「壊れ物あり」のシールを貼ってもらえませんか)」などと聞いてみましょう。
係の人から「割れ物はありますか」と聞かれることもありますよ。
ただし、いくら割れ物注意のステッカーを貼っても、残念ながら雑に扱われることがあります。
よって、絶対に壊したくないものは持ってこないことをオススメします。
カナダで趣味の道具が手に入る場所
日本からは持ち込まないけれど、カナダで趣味の道具を揃えたい人もいるでしょう。
カナダで新たな趣味が見つかる可能性もありますしね!
そこで、カナダで趣味の道具が手に入る場所も紹介します。
趣味の道具を買う場合
趣味の道具を買う場合、以下のようなお店・サービスをチェックしてみましょう。
小売店
まずは、スポーツ用品店、楽器店などの小売店をチェックすることです。
バンクーバー都市圏にはショッピングモールがたくさんあるので、そういったお店の中で探してみるのもいいかもしれません。
大型スーパー・ホームセンター
次は、大型スーパーやホームセンターです。
バンクーバー都市圏には、日用品や趣味のグッズも扱っているような大型スーパーがいくつかあります。
大型スーパーの例
また、ホームセンターであれば、アウトドアグッズやスポーツ用品の品揃えが豊富なので、チェックしてみることをオススメします!
ホームセンターの例
個人間で売買する
最後は、個人間で売買する方法です。
Facebook Marketplaceや Craigslist、JPカナダなどのクラシファイドサイトでは、いらなくなった趣味の道具などを売っている人も目にします。
ただし、詐欺も横行しているので、以下のことに注意して使うといいでしょう。
注意すること
- クレジットカード情報などを渡さない
- 品物を確認するまで支払いをしない
- 販売者のレビューをチェックする
- 詐偽の最新の手口を知っておく(参考:カナダでよくある詐欺の手法と対応法)
趣味の道具を借りる場合
趣味の道具は借りることもできます。
ここでは、バンクーバーエリアでさまざまな道具を貸し出している場所をご紹介しますね。
公立図書館
まずは、公立図書館(Public Library)です。
特にダウンタウンの中心にあるバンクーバー公立図書館では、本だけでなく以下のような道具を貸してくれます。
借りられるものの例
- DVD
- 漫画
- 楽器
- ビデオゲーム
- ボードゲーム
詳しくは以下の記事で紹介しているので、参考にしてください。
自転車レンタル
サイクリングが趣味なら、自転車のレンタルもできますよ。
たとえば、バンクーバーを代表する公園「スタンレーパーク」付近にはたくさんのレンタルサイクルショップがあります。
そのため、自転車を借りて広大な公園内をサイクリングするのは人気のアクティビティです。
ぜひチャレンジしてみてくださいね!
テントレンタル
アウトドア大国のカナダでは、テントレンタルのサービスをしている会社もあります。
買うほどではないけれど、キャンプをしてみたいという人には使えるオプションかもしれませんね。
スキー・スノーボードレンタル
ウィンタースポーツも盛んなカナダでは、スキーやスノーボードのレンタルもできます。
ダウンタウンにもレンタルショップはありますよ。
また、グラウスマウンテンやウィスラーなどのスキーリゾートに行けば、現地でウェアや道具のレンタルも可能です。
カナダ留学でも自分らしく趣味を楽しもう
今回は、カナダ留学に趣味の道具を持っていくべきかや、持っていく場合の注意点、カナダ現地で調達する方法などをご紹介しました。
日本から持っていく場合でも、カナダで入手する場合でも、自分らしく趣味を楽しんでくださいね!