カナダでの仕事の見つけ方

カナダでの仕事探しは、努力と根気といっても過言じゃありません。日本と違う面、英語で会話することが多く戸惑いもあり、さらに幾度も申し込んでも、毎回断れることでしょう。
先人たちも、殆どがスムーズに仕事を手にしていません。何度も断れながら、探していきました。

ここでは、仕事を見つけていく方法を有効的な順に紹介していきます。

歩いて探す

えらく地道な方法ですが、初めて住む街で知人・友人が少ない環境下では、これがもっとも最も有効です。

街を歩いていると、レストランや土産屋などで『Help Wanted』『Now Hiring』などと書かれた張り紙を見つけることでしょう。
仕事をしたい店を見つけたら、担当者(マネージャー)に履歴書 (Resume)を渡しましょう。もし不在であれば、他のスタッフにレジュメを渡しましょう。そのまま、面接(インタビュー)にたどり着けたら、ラッキーですが、『あとで見て連絡をする』という返答が通常です。

ですが、ほとんどが連絡を返しません。

数日中に、こちらから必ず連絡をしましょう。

それでも連絡がつかない場合は、再度訪問し「先日レジュメを渡した〜〜ですが…」と、もう一度売り込んでみましょう。
単純にほったらかしの場合が多いですが、熱意によってチャンスが生まれることでしょう。

中には、募集をしているけど、貼り紙を貼っていない店舗もあったりします。(理由は次項を参照)

働きたいお店を見つけたら、とにかくレジュメを持参してお店の人と話をしてみましょう。

口コミ・紹介

まずは、その街で、自分より長く滞在して働いている友人・知人に「仕事を探している」と相談しましょう。
もしかしたら、その人の知り合いの誰かが、働き手を探している場合があります。

そういう話が流れてきて、その仕事に少しでも興味を持たれましたら、すぐにでも紹介をしてもらいましょう。

実は、カナダでは、最も多い就職方法、求人方法はこれなんです。

およそ80%以上が、口コミ・紹介・ネットワークでの就職で、それらの求人情報は公共のメディア等に公開されていなかったとのことです。

ここでの「ネットワーク」は、「リアルでの人との付き合い」という意味です。

ですので、募集をしていない店に売り込みに行ったら雇ってくれたというケースは、『雇用主は求人をしていたが、すべて知り合い・友人へのネットワークへの伝達だけで済ませており、公開していなかった』状態だったからです。

もし、現地での知人・友人がそんなにいない場合は、そのリアルでの人との付き合いができるネットワークづくりをいたしましょう。

SNSを使う

「口コミ・紹介」を増やすといった意味で、インターネットのSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)は、非常に有効な手段となっています。

  • Linkedin
    専門職についたことがある方には、有効なサイトです。
  • Facebook
    カナダ人、日本人、人種を問わずとして、殆どの人が利用しています。現地では、LINEより活用性があります。

まずはできるだけ、現在住んでいる街で、面識がある人とのつながりを増やしていきましょう。それが口コミ・紹介での就職の近道です。

コミュニティへの参加

公民館(コミュニティセンター)や仲間うちで行われている趣味のワークショップに参加するのも一つの手です。

また、Meetupで自分の趣味や好み、仕事に合うイベントを探し、参加するのも有効です。

そういったグループイベントに参加して、知人・友人を作り上げて、ネットワークを広げましょう。

つながりを深めやすくするために、自分のSNSサイトのURLアドレスとスキルを記載した名刺を作っておくのも有効です。

低価格で名刺がオンラインで作れる有効なサイト

その他

ここから紹介する手段は、カナダで、残りの20%未満確率で就職している方法です。

断られる時の心の経験値を積む、カナダで求人状況を身にしみて感じるには、試してみる価値があります。

インターネット掲示板、求人メディアを利用する

現在一番主流な方法に見えますが、成功率は、全体の10%強しかありません。

また、掲示板などでは、日系・ローカルを問わず、怪しい求人や詐欺なども見受けられるため注意して使いましょう。

ここでは、バンクーバーで最も利用されているサイトを紹介していきます。

  • Craigslist (英語)
    北米最大の地域別巨大クラシファイド掲示板。
  • Kijiji (英語)
    Craigslistに次いで北米でメジャーなクラシファイド掲示板。カルガリー方面での利用者が多いとか。
  • Job Bank (英語)
    カナダ政府が運営するカナダ全土を網羅する求人サイト。非常に多くの求人情報が登録されており、更新も頻繁に行われているので要チェック。ただしダミー求人も多いです。
  • Monster (英語)
    カナダ最大の求人メディア。Web 上で簡単に履歴書を作成、登録できるサービスも提供している。登録しておけば、企業側からも連絡が来るようなシステムとなっています。
  • Indeed (英語)
    カナダでは、Monsterと並ぶ最大級の求人メディアサイト。世界中にサービスを行っており、日本でも運営されています。
  • JobSearchCanada (英語)
    カナダ最大の出版社「PostmediaNetwork」が運営する仕事探し専用サイト。
  • JPcanada
    日系クラシファイド掲示板。ワーホリの人などがバイト探しに利用しています。(主にバンクーバーの情報が豊富)

他にも、トロント、カルガリーにあった掲示板サイト、求人メディアサイトが有ります。

ジョブフェアに参加する

Job Fair、ジョブフェアとは、いわゆる就職説明会です。バンクーバーでは、スタジアムとか広い会場にて、毎月どこかでなにかしらのジョブフェアが開かれています。基本的に、メジャーな企業・会社が参加してブースを設けています。

そこへレジュメを持って参加し、それぞれの気になる企業・会社を見つけて、説明を聞きに行くのも良いでしょう。

新聞を利用する

新聞にも求人欄がありますが、最近ではインターネットが主流。コンビニや、道の脇に置いてある Newspaper Box で手に入れる事ができます。インターネットでの掲示板サイトと比べると件数が少ないですが、信頼ある情報である確率が高いです。

ここでは、求人欄が多い、バンクーバーでの新聞を紹介していきます。

  • The Georgia Straight (無料)
    バンクーバー内のフリーペーパーの大手
  • Vancouver SUN (有料)
    バンクーバー内で広く読まれている有料新聞。
  • The Province (有料)
    バンクーバー内で広く読まれている有料新聞の一つ。Vanncouver SUNと掲示板内容が似通っていると思いますが、そのとおりです。親会社は同じです。
  • バンクーバー新報 (無料)
    1978年創刊の歴史ある日本語新聞。図書館、日系食料品店、ヘアサロンなどで毎週木曜日に無料配布している。

以上、主なカナダでの職探しの方法をあげました。

インターネット掲示板を利用して探すのが、一番手っ取り早く始めやすい利点はありますが、雇用主側からしてみればそうではありません。以下の理由で、求人を公開しておりません。

  • 忙しくて、そんな求人広告を作成する時間がない。
  • 公開したとき、大量な応募がやってきて、それをら処理することでいっぱいっぱいになり、本来の仕事ができない。
  • 第三者のメディア・業者・団体に求人広告費の負担が発生する。
  • 通常、小規模の仕事場には、そういう求人業務を処理するスタッフがいない。
  • 応募側・求人側双方に信用度を知るのに、手間がかかる。

ですので、殆どの雇用主が、メディア・第三者の業者や団体を利用して公開していないのが現実です。

知人・友人のネットワークに伝えるだけにすれば、口頭だけの説明ですみ、さらに「紹介時」には、知人・友人の信用度も応募側、求人側双方にすでに得られているからです。

 

カナダ入国前に仕事を見つけることも可能ですが、上記で述べているとおり、一般に公開されている求人情報で就職する確率は20%もありませんので、非常に困難です。

渡航後に現地で一ヶ月くらいの就職活動期間を必ず設けて、予定を組まれるのを強くおすすめします。

それでも、スムーズに就職する事例は少ないです。

何度も挑戦して、いい仕事を見つけましょう。

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