カナダ・バンクーバーにダイソーがあるのをご存じですか?
ダイソーといえば日本の100円均一ショップですが、実はカナダにも店舗を展開しているんです(英語ではそのまま「Daiso」と表記されます)。
今回は、バンクーバーのグランビルストリート沿いにある店舗を訪れたので、店内の様子をお届けします。
日本のダイソーとなにか違いはあるのか、どんな商品が売っているのかなどをご紹介するので、これからバンクーバーに留学する人はぜひ参考にしてください。
このページの目次
バンクーバーのダイソーはどこにある?
まずは、ダイソーがどこにあるのかをチェックしましょう。
2023年6月現在、ダイソーはバンクーバー都市圏に4店舗あります。
ダイソーの店舗一覧
- ダウンタウン(グランビルストリート)
- バーナビー(メトロタウン内)
- リッチモンド(ランズドーンセンター内)
- サレー(ストロベリー・ヒル・ショッピングセンター内)
今回の記事では、ダウンタウンのグランビル店を訪れた際の様子をご紹介します。
店舗の基本情報は、以下のとおりです。
住所 | 810 Granville St, Vancouver, BC V6Z 1K3 |
電話 | 236-455-2666 |
営業時間 | 月曜日〜日曜日 10:00〜20:00 |
公式サイト | https://daisoca.com/ |
バンクーバーのダイソー:日本のダイソーとの違いはある?
バンクーバーのダイソーは、日本のダイソーとなにか違いがあるのでしょうか?
実は「値段」が違います。
バンクーバーのダイソーは100円(相当のカナダドル)ではないのです!
上の写真にある「金額換算チャート(Price Conversion Chart)」のとおり、商品によって異なる価格が設定されているのです。
商品には基本的に「日本円表記の値札」がそのまま貼られていて、実際のカナダドルでの値段は値札とこのチャートを見比べながら確認することになります。
なお、値段が書かれていない商品は最低価格の「2.50ドル」で購入できます。
日本円 | カナダドル |
---|---|
値段表記なし | 2.50ドル |
150円、165円 | 3.00ドル |
200円、220円 | 4.25ドル |
250円、275円 | 4.25ドル |
300円、330円 | 5.75ドル |
400円、440円 | 7.00ドル |
500円、550円 | 8.25ドル |
600円、660円 | 11.00ドル |
700円、770円 | 12.25ドル |
800円、880円 | 13.50ドル |
900円、990円 | 14.75ドル |
1000円、1100円 | 16.25ドル |
1200円、1320円 | 20.00ドル |
一方で扱っている商品自体は、日本と大きな違いはありません。
強いていえば、日本食のコーナーが手厚いくらいでしょうか。
商品については、次のセクションでもう少し詳しく見ていきたいと思います。
バンクーバーのダイソー:商品
それでは、バンクーバーにあるダイソーの店内の様子をチェックしましょう!
何が売っているのか、商品を写真つきでご紹介します。
季節商品
まず、入り口に置かれていたのは季節商品。
訪れた時期が初夏のため、ビーチサンダルが置かれていました。
カナダはアウトドアでのアクティビティが盛んなので、キャンプやバーベキューなどで活躍しそうな、アウトドア関連の商品も揃っていましたよ。
収納グッズ
次に紹介するのは収納グッズです。
留学中はシェアハウスに滞在する人が多いと思いますが、場所によっては収納が充実していないお家もあります。
そういった場合に、洋服や小物を収納できるボックスがあると便利ですよね。
個人的なおすすめは、洗濯カゴ。
シェアハウスでは「洗濯は1週間に一度だけ可能(まとめてしなくてはいけない)」という場所も多いので、大量の服を一度に運べるアイテムは重宝するのです。
普段は、汚れた服などを入れておくのに使えます。
文房具
次は、語学学校やカレッジで使える文房具。
こういったまとめ売りのペンは、何かと使えますよね。
また、レターセットやシール、サンリオ商品などのかわいらしい商品も多数揃っていました。
テキストやノートに貼れるふせんもあると便利です。
スキンケア・美容関連
日本と同じく、バンクーバーのダイソーでもスキンケアや美容関連の商品を扱っています。
種類が豊富なパック。顔用だけでなく、手足用もありました。
日本よりも空気が乾燥するカナダでは、特に冬季に活躍しそうなアイテムです。
ヘアピンやヘアゴムなどのアクセサリーも、充実しています。
食品
次はお待ちかねの食品コーナーです!
まず目に飛び込んできたのはレトルトカレー。隣には、レンジで温めて食べるご飯も用意されていて、完璧だなと思いました。
数はそこまで多くありませんが、インスタントラーメンなどもあります。
「じゃがりこ」もこのとおり。
じゃがりこは4ドルなので値段は日本の2倍以上してしまいますが、どうしても日本のスナックが食べたいときや、海外の友達においしさを伝えたいときに買ってみてください!
チョコレートやクッキーなどの甘いお菓子もたくさんありましたよ。
特にポッキーは、海外でも定番のお菓子の一つです。
キッチン用品
シェアハウスやアパートで生活を始めたら活躍しそうな、キッチン用品も多数売っていました。
もちろんカナダの一般のお店にも、おたまやボウルなど、キッチンで使える商品は売っています。
それでもダイソーでキッチン用品を揃えるメリットは、日本人が好みそうな「細かい需要に対応してくれる」商品がいっぱいあることですね。
たとえば卵焼き用の四角いフライパンなどは、ダイソーやアジア系のお店でしか売っていないことも多いです。
料理グッズにこだわりがある人は、両方のお店を比べてみることをおすすめします。
スポーツ用品・おもちゃ
アウトドアで使えそうなスポーツ用品・おもちゃなども豊富です。
スポーツ用品は、卓球のラケット・ボール、バドミントンの羽、水泳グッズ、ブーメランなどが揃っていました。
おもちゃコーナーはこんな感じです。
掃除用品
生活の必需品である掃除用品もたくさん売っていますよ。
シェアハウスに用意されていることもありますが、自分好みのアイテムなどはダイソーで揃えるのが便利です。
コップの茶渋や水垢掃除に便利な、メラミンスポンジの品揃えも豊富です。
その他生活雑貨
靴下はこんな感じで売っていました。
冬季には、モコモコ素材のあたたかいルームソックスやマフラーも出揃います。
バンクーバー留学生におすすめの商品
それではここで、自身もバンクーバー留学中の筆者がおすすめする、留学中に役立ちそうな商品をご紹介します。
日本の食器
日本以外のに向けたお土産やギフトを探しているという人は、日本の食器をプレゼントしてはどうでしょう?
バンクーバーのダイソーには、和風のデザインのお皿やお酒を飲むためのとっくりなどが売っています。
日本の文化に興味がある人へならば、特に喜ばれそうです。
電子レンジ対応のライスクッカー
留学中に「お米を炊きたいけれど炊飯器がない」と困ることがあるかもしれません。
そんな時に便利なのが電子レンジ対応のライスクッカーです。
お米と水を入れれば、電子レンジでお米が炊ける便利グッズで、筆者も愛用しています。
レンジの機種にもよりますが、調理時間は10分〜15分くらいで、1回で1合分くらい炊けますよ。
(ただし確実に吹きこぼれるので、下にお皿を引くことをおすすめします)
また写真のように、パスタやラーメンが作れるグッズもあります。
パーティーグッズ
カナダ現地で他国の友達ができると、パーティーに誘われることがあるかもしれません。
しっかりと飾り付けをしてパーティーを開くのが好きな人も多いので、もしも準備を手伝う場合は、安価でパーティーグッズが買えるダイソーが活躍するでしょう。
かわいいバルーンやキャンドル、おもちゃのティアラなどが売っていました。
健康グッズ
慣れない留学生活では、健康維持も大切です。
特に、秋から春先まで曇りや雨の多いバンクーバーでは、気分も暗くなりがちなので健康グッズを買って意識的に運動の機会を持つことをおすすめします。
ダンベルを買って筋トレをしてもいいですし、ヨガマットを買ってヨガやピラティスにいそしむのもいいかも?
ダイソー以外で日本のものが買えるお店はある?
ダイソー以外で日本のものが買えるお店はあるのでしょうか?
実は、移民の国カナダでは、ダイソー以外にもスーパーや雑貨店などで日本の食品や雑貨を扱っています。
ここでは、バンクーバー留学をする人が活用できる代表的なお店をご紹介するので、ぜひ買い物に訪れてみてください。
OOMOMO
OOMOMO(オオモモ)は、ダイソーと似た商品を扱うプチプラ雑貨店です。
日本の100円均一ショップ「セリア」の商品を扱っています。
こちらも値段は100円ではありませんが、生活雑貨や食品が2ドル台から購入できます。
賞味期限が近い食品などのセールもよくやっているので、掘り出し物が見つかるかもしれません。
Tokyo Beauty
次に紹介するのは、Tokyo Beautyです(店舗によってはTokyoのBeautyと表記されていることもあります)。
こちらは、日本の化粧品や生活雑貨、食品を扱う小さめのショップで、バンクーバー市内やバーナビー、リッチモンドなどに店舗を展開しています。
かぜ薬や目薬などの家庭薬も売っていて、筆者も「口内炎パッチ」を購入しました。
日系スーパー・コンビニ
バンクーバー都市圏には日系スーパーやコンビニも多く、そこで日本のものが手に入ります。
以下は、主な日系スーパー・コンビニです。
日本のお米、調味料、インスタントラーメン、お菓子などを扱っているお店がほとんどで、中には和牛や魚介などを揃えているところもあります。
Konbiniya(ロブソンストリート店)では、日本っぽいクレープも注文できます。
アジア系スーパー
最後に紹介するのは、アジア系スーパーです。
日本食スーパー以外の、アジア系のスーパーでも、日本食や日本の化粧品、雑貨などを取り扱っています。
おもなアジア系スーパーは以下のとおりです。
アジア系スーパー
- T&T
- H-Mart
- Hannam Supermarket
- Sungiven Foods
- PriceSmart Foods
- Kim's Mart
まとめ
今回は、日本でもおなじみの100円均一ショップ「ダイソー」のバンクーバー・グランビル店をご紹介しました。
バンクーバー版のダイソーは、残念ながら100円均一ではありません。
しかし、日本の生活雑貨や食品などが安価に買えることには間違いないので、ぜひ買い物に訪れてみてくださいね。