カナダの都市ナナイモの魅力とおすすめ観光スポット

ナナイモからほど近いバンクーバー

ナナイモカナダのブリティッシュコロンビア州にある都市です。

カナダ有数の都市であるバンクーバーからも比較的近く、バンクーバー留学や旅行の際に訪れる、観光スポットとしてもおすすめです。

この記事では、ナナイモの魅力や、日本からのアクセスなどについてご紹介します。

また、ナナイモのおすすめスポット・アクティビティについても11箇所ご紹介!ぜひナナイモを観光する際の参考にしてください。

ナナイモの基本情報

カナダの街並み

ナナイモは、カナダ西部の都市で、バンクーバーアイランド(バンクーバー島)に位置します。

自然豊かな港湾都市として知られ、1874年に法人化されています。

人口は10万人ほどで、かつては炭鉱の街として栄えていました。

その後、1949年に鉱山は閉山され、現在は林業や漁業といった産業が盛んです。

また、近年では観光都市としても知られています。

海洋動物ウォッチングキャンプ水上飛行機など、珍しいアクティビティが楽しめるスポットです。

ナナイモ市の公式サイト(英語)

CITY OF NANAIMO|About Nanaimo

ナナイモはどこにある?

ナナイモは、カナダ東部のブリティッシュコロンビア州(BC)にあります。バンクーバーから北西に約110kmと比較的近いため、小旅行先としても人気です。

そのため、「ビクトリアにはすでに行ったので、ほかのスポットも行ってみたい」という人におすすめの都市ですよ。

バンクーバーからのアクセス

飛行機の画像

ナナイモには、ナナイモ空港があります。バンクーバー・カルガリー・エドモンドなどの都市を結ぶ便が就航しています。

また、バンクーバーからナナイモへは、ウエストジェット(WESTJET)とエアカナダ(AIR CANADA)という、2社の直行便があります。

両者ともに、30分〜40分程度のフライトです。

さらに、水上飛行機やBCフェリーという選択肢もあります(ナナイモはバンクーバーの対岸に位置します)。

水上飛行機はHarbour Airの便があり、所要時間は20分ほどです。

水上飛行機の場合は、景色を楽しむなど、飛行機に乗ること自体を楽しみたい方におすすめです。

バンクーバー・ナナイモ間はフェリーが主流

BCフェリーでバンクーバーからナナイモに行くルートは、2種類あります。

1つ目は、バンクーバーのホースシュー・ベイ(Horseshoe Bay)からナナイモのディパーチャーベイ (Departure Bay)に行くルートです。

船に乗っている時間は1時間40分ほどで、料金は$85.85〜$100.80です。

もう一つは、バンクーバーのタワッセン(Tsawwassen)とナナイモのデュークポイント(Duke Point)を繋ぐ交通ルートがあります。

こちらは、2時間かけて両港を行き来でき、料金は$85.85です。

ちなみに、車もフェリーに搭載可能ですよ。

ナナイモ内の交通機関

ナナイモ内の公共交通機関は、BCTransitが運行しているバスのみです。

ダウンタウンのオールド・シティ・クウォーターを中心に複数の路線が運行しています。

運賃は、現金払いの場合は一律$2.50です。

また、10枚つづりのチケットや1日乗車券もありますよ。1日乗車券は、$5.00で乗り放題なので、観光での利用におすすめです。

ナナイモの天候、気候

ナナイモは北半球にあるため季節は日本と同じです。

基本的には、日本の同じ季節よりも気温が低いのが特徴です。

暑い時期の8月の最高気温は27度ほどですが、最低気温は14度程度、平均気温が20度くらいです。

そして、冬は、平均気温が約0度で、最低気温は氷点下を下回ることも多くあります。

なお、ナナイモの降水量は、11月から1月頃の冬の時期が多く、暖かい時期には少ないという特徴があります。

冬は月間平均降水量が175mmを超えますが、暖かい時期は50mm以下程度です。

ナナイモと日本の時差

また、カナダは日本と違い国内でも時差があり、時間は6つの区分に分けられます。

ナナイモは、バンクーバーと同じ太平洋標準時に属します。

ナナイモと日本の時差は約17時間ですが、サマータイムがあります。

そのため、サマータイムが適用される場合は日本との時差は16時間。

カナダの州ごとの時差とサマータイムについて、詳しくは、こちらの記事もご覧ください。

ナナイモのベストシーズンと適した服装

ナナイモを訪れるのにおすすめの季節は、5〜10月頃の暖かい季節です。

日本よりも気温が低いため、夏に観光するのがよいでしょう。

また、5月から8月ごろは日が昇っている時間が長いです。

日の出が朝の5時台で日没が8〜9時台なので、1日を長く使えるのも魅力です。

なお、5〜10月ごろは、ナナイモの一大アクティビティである、海洋動物ウォッチングのベストシーズンでもあります。

ナナイモの治安

ナナイモは、あまり大きな都市ではなく、治安は比較的よいと言えます。

カナダ自体も比較的治安のよい国ですが、カナダの犯罪発生率は日本の約12倍の水準とされています。

ですので、日本にいるときよりも防犯には気を使った方がいいでしょう。

ナナイモの特徴・おすすめポイント

ナナイモバーとコーヒー

ナナイモは、自然と、街中の観光スポット両方が楽しめるのが魅力です。

また、カナダの代表的なスイーツである「ナナイモバー」は絶対に食べてほしいグルメです。

ナナイモバーは、チョコレートガーニッシュ・カスタード・クッキー生地の3層になっているお菓子で、非常に甘いのが特徴です。

クッキー生地にはアーモンドやクルミ、ココナッツなどのナッツが入っています。

ぜひ、本場の店舗でナナイモバーを食べてみてくださいね。

ナナイモのおすすめスポット・アクティビティ11選

それでは、ナナイモ旅行におすすめの、観光地やアクティビティをご紹介します。

気になるスポットにぜひ足を運んでみてください。

海洋動物ウォッチング

ナナイモは海洋動物ウォッチングなどの自然と、ナナイモ博物館や旧市街など街中の観光スポット両方が楽しめるのが魅力です。

また、カナダの代表的なスイーツである「ナナイモバー」は絶対に食べてほしいグルメです。

ナナイモバーは、チョコレートガーニッシュ・カスタード・クッキー生地の3層になっているお菓子で、非常に甘いのが特徴です。クッキー生地にはアーモンドやクルミ、ココナッツなどのナッツが入っています。

ナナイモを訪れた際には、ぜひ本場の店舗でナナイモバーを食べてみてくださいね。


## ナナイモのおすすめスポット・アクティビティ11選

ナナイモ旅行におすすめな観光地やアクティビティをご紹介します。気になるスポットにぜひ足を運んでみてください。


### 海洋動物ウォッチング

海洋動物ウォッチング(Whale Watching)は、カナダ全土で人気のあるアクティビティです。

ナナイモのあるブリティッシュ・コロンビア(BC)州では、3月頃からシーズンが始まり、 シャチやザトウクジラ、コククジラなどの野生生物をみることができます。

公式サイト(英語)はこちら

海洋動物ウォッチング(Whale Watching)

ナナイモ博物館

ナナイモ博物館(Nanaimo Museum)は、ナナイモの歴史や文化を知ることができるおすすめスポットです。

常設展ではナナイモの1920年代の教室の再現や炭鉱業、林業に関する展示などを見ることができます。

ナナイモについて学びたい人におすすめです。

公式サイト(英語)はこちら

ナナイモ博物館(Nanaimo Museum)

マッフィオ・サットン・パーク

マッフィオ・サットン・パーク(Maffeo Sutton Park)は、ナナイモを代表する公園の一つで、美しい港の風景を眺めることができます。

さまざまなイベントが開催されるほか、ピクニックに行くところとしてもおすすめです。

また、公園や遊歩道にはアート作品が展示されているので、作品に触れてみるのもよいでしょう。

旧市街

旧市街(Old City Quarter)は、ナナイモの昔ながらの街並みを体験できる観光スポットです。

お店やレストランもたくさんあるので、ショッピングにもおすすめです。

美しい街並みを見られるので、目的を持たずに散策するだけでも楽しいスポットです。

公式サイト(英語)はこちら

旧市街(Old City Quarter)

ハーバーフロント

ハーバーフロント(Harbourfront Walkway)は、港に面した散歩道です。

犬を散歩している人も多く、観光ならばゆったりと過ごすのもおすすめです。

また、バンクーバー空港を利用する飛行機を眺めることもできます。

バスティオン

バスティオン(Nanaimo Bastion)は、1853年に建てられた木造要塞です。

1階には交易品や工芸品の展示があり、2階にはバスティオンの併記が展示されています。

建物自体は複数回修復されていますが、木材などはオリジナルのものが現在でも使われています。

公式サイト(英語)はこちら

バスティオン(Nanaimo Bastion)

ワイルドプレイ・エレメント・パークス

ワイルドプレイ・エレメント・パークス(WildPlay Element Parks)は、大人から子供まで、自然を活かしたアクティビティを体験できる場所です。

ぐらつく橋やゆれる丸太などのほか、バンジージャンプもあります。

自然の中で身体を動かしたい人にピッタリです。

ネック・ポイント・パーク

ネック・ポイント・パーク(Neck Point Park)は、風光明媚な水辺の公園です。

岬エリアではシャチやアシカなどの観察も可能なスポットです。

スキューバダイビング・パドリングなどのアクティビティも楽しまれてます。

公式サイト(英語)はこちら

ネック・ポイント・パーク(Neck Point Park)

ピッパーズ・ラグーン

ピッパーズ・ラグーン(Pipers Lagoon Park)も、ウォーターフロントの公園です。

海の景色が美しく日の出や日没を楽しむことができます。

夏には海水浴スポット、風が強い日は凧あげなどをして楽しむ人もいます。

公式サイト(英語)はこちら

ピッパーズ・ラグーン(Pipers Lagoon Park)

ニューキャッスル・アイランド

ニューキャッスル・アイランド(Newcastle Island)は、ナナイモからほど近い、州立海洋公園にも指定された島です。

フェリーで訪れることができます。

島内にはキャンプ場があるほか、島内を散策したり、サイクリングも楽しめます。

プロテクション・アイランド

プロテクション・アイランド(Protection Island)は、ナナイモ港からほど近い小さな島です。

水上パブやコミュニティホールなどの施設があります。

ゆったりとした島のパブを楽しみたいという人や島内を散策したい人におすすめです。

公式サイト(英語)はこちら

プロテクション・アイランド(Protection Island)

まとめ

この記事では、カナダの都市ナナイモについてご紹介しました。

ナナイモは人口が10万人弱の小さい街ですが、バンクーバーからもアクセスがよく、日帰りや小旅行に人気です。

バンクーバーにワーホリや留学、旅行に行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。

特に、海洋動物ウォッチングや、現地での食事は、日本ではなかなか体験できないので、ぜひ体験してみてください。

執筆者 執筆者
Anna

新卒で金融機関に就職、ウェブ担当者として、ホームページのリニューアル・運営を一任される。以来10年以上、SEO・ウェブマーケティングはもちろん、デザイン・コミュニケーションなど、多岐にわたる分野で活躍。留学を機に、現在はカナダ在住4年目、ウェブサイトの改善・運営・SNS運用など、様々なプロジェクトに携わっています。

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