日本の約27倍もの広大な国土を有するカナダには、多くの観光名所があります。
歴史的な建造物から、雄大な自然を楽しめる絶景スポットまで、一度は訪れてみたい観光地が目白押しです。
その中でも、特に有名な、人気観光スポットを厳選して紹介します。
カナダといえば!定番観光地
まずは、カナダに旅行するなら絶対訪れたい、定番の観光スポットを紹介します!
ナイアガラの滝(ナイアガラフォールズ:オンタリオ州)
ナイアガラの滝(Niagara Falls)は、カナダで最も有名な観光スポットの一つで、世界三大瀑布の一つとしても知られています。
アメリカ滝・カナダ滝・ブライダルベール滝の3つの滝の総称して、ナイアガラの滝と呼ばれています。
その中でも最も大きいカナダ滝は 、675mもの滝幅があり大迫力です。
遊覧船からは、滝の裏側を見ることもできますよ。
トロント市街から車で約1時間半で行けるので、日帰りや短期旅行にもおすすめです。
メープル街道(オンタリオ州)
カナダといえば、国旗のデザインにもなっている「カエデの葉(メープルリーフ)」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
メープル街道は、オンタリオ州とケベック州を繋ぐ全長約800kmの観光ルートです。
「メープル街道」というのは日本での呼び名で、カナダでは「ヘリテージ街道(Heritage Highway)」と呼ばれています。
9月中旬から10月下旬が紅葉の見頃ですが、メープル街道沿いには観光名所が点在しているので、一年中楽しめるスポットです。
プリンスエドワード島(プリンスエドワードアイランド州)
カナダの東海岸・セントローレンス湾に浮かぶプリンス・エドワード島(Prince Edward Island:通称PEI)は、小説『赤毛のアン』の舞台として知られています。
『赤毛のアン』の作者ルーシー・モード・モンゴメリが幼少期を過ごした生家、モンゴメリ夫妻が眠る「キャベンディッシュ墓地」など、ゆかりの地を巡ることができます。
プリンス・エドワード島は農業と酪農がさかんで、のどかな田園風景を楽しめるのも魅力です。
CNタワー(オンタリオ州)
トロントにあるCNタワー(CN tower)は、高さ533.33mを誇る世界で3番目に高い電波塔です。
展望台からは、トロントの市街地やオンタリオ湖などを見渡すことができます。
他にも、展望台のふちを歩く絶叫アクティビティ「エッジウォーク」 や、カナダ料理を楽しめるレストラン、ギフトショップなど、魅力がいっぱいの人気スポットです。
公式サイト(英語)
カナダズワンダーランド(オンタリオ州)
カナダズ・ワンダーランド(Canada's Wonderland)は、200種類以上の豊富なアトラクションが楽しめるトロントにある夏~秋限定のテーマパークです。
なかでもジェットコースターは17種類もあり、どれも迫力満点です。絶叫マシンが好きな人には、特におすすめの遊園地です。
さまざまなプールやウォータースライダーがあるウォーターパークが併設されているので、ファミリーでも楽しむことができます。
カナダの大自然を満喫しよう♪
続いて、カナダで大自然の絶景を楽しめるスポットを紹介します!
カナディアンロッキー(ブリティッシュコロンビア州、アルバータ州等)
観光地として有名なカナディアンロッキー(Canadian rockies)は北米大陸を南北に縦断する山脈群で、3つの州立公園と4つの国立公園で構成されており、カナディアン・ロッキー山脈自然公園群といわれています。
ユネスコの世界遺産にも登録されており、1万年前の氷河がそのまま残っている生前あふれるエリアです。
モレーン湖(アルバータ州)
アルバータ州レイクイーズのバンフ国立公園にあるモレーン湖(Moraine Lake)は、カナダドルの絵柄に採用されていることでも有名です。
その美しさから、「カナディアン・ロッキーの宝石」とも呼ばれています。
モレーン湖周辺にはトレッキングコースがあり、初心者向けのコースから登山経験者向けの本格コースまで整備されています。
絵画のような鮮やかな青色に、多くの観光客が魅了されています。
イエローナイフ(ノースウェスト準州)
カナダ北西部にあるイエローナイフ(Yellowknife)では、オーロラ鑑賞を楽しむことができます。
オーロラ鑑賞のベストシーズンは、11月中旬~4月、8月中旬~9月です。
夏季は平均気温15℃前後なので、特別な防寒具がなくてもオーロラを見ることができます。
オーロラ観賞用施設「オーロラビレッジ」で、「ティピー」と呼ばれるテントから鑑賞するのがおすすめです。
公式サイト(英語)
ウィスラー(ブリティッシュコロンビア州)
ウィスラー(Whistler)はバンクーバーから車でわずか2時間の場所にあるリゾート地です。
ウィスラーマウンテンとブラッコムマウンテンの2つの山で構成される広大なゲレンデは北米一の広大さで、2010年には冬季オリンピックの開催地となったこともあるスキーリゾートです。
世界一のバイクパークとも言われ、夏には「クランクワークス」というマウンテンバイクの世界大会も毎年開催されています。
バンクーバー市内から無料のシャトルバスが出ているので、アクセスしやすい観光スポットの1つです。
キャピラノサスペンションブリッジ(ブリティッシュコロンビア州)
バンクーバーにあるキャピラノ吊り橋公園(Capilano Suspension Bridge Park)は、吊り橋はもちろん、園内のアクティビティや冬のイルミネーションも人気です。
キャピラノとは、先住民族の言葉で「美しい川」という意味で、名前の通り美しい川を吊り橋から存分に楽しむことができます。
スタンレーパーク(ブリティッシュコロンビア州)
スタンレーパーク(Stanley Park)は、バンクーバーで最大かつ最古の公園で、カナダ国定史跡にも認定されています。
毎年800万人が訪れる人気スポットです。
豊かな自然を楽しめる他、先住民族たちによって手がけられた「トーテムポール」、カナダ最古の歴史を持つ「バンクーバー水族館」など、見どころ満載です。
カナダの歴史に触れながら大自然も満喫できる、バンクーバー屈指の見どころです。
公式サイト(英語)
カナダの歴史を感じる
カナダに行くなら、歴史的な名所や建造物も見逃せません!
ノートルダム大聖堂(オンタリオ州)
首都オタワにあるモントリール・ノートルダム大聖堂(Notre-Dame Basilique/仏:Basilique Notre-Dame de Montréal)は、現存するオタワ最古の教会で、世界遺産にも登録されています。
祭壇やパイプオルガン、色とりどりのステンドグラスは、息をのむほどの美しさです。
夜はプロジェクションマッピングのショー「AURA」が開催されており、昼とはまた違った光景を楽しむことができます。
公式サイト(英語)
カナダ国会議事堂(センターブロック:オンタリオ州)
小高い丘の上にそびえるカナダ国会議事堂(the Canadian Parliament)は、オタワのシンボルとして多くの観光客に親しまれています。
1859年から7年の歳月をかけて建設されました。
1916年に大火に見舞われたため、現存する建物は1922年に再建されたものです。
しかし、鉄の扉で守られていた図書館は、建設当初のまま残されています。
外観も見応えがありますが、内部の彫刻やステンドグラスにも注目です。
公式サイト(英語)
ケベックシティ(ケベック州)
「北米のパリ」とも呼ばれているケベックシティ(Quebec City/仏:Ville de Québec)は、フランス人入植者によって築かれたことにより、フランス文化や歴史を強く継いでいます。
北米最古の街の一つで北米唯一の城郭都市であることから、1985年に「ケベック旧市街の歴史地区」が世界遺産にも認定されました。
1831年にイギリス軍によって建設された星型の要塞「シタデル」は、ケベックシティの中で最も高い位置にあるため、 人気の展望スポットです。
公式サイト(英語)
ロイヤルオンタリオ博物館(オンタリオ州)
トロントにあるロイヤル・オンタリオ博物館(Royal Ontario Museum:通称ROM)では、自然史や世界各地の遺品、カナダとカナダの先住民に関連する展示などを見ることができます。
館内は4階まであり、全体を見て回るのに最低3時間はかかるほど広いミュージアムです。
地下にはカフェなどの休憩スペースもあって、1日中楽しめる観光スポットです。
公式サイト(英語)
ガスタウン(ブリティッシュコロンビア州)
ガスタウン(Gastown)はバンクーバーのブリティッシュコロンビア州にある観光街です。
レンガ造りの建物が多く、小物を扱う店やギフトショップ、レストラン、パブ、事務所、家具屋、美術館、音楽スタジオと画廊、デザイン学校などがあり、旅行ツアーなどでの定番スポットになっています。
ガスタウンの入り口付近には、ランドマークとなっている世界最古のスチームクロック(蒸気時計)
があり、1800年代の開拓時代の雰囲気を感じることが出来ます。
公式サイト(英語)
カナダのおススメ観光地まとめ
今回は、カナダのおすすめ観光地を紹介しました。
カナダには、雄大な自然を満喫できる絶景スポットから、老若男女問わず楽しめるアミューズメント施設、歴史を感じられる史跡など、観光名所が点在しています。
バンクーバー、トロントなどの都市からでもアクセスしやすいスポットもあるので、カナダ旅行の際はぜひ足を運んでみてくださいね。
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