

カナダ留学コンサルタント、RCA 海外留学アドバイザー No.162002
カナダ在住20年以上のカナダ留学専門家。カナダ留学情報を発信するTwitterアカウントはカナダ以外も含む留学ジャンルでフォロワー数1位(1万人以上)、月間最大インプレッションは400万を超える。現在までサポートしてきた生徒数は1万人以上。

移民コンサルタント。「Immigration Consultant ICCRC R511456」を取得している、カナダで数少ない日本人ビザコンサルタント。韓国系最大手の留学エージェント、国際的教育財団でのマネージメント職を経て現職へ。
カナダのROワーホリ応募にあたって、RO団体に直接申請したいけれど、手順がよくわからないという人はいませんか?
ここでは、ROワーホリに留学エージェントなどを介さず直接申請する手順をまとめます。
なお「直接申請はちょっと不安......」という場合は、弊社で申請をサポートしているのでご活用ください!
人気・高倍率プログラムのため、すぐに枠が埋まってしまうので、まずはお早めにご連絡をお願いいたします。
このページの目次
ROワーホリ|RO団体に直接申請する手順
さっそくですが、ROワーホリ参加に際し、RO団体に直接申請する手順をまとめます。
RoはRecognized Organizationの略称です。くわしくはこちら
ROやROワーホリについてさらに詳しくは、次の記事をご覧ください。
RO(Recognized Organization)として認可を受けているカナダの8団体
ROとしてカナダ政府から認可を受けている団体は8つあります(2024年6月現在)。
RO
- AIESEC Canada
- GO International
- International Association for the Exchange of Students for Technical Experience (IAESTE)
- International Internship Network (IIN)
- A-Way to Work/International Rural Exchange Canada Inc.
- Languages Canada
- Stepwest
- SWAP Working Holidays
すべての団体でROワーキングホリデーまたはヤングプロフェッショナルプログラム(または両方)を扱っていますが、プログラム内容、申請方法や費用、申請可能な年齢や国籍などが異なることに注意してください。
なお、自分で申請できるRO団体は上記のうち、SWAPのみです(2025年2月現在)が、2025年は販売開始からわずか5分で完売しました。
カナダ政府のROに関するウェブページや各団体の公式サイトを通じて、詳細や最新情報を確認することが重要です。
基本的な申請の流れ
ROワーホリ参加にあたり、RO団体に直接申請する基本的な流れは次のとおりです。
基本的な申請の流れ
- 団体に問い合わせ
- 団体指定の方法で申し込み
- 費用の支払い
- ROビザ申請手続き(本申請)
- ビザ取得
最初は団体の公式サイトから応募要項を確認し、団体が指定する方法で問い合わせを行いましょう。
日系留学エージェント経由の申し込みとは異なり、問い合わせはすべて英語で行う必要があります。
最低限、カナダの公立カレッジに入れるレベルの英語力(IELTS6.0〜6.5程度)があると安心でしょう。
「間違ったらどうしよう......」と不安な場合は、日系留学エージェントを経由して日本語で問い合わせ・申請するのがおすすめです。
ROワーホリ申請に対応する、カナダの日系留学エージェントは3社あります(2025年時点)。
ROワーホリ申請に対応するエージェント
- カナダ留学コンパス
- JPカナダ留学センター
- East-Westカナダ留学センター
ROワーホリへの申請書類
一般的に、ROワーホリ申請に必要な書類は次のものです。
申請に必要な書類
- 申込フォーム
- パスポート画像
- 顔写真データ
- 家族情報フォーム
- 英文履歴書
- ビザ申請フォーム
- (該当者のみ)無犯罪証明書
- (該当者のみ)健康診断証明書
ここで紹介している申請書類は一般的なものです。内容は申請をする団体によって異なるため、必ず団体に最終確認してください。
ROワーホリの申請費用
自分で申請すると割安になるというROワーホリの申請費用はいくらくらいなのでしょうか?
費用
RO団体に直接申請する場合、1,700ドル〜8,000ドルほどの費用がかかるようです。
この金額の内訳は、「RO団体に支払うプログラム参加費用+政府に支払うROワーホリビザ申請費用」となります。
これ以外に、カナダでの滞在期間をカバーする保険料、残高証明(最低2,500ドル)も必要です。
また人によっては、バイオメトリクスの費用、健康診断の受診費用などもかかる可能性があります。
自分で申請してダメだったら留学エージェントにお願いすれば良いのでは?
RO団体に直接申請する方法は、エージェントに依頼して応募するより安いです。そのため「とりあえず自分でやってみて、ダメだったら留学エージェントにお願いしよう」と思うかもしれません。
でも、そんなことをやっている間に枠が埋まってしまいます。
なぜならセカンドワーホリの枠自体がとても少なく、毎年申請開始前の事前受付の段階で枠が埋まってしまうからです。
わかりやすいように、「カナダ留学コンパス」と「個人応募」の場合の「受付〜枠が埋まるまでの時系列」の比較表を用意しました。
応募方法 | 事前受付 | 抽選開始 | 枠が埋まる時期(目安) |
---|---|---|---|
カナダ留学コンパスへ | 前年の夏頃 | 1月 | 2月までにすべての枠が埋まる |
自力で申請(ROに直接連絡) | 前年の12月頃 | 1月 | 3月末頃 |
また、ビザはその後の人生プランを大きく左右するものです。
つまり、コストだけでなくデメリットも理解したうえで選ぶことも大切です。
RO認定団体に直接申し込むデメリット
- そもそも応募枠があるかどうかが不明確
- 申請のサポートはしてくれない
- 情報開示や告知がほぼないため、申請方法や募集開始時期も自分で調べなければならない
- 情報収集や手続きなどはすべて英語
一番大きなデメリットが、枠がどれくらい確保されているかわからない点です。そのため、連絡したときにはすでに枠がない可能性もあります。
詳しくは下記のページでも解説しています。
返金ポリシー
セカンド(RO)ワーホリの返金ポリシーは、RO認定機関がそれぞれ定めています。
各団体のポリシーをよくご確認のうえ、お申し込みください。
英語では”refund policy”という言葉が使われることが多いです。各団体に問い合わせるときの参考にしてくださいね。
まとめ
今回は自分で直接ROワーホリに申請する方法を解説しました。
まとめると、ROプログラムを扱っている次の8団体に直接に問い合わせをすることで申し込むことができます。
RO
- AIESEC Canada
- GO International
- International Association for the Exchange of Students for Technical Experience (IAESTE)
- International Internship Network (IIN)
- A-Way to Work/International Rural Exchange Canada Inc.
- Languages Canada
- Stepwest
- SWAP Working Holidays
直接応募の場合、日本人だけではなく世界からたくさんの応募が殺到します。早めに申し込みの準備をして、貴重なROワーホリ参加の機会を掴み取りましょう!
留学エージェント経由で申し込みをご検討の場合は、下のボタンよりお問い合わせください!