
「ワーホリに行ってみたいけど大した目的もないし…行く意味あるのかな?」
と悩んでいる方も多いと思います。
貴重な1年を使ってまで行くべきなのか。
学校を休学したり会社を辞めることのリスクに見合うのか不安ですよね。
でも海外で生活してみることで見えてくることも沢山あります。
今回はそんな皆さんの疑問を解消します。
数々のワーホリ希望者のカウンセリングを受けてきた経験から、そもそも目的は必要なのか、目的の見つけ方についてお話ししますね。
このページの目次
ワーホリの目的は人それぞれ

なんとなくワーホリに興味があるけど、みんなどんな目的で行くのかな?

現在まで5,000名以上の留学生の相談を受けてきましたが、目的は本当に人それぞれです。
実際みんなどんな目標をもってワーホリするの?
今までカウンセリングをしてきた方の目的は例えばこんな感じです。
- 英語力(語学力)を向上させたい
- 海外で生活してみたい
- 自分探し
- 世界中に友達を作る
- 海外で働いてみたい
- 外国に永住したい
- 日本での就職に有利になるような経験が欲しい
- (その国で盛んな)スポーツライフを満喫したい
- とにかく日本から離れたい などなど
ここに挙げたのはほんの一部で、1人につき目的が1つとも限りません。
そもそもワーホリに目的は必要?
もちろん目的がはっきりしていれば効率よくプランが立てられます。
「移住したいから、永住に有利な仕事を選ぼう」
など、ゴールに向かってまっすぐ進めばいいからです。
しかし、「具体的な目標や目的」は絶対に必要なわけではありません。
目標を持ってきた方も、海外で生活する中で考えが変わるパターンも多いです。
そもそも「海外で生活する」ということはこういうことなのです。
- 日本では得られない体験を得る
- 今まで考えたこともなかったような価値観に出会う
- 想像もしていなかった現実に直面する
考え方が変わるのも当然ですよね。
異なる文化の中で生活する中で目標が見つかる場合も多々あります。
「目的を見つけるのが目的」でもいいのです。
みんながしっかりとした目的意識を持っているのか?
結論から言うと、そんなことはありません。
実際、卒業や仕事を辞めた時などに
「自由に時間を使えるいいタイミングだし、興味があった海外挑戦してみようかな?」
という方も多いです。
中には海外で生活するなんて考えたこともなかったけれど思い立って、という方も!
ワーホリの目的は自由。
何にでもチャレンジできることが魅力です。
目的がないから…としり込みするのではなく、まずはトライしてみましょう。
自分の目的の見つけ方
「それでもやっぱり目的が欲しい…」
そんな方は自分が「なぜワーホリに行きたいと思ったか」を掘り下げて考えてみましょう。
行きたいと思った理由を考えてみる
「海外に憧れる」のなら海外の「何に」「なぜ」憧れるのでしょうか?
「週末にはビーチで過ごす生活」なら綺麗なビーチがある土地は絶対ですね。
時間集中して稼ぎ、フリータイムを多く取れるプランがいいかもしれません。
「外国語が話せるとかっこいい」ならその言葉を話す地域に行き、学校へ行ったり積極的に現地の人と話す機会を作ることです。
そう考えてみると、皆さん意外と目的は持っているものです。
「目的を持たなければ」と思うと構えてしまい、気付きにくいだけなのです。
目的を叶えるための注意点
しっかり目的を定めていたとしても、留学前に考えていたことが必ずしも実現できるとは限りません。
「日本で想像していたこと」と「実際に直面する事」は違います。
仕事を見つけた矢先、コロナパンデミックの影響で解雇されてしまった、
ビザが思うようにおりなかった、など想定外のことが起きます。
その時に心が折れてしまわないよう、柔軟性を持つこと、プランBを持つことも大切です。
まとめ
自分の「理想のワーキングホリデー」を実現するために、目的はあった方がいいです。
でも、絶対持たないといけないわけでもありませんし、大層である必要もありません。
自分がなぜ興味を持ったのか、を少し考えてあげるだけでもよいのです。
カウンセリングではこの「なぜ」を必ずお伺いします。
なぜなら目的によって「その方に最適な留学プラン」が変わってくるからです。
「ワーホリがしたいんです」
というご相談、非常によくうかがいます。
ただお話を伺う中で、ワーホリではなくまずは学校に通った方がその方の本来の目的を達成出来ることが判明するケースがあります。
「興味はあるけどなにを目的にすればいいか分からない…」
と悩んだらまずは相談してみましょう。
一緒にカウンセリングをしていく中で、「あなたの目的」と「それを叶えるためのプラン」が見つかるはずです。