「カナダに留学したいな」と願っていても、実際に留学が実現するまでの間にさまざまな壁が立ちはだかります。例えば、「友人や家族の理解」がその1つに挙げられます。
友人や家族から「留学」について言われること
- 留学して何がしたいの？
- 留学してどうなりたいの？
- 留学に何の意味があるの？
こういう意表をついた質問はどんどん飛び交っていきます。相手は軽い気持ちでなんとなく聞いているだけかもしれませんが、それでもこういう質問をされると、言葉につまってしまいますよね。
せっかく留学したいっておもっているのになんだか気が削がれてしまいます。
そこで、今回は、カナダの中でも、特にビクトリアという都市へ留学したいと思っている方向けに、カナダ留学のメリットと、ビクトリア留学のメリットを紹介します。
このページの目次
カナダ留学にはメリットしかない！
まずカナダ留学についてお話しさせてください。そこまで言い切れる？と思うかもしれませんが、どうしてカナダ留学にメリットしかないのか、をこれから説明しますね。
カナダ留学のメリットについてはこちら
必ずしも「デメリット」はデメリットではない
そもそも、デメリットはデメリットになるかどうかがポイントです。
まず下記ような2つの例の比較を取り上げてみましょう。
2つの例を比較
- 日本の大学に実家から通学する
- 日本の大学に通学するために一人暮らしをする
後者の場合は、学生のうちから、親御さんから自立して生活できるスキルが身につきますよね。
ただ、「ひとり暮らし」をするには、その分家賃や光熱費などのプラスアルフアの支出が発生します。そういう点で、費用がかかるということはデメリットになるかもしれません。しかし実はこのデメリットは「ひとり暮らしによるデメリットではない」ということにお気づきでしょうか？
「ひとり暮らしはお金がプラスでかかる」ということは、「実家だとお金がかからない（＝ 実家通いのメリット）」を失うだけで、「ひとり暮らしが引き金になって生じるデメリット」ではないのです。
2つのメリットを比較してみよう
なので、カナダ留学自体にもデメリットはありません。
ですが、注意したいのが「留学をしないで日本に残った時のメリット」を失うかもしれません。
なので留学を考える際には、「留学した場合のメリット」「留学をすることで失う可能性のあるメリット」このような2つのメリットを自分なりに考えてみるのがいいかもしれません。
おそらく、この2つをしっかり見定めると留学をする場合の方がメリットが大きいのではないでしょうか。
ビクトリア留学のメリット
それでは、カナダ留学にはメリットしかないという話を述べたところで、本題のビクトリア留学のメリットについて見ていきましょう。
①過ごしやすい都市
ビクトリアは、バンクーバー島の南に位置する、BC州（ブリティッシュコロンビア州）の州都です。
「ガーデンシティ」という呼び名があるほど、街中が花で輝く街です。
カナダ人の中でもリタイア後に住みたい街として人気が高く、比較的温暖な気候で過ごしやすいのが特徴です。
観光地としては、カナダ史跡財産にも指定された有名なブッチャードガーデンが郊外にあったり、毎年盛り上げるイベントもたくさん開催されています。
詳しくはこちら
ビクトリアの気候について
過ごしやすいという話で、気候の話が上がりました。ビクトリアはバンクーバーと同じ、太平洋沿岸の都市で、日本と比較的気候が似ています。
カナダの中でも温暖のエリアに入るので、日本からの留学生でも気候に馴染みやすいでしょう。それこそカナダの中で最も過ごしやすい地域と言っても過言ではありません。
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②小さい街で移動しやすい
ビクトリアは、トロントやバンクーバーに比べると小さな街です。
なので、必要なものはすべてこの小さい街に集中しているので、バスなどを使って短時間で移動できるのも良い点です。
特に、留学生は車などの交通手段は講じづらいため、街内を移動しやすいというのは大きなメリットになるのではないでしょうか。
③イギリスの雰囲気が味わえる
ビクトリアは、イギリスの文化が残っている街でもあります。
イギリスの街中にあるような建造物などもあり、イギリスの雰囲気を味わえるのではないでしょうか。
ビクトリアの街中にもイギリスのような「ガーデニング」や「アフタヌーンティー」といった文化や慣習が残っているのもその影響ではないでしょうか。
カナダにいるのに、イギリスのような景観が味わえるのは、ビクトリアの魅力の1つかもしれませんね。
④比較的治安が良い
ビクトリアは、トロントやバンクーバなどの大きな街に比べると時間の流れもゆっくり感じるのではないでしょうか。
街のサイズ感も小さいだけでなく、前述したカナダ人からも人気が高い街ということもあって、環境も良いそうですよ。
特に、住みやすい街ランキング（MacLeans）では、ビクトリアは上位20％には位置してるようです。また凶悪な犯罪なども滅多に起こらないそうで、比較的治安が良いのも留学先としては安心ですね。
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ビクトリア留学のデメリット（デメリットはなく、メリットに変えられる）
ということで、ここまでビクトリア留学のメリットを取り上げましたが、ここからはビクトリア留学のデメリットも見てみましょう。
ですが、繰り返しになりますがこのデメリットはデメリットではなく、メリットを失うということです。
①日本から少し行きづらい
これはどういうことかというと、実はビクトリアへ行くには日本から直行便がないため、ほとんどの方がバンクーバーから乗り換えをすることになります。
バンクーバーからビクトリアまでの行き方はいくつかありますが、直行便がないというのは行きづらいといったら行きづらいですね。
とはいえ、現実問題、毎週日本に帰るわけでもないですし、年に数回あるかないかの行き来なので、そんなにマイナスになる問題とは言えないでしょう。
②物価や家賃が高い
これはビクトリアに限った話ではありません。昨今北米をはじめ色々な国で物価が上昇しています。日本でも値上げの話題はよくニュースでも取り上げられますよね。
カナダ全土で物価や家賃が高騰してきて、ビクトリアも例外ではありません。
特に、カナダ人が「仕事をリタイアした後に住みたい街No.1」と言われるためか、お金に余裕のある人もいるようです。なので、日本よりは高く感じることもあるでしょう。
前述と重複しますが、「お金がかかる」のはデメリットに聞こえるかもしれませんが、正直日本で暮らしていても必要最低限お金（生活費などなど）はかかります。とはいえ、カナダ・ビクトリアではそれより少しお金がかかるかもしれませんが、英語を使っての生活・留学でしか味わえない経験などが手に入るのも事実です。
デメリットと思うのではなく、どうメリットに変えるかというのも一つの考え方ですね。
③語学学校の規模感が小さくなる&選択肢が少ない
ビクトリアはバンクーバーやトロントに比べて小さい街なので、その分学校数も比例してきます。なので、学校の選択肢が少なくなるのはいたしかたないことでしょうね。
また、人口も少ない分学校自体も小さくなるケースがあります。同じ学校でもビクトリア校とバンクーバー校では雰囲気が違うでしょう。
とはいえ、小規模な学校が悪いと言っているわけではありません。小規模の学校は、その分アットホームで、クラスメイトとも仲良くなりやすいでしょう。
さらに、先生もクラス全員に目が行き届くので、質問などもしやすく授業に参加している感も感じられるのではないでしょうか。
その学校が自分に合っているか、どうかがポイントですね。
④留学に反対する人の意見と気持ちを考えてみる
あとは、ビクトリアに限った話ではないですが、冒頭でも触れたように留学に反対する周囲の人の意見です。とはいえ、留学に反対するからにはそれなりの思いがあるのでしょう。例えば下記のようなものです。
留学に反対する人の意見と気持ち
- 遠くに行ってほしくない（離れたくない）気持ち
- 留学先で危険な目に遭わないか心配
- 留学することで、自分との差をつけられたくない
これらは、細かく考えると「デメリットではない」のです。
とはいえ、相手の思いを蔑ろにするのはよくないので、しっかり留学に対する目標とそれに対する意思をもって、納得してもらうのが一番です。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
今回は「カナダ留学にはメリットしかない」という点と、ビクトリア留学のメリットデメリットについて記載しました。
デメリットは必ずしもデメリットになるわけではありません。そして、デメリットをメリットにかえるのも、もともとのメリットを最大限活かすことができるかどうかも自分の問題です。
カナダ留学コンパスでは、ひとりひとりの事情に合わせて、スタートラインから段階を追って進めるようなオーダーメイドの留学プランを提供します。
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執筆者
夢は海外移住。日本の正看護師とwebデザイナーの二足の草鞋。企業の専属web担当やブログ運営もしています。
2020年4月からワーホリ予定がコロナで延期→11月からワーホリでカナダに渡航
「夢のために努力と継続と行動を絶やさない」がモットー
好きな言葉は『夢は空高く、努力は足元に』
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