よくあるワーホリ失敗例とは?留学失敗に導く原因と成功の秘訣

監修者 監修者
末永 真一

カナダ留学コンサルタント、RCA 海外留学アドバイザー No.162002
カナダ在住20年以上のカナダ留学専門家。カナダ留学情報を発信するTwitterアカウントはカナダ以外も含む留学ジャンルでフォロワー数1位(1万人以上)、月間最大インプレッションは400万を超える。現在までサポートしてきた生徒数は1万人以上。

カナダで1年間働きながら滞在できるワーホリ(参考:カナダのワーホリについて)。

そんな夢のようなワーホリですが、一生に一度しか使えません。

なので、できるなら失敗しないようにワーホリを有効に使いたいですよね……。

ワーホリで人生終わった!」と言うとおおげさですが、知識がなかったために一世一代のチャンスを逃す人もいます。

本記事ではワーホリでよくある失敗と、そのワーホリを成功させる秘訣を詳しく紹介します。

ワーホリでよくある失敗

ではワーホリでよくある失敗を見ていきましょう。

【よくある失敗1】ワーホリ生活が充実しない

ワーホリでよくある失敗の1つ目が、ワーホリでの生活が充実しないこと。

その原因の根本的なところを見ると、話す相手がいないからという理由にいきつきます。

せっかく留学しているのに、スーパーでサンドイッチ買って公園で一人で食べる毎日が続くとツライですよね。

そんな事態を避けるためにも、語学学校に通うことを強くすすめております。

学校は「学ぶ場」だけでなく、人と交流する場、友達を作る場なのです。

【よくある失敗2】海外生活に馴染めない

ワーホリでよくある失敗の2つ目が、海外生活に馴染めないことです。

なぜ馴染めないのかというと、日本と海外の「あたりまえ」が違うことが大きな理由でしょう。

たとえば食事の違いや、サービスの質の違いに不満をもつ人の声はよく耳にします。

でも日本と違うからといって「これだから海外は……」と文句を言っていても生活は変わりません。

むしろ、そんな考えだと日本に帰りたくなるばかりだよね。

せっかく新しい環境で新しい生活をするのだから、「日本との違い」を楽しんでみませんか?

日本とは違う場に積極的に身を置くことで、日本の文化や風習は「多様性のある世界」のほんの一部だということが理解できるはずです。

これは日本にいると学びにくいことなので、それを学べることは海外留学の一番のメリットだと言えるでしょう。

【よくある失敗3】日本人の友達しかできない

ワーホリでよくある失敗の3つ目が、日本人の友達しかできないことです。

「住んでいれば外国人の友達ができるだろう」と思いそうですが、そう簡単にいかないのが現実……。

語学学校に通っていても、ついつい日本人同士でつるんでしまいがちなのです。日本語で話せるとラクですから。

でも、学校はいろいろな国の人と仲良くなれる場なので、がんばって友達をつくるようにしましょう。

ただし現地のカナダ人と仲良くなるにのはすこしハードルが上がります。現地の人は語学学校にはいないからです。

そりゃあ、現地の人は英語が話せるもんね。

もしカナダ人の友人をつくりたければ、現地の人が行くような場所に足を運びましょう。

カナダデーの屋台

ボランティアに参加したり、現地の人が集まるパーティーやイベントに参加するなど、能動的に活動する必要があります。

【よくある失敗4】英語が話せるようにならない

ワーホリでよくある失敗の4つ目が、英語が話せるようにならないことです。

多くの人が「英語を話せるようになりたい」と思って留学するのに、上達しないのはなぜでしょう?

英語力が伸びる人と伸びない人の差は、ずばり予習と復習(宿題)です。

学校で学ぶ時間はどの生徒も同じなので、学校以外での過ごし方で差がつくと言えます。

ほかにも、友達や先生、ホストファミリーと積極的に英語で話すのも効果的です。

もし、クラスメートや友人に日本人が多くても問題ありません。

たった1人でも日本語の話せない人、たとえば韓国人がグループに1人いれば、必然的に共通語が英語になります。

とにかく日本人だけ(・・)で固まらなければ英語を話す機会は増え、上達しますよ。

【よくある失敗5】快適な家が見つからない

ワーホリでよくある失敗の5つ目が、快適な家が見つからないことです。

ネットで「シェアハウスが安くていい」という話をよく耳にしますが、いいところは簡単に見つかりません。

ネットの掲示板に募集は出ていますが、入居の申し込みは英語ですし、そもそもやり方がわからない……。

そんな状態で契約しても、だまされる確率が高いということは簡単に想像できるでしょう(そもそも詐欺も多い)。

ではもっとも「いい物件」に出合う確率の高い方法はなんでしょうか? 実は友達からの紹介です。

たとえば仲のいい友達が帰国するタイミングで空く部屋があれば、その環境はかなり信頼できるはずです。

友達がだますはずないし、帰国するまで住んでいる部屋っていい条件だろうね!

そう考えると、いい部屋を見つけるにはやはりコネが一番ということですね!

【よくある失敗6】ワーホリ期間に仕事が見つからない

ワーホリでよくある失敗の6つ目が、ワーホリ期間中に仕事が見つからないことです。

とくに、仕事を選び、高望みしすぎな人に多い傾向があります。

たとえば旅行会社や空港で働きたいと思っていても、英語もままならない外国人が現地の人とイスを競うような仕事につけるはずがないのです。

英語力の上達は仕事選びにも直結しているので、そういう意味でも語学学校でしっかりと学ぶようにしましょう。

ここだけの話ですが、求人を出して何人も面接するのは大変なので、従業員の友達を雇うというパターンがカナダではすごく多いです。

お部屋を探すときと同じく、カナダでは友達からのコネが重要なのがよくわかりますね。

【よくある失敗7】帰国後に就職できない

ワーホリでよくある失敗の7つ目が、帰国後に就職できないことです。

でも、ワーホリに行ったせいで就職できないなんてあるのでしょうか?

よく考えてみると、留学とは関係ないことがわかります。

「履歴書に空白ができる」という人もいますが、それは留学が原因ではなく、「意味のある留学期間を過ごせなかったこと」が原因ではないでしょうか?

ワーホリ留学して、まじめに勉強して英語力もついて、海外で仕事をしていた人を評価しない企業はありません。

そのためにも必ず語学学校で英語力を磨くこと、人脈を作ることをオススメします。

【よくある失敗8】永住権につながらない

ワーホリでよくある失敗の8つ目が、永住権につながらないことです。

「カナダで永住権を取る」という目的のためにワーホリを利用する人も多いのですが、知識として知っておきたいことがあります。

それは永住権を取得するために「就労経験」が長いほど有利だということ。

これは「カナダに永住したい」という決意がなくカナダに来る人にも知っておいてほしいです。

なぜなら、ワーホリをきっかけにカナダが大好きになる人が多いから。

そのためにも、いきなりワーホリを使ってカナダに来るのではなく、まず学生ビザなどで入国し、英語の勉強をし、人脈を築くのです。

学生ビザが切れるころに仕事を見つけ、ワーホリの期間は仕事に注力しましょう。

これが永住権をめざす人にオススメするワーホリの使い方です。

ワーホリ期間が終わった人でも申請できる「セカンドワーホリ(ROワーホリ)」という制度もあるのでこちらもご確認ください。

ワーホリを成功させるための3つの秘訣

ではワーホリを成功させるための秘策を紹介します。

語学学校に通う

ワーホリを成功させるための秘訣の1つ目は、語学学校に通うことです。

たとえ英語に自信があったとしても、人脈を築くため、生活情報収集のためにも語学学校に通うべきだと断言します。

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先述しましたが、お部屋を探すときも仕事を探すときも、とくにカナダでは「コネ」が幅を利かせています

コネだけでなく、友達と会話したり、いっしょに出かけたりすることで生活も楽しくなりますよね。

生活が楽しければポジティブになるし、英語力もつき、いい職場で働けるチャンスも増えるはずです。

ある意味では「学校」を口実にコミュニティに入るというのが学校に通う真の目的と言えるかもしれません。

こんなことをを言うと怒られそうですが、語学学校で得られる一番の収穫は英語ではなく人脈だと思っています。

最初の1か月はホームステイ

ワーホリを成功させるための秘訣の2つ目は、最初の1か月はホームステイをすることです。

ホームステイなら1泊$40(約4,390円)程度で泊まれ、しかも3食付きで個室まで!

つまりトータルで見ると、シェアハウスよりも安くて安全で、生活サポートも受けられるわけです。

カナダに渡って右も左もわからない人にとって、ホームステイほどコスパのいい滞在方法はありません

留学エージェントを使う

ワーホリを成功させるための秘訣の3つ目は、弊社「カナダ留学コンパス」のような留学エージェントを使うことです。

弊社の場合は渡航前のサポートだけでなく、カナダに到着した瞬間から現地のスタッフがLINEでサポートします。

たとえばこちらは、空港でLINEサポートしている画面のスクリーンショットです。

空港にてLINEでのやりとり
空港にてLINEでのやりとり

こんなきめ細やかなサポートが無料で受けられるので、利用しない選択肢はありません。

え? 無料でここまでしてくれるの?

そうなのです。弊社「カナダ留学コンパス」なら、飛行機や学費などの実費以外にかかりません

留学エージェントは旅行代理店のように、紹介料で成り立っているため、生徒さんから余分なお金はいただかないのです。

「エージェントは不要!自分の力で留学する!」と思う人でも、もしものための保険として利用をオススメします。損することはないので!

まとめ

ワーホリでカナダで生活できる期間は限られています。

ワーホリは目的が明確な人も、そうでない人も、様々な可能性を秘めた貴重な経験となります。

ぜひ、よくある失敗例と成功の秘訣を知り、充実したカナダでのワーホリ生活をお送りください!

すこしでも不安があれば、こちらからご連絡ください(もちろん無料です♪)。

執筆者 執筆者
末永 真一

カナダ留学コンサルタント、RCA 海外留学アドバイザー No.162002
カナダ在住20年以上のカナダ留学専門家。カナダ留学情報を発信するTwitterアカウントはカナダ以外も含む留学ジャンルでフォロワー数1位(1万人以上)、月間最大インプレッションは400万を超える。現在までサポートしてきた生徒数は1万人以上。

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