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「ホームステイからシェアハウスに移ることになったけれど、どうやって引っ越しすればいいの?」
「カナダで出来るだけお金をかけずに引っ越しがしたいな......。」
こんな悩みを抱える留学生の皆さんのために、カナダ州内で引越しをする方法を5つ紹介します。
※この記事で取り上げるのは、留学生が単身で引越しをする方法となります。
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このページの目次
カナダ州内で引越しをする方法
カナダの同一州内で引越しをする方法は、大きく分けて5種類あります。
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引越しの費用が安い順に紹介していきますね。
①公共交通機関や徒歩で引越し
一番お金がかからない方法です。
もしも荷物が多い場合は、新しい入居先に交渉して、入居日前に荷物を置かせてもらうという方法もあります。(対応の可否は家主によって異なります)
実際、私もバンクーバー市内で2回引越しをしていますが、スーツケース2つ+リュックだけだったので、バスとスカイトレイン(電車)、徒歩を駆使して引越しました。
②友人に頼む
車を持っている友人に荷物の運搬を手伝ってもらう方法もあります。
近距離で、荷物がそこまで多くないのであればこの方法も便利でしょう。
費用は(友人が請求してこない限りは)かかりませんが、ガソリン代を支払ったり、お礼をすることは忘れないようにしましょう。
③Uberなどの配車アプリやタクシーを使う
次の方法は、Uberなどの配車アプリやタクシーを使って引越す方法です。
こちらも、荷物が少ない場合に使える方法でしょう。
配車アプリやタクシーを呼ぶ時は、車のサイズも選べます。
荷物量が多い場合、大きいサイズの車を選ぶことをおすすめします。
車の予約に便利なアプリのリンクを貼っておきますね。
④トラックを借りて自分で運転する
次に紹介する方法は、自分で運転する方法です。
北米で人気のU-Haulというサービスを使えば、約20ドル〜でトラックをレンタルすることができます。(20ドルはレンタル料金。走行距離に応じて別途チャージは発生します)
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参考まで、バンクーバーのあるBC州では、クラス5(普通運転免許)またはクラス7(初心者免許)の免許証でトラックが運転できます。
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⑤引越し業者に頼む
最後に紹介するのは、日本の一般的な引越しと同様に、引越し業者に頼む方法です。
荷物がそこまで多くない留学生はあまり利用することがないかもしれませんが、大きな家具を運搬したい場合や、カップルなどで引越しする場合は便利な方法です。
ここでは、日本語で連絡可能な引越し業者を紹介します。
トラック屋
トラック屋はバンクーバーの運送業者。
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仕事内容により$40〜引越しを手伝ってもらえます。
引越しの料金は、以下によって異なるとのことなので、見積もり(無料)を依頼し詳細を確認してみてくださいね。
- 荷物の量やサイズ、重量
- 必要なスタッフ人数
- 新居と旧居の市とエリア
- 建物内での荷物運搬の有無
- 住まいの種類と階層
- 建物内外の階段やエレベータの有無
- 総所用時間
- その他依頼内容と状況
※以下の期間は臨時休業とのこと。
2022年10月1日~2023年4月15日
Tokyo Ninja Movers
Tokyo Ninja Moversは、コキットラムにある創業したばかりの引越し業者。
日本語での問い合わせも可能です。
引越しとあわせてやるべきこと
引越しをしたら、いくつかやるべきことがあります。
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中には期限が定められているものもあるので、引越してすぐ、忘れないうちに行いましょう。
住所変更
まずは住所変更を行いましょう。多くのサービスは、オンラインで住所変更が可能です。
以下が住所変更が必要になる主なものです。
- 銀行
- クレジットカード
- BCID(引越し後10日以内に行う)
- 運転免許証(引越し後10日以内に行う)
- 健康保険(MSP又はプライベート保険)
- 自動車保険
- コンパスカードのマイアカウント
- 携帯電話会社
- インターネット(インターネットを個人で契約している場合。シェアハウスの場合は不要なことが多い)
- BC hydro(電気・水道を個人で契約している場合。シェアハウスの場合は不要なことが多い)
- 在留届(変更届)
- CRA(タックスリターンを自分でしている場合、サイトからアップデートが可能)
郵便の転送サービスに申し込み
必須ではありませんが、郵便の転送サービスも利用可能です。
Canada Postにて手続きを行いましょう。申し込みは、オンライン又はCanada Post窓口で行えます。
なお、サービスは有料です。
金額は、転送の距離(州内か州外か)、利用したい期間はどれくらいかによって異なります。
より詳しくは、Canada Postのウェブサイトを確認してください。
荷物の量や予算にあわせて最適な引越し方法を選ぼう
今回は、カナダ州内で引越しをする5つの方法を紹介しました。
荷物がスーツケース2つ+α(食材など)でおさまるのであれば、自力でやるか、友人やUberに頼るのがおすすめです。
自分の状況にあわせて、最適な引越し方法を選んでくださいね。
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