カナダのケロウナ(Kelowna)という街をご存じでしょうか。
ケロウナはカナダらしい雰囲気に溢れる、自然豊かな都市です。
ブリティッシュコロンビア州の郊外に位置し、老後はケロウナで暮らしたいというカナダ人も多いとされています。
日本人にはあまり知られていない穴場スポットでありながら、観光や留学にも適したエリアであるケロウナ。
この記事ではそんなケロウナの詳細や、おすすめの季節・服装や観光スポットなどについてご紹介します。
このページの目次
ケロウナの基本情報
ケロウナは、カナダのブリティッシュコロンビア州に位置しています。
かつては狩猟で栄えた街であり、その後農業が発展し、人々の暮らしの基盤ができた1905年に市政が施行されました。
ケロウナの人口は2023年時点で約15万人ほど。
数字だけ見れば、ケロウナと同じく郊外エリアにあたる東京都多摩市と同じくらいの人口数です。
しかし、国土の面積は約214平方㎞もあり、東京都多摩市の10倍ほどの広さを有しています。
ワイン産業が有名で、自然が豊富なケロウナには、数多くの公園やビーチ・ハイキング・サイクリングエリアなどが点在しています。
緑に囲まれた環境で楽しめるアクティビティスポットに富んでおり、ケロウナを「老後に住む場所に最適」というカナダ人の声も多いそうです。
ケロウナはどこにある?
ケロウナはカナダの西部、アメリカのワシントン州に隣接した位置にあります。
ブリティッシュコロンビア州に所属しており、州都のビクトリアまでは車で約7時間ほどの距離です。
細長い形状をしたオカナガン湖に沿うように、ケロウナの街は位置しています。
そのためケロウナのどこにいても、オカナガン湖は身近な存在です。
湖を挟んだ反対側にはウェストケロウナが、南側にはサウスケロウナと呼ばれる都市があります。
カナダの州や基本情報についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事をご確認ください。
日本からのアクセス
2023年5月現在、日本からケロウナへの直行便は出ていません。
そのため、日本からアクセスする場合は、バンクーバーを経由するのがおすすめです。
バンクーバー空港からは1時間ほどでケロウナに到着します。
バンクーバー経由でケロウナに向かう航空会社は、JAL・ユナイテッド航空などがあります。
時期によって渡航費には差が出るため、航空券費用を抑えたい方はオフシーズンを狙うと良いでしょう。
ケロウナ市内の交通機関
ケロウナの交通機関は、バスと車、自転車がメインです。
ただ、冬は寒さが厳しいエリアのため、秋を過ぎると自転車で移動する人の数は減ります。
バスで移動する際は、到着時間に注意をしましょう。
のんびりしたケロウナの地域を体現するかのように、バスも定刻通りにやってこないことがあります。
かと思えば、定刻前に出発してしまうことも珍しくないため、時間には余裕を持って乗車をしたほうが良いでしょう。
ケロウナの天候・気候
カナダ政府によると、ケロウナの2022年の年間平均気温は、9度ほどです。
8月の気温は9.4〜35.6度、12月の気温が-29〜6.8度ほどと最低気温が低く、東京よりも寒い地域にあたります。
また冬は朝日が昇るのが7時過ぎ、夏は日が沈むのが21時過ぎと、日照時間も日本とは異なります。
環境の変化から体調を崩してしまう渡航者も多いため、現地での生活リズムには気をつけましょう。
ケロウナのベストシーズンと適した服装
ケロウナのベストシーズンは、6〜9月の夏ごろです。
日照時間が長く気温も過ごしやすい時期であるため、観光や遊びをするのにぴったりといえます。
服装は日本の夏シーズンを過ごせるものであれば、問題ありません。
しかし夜は冷えるため、さっと羽織れるカーデガンや薄手のパーカーを持っていくことをおすすめします。
また日本よりも日差しが強いため、帽子・サングラス・日焼け止めなども持参しましょう。
ケロウナと日本の時差
ケロウナがあるブリティッシュコロンビア(BC)州と日本の時差 は「-17時間」です。
ただし、3月中旬から11月上旬の「サマータイム」には、-16時間 になりますのでご注意ください。
カナダの州ごとの時差とサマータイムについて詳しくは、こちらの記事もご覧ください。
ケロウナの治安
「ケロウナはカナダの中でも治安が良い都市」と言われることが多い街です。
しかし、カナダ政府の統計によると、ブリティッシュコロンビア州の大都市であるバンクーバーの重犯罪指数が90.11なのに対し、ケロウナの犯罪指数は141.93と高い数値を出しています(2021年)。
ただし、ケロウナはリタイア後に移住した人が多く、地元住民の年齢層も高い街です。
一見すると犯罪率の高さを感じさせないのんびりした雰囲気ですが、観光客の出入りが多い街でもあります。
そのため、外部から訪れた人々によって街の治安が荒らされている可能性がゼロではありません。
犯罪指数の高さがケロウナの観光客や留学生に対する危険度に直結するわけではありませんが、夜に1人で出歩いたり治安の悪いエリアに近付いたりするのは、避けたほうが良いでしょう。
カナダ全体の治安や注意事項について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
ケロウナの特徴・おすすめポイント
自然が豊かで人々も穏やかなケロウナは、旅行での短期滞在・留学での長期滞在どちらにもおすすめしたい都市です。
ここからは、これからケロウナへの渡航を検討する方に、ケロウナの魅力・特徴・おすすめポイントについてご紹介します。
スローライフが楽しめる
ケロウナの広大な土地に対して、人口は多くありません。
のんびりと開放的なケロウナの環境は、スローライフを送るのにぴったりです。
また、住民のほとんどがカナダで育った人々であるため、多数の文化が入り乱れておらず、落ち着いて過ごせます。
「カナダ人が老後に住みたい都市1位」ともされており、リタイア後に移住する人も多い、カナダ人にとっても憧れの都市です。
映画のような景色
オカナガン湖に面する美しい街であるケロウナは、どこに行っても映画のような景色が楽しめます。
公園の数も多く、自然の中を散歩をするのにぴったりの場所が手軽に見つけられる環境です。
日本人が少ない
ケロウナの人口のほとんどが、カナダ出身者です。
日本人にとっても馴染みの薄い都市のため、現地で日本人を見かけることはほとんどありません。
カナダの文化が色濃いため、渡航前に想像していた「カナダのイメージ」の中で、遊びや学びの経験を得られるでしょう。
ケロウナの語学学校
学びを得る場としておすすめなのが、語学学校です。ケロウナにある語学学校のうちの1つ「VanWest College」は、小規模な学校ですが、毎週のテストをはじめ、まじめに勉強するためのシステムが確立されています。
また、州立カレッジである、Okanagan College も、ESLプログラムを提供しています。
さらに、カナダの名門大学UBCも、ケロウナに「オカナガンキャンパス」を構えており、本科受講生や、交換留学生向けの英語学習プログラムがあります。
ケロウナのデメリット
雄大な雰囲気や穏やかな空気感が魅力のケロウナですが、デメリットもゼロではありません。
ケロウナを訪れた際に日本人が戸惑ってしまいがちな点についても、把握しておきましょう。
エンタメが少ない
ケロウナは決して大都会とは言えない街です。
街にあるショッピングモールは「オーチャードパーク」1つだけしかなく、エンタメ施設はほとんどありません。
都市部での生活に慣れている人にとって、ケロウナでの長期滞在は退屈に感じる可能性があります。
白人社会
ケロウナの地元民はリタイア層やミドル世代が中心です。
若者向けのソーシャルイベントなどが少ないことから、現地の人と交流をする自然な機会はほとんどないといえます。
現地の同世代とコミュニケーションを取れる場は、バーやクラブなど夜遊びのシーンか語学学校など、限られています。
ケロウナのアクティビティ
ケロウナには、滞在中に楽しめるアクティビティがたくさんあります。
たとえば、オカナガン湖でのボート遊びはケロウナの定番アクティビティの1つです。
ベストシーズンである夏に訪れた際は、ぜひボート遊びにチャレンジしてみてください。
また、ケロウナはワインの産地としても有名なスポットです。
どこへ行ってもワイナリーが点在しており、試飲ができるテロワールも多くあります。
ケロウナに来たら、ぜひ現地の新鮮なワインを堪能してみましょう。
そのほかにも、夏はフルーツピッキングも盛んにおこなわれています。
桃やさくらんぼ、洋梨などの果樹園が開催するフルーツピッキングは、現地の人々も観光に訪れるスポットです。
冬はスキーやスノーボードを楽しみに、多くの人がケロウナを訪れます。
この後に紹介する名所やおすすめスポットを参考にして、留学・観光中の遊びを計画してみましょう。
ケロウナのおすすめスポット18選
ここからは、ケロウナのおすすめスポットについて、ご紹介します。
ケロウナは自然と文化が豊富なエリアです。
観光スポットは、そんなケロウナの魅力を肌で感じられる場所を多くピックアップしました。
これからケロウナに留学や観光に向かう方は、ぜひ、参考にしてください。
自然に触れられるスポット
ケロウナは雄大な自然に囲まれたエリアです。ケロウナならではの自然に触れられるスポットについて、見てみましょう。
オカナガン湖
巨大な湖であるオカナガン湖(Lake Okanagan)は、ケローナの南北に伸びています。
そのためケローナのいたるところに、オカナガン湖のビーチがあります。
オカナガン湖でレイクアクティビティを楽しむもよし、波風が立たない静かな湖面を眺めてゆったりするもよし。ケローナに訪れた際は、ぜひ立ち寄って欲しいスポットです。
運が良ければ、地元の都市伝説となっている未確認生物「オゴポコ」にも出会えるかも?
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オカナガン・ラベンダー・ファーム
「小さな農園」といった印象のオカナガン・ラベンダー・ファーム(Okanagan Lavender & Herb Farm)は、家族経営のこじんまりとしたお花畑です。
夏前の満開になる季節は、ファーム全体がラベンダーの香りでいっぱいになります。お土産屋もあり、ハーブティーやオイルなどが購入可能です。
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#### ノックス・マウンテン・パーク
ケロウナの街を見渡せる「ノックス山」の山道を上ると、ノックス・マウンテン・パーク(Knox Mountain Park)が見えてきます。
ノックスマウンテンパークそのものよりもそこを辿る道中を楽しむ人が多く、2〜3時間のほどよい勾配の山道はトレッキングに最適です。
道中の美しい自然と、歩くごとに視界が開けていく様に、充実感を覚えるでしょう
装備を整えて、美しい山頂の景色を目指してみてください。
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カンガルーファーム
地元の小さな動物園といった感じのカンガルーファーム(Kangaroo Creek Farm)では、カンガルーに触れられます。
カンガルーたちは人に慣れているため、危険はありません。カンガルー以外にも、カピバラやワラビー、ダチョウなどさまざまな動物が放牧されています。
動物好きの方に、ぜひ足を運んでほしい場所です。
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ケローナ・ファーマーズ&クラフターズ・マーケット
ケローナ・ファーマーズ&クラフターズ・マーケット(Kelowna Farmers' and Crafters' Market)は、野菜や果物、生活用品などが手に入る市場です。
ケローナ市民の日常に根付いており活気溢れる市場の様は、訪れる人にエネルギーを与えてくれます。
市場内は試食ができる店も多いため、マーケット内を歩くだけでお腹が膨れてしまうかもしれません。
春日井ガーデン
春日井ガーデン(Kasugai Japanese Garden)は、ケロウナの姉妹都市、春日井市が手がける日本庭園です。よく手入れをされた植栽や蓮池、桟橋など日本人にとって馴染みがある風景が広がっています。
海外の暮らしに疲れを感じた際は、癒しを求めて春日井ガーデンに足を運んでみましょう。
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マイラ渓谷
鉄道跡としても知られるマイラ渓谷(Myra Canyon)は、カナダの雄々しい岩肌に囲まれています。鉄道が通るトレッスル橋がいくつもあり、絶景を眺めながら散策ができるのがこの地の魅力です。
トレッスル橋は解放感があり、高いところが苦手な人にとってはスリルも満点! 空に吸い込まれそうな浮遊感を堪能しながら、トレッキングを楽しんでみてください。
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ピーチランド
ピーチランド(Peach land)は、オカナガン湖の西側に位置する街です。観光用の店やレストランなどは少なく、湖畔沿いの一本道以外は住宅街となっています。
何の変哲もないように思える街ですが、夏終わりの美しい紅葉が家々と湖を染める景色を求めて、多くのツーリストやバイカーが訪れます。
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ワイナリー
ケロウナにはワイナリーが豊富にあります。ケロウナを訪れた際は、ぜひ立ち寄ってほしいワイナリーをご紹介します。
サマーヒル・ピラミッド・ワイナリー
サマーヒル・ピラミッド・ワイナリー(Summerhill Pyramid Winery)はカナダの中でも規模が大きい、オーガニックワイナリーです。
この場所で作られたワインは、珍しいピラミッド型のワインカーヴに貯蔵されます。ピラミッドで熟成されたワインは角が取れてまろやかな味わいなのだとか。
ブドウ畑と湖の景観も美しく、フォトスポットとしても人気が高いエリアです。ワインを試飲しながら、美しい風景を堪能してはいかがでしょうか。
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ミッションヒル・ワイナリー
ミッションヒルワイナリー(Mission Hill Family Estate Winery)は、ワインの味はもちろん、ワイナリーの建物自体が美しいと評価されている場所です。
オカナガン湖を見渡す景観に12階建ての鐘楼など、古代の教会や美術館を連想させるデザインの建物に、訪れる人は感嘆のため息を漏らします。
歴史ある建築物に触れ、ワインの味を楽しめる他にはないスポットです。
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サンドヒル・ワイナリー
サンドヒル・ワイナリー(SANDHILL WINES)は他のワイナリーのようにブドウ畑が広がってはおらず、ケロウナの中心に位置します。
複数ワインの試飲ができるため、郊外のワイナリーに足を運ばなくてもおいしいワインを楽しめる点が魅力です。
ワイン好きの方は、ぜひ1度足を運んでみてください。
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クエイルズ・ゲート・エステート・ワイナリー
クエイルズ・ゲート・エステート・ワイナリー(Quails' Gate Estate Winery)は、ケロウナの古い住宅地の中にあります。
ピノノワールとシャルドネが有名なワイナリーであり、その深い香りとすっきりした味わいはワイン好きからも高い評価を得ています。
このワイナリーにはレストランが併設されており、ワインと一緒に食事を楽しむことも可能です。オカナガン渓谷を眺めながら楽しむワインと食事のマリアージュに、舌鼓を打ってみませんか。
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タンタロス・ビンヤード
オカナガン湖の東岸にあるタンタロス・ビンヤード(Tantalus Vineyards)では、ブリティッシュコロンビア州最古のブドウ畑から作られたワインを楽しめます。
ブドウは農薬を使用しておらず、ワイナリーの建物も環境に配慮。自然を大切にする場所で作られたワインは、どれも豊かな香りが自慢です。
テイスティングルームには広大な景色を眺められるテラスが設置されています。
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シダー・クリーク・エステート・ワイナリー
ワインとアクティビティの両方を楽しみたい方におすすめなのが、シダー・クリーク・エステート・ワイナリー(Cedar Creek Estate Winery)です。
このワイナリーではブドウ庭園の脇にグローワームと呼ばれる洞窟を有しています。洞窟内ではツチボタルが飼育されており、ワイナリー開催のツアーで見学が可能です。
ワインはもちろんレストランで提供される料理の評判も高く、食事とワインのマリアージュを楽しみに訪れる人も多くいます。
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エンシェント・ヒル・エステート・ワイナリー
エンシェント・ヒル・エステート・ワイナリー(Ancient Hill Estate Winery)は家族経営です。気さくなファミリーが、ワインについての質問に惜しみなく答えてくれるフレンドリーさが人気を呼んでいます。
また、このワイナリーでは食事を持ち込んで、ピクニックが可能です。ブドウ畑を眺め心地良い風に吹かれながら、素敵な時間を過ごしてはいかがでしょうか。
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ビュー・ワイナリー・ビンヤード
ビュー・ワイナリー・ビンヤード(the view winery & vineyard)は、ワインとサイダーを楽しめるワイナリーです。サイダーとは、日本でいうシードル(りんごの炭酸酒)を指します。
現地の観光客も多く、スタッフがていねいにワインやサイダーについての説明をしてくれると評判です。また訪れた人だけが知ることができる、ワイナリーのロゴの赤いハイヒールにまつわる、ロマンチックな裏話もあるとか。
ワクワクするストーリーとおいしいワインを求めて、ぜひ足を運んでみてください。
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オカナガン・ワイン&オーチャード博物館
オカナガン・ワイン&オーチャード博物館(Okanagan Wine & Orchard Museum)では、カナダのワインと果物の歴史について学べます。
かつてのワイン製造機やラベルデザインなど、ワイン製造に関する知識を満たしながら趣ある品々に触れてみましょう。タイミングが良ければ、ミツバチが巣を形成する様子も見学できます。
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ケロウナからの旅行におすすめのスポット
ケロウナには楽しい観光地がたくさんありますが、ちょっと足を伸ばして他のスポットを訪れてみるのもおすすめです。
ビクトリア(バンクーバーアイランド)
州都であるビクトリア(Victoria)があるバンクーバーアイランドは、ケロウナに滞在する際はぜひ行っておきたい場所です。
カラフルでおもちゃの世界のようなローワージョンソンストリート、横浜を思い出させるチャイナタウン、豪華なショッピングセンターのベイセンターなど、見所がたくさんあります。
また、ビクトリアのミニチュアワールドでカナダの歴史を楽しく学んだりブッチャート・ガーデンで美しい庭園を散策したりするのもおすすめします。
ケロウナからは飛行機で1時間ちょっとと距離があるため、訪れる際は泊まりでの旅行を計画して、じっくり街を堪能したほうが良いでしょう。
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ビッグホワイト・スキーリゾート
ケロウナ国際空港から車で1時間弱ほどのところにビッグホワイト・スキーリゾート(Big White Ski Rresort)はあります。シャンパン・パウダーと呼ばれる美しい雪の中で、スキーやスケートなどのウィンタースポーツを楽しめます。
施設内にはレストランや宿泊施設もあり、スキーやスケートを楽しんだあとのんびり過ごすことも可能です。クリスマスシーズンはパレードや花火も開催されるため、冬にケロウナに訪れる方はぜひ足を運んでみてください。
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バンフ国立公園
アルバータ州にあるバンフ国立公園(Banff National Park)には、世界で1番美しい湖ともいわれる「モレーン湖」があります。
エメラルドブルーに輝く湖とその周りを囲む山々と森は、まさに日本人が思い描く「カナダ」そのもの。息をのむ絶景は写真よりも鮮やかに、その目と心に焼き付くことでしょう。
バンフ国立公園へはケロウナ国際空港から車で5〜6時間、もしくは飛行機でカルガリー国際空港まで行き、空港から車で2時間ほどの道のりです。
滞在先によっては移動が大変になりますが、それでもカナダにいる間、1度は足を運びたい場所といえます。
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イエローナイフ
ノースウェスト準州の州都にあたるイエローナイフ(Yellowknife)は、北極圏に近いことから、オーロラを肉眼で観測できるエリアです。
観測率が非常に高いことでも有名で、夏でも3日間滞在をすれば、ほぼ確実に見えるとまで言われています。オーロラが高確率で観測できるこの地に、ケロウナに訪れた際はぜひ足を伸ばしてみてください。
イエローナイフへは、ケロウナ国際空港から飛行機で5時間前後で到着します。
また、下記記事ではイエローナイフのオーロラに関する詳細を紹介しています。イエローナイフを訪れる予定の方はぜひ参考にしてください。
参考
公式サイト(英語)はこちら
ここまでご紹介した場所はケロウナ周辺の観光スポットがメインです。
もう少し足を伸ばしてカナダ全体の観光を楽しみたい方向けに、こちらの記事でカナダのおすすめスポットを掲載しています。
カナダをじっくり堪能したい方は、ぜひチェックをしてみてください。
まとめ
ケロウナはカナダ人からも人気の街です。
穏やな人々が多く自然が豊かなため、のんびりとした空気が漂っています。
エンターテイメントやショッピングスポットなどの刺激的なエリアは少ないですが、ゆったりとした環境で実りある日々を過ごしたい方におすすめの場所です。
ケロウナを訪れる際は、ケロウナの魅力や歴史に触れて、充実した日々を過ごしてください。