
これからカナダ、トロントへの留学を予定している方の中には、留学に対してこんな不安を感じている方もいると思います。

せっかくの留学、失敗してしまったらどうしよう?失敗しないためにはどうしたらいいんだろう?
以前から留学したい!と夢や希望を抱いていた方も、実際に留学するとなると不安は少なからずあると思います。
日本とは違う体験をしたく留学という決断をされたからこそ、みなさまには充実した留学生活を送っていただきたいと思います。
ここでは、カナダのトロント留学の失敗談と、知っておくべきことを紹介します!
参考
このページの目次
トロント留学のよく耳にする失敗談

カナダのトロント留学でのよく耳にする失敗談を紹介します。
①なんとなくトロントを選んだ
実際に、トロントに来る方の中でも、このように決めた方もいるかもしれません。
- なんとなくトロントにしました。
- みんながトロントに行ってたからなんとなく。
- トロントって有名な都市だし。旅行先でも名前を聞くので。
- 留学している人も多いって聞いたので。
もちろん、これが悪いとは言っていません。
ただ、留学先を決めるのに「理由がなくなんとなくトロント」にとしてしまうと、実際に来てみて「想像と違った」なんてこともあるかもしれません。
トロントの街には高層ビルやマンションなどが多く建っています。都市の雰囲気としては、まさに都会!って感じです。
あなたがカナダの大自然を想像していて、そういう都市を望むのなら、当てはまらない可能性の高いと言える大都市です。
さらに、トロントは、厳しい冬の寒さが特徴的です。
11月頃から、トロントの冬がやってきて、この時期になるとだんだんと気温が下がっていき、12月を過ぎると平均気温が氷点下になる日も出てきています。最低気温は日によって-20℃まで下がる日も出てきます。
- 想像以上に寒かった
- 寒さをなめていた
- 寒がりなのでトロントで過ごすのは辛くなってきてしまった
- 想像以上に都会で馴染めなかった
- 防寒対策が不足していて苦労した
など、といった感情を抱いてしまい、後悔をする例も0ではありません。
滞在先は、留学を過ごす上で重要になってきます。
自分なりの留学の計画を立てた上で、「●●という目的があるから、トロントに行くことにした」と決めてほしいですね。
②日本人の友達とばかり遊んでしまう
トロントやバンクーバーのような留学に有名な都市だと、日本人が多いのではないか?と勘違いする人がいます。
確かに、日本人が多く渡航するような人気の都市は、他の都市に比べたら日本人が多く集まる地ではあります。
決して「街に日本人が溢れている」というレベルではありません。
しかし、どうしても、慣れない環境の中で、日本語が通じるというのはとても嬉しいことですし、日本語が通じることで助けになる場面も多くあるかと思います。
そんな中で、日本人ばかりと遊んでしまうと、せっかくの留学で英語を話す機会も減ってしまうでしょう。
そういう点では、日本人と仲良くなってしまい、「遊んで仲良くなって楽しんで留学生活が終わってしまった」なんてこともあるかもしれません。
もちろん、「楽しかった」という思い出も大事なことですが、留学の目的はそれと一致しているかということは考える必要があるでしょう。
③観光ばかりしていて、留学というより旅行して終わった

トロントは、観光にもかなりアクセスのしやすい都市です。
例えば、トロント近郊には、
- 有名なナイアガラの滝
- モントリオール
- 首都オタワ
- プリンスエドワード島
といったカナダ国内の観光名所がたくさんあり、比較的アクセスがしやすいのが特徴です。
せっかく、カナダに来たのなら、色々な観光名所を巡ってみたい!と思う心情もわかります。
ですが、旅行の思い出作りも大事なことかもしれませんが、それが留学の目的かどうか、そればかりが目的かどうかは、見直す必要がありますね。
④英語を勉強せずに来た
トロント留学に限らずの話ではあるかと思いますが、留学した方が必ずと言っていいほど、後悔・失敗したと感じてしまうのが、英語の勉強についてです。
トロントには、トロント大学をはじめとする、最も多くの教育機関が集まっている都市でもあり、そういう点では、高水準な教育を受けることができます。市内には約100ヵ所の公立図書館があるなど教育を受けるのには最適な環境とは言えるでしょう。
そういった特色だけ見ていると、
- トロントに行ったら、いやでも英語環境に浸れる。
- 毎日が英語の勉強だから、現地に行ってから本気だそう。
- トロントに行けば、きっと英語力は上がるはず!
と思って理想を抱いてしまう方が多いです。
しかし実際は、海外に住んで英語を勉強して、勉強した英語を実生活の中で使うから英語が上達するんです。
ちなみに、海外に行っても英語力を伸ばす最も一般的な方法は、語学学校(ESL)で英語を勉強することです。
現地で初心者の方が0から英語を学ぶことは可能だとは思いですが、現地での英語クラスやレベルアップにはかなりの時間とお金がかかります。
学校によって基準はまちまちですが、「8-12週間の1タームのカリキュラム受講で自動的にクラスアップ」できるような学校もあれば、テストスコアが厳密に決まっており、そのスコアに満たないと、全然レベルアップが出来ないような学校もあります。
実際に日常生活で英語を使うようになったものはいいもの、「日本でもっと英語の勉強をしておけばよかった」「英語の勉強したいけど、まとまった時間が取れない」という声があとを絶ちません。
お金と時間を費やして行く留学ですが、時間もお金も有限です。
⑤短期でも語学学校に行っておけばよかった(ワーホリ)
ワーキングホリデー(ワーホリ)で渡航したいと考えている人の中には、わざわざ学費のかかる語学学校には通いたいと思わない方も多いのではないでしょうか。
東京で知らない人に声をかけて、友達になるケースがあるでしょうか?
「トロントに来たらきっと友達ができるだろう」と思っていても、そもそも、「街中で知らない人に話しかけていきなり友達になる」ということ自体が現実的ではありませんよね。
学校は、たくさんの同じ目的を持った仲間が集う場所、何より留学生同士なので、友達ができやすいです。
友達ができれば、英語で会話をしたり、一緒に遊んだり、生活も楽しくなるでしょう。
また、実際に海外に住んでいるという状況だけでは、英語を使う機会はほとんどありません。
街の中で知らない人にどんどん話しかけるわけにはいかないですし、カフェやレストランで使う英語は限られます。
今では、オンラインショッピングや無人の自動レジなんかの機械も発展しているため、ますます英語を話さなくても生活できる環境にあります。
そういう点では、学校に行かなかったことで失敗につながるケースはよくあります。
失敗が失敗にならないために知っておくべきこと

ここまで、トロント留学でよく耳にする失敗談をお話ししました。
しかし、この失敗談は、全てが全て「失敗」になるわけではありません。
というのも、留学も目的は人ぞれぞれです。
それぞれが、どういう目的と意志を持って留学するかという点が重要だと考えます。
では、先ほど挙げた失敗談を、失敗にしないようにするにはどうしたらいいのでしょうか?
それぞれの失敗談を取り上げながら、ポイントを押さえてきましょう!
①トロントという都市をきちんと知っておく

滞在都市をなんとなく決めてしまった、という方もいるかもしれませんが、それでもすぐに適応できるなら良いかもしれません。
しかし、きちんと知らないでおくと、
- もっと広大な「ザ・カナダ」のような山奥の自然界を想像していたのに実際は違った
- 東京みたいでちょっと違った
- せっかくカナダに来たのに、ちょっと都会すぎた
- 冬が寒すぎて耐えられなかった
などと、自分の想像していたトロントと違ったということになりかねません。
きちんと滞在先の情報を知っておくことで
- トロントの街と自分の留学プランが合っているか
- 自分の価値観に合うような生活ができそうか
- 防寒対策をしっかり準備しているか
- 冬場など屋内や家などでできる趣味を見つけておく
- 短期留学の場合は、夏に渡航するよう調整してみる
など、事前に講じれることは多くあることでしょう。
そういう点では、事前に滞在都市を調べ、自分の留学プランとすり合わせておくことは需要と言えるでしょう。
②多文化コミュニティの良さを味わう
先ほども述べたように、確かにトロントは留学にも人気の都市ではあるので、カナダの他の都市に比べると日本人の比率は高く感じるかもしれませんが、データとして見てみると、トロントにいる日本人の割合は、たったの0.8%(約110人に1人)なのです。
ですが、人気の学校や日本人カウンセラーがいるような学校など、学校の特色によっては日本人生徒が集まりやすい学校もあるのは事実です。
日本人と仲良くなることが悪いわけではなく、せっかくの留学なのだから「日本人以外のコミュニティ」にも目を向けてみるのもいいのではないでしょうか。
例えば、
- 生活で付き合う相手を考える
- 日本人の少ない学校を選ぶ
などです。
ただ、勘違いして欲しくないのは、「日本人と仲良くするな」というわけではありません。
留学生活の中には、実際に大変なことや困難も待ち受けていることがあります。
そんな時、日本語で本当に言いたいことをきちんと言葉で伝えられるというのはかなり大きな意味を持ちます。
日本人の気の許せる友人がいるというのは、心の拠り所になるのは間違いがありません。
ですから、0か100と極端になるわけではなく、多様な文化の方が味わえるトロントだからこそ、さまざまな国の方々と交流を持つことが良いかと思います。
多文化的かつ人口構成も国際色豊かで、「人種のモザイク」 と呼ばれているトロント。移民がもたらした様々な国籍の文化が共存し、80以上ものエスニックタウンが形成されています。
街を歩けば世界中の人種を見る事ができ、色々な文化に触れることができますよ。
③留学目的に合う範囲で観光は楽しむ
留学に来たからといって、毎日こもって英語勉強に慎め!といっているわけではありません。
せっかく、遠いところから来たのなら、色々な観光名所は見てもらいたいですし、個人の見聞の糧にしてもらいたいです。
ですから、あなた自身が設定する留学の目標やゴールを忘れずに、楽しむべき時は楽しむなどメリハリをつけて自身の範囲内で行いましょう。
④日本で英語はできるだけ勉強しておく
前述した通り、英語初心者の方も多く留学されています。
しかし、あなた自身が設定する留学の目標やゴールによっては、その到達までに、かなり時間とお金がかかる場合が出てきます。
できる限り、英語を日本で勉強してくることで損はしないでしょう!
⑤語学学校は侮れない

語学学校はその後のカナダ生活に直結する「人脈」を作るのに重要な場所です。
友達経由で、仕事が見つかる場合だってありますし、友達経由でシェアハウスが見つかることだってあります。
カナダで知り合いを作るのは将来的に良い仕事に就職したり、良い滞在先を見つけることにもつながります。
「短期のワーホリだから」とか「たかが語学学校」と、侮ってはいけません。
失敗談は必ずしも「失敗」とは限らない
繰り返しにはなりますが、失敗談は、全てが全て「失敗」になるわけではありません。
それぞれが、どういう目的と意志を持って留学するかという点が重要だと考えます。
留学は「成功」と「失敗」の2択ではないということです。
留学を「遊び」ではなく、「人生の重要なステップ」と位置づける。
その留学に対して真剣に取り組むのなら、本来は「失敗になる留学」など、あり得ないのです。
最後に
トロント留学のいわゆる成功を得るには、具体的な目標設定と、目標達成のための計画がキーポイントになります。
カナダ留学コンパスでは、ひとりひとりの事情に合わせて、スタートラインから段階を追って進めるようなオーダーメイドの留学プランを提供します。
留学だけでなく、留学後の就職、カナダ永住までトータルでお手伝いしますので心強いですよ!
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