カナダの治安

あなたが留学やワーキングホリデービザでの行き先を検討しているなら、現地の「治安」はとても気になることではないでしょうか?

せっかく海外に行くなら、安全なところで勉強・仕事・アクティビティを楽しみたいですよね。

事前に治安情報を知ることは、以下のようなメリットがあります。

  • 留学・ワーホリ渡航国・地域を決める材料になる
  • 渡航先で気をつけることが明確になる
  • 留学・ワーホリ先の治安について家族や友人に説明できる

そこで今回は、気になる「カナダの治安」についてまとめました。

カナダの治安は良いの?

そもそもですが、カナダの治安は実際のところ良いのでしょうか?

たとえば、世界殺人発生率ランキングでは、201か国中でカナダは145位でした。

悪くない順位ではありますが、日本は197位なので比較すれば日本の方が治安が良いということになります。

ただ、これはあくまで統計上の話です。

日本でも「治安のよい都市」、「治安の悪い都市」は、エリアによって異なると思いますが、これはカナダでも同様です。

少なくともカナダは銃の所持自体が違法なため、お隣のアメリカに比べると明らかに犯罪率が低い傾向があります(ちなみにアメリカは86位)。

特に、世界で住みやすい街ランキングで毎年上位にランクインしているバンクーバーは、カナダ全土の中でも治安のよい街と言われています。

カナダの治安が良い理由

わたしはワーホリで1年間バンクーバーに暮らした経験があります。

幸いにも、実際に暮らしていて身の危険を感じたことはありませんでした。

ここでは、実際に住んでみて、一度も身の危険を感じずに過ごせた理由について考えられることをご紹介します。

 銃規制が厳しい

隣接しているアメリカと比較するとカナダは銃規制が厳しい国です。

アメリカでは銃の乱射事件などメディアを騒がせていますが、カナダでそのような報道を目にすることは非常に稀です。

もちろん、日常的に銃を持っている人の噂も聞かないですし、家に銃を所持しているという人に会ったことがありません

友人の中にはカナダへの留学を決めた理由が「銃規制が厳しいこと」とあげた人もいるくらいです。

 穏やかな国民性

一概には言えないのですが、バンクーバーの住民たちは穏やかな人が多い印象です。

「都会=人が冷たい」と思い込んでいたんですが、バンクーバーは様々な人種が入り混じるカナダ第3の大都市なのに、人がとても温かいんです。

スーパーやカフェに行くと必ずというほど店員さんが笑顔で話かけてくれますし、わたしのようなに外国からきている人を差別することが少ないです。

このことから、人々がとても穏やかでフレンドリーカナダの国民性も、治安のよさに貢献していると感じています。

 町中にいる警察官の数が多い

バンクーバーでは町中で警察官がパトロールしている姿をよく見かけます。

警察官が制服姿でカフェやスーパーに入るのも一般的です。

わたしが働いていたカフェにもお客さんとして警察官がくることがありましたよ。

そのくらい、警察官が身近な存在で、市民の生活を日常的に守ってくれているという安心感がありました。

カナダで暮らす際の安全対策

バンクーバーの治安の良さを感じる一方で「それでも日本の安全性の高さにはかなわない」というのが正直な感想です。

外務省の海外安全ホームページでは以下のように記載されています。

カナダは,一般的に治安が良いと言われていますが,犯罪発生率(人口10万人当たりの犯罪認知件数)は日本の約5倍の水準となっています。
最近では,ギャング絡みの発砲・暴力事件も発生しているほか,夜間に銃器や刃物で通行人を脅したり,背後から襲い暴行を加えた後に所持品を奪うといった事案も発生しています。

特に,都市部で夜間にひと気のない場所に出かける際は注意が必要です。日本人の渡航者,滞在者が犯罪に巻き込まれる事案も発生していますので,防犯対策は日本にいるとき以上に注意が必要です。

出典:外務省 海外安全ホームページ

凶悪犯罪は滅多に起こりませんが、日常的なスリや窃盗などは、身近でも被害にあった人の噂を耳にすることもありました。

各個人が日本にいる時以上に防犯に気を配ることは大切でしょう。

バンクーバーでの安全対策

先ほど、バンクーバーで身の危険を感じたことがないと言いましたが、自分なりに行動に気を配っていたことも安全に楽しく過ごせた要因だと思っています。

わたしがバンクーバーに暮らしていた時に実際に身の安全を守るために気をつけていたことは以下です。

  • バスや電車に乗るときはスリに注意する
  • 浮浪者・ホームレスが集まるエリアには極力近づかない
  • 深夜の外出は控える
  • 大麻の中毒者には近づかない

バンクーバーにはホームレスが集まる「ヘイスティングストリート」エリアが有名なのですが、そこには極力近づかないようにしていました。

2018年6月からカナダでは大麻が合法化されています。

合法と言えど、明らかに中毒症状が見られる人は冷静な判断にかけた状態です。

道端で見かけてもトラブルを避けるために近寄らないようにしていました。

トラブルに巻き込まれたときの対処法

治安の良いカナダですが、万が一トラブルに巻き込まれたときの対処方を知っておくことは大切です。

カナダでは以下の対処方法を頭に入れておきましょう。

警察も救急も「911」に電話を

日本は警察が100番、救急が119番と番号が違いますが、カナダでは全て「911」です。

この番号を覚えておきましょう!

もし電話をかけたときに英語に自信がない場合は「Japanese speaker, please(日本語が話せる人をお願いします)」と伝えましょう。

大都市圏では日本語話者が常駐している可能性が高いです。

カナダの治安の調べ方

留学・ワーホリ先を選定する際に、現地の治安について知りたいけど、どうやって海外のが治安を確かめればいいの……? と疑問に思いませんか?

カナダに出発する前はわたしもそうでした。

実際に現地に足を運んでみないと分からないじゃないか…!と思ってたのですが、調べはじめてみると日本にいながらも最低限の情報を得ることができることがわかりました。

その経験を元に、カナダの治安について調べるおおすすめ方法をご紹介します。

出発前に「これだけは調べておきたいな」というポイントですので、事前にチェックしてみてください。

 外務省 海外安全ホームページの安全サイトをチェック

まず手始めとして、外務省のサイトをチェックすることをおすすめします。

留学・ワーホリに限らず海外旅行に行く際に、滞在先の国の治安状況をチェックできるのが、外務省の「海外安全ホームページ」です。

「海外安全ホームページ」では、以下の最新情報を日本語で見ることができます。

  • 危険・スポット・広域情報
  • 安全対策基礎データ
  • テロ・誘惑情勢
  • 安全の手引き
  • 医療事情

またこのサイトでは危険地帯をレベル1~4に分類し、レベルごとに地図に色塗りされているので、渡航先の危険度合いをすぐに把握することができます。

さらに、直近で起きている事故・災害・テロの情報などもいち早くチェックできるので、リアルタイムでの情報を得るのにとても便利です。

現地での生活がスタートしてからも、定期的にチェックすることをおすすめします。

 留学エージェントに聞いてみる

外務省 海外安全ホームページで治安をチェックした後は、留学エージェントに実際に聞いてみましょう。

留学エージェントは、語学学校を探す手伝いをしてくれるだけではありません。

現地情報に精通している留学のプロフェッショナルなので、最新の治安情報について有益な情報を提供してくれるでしょう。

同じ国の中でも「都市間の治安の差を知りたい……!」という時も複数都市についての現地情報を持ってる留学エージェントに聞くのが得策です。

 現地に住んでいる(いた)人の口コミ

最後は、現地に住んでいる、もしくは以前住んでいた人の生の声を聞いてみることをおすすめします。

現地生活者の声は第一次情報なので信頼性があります。

これから留学・ワーホリを検討している人にとっては、現地の治安についてより身近で現実的な意見を得ることができるはずです。

ただし、治安は日々変化するので、過去の情報はあくまで参考程度に頭にとどめて、先ほど紹介した「海外安全ホームページ」を定期的にチェックしてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

今回はカナダの治安情報を調べる方法、実際にバンクーバーに暮らしてみた感想をご紹介しました。

もう一度「カナダの治安情報を調べる方法」をまとめます。

  • 外務省 海外安全ホームページをチェック
  • 留学エージェントに聞く
  • 現地に住んでいる(いた)人に聞く
  • 万が一カナダでトラブルにあってしまったら、迷わず「911」へ通報する

知識・情報がないことで不安になったり、実際にトラブルを招く原因になりかねません。

上記のことを頭に入れて、現地の治安情報について理解を深めていってください。

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