カナダ国内からのバイオメトリクス登録について

Biometrics Canada

2019年1月1日から、カナダ滞在のための各種のビザ(許可)を取得する際に、新たな手続きがが必要になりました。

それがバイオメトリクス(指紋認証)です。

バイオメトリクスそのものについては、こちらの記事で紹介しています。

今回の記事では、カナダ国内からビザを申請して、バイオメトリクスの登録を求められた時の対処方法を解説します。

カナダ国内からのバイオメトリクス申請

バイオメトリクスが導入されるまでの説明では、カナダ国内からのビザ申請のバイオメトリクス登録は当面免除されるはずでした。

しかし、制度導入から2ヶ月が経過した現在、カナダ国内からのビザ申請にバイオメトリクスが求められるケースがあります。

カナダ国内からの同じ種類のビザの延長申請

カナダ国内からのビザ申請でも、同じ種類のビザの延長申請の場合は、バイオメトリクスの登録は必要ありません。

例えば、学生ビザが有効なうちに学生ビザを申請(延長)する場合です。

カナダ国内で新しくビザを申請

いっぽう、カナダ国内で新しい種類のビザを申請する場合は、バイオメトリクスの登録が求められます。

例えば、観光ビザでカナダに来て、カナダ国内からワーホリビザを申請する場合です。

当初免除されるはずだった、カナダ国内からのビザ申請のバイオメトリクスが必要になるのは、なんだか納得いきません。

でも、

木元

カナダ政府に反抗してもしょうがないので、大人しく従いましょう♪

ここからは、カナダ国内からビザ申請をした場合の、バイオメトリクス登録の方法を詳しく解説します。

カナダ国内からのワーホリ申請に沿って解説

ここからは、学生ビザでカナダに入国して、カナダ国内からワーホリビザを申請する例に沿って解説します。

通常通り申請を完了させる

まずは、通常通りワーキングホリデーの申請を完了させましょう。

申請方法は、こちらのページをご覧ください。

日本国内からのビザ申請と異なり、申請段階ではバイオメトリクス費用$85は請求されません

申請後、指紋登録費用支払いレターが来る

申請を完了すると、バイオメトリクス登録費用の$85を支払うよう指示するレターがCICオンラインアカウントに届きます

申請からレターが届くまでの期間は人によって差があって、翌日に届く人もいれば、1週間以上待つ人もいます

カナダ国内からのワーホリ申請がバイオメトリクスなしでビザが承認されるケースは、いまの所ありません。

支払いレターP1

バイオメトリクスの支払い指示のレターの1ページ目です。 中央部分に支払いの手順が記載されています。

支払いにはだいたい1週間程度の期限が定められているので、早めに支払いましょう。

バイオメトリクスの支払いをしてレシートを提出するまでの間、申請プロセスも停止してしまいます。

少しでも早くビザが承認されるように、速やかに支払いましょう。

オンラインで指紋登録費用を支払う

費用支払を指示するレターが届いたら、オンラインで指紋登録費用を支払います。

まずは費用支払のウェブサイトにGo! 

まずは、支払い指示のレターに記載された、https://eservices.cic.gc.ca/epay/のウェブサイトにアクセス!

Payment1

画面下の、「Continue」を押して次に進みましょう。

Immigrationを選択して先に進む

Payment2

次の画面では「Immigration(移民)」を選びましょう。
Immigrationは永住、移民のことですが、ここは「Citizenship(市民権、国籍)」との2択なので、Immigrationを選びましょう。

バイオメトリクスを選択

Payment3

次の画面の下の方に、「Biometrics」があるので、それをクリック!

Payment4

次の画面ではバイオメトリクスの数量を聞かれます。

通常は自分の一人分なので、1を入力して、「Submit」をクリックしましょう。

Payment5

次に、自分が「ロボットではありません」というチェックボックスにチェックを入れて、「Login and Pay」に進みます。

支払いの前にアカウント作成

ここがちょっとだけ間違えやすいです!

Eメールアドレスとパスワードの入力を求められます。
MyCICアカウントを作った時のEメールアドレスとパスワードを入れたくなりますが、支払いのためだけに別のアカウントを作る必要があります。

Payment6

「新規のお客様の場合は、「Register(登録)」をクリック」という、これまた小さくて分かりにくいリンクをクリックして、新規登録画面に進んでください。

Payment7

Eメールアドレスを入力しましょう。

Payment8

パスワードを以下の条件に従って決めましょう。

パスワードの条件

  • 8~16の文字か数字
  • 文字1つ以上
  • 数字1つ以上

Payment9

パスワードを忘れた時のための復旧用の秘密の質問と答えを入力しましょう。

支払い画面に進みます

Payment10

アカウントの作成が終わるとさっきの画面に戻ります。
「払い戻し条件を理解して同意した」のチェックボックスにチェックして、支払いに進んでください。

クレジットカードなどで支払い!

Payment11

いよいよオンラインで支払いです。
この支払画面は最初にワーキングホリデーを申請したときといっしょです。

クレジットカード情報を入力して、支払いを完了させましょう。

支払い完了!レシート保存

Biometorics Receipt

支払いが完了すると、レシートが表示されます。

このレシートがとても大事なので、必ず保存してください

このレシートは、この後のステップで何度も使います。

支払いレシートを添付する

支払いをしてこのステップ完了ではありません。

支払い終了後のレシートを提出しなければいけません。

支払いだけして放っておくと、1週間の支払期限が過ぎて、申請が却下になってしまいます。

申請が却下になると、最初に払った申請費用も、バイオメトリクスの費用も返還されません。

ここ、超重要ですよ!

でも、バイオメトリクス支払いのレシート提出の方法がちょっと分かりにくいんです。

MyCICアカウントにログイン

ワーホリの申請が完了した後の、MyCICのアカウントにログインしましょう。

CIC1

今申請中の申請と、過去の申請の一覧から、Work Permit(ワーホリも就労ビザの1種類です)を選んで、「Check Full Application Status(申請の詳細を確認)」をクリックしてください。

「提出済みの申請を見る」をクリック!

次の画面で、画面上の方にある、

「View Submitted Application(提出済みの申請を見る)」をクリックしてください。

このリンクが小さくて、添付書類の提出に直接関係のない文面なので、非常に分かりにくいです。
CIC2

申請済みの申請を見ます。

CIC3

「Continue」を押して次に進みます。

レシートをアップロード

次の画面で、レシートをアップロードすることができます。
CIC4
この画面は既に提出済みの確認の画面ですが、提出前だと、「追加書類をアップロードする」というボタンが表示されます。

ここまでで、バイオメトリクス費用支払い指示のレターへの対応は終了です。

次の指示が来るまで待ちましょう。

ここでの待ち時間も人によって違います。レシートを添付した翌日に次のレターが来た人もいれば、10日以上待った人もいます。

気長に待ちましょう。

バイオメトリクス登録指示のレターが届く

CICオンラインアカウントにメールが届くと、申請ステータスの画面で確認することができます。

CIC5

「Biometrics Collection Letter」が指紋登録指示のレターです。

レターに何が書いてあるか、注意深く確認しましょう。

バイオメトリクスの登録指示レター

このレターに何と書いてあるかによって、指紋登録をする場所が決まります。

バイオメトリクスレター (1)

バイオメトリクス指示レター 1ページ

バイオメトリクス指示レターの1ページ目です。

「既にカナダに入国済みの場合は、指紋登録のためカナダを一度出国しなければなりません」と記載されています。

バイオメトリクスレター (2)

バイオメトリクス指示レター 2ページ

バイオメトリクス指示レターの2ページ目です。

指紋登録場所について、以下のとおり指定されています。

  • カナダまたはアメリカ国外にいる場合、Visa Application Center (VAC)のどこでも指紋登録ができます。
  • アメリカに合法的に滞在している場合、アメリカ国内の以下の申請窓口のいずれかで指紋登録ができます。
    • United States Citizenship and Immigration Services (USCIS)
    • Application Support Center (ASC)
    • Visa Application Centre (VAC)

「カナダ国外であればどこでも」という指定なので、日本に帰らなくても、指紋登録ができます!嬉しいですね。

2019年3月現在、カナダ留学コンパスでカナダ国内からのワーホリ申請をお手伝いした方の事例の範囲では、全員「カナダ国外(かアメリカ)の指紋採取場所どこでも」という指定のレターが届いています。

バイオメトリクスレター (3)

バイオメトリクス指示レター 3ページ

こちらが、バイオメトリクス指示レターの3ページ目です。

指紋登録をレター発行の日付から30日以内に済ませないといけません。

バイオメトリクス登録時に持参するもの

バイオメトリクス登録の時に持っていくものが、指示レターに記載されています。

バイオメトリクス登録時に持っていくもの

  • バイオメトリクス指示レター(印刷したもの)
  • バイオメトリクス費用支払いのレシート(印刷したもの)
  • パスポート、ビザ

バイオメトリクス費用支払のレシートは指示レターでは指定されていませんが、指紋登録の際に提示を求められることがあるので、持って行きましょう。

パスポートとビザはカナダ国外に出て再入国する時に絶対に必要なので、当然持っていくものですが、バイオメトリクス登録に行くときも、忘れずに持参しましょう。

バンクーバーから最寄りの指紋採取場所

ここからは、バンクーバーから最寄りのバイオメトリクス登録場所について解説します。

バイオメトリクス指示レターに記載されたURLにアクセス

バイオメトリクス指示レター2ページ目に記載されたURLにアクセスします。

すると、以下の画面に飛びます。

この画面で、バイオメトリクス登録ができる場所を探すことができます。

 

変更1

バンクーバーから一番近い場所を探すので、ブリティッシュコロンビア州に面したワシントン州の「Washington」を検索窓に入れます。

トロント、モントリオールなど、カナダの他の都市から近いバイオメトリクス登録場所を探す場合は、「New York」などそこから一番近いアメリカの州名を入れてください。

ワシントン州内には3か所バイオメトリクス登録場所があります。

バンクーバーから一番近いのは「Seattle ASC」です。

指紋登録の受付時間、予約が必要かどうかもこの画面で確認できます。

2019年3月13日追記
アメリカASCでのバイオメトリクス登録に予約が必要になりました。

Seattle ASCの場合は、「By appointment only(予約のみ)」です。

Seattle ASCでは、アメリカの役所である「United States Citizenship and Immigration Services (USCIS)」が、カナダのバイオメトリクス登録業務を行っています。

Seattle ASCはシアトル中心部から30分くらいの場所

Seattle ASC(USCISシアトルオフィス)はシアトル中心部から路線バスで30分くらいの場所です。

バンクーバーのPacific Central Stationから高速バスと路線バスで5時間程で行けます。

バンクーバーのPacific Central StationからSeattle ASC(USCISシアトルオフィス)へのGoogle Mapの経路です。
朝6時30分の高速バスに乗れば、11時に到着します。

USCISオフィス外観

Seattle ASC(USCISシアトルオフィス)の外観写真

早朝にバンクーバーを出発すれば、午前11時に到着することも可能ですが、時間に余裕を持って計画を立てましょう。

シアトル旅行も兼ねて、1泊以上の日程にバイオメトリクス登録を組み込むと安心ですね。

Seattle ASCでのバイオメトリクス登録

カナダ留学コンパスの、Seattle ASCでバイオメトリクス登録をした学生さんに、当日の様子を聞きました。

友人に車で連れて行ってもらったので、迷わず行けました!
到着したのが12時前で、長蛇の列になっていました。

窓口申請を終えてバイオメトリクス待ちの人たちもかなり多かったです。
最終的に終わったのは午後2時近くでした。

窓口はスタッフ1人のみで対応していたのですが、流れ作業で特に何も言わなくても大丈夫でした。
(イミグレのレターやレシート等の書類を差し出せば、特に質問も無く自然にやってくれる感じでした)

確認された後に、普通に番号札を渡されて、番号を呼ばれたらバイオメトリクスをする流れでした。

バイオメトリクス自体はすぐに終わりました。

中でのスタッフは3〜4人で写真撮影と指紋のスキャンをして終わりでした。

ちなみに、入ってすぐに空港の荷物検査と同じ様なゲートがあり、靴と上着を脱いで荷物をトレーに入れ、身体検査をしてから入りました。

荷物検査のゲートを通過した後の場所に、アメリカ在住の方が記入する必要のある紙が置いてありました。

カナダや他のどこかの国の申請の人は除くと書いてあったので、私は特に何も記入せずに窓口へ行きましたが大丈夫でした。

役所自体もカナダや他の国の申請をする事に対して慣れている様でした。

木元

とても臨場感のあるレポート、ありがとうございました!

アメリカの役所がカナダのバイオメトリクス登録の代行をするので、

「カナダ??何いってんだ、ここはアメリカだぜ!ハッハー!」

みたいな対応をされるかも知れないと心配していたのですが、担当者がアメリカ以外の手続きの対応になれているようなので、安心しました。

あとは申請が承認されることを祈って待ちましょう

バイオメトリクス登録が終わったら、登録内容は自動的に提出済みの申請に追加されます。

あとは申請が承認されることを祈って待ちましょう。

先ほどレポートしてくださった学生さんの場合、金曜日にバイオメトリクス登録をして、翌週月曜日にワーホリの承認通知が届きました。

バイオメトリクス導入後に、カナダ国内からのワーホリ申請をカナダ留学コンパスがお手伝いして、承認された第1号です。

無事にワーホリビザが承認されて、本当によかったです。

ワーホリビザが承認されると、「Port of Entry(ポートオブエントリー)」というビザ引換券のようなレターが送られてきます。

そのレターを印刷してカナダ国外に出て、再入国すると、ワーホリビザに切り替えられます。

国境でのビザ切り替え(フラッグポール)については、こちらの記事で紹介しています。

 

まとめ

ビザ申請の手続きは、面倒でなんだか怖いものです。

2019年からカナダのビザ申請にバイオメトリクスが加わって、いっそう近寄りがたくなりました。

ですが、カナダ国内からのビザ申請でも、カナダから近いアメリカのバイオメトリクス登録場所に行くことで、バイオメトリクス登録にかかる時間と費用を減らすことができます。

カナダ留学コンパスにビザ申請代行を申し込みいただければ、バイオメトリクスの手順についても細かくお手伝いいたします♪

くわしくはこちらからお問い合わせください。

Biometrics Canada

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