カナダ留学で「スキンケアの方法が日本と違う」と感じた人はいませんか?
カナダ生活をはじめてもうすぐ2年目の筆者も、カナダに来たばかりのときにそう感じました。
そこで今回は、カナダのスキンケアの方法が日本とどう違うのかをまとめました。
また、日本人におすすめの化粧水や日本の化粧品がどこで買えるかもご紹介するので、ぜひカナダ留学生活に役立ててください!
このページの目次
カナダのスキンケアは日本と違う?
カナダのスキンケアは、日本と違うのでしょうか?
実は使っている製品や、スキンケアのプロセスに違いがあります。
カナダと日本:化粧水に大きな違い
まず、カナダと日本のスキンケアで大きな違いがあるのは「化粧水」です。
日本の化粧水は保湿を目的としていて、手やコットンで顔にたっぷりとかけるのが主流です。
一方でカナダの化粧水は、保湿を主目的としていません。
カナダで主流の化粧水はトナー(Toner)と呼ばれます。
トナーは、洗顔で落としきれない汚れや角質などの拭き取りを目的としています(拭き取りの過程で若干のうるおいも与えるイメージ)。
なおトナーを使うときは、コットンも必要です。
カナダで主流なスキンケアのステップ
次に異なるのは、スキンケアのステップです。
カナダで主流なスキンケアのステップは以下のとおり。
カナダで主流なスキンケアのステップ
- メイク落とし(Make-up remover)
- 洗顔(Cleanser)
- 化粧水:トナー(Toner)で拭き取り
- 乳液(Moisturizer)やクリーム、美容液(Serum)などで保湿・ケア
日本の場合、「❸化粧水」の行程が違います。
人によってはトナーの後に保湿化粧水を使う場合もありますし、トナーを使わずに保湿化粧水のみを使う場合もあります。
カナダのケースではトナーしか使わないので、保湿できてないのでは?と感じる人もいるかもしれませんね。
ちなみに、筆者は面倒なのでトナーは使いません。洗顔後は乳液を塗っておしまいです。
あまりこだわりがない人は、そういう方法を取ることで時間やお金を節約することができます(長期的にみて肌がどう変わっていくかは不明です......)。
カナダ留学で日本人におすすめの化粧水
カナダと日本のスキンケアに違いがあることはわかりましたが、日本人はどんな化粧水を使うとよいのでしょうか?
まず前提として、肌質によって合う・合わないはあるので絶対にこの化粧水がいいとは言えません。
そこでこの記事では、おすすめの化粧水の選び方をご提案します。
日本でも使ったことのあるスキンケアブランドを選ぶ
カナダの製品が肌に合うか不安な場合は、日本でも使ったことがあるスキンケアブランドを使ってみるのが無難かもしれません。
カナダでは、日本でもおなじみの以下のスキンケアブランドの商品が手に入ります。
スキンケアブランドの例
- Biore(ビオレ)
- Nivea(ニベア)
- Avene(アベンヌ)
- Curel(キュレル)
- Nertrogena(ニュートロジーナ)
上記ブランドは、ドラッグストアのLondon DrugsやShoppers、Rexallなどで扱っていることが多いです。
またお値段は高めですが、日本の伊勢丹や高島屋といった百貨店と同じように、デパートに入っているコスメブランドもおすすめです。
Kiehl’s(キールズ)や資生堂、Clinique(クリニーク)といった日本にもあるブランドは、カナダの老舗デパートHudson’s Bayやショッピングモール内に入っていることが多いです。
バンクーバーや近郊都市のショッピングモールについては、こちらの記事をチェック!
カナダで人気のコスメブランドを試してみる
思い切って、カナダで人気のコスメブランドを試してみるのもいいかもしれません。
ここでは、The Ordinaryというブランドをご紹介します。
こちらは、カナダ発のスキンケアブランド。
さまざまな肌質にあう、スキンケア用品、化粧品、ヘアケア用品などを販売しています。
筆者もMoisturizerを購入しました。
香料はきつくなく、ベタつきも少なかったので使いやすかったです。
製品はSephoraというコスメショップや、バーナビーにある大型ショッピングモール「メトロタウン」内の「DECIEM The Abnormal Beauty Company」で購入することができます。
どれを買っていいかわからなかったら、店員さんが詳しく説明してくれるので安心です。
メトロタウンについて詳しくはこちら
日本の化粧水はどこで買える?
カナダで日本の化粧水を買うことはできるのでしょうか?
答えは「Yes」です。
意外かもしれませんが、日本の化粧水は割と身近にあります(値段は日本で買うより高いですが)。
バンクーバーエリアでは、主に以下の場所で日本の化粧水を買うことができますよ。
アジア系のスーパー
日本の化粧品を買うのにまずおすすめなのは、アジア系のスーパーです。
食料品などの買い物のついでに買えるから便利ですよ。
たとえばこちらはアジア系の大型スーパー「T&T」で見つけた化粧水です。
日本で買うよりは割高になってしまいますが、豆乳イソフラボンの化粧水を買うことができます。
大容量のハトムギ化粧水なども売っていましたよ。
T&Tについて詳しくはこちら
無印良品
日本でおなじみの無印良品は、カナダにも店舗があり「MUJI」と呼ばれています。
こちらにも、無印良品ブランドの化粧水が売っていることがあります。
店舗の場所もチェックしましょう。
無印良品は、ダウンタウンに路面店があります。
そのほか、バーナビーのメトロタウンやリッチモンドのCFリッチモンドセンターにも店舗が入っていますよ。
CFリッチモンドセンターについて詳しくはこちら
OOMOMO
日本の生活雑貨や食品を扱うOOMOMO。
こちらにも、日本の化粧水が置いてあります。
先に紹介した「豆乳イソフラボン化粧水」のほか、ロート製薬の「肌ラボ極潤」も売っていました。
OOMOMOもダウンタウンに路面店を構えています。
そのほか、メトロタウン、リッチモンドのアバディーンセンターなど、バンクーバー都市圏の多くのショッピングセンターに入っています。
アバディーンセンターについて詳しくはこちら
Konbiniya
日本の食材や生活雑貨を扱うKonbiniyaでも、化粧水が売られています。
こちらはケリスデールにある店舗で見つけた商品です。
Konbiniyaも、ダウンタウンに路面店があります。
ケリスデールの店舗についてはこちらをご覧ください。
ケリスデール・ビレッジについて詳しくはこちら
TokyoのBeauty
TokyoのBeautyは、日本の食品、化粧品、生活雑貨、薬などを扱っている小さなお店です。
こちらでも、化粧水を扱っていることがあります。
アバディーンセンターの店舗には、資生堂の商品もありました。
TokyoのBeautyはバンクーバー、バーナビー、リッチモンドなどに店舗を展開しています。
アジア系の雑貨店
最後に紹介するのは、アジア系の雑貨店です。
アジア系の見た目の雑貨店に入ると、日本のものも売られている確率が高く、化粧水なども置いていることがあります。
それらしい見た目のお店を見つけたら、入ってみましょう。
カナダにはスキンケア用品がたくさんあるので色々試してみよう
今回は、カナダのスキンケアの方法や、日本人におすすめの化粧水、日本の化粧水が買える場所などをご紹介しました。
情報を再度まとめます。
今回のまとめ
- 日本とカナダのスキンケアは「化粧水」に違いがあった
- 日本でもおなじみのブランド・カナダで人気のブランドの化粧水を試してみよう
- 日本の化粧水は色々な場所で売っている。アジア系のスーパーや日本の商品を扱う雑貨店が狙い目
日本から化粧水やスキンケア用品を持ち込むのも、もちろんアリ!
でも、買い足す必要があれば、ぜひ今回の情報を参考にしてくださいね。