カナダ留学生保険|基本的なルール・保険の種類などをまとめます!
カナダ留学の準備で重要なことといえば、保険への加入ですよね。
この記事では、カナダ留学生保険について、知っておきたいすべての情報をまとめます。
【基本】留学に行くときの保険選びの重要さ
カナダ留学に行くときに、保険選びはとても重要です。
とはいえ「留学やワーホリでは保険に入ることが大事!」という話は、聞いたことがある人がほとんどでしょう。
知ってる!だから何かしらの保険に入っておけば大丈夫だよね?
......ちょっと待ってください!その考えは危険です。
実は、しっかりと内容を把握して加入しないと損をしたり、保険が適用されないこともあるのです。
よって、ここで基礎的な補償内容をおさえておきましょう!
一般的な留学生保険は、以下の3つの分野に分かれています。
分野 | 内容 |
---|---|
医療 | 留学中に病気やケガで治療を受けた時の治療費を補償 |
生命 | 留学中の事故による死亡や後遺障害を負ってしまった時の補償 |
損害 | 留学中に他人に損害を与えてしまったり、自分の所持品の盗難・破損の時の補償 |
なお保険によって、これらのどの分野をカバーするのかは異なります。
加入予定の保険が、死亡時の補償もあるのか、家のものを壊したときの補償はあるのか......などは、知っておかないと、もしものときにトラブルになりかねません。
以下の記事では、留学生がやりがちな「保険選びでの失敗例」をご紹介しているので、保険を決める前にぜひご覧ください。
詳しくはこちら
カナダ留学生保険で知っておきたいルール・注意点
次に、カナダ留学生保険で知っておきたいルールや注意点をまとめます。
カナダに留学するときは、当然ながら留学生保険に入る必要があります。
日本とは違い、カナダで病院に行くとかなりお金がかかるからです。
たとえば、自転車や階段で転んで運悪く骨折をしてしまったとすると、医療費は軽く$10,000を超えます。
以下の記事では、実際にカナダで入院・手術を経験した生徒さまのインタビューをまとめています。
ぜひご一読のうえ、保険加入の重要さを知ってください!
学生ビザ保持者(6か月以上滞在)はMSPへの加入が義務
バンクーバーを含むブリティッシュ・コロンビア(BC)州に滞在する、学生ビザ保持者(6か月以上滞在)が知っておきたいルールは、MSPへの加入が義務だということです。
MSP(Medical Service Plan)とは、カナダの地方政府が提供する公的医療保険です。
BC州の以下のホームページにも、対象者は加入必須(Mandatory)であることが明記されているため、必ず手続きを行いましょう。
なお、加入手続きを行ってから保険適用までは約3か月ほどかかるため、その間は無保険となってしまいます。
よって、最初の3か月間だけは民間の保険への加入をオススメします(民間の保険については後述)。
MSPについては、以下の記事で詳しく解説しているのであわせてご覧ください。
詳しくはこちら
ワーキングホリデーも保険の加入は義務
カナダにワーキングホリデーにくる場合でも、保険の加入は義務です。
またその保険の加入期間は、カナダの滞在期間をカバーしている必要があります。
カナダ政府の公式サイトには、カナダのワーホリビザの発給要件として以下のような記載されています(訳は弊社による)。
have health insurance for the duration of your stay
You may have to present evidence of this insurance when you enter Canada(訳:滞在期間すべてをカバーする保険を持っていること。カナダ入国時に保険の加入証明の提示を求められることがあります)
International Experience Canada: Who can apply
仮に保険の提示を求められ、条件を満たす保険に加入していなかった場合、入国を拒否されたり、保険の加入期間までしかビザが発給されないなどの恐れもあるため、必ず滞在期間をカバーする保険に入りましょう。
詳しくはこちら
学校に通う場合は学校の規定も確認
学校に通う場合は、学校が留学生保険に関する規定を定めていないか確認してください。
加入する保険の、補償額や補償内容が指定されていることがあります。
また、公立カレッジに通う場合、学費に保険料が含まれている場合もあるので、内訳を確認しましょう。
カナダ留学生保険の種類
カナダ留学生保険には、どのような種類があるのでしょうか?
大きく分けると、以下の3種類です。
保険の種類
一つずつ解説していきますね!
カナダ現地の留学生保険
まず最初にご紹介する保険は、カナダ現地の留学生保険です。
カナダ現地には、民間の保険会社が販売する保険があり、その中には留学生が加入できる保険もあります。
補償分野は医療に限定されていることがほとんどで、そのぶんリーズナブルな保険料であることが特徴です。
カナダ留学コンパスがご紹介しているカナダ現地の留学生保険は、以下にまとめているのでチェックしてください!
カナダ現地の留学生保険
※ガードミー:就学される生徒様のみが対象の「学生専用保険」
日本の留学生保険
次にご紹介するのは、日本の留学生保険です。
日本の留学生保険は、「医療・生命・損害分野、全てが手厚く補償される」という特徴があります。
たとえば、キャッシュレス(=現地での医療費の自己負担不要)で海外の病院を受診できたり、24時間日本語での電話サポートがあるなどです。
そのぶん保険料は高くなるのですが、万が一の場合でも安心を得られるというメリットがあります。
また、日本出国前に保険に加入する必要があるのもポイントです。
クレジットカード付帯の保険
さらに、留学ではクレジットカード付帯の保険(以下、クレカ付帯保険)を利用するという方法もあります。
クレカ付帯の海外旅行保険とは「そのカードに契約することで、海外旅行でのケガ・病気などのときに保険金を受け取れるサービス」のことです。
あえて民間の保険会社と契約しなくても、クレジットカード1枚で補償を受けられるというのが大きなメリットです。
ただし、カナダのワーホリ・留学では、このクレカ付帯保険の利用はオススメしません。
その理由は後ほどお話しします。
カナダ留学生保険に関するよくある疑問
カナダ留学生保険に関する、よくある疑問をまとめます。
カナダの留学生保険と日本の留学生保険の違いは?
先ほども少し触れましたが、カナダの留学生保険と日本の留学生保険には、大きく分けると以下の違いがあります。
保険の主な違い
- 補償内容
- サポート
- 保険料
基本的には、カナダの留学生保険のほうが「補償・サポートは限定的だが保険料は安い」、日本の留学生保険は「補償・サポートは手厚いが保険料は高い」と考えておくといいです。
つまり、どちらにもメリット・デメリットがあります。
じゃあカナダ留学にはどっちの保険がオススメなの??
オススメの保険が知りたい人は、以下の記事をご覧ください!
詳しくはこちら
留学生保険の詳しい比較をしているので、参考にしていただけますよ。
カナダ留学にクレカ付帯保険はオススメ?
カナダ留学に、クレカ付帯保険はオススメしません。
理由は、以下の4つです(最後はワーホリの場合にのみあてはまる理由)。
クレカ付帯保険をオススメしない理由
- 3か月以上の滞在では保証期間が足りないから(90日間)
- 「クレカ付帯保険」には条件があるから
- 「クレカ付帯保険」の補償額は少ないから
- 【ワーホリの場合】そもそも「保険加入」が義務付けられている
なぜこのような理由を提示しているのか、詳しくは以下の記事で解説しているので、ぜひご覧ください。
詳しくはこちら