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「カナダは物価が高いと聞くけど、食費はいくらかかるんだろう?」と疑問に思った人はいませんか?
今回はその疑問に答えるため、カナダ留学でどれくらい食費がかかるかをご紹介します。
また食費節約の方法や、安く買い物・食事ができるお店も紹介するので、参考にしてくださいね。
なお、カナダ留学の費用については、以下の記事も参考にしていただけます!
このページの目次
カナダ留学で食費はいくらかかる?
カナダ留学で食費はいくらかかるのでしょう?
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それは、自炊か外食かで大きく変わります。
自炊中心なら200〜300ドルくらいです。
外食する場合、上記金額をベースに外食費を加算していく形で見積もるといいでしょう。
外食には、多くの場合チップが含まれるため高くつきやすいです。
ランチでも10〜20ドル、ディナーであれば1回20ドル以上はかかり、お酒などを飲めばもっとします。
カナダで自炊:食材にかかる費用はどれくらい?
ではカナダで自炊する場合、食材にかかる費用はどれくらいなのでしょう?
スーパーによっても価格に幅はありますが、主な食材の値段をご紹介しますね。
(セール時はもっと安くなる可能性があります)
食材名 | 費用の目安 |
---|---|
白米(1kg) | 2ドル〜 |
食パン(500-700g) | 2ドル〜5ドル |
牛乳(1L) | 3ドル〜 |
卵Lサイズ(12個) | 4ドル〜 |
パスタ(500g) | 1ドル〜3ドル |
鶏胸肉(100g) | 1ドル〜 |
バナナ(1lb※) | 0.68ドル〜 |
にんじん(1kg) | 3ドル〜 |
白米は、日本米ではなく海外米の価格です。
トロントやバンクーバーなど、カナダの大都市であれば日本食も手に入りやすいですが、価格は日本の2倍近くします。
また、新鮮な野菜や魚がとれない地域では、食材がより高く売られていることもあります。
カナダで外食:外食にかかる費用はどれくらい?
次に、メニュー別で外食にかかるおおよその費用をご紹介します。
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下記の金額にチップは含まれませんが、相場は15%〜です(レストラン・バーは18%スタートのところもある)。
メニュー | 費用の目安 |
---|---|
ハンバーガーセット(バーガー、ドリンク、ポテト) | 10ドル前後 |
パスタ | 20ドル前後 |
サンドウィッチ | 5ドル〜 |
ピザ(1枚、ミディアム) | 15ドル〜 |
フライドチキン(2ピース) | 10ドル前後 |
ラーメン | 15ドル〜20ドル |
ビール | 8ドル〜 |
グラスワイン | 12ドル〜 |
ブラックコーヒー | 3ドル前後 |
メモ
チップは会計の時に、カード用の機械でいくら払うか選択するのが一般的です。
チップパーセンテージのボタンを押すだけで会計に加算されるので、自分で計算する必要はありません(カード払いの場合)。
また、自分でチップ額を決めて入力することもできます。
カナダ留学で食費を節約するコツは?
カナダではどうすれば食費が節約できるでしょう?
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カナダ在住の編集部スタッフが、食費を節約するコツをご紹介します。
こちらの記事でも、カナダでお得にお買い物する裏技を紹介しているのでぜひチェックしてください!
詳しくはこちら
まとめ買いをする
まずは可能ならまとめ買いをすることです。
CostcoやWalmartなど大型スーパーでは、ファミリーサイズ(特大サイズ)の肉や野菜などを売っています。
こういった商品は1個あたりの値段が安いことが多いので、誰かとシェアして買うと節約になります。
冷凍する
次の節約のコツは、食材を冷凍すること。
編集部スタッフも、肉類や野菜は大容量の安いものを買い、1〜2食分ずつジップロックに入れて冷凍しています。
意外と常温では食べきれない、食パンも冷凍できます。
冷凍した食パンはトースターにそのまま入れると、ちょうどいい感じに解凍されるので試してみてください。
値引き品を買う
次の節約のコツは、値引き品を買うことです。
スーパーの片隅には、賞味(消費)期限が切れそうな食品が安く売られています。
こういった商品を狙って買えば、数ドルの節約につながるでしょう。
ただし、腐っているものも平気で売られていることがあるので、品質チェックはしっかりしましょう!
T&TやH Mart、Safewayなどのスーパーでは、お惣菜・弁当が割引で売られていることも多いですよ。
アプリを駆使する
最近は、スマホアプリを駆使してお得に買い物できるようにもなりました。
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Flipp
まずはFlipp。
こちらは、大手スーパーのチラシを閲覧できるアプリで、どこで安い商品が売っているかチェックできます。
Too good to go
また、Too good to goというアプリもおすすめ。
これは、食品の売れ残り問題を解決したい飲食店、スーパーなどと顧客をつなぐサービスです。
顧客は、賞味期限が切れそうなど、訳あり商品を安く買えてお得ですよ!
外食を控える
外食を控えるのは、シンプルですが節約になる方法です。
カナダでは、レストランなどで食事をするとチップを求められるため、外食を控えるだけで食費がかなりおさえられます。
アドバイス
留学では友達作り・気分転換なども重要です。予算を気にしつつも、たまには外食するといいリフレッシュになりますよ!
カナダで食材の安いスーパーはどこ?
食材はできるだけ安いところで買いたいですよね?
そこで、カナダで食材を安く買えるスーパーをご紹介します。
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No Frills
No Frillsは黄色い看板が目立つカナダの格安スーパー。
カナダ9つの州にフランチャイズ展開しています。
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食材や洗剤・トイレットペーパーなどの日用品などが満遍なく安く買えます。
お店では、PC Optimum Cardというポイントカードが使え、ポイントを活用すればさらにお得に買い物ができますよ。
ウォルマート
アメリカ発の大型スーパーであるウォルマート。
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カナダにも多数の店舗を展開しています。
食材だけでなく、日用品、服、家具家電、アウトドア用品などかなりの品揃えです。
売り場も商品もビッグサイズで、初めて訪れた人は「海外のスーパーに来た!」という感動を覚えるでしょう。
詳しくはこちら
Real Canadian Superstore
カナダを代表するスーパーといえばココ!
規模や商品展開はウォルマートと似ていて、食材だけではない豊富な品揃えが魅力です。
No Frillsと同じくPC Optimum Cardが使えます。
PC(President's Choice)というプライベートブランドの商品が安いです。
Costco
日本でもおなじみの倉庫型スーパー、Costco!
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カナダにも多数の店舗がありますよ。
会員制のため入会金がかかりますが、定期的に通うならば十分元が取れるスーパーです。
シェアメイトなどと食材を分け合うのがおすすめ!
フードコートのホットドッグは、ドリンクがついて2ドル以下!
コスパNo.1の外食です(フードコートのみの利用なら会員証はいりません)。
詳しくはこちら
カナダで安く外食するなら?
カナダで安く外食するなら、何がおすすめ?
ここでは、おすすめのお店やメニュー・ジャンルをご紹介します。
Tim Hortons
カナダ発祥のコーヒーショップであるTim Hortons。
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こちらでは、アプリユーザー向けに定期的に割引をしていたり、コスパのいい朝食やランチが食べられるのでおすすめです。
おすすめはブレックファストラップ。
ベーコンやオムレツ、チェダーチーズ、ハッシュブラウンなどがトルティーヤラップに丸ごと包まれているダイナミックな一品。
ミディアムコーヒーがセットで6ドル台です。
それから、スープもおすすめ。
3〜4ドルでスープとパンが食べられます。
味はチリ、チキンヌードル、ブロッコリー。
チリスープはひき肉が入っていて結構なボリュームがあるので満足感が得られますよ。
ピザ
北米ということもあってか、ピザは安く食べられるところが多いです。
おすすめはダウンタウンの図書館近くにある「Straight Brooklyn Pizza」。
ガスタウンやバーナビーにも店舗があるお店で、1スライスが大きく、味も美味しいです。
ちなみに、セブンイレブン(カナダ版)のホットスナックコーナーにもピザが売ってます!
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ホットドック
ホットドックも安く食べられるメニューの一つ。
ダウンタウンでは、よくフードトラックで売られています。
その中でも価格がかなり安いのは、先ほども紹介したCostcoやIKEAのホットドッグですね。
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どちらもソーセージとパンだけのシンプルなホットドッグですが、外食が1ドル台なのはカナダではかなりレアです。
そのほか、「Japadog」という日本のホットドッグも面白いですよ。
「テリヤキ味」や「メンチカツ味」などのホットドッグが揃っています。
多くのメニューは10ドル以下で食べられます。
まとめ:カナダ留学の食費は自炊の割合で変わる!
今回は、カナダ留学の「食費」に注目し、費用などをまとめました。
カナダ留学の食費は、自炊の割合で大きく変わります。
できるだけ節約したいのであれば、スーパーを賢く利用して節約に挑戦しましょう!