ZAKKUSHI(ざっ串) | バンクーバーの炭火焼き鳥専門店

今回は、バンクーバー・ダウンタウンにある、「ZAKKUSHI(ざっ串)」に行ってきました。

「ざっ串」はダウンタウン・デンマン通りにある大人気の「炭火焼き鳥専門店」です。

バンクーバーの中で唯一の焼き鳥専門店で、毎日たくさんのお客さんで賑わっています。

それでは実際のお店の様子や食事など、「ざっ串」を詳しくみていきましょう。

「ざっ串」の詳細情報

「ざっ串」は、カナダ国内では2店舗を展開しています。

  • ZAKKUSHI(バンクーバー・ダウンタウン店)
  • ZAKKUSHI(バンクーバー・メインストリート店)

今回は、バンクーバー・ダウンタウン店に行きました。それでは、見ていきましょう!

zakkushi(バンクーバー・ダウンタウン店)の詳細情報
店名 ZAKKUSHI(バンクーバー・ダウンタウン店)
住所
823 Denman Street Vancouver, BC V6G 2L7
電話 1-(604)- 685-1136
予約 予約可
営業時間 日曜 - 木曜:5pm - 11pm ラストコール10:30pm
金曜、土曜:5pm -12am ラストコール11:30pm
定休日 なし
※祝日などの営業については各店舗ソーシャルメディア、または店舗に直接お問い合わせください。
駐車場 専用駐車場なし
クレジットカード 使用可能
喫煙状況 完全禁煙 (※ カナダの飲食店はすべて完全禁煙です
公式サイト https://zakkushi-japanese-restaurant.business.site

「ざっ串」への行き方(アクセス)・地図

「ざっ串」はダウンタウンの「ウエスト・エンド」というエリアの、Denman(デンマン)通りにあります。

Robson(ロブソン)通りを一番奥まで進んでいくと、Denman通りが見えてきます。

一番近い電車の駅が、Burrard(バラード)駅ですが、そこからでも20分ほど(1.6km)かかります。

歩けいていける距離ですが、徒歩20分程度かかってしまうためバスの利用がおすすめです。

【おすすめ】バスでのアクセス

今回は、スカイトレインのエキスポライン・グランビル駅からの行き方を紹介します。

ロブソン通りを走る5番のバスに乗るのが便利です。

エキスポライン・バラード駅の改札を出て、エスカレーターで地上に出ると、正面に「Burrard Station bay1」というバス停があるので、「Robson st(ロブソン)行きの5番のバス」に乗ってください。(乗車時間は約8分)

降車するバス停は、「Southbound Denman St(デンマンストリート)」で降りると、左手に「ざっ串」があります。

「ざっ串」の混雑状況

「ざっ串」は夜しか空いていないため、毎日常に夜遅くまで混み合っています。

平日の夜でもすぐに埋まってしまいます。

スムーズに座席に座るためには、来なさそうな時間帯を選ぶのみ!です。

こちらが、比較的入りやすい時間帯です。

入店しやすい時間帯

  • 開店直後の5:30頃
  • 22時頃の閉店前

並ばずに絶対食べたい!」という方は、この時間帯を狙ってみてください!

「ざっ串」の外観

それでは「ざっ串」の外観や雰囲気を紹介していきます。

まずはバス停をおりると、すぐに建物の上に「ざっ串」の看板が見えます。

日本の焼き鳥屋をイメージさせる、カッコいいデザインですね。

お店の前は、このように提灯(ちょうちん)がぶら下げられています!

入り口は奥にあり、小さめです。

「ざっ串」の駐車場

「ざっ串」には駐車場がありません

近くに、一般向けのパーキングエリアや、道路に停車できる駐車場もあるので、そちらを利用してください。

とはいえ、お酒を飲まれる方は、交通機関をご利用ください。(日本と同じく、飲酒運転の罰則があります)

「ざっ串」の入り口付近の様子

それでは、「ざっ串」の入り口付近をみていきましょう。

扉を開けると、大きく「やきとり」の字が出てきます!

店内の照明自体が、提灯(ちょうちん)の光になっていますので、日本のお祭りも連想させます。

そして、「日本っぽい!」と思えるような装飾がいくつもお店にはありました。

「ざっ串」の店内の様子

それでは、「ざっ串」の店内に入って行きましょう!

カウンター

入り口すぐ前には8席ほど並ぶ、カウンターになっています。

提灯(ちょうちん)の光で温かみのある、日本の情緒あふれる座席となっています。

カウンターには日本のお酒がずらりと並んでいます。

「ざっ串」はバンクーバーでも、様々なお酒が飲めることで有名です。

また、こんな可愛いスペシャルボードもありました!

毎日、スタッフの方がおススメの焼き鳥をこのボードでご紹介されています。

メニューには無いものになりますので、是非訪れた際はチェックです!

また、気づきましたか...?

思わず「懐かしい~!」と言ってしました。笑

飲み会のゲームと言えばの、「ワニワニパニック」と「黒ひげ危機一発」です!

大盛り上がり間違いなしですね!

日本人同士でも盛り上がりますし、他の国のお友達と来る場合は、遊び方を教えてあげてくださいね。

こんな、日本ならではの焼き鳥のサンプルもありました。

カナダのお客様はみなさん興味深々だそうです。

店内

こちらが、「ざっ串」の店内です。

照明が全て提(ちょうちん)明かりになっており、店内はオレンジ色の光が中心となります。

高級な居酒屋というよりかは、お友達やカップルとわいわいお酒を飲みながら楽しめる雰囲気です。

店内は10テーブルあり、カウンターも入れると50名ほどが座ることができます。

店内の壁には、昭和の居酒屋を感じさせるようなポスターや飾り付けがされていました。

テーブルはこちらです。

豊富なメニューと、特にお酒のメニューの多さに一際目がいきます。

日本酒が好きな方は、たくさんの中から選べて大満足ですね。

キッチン

オープンキッチンとなっていて、カウンターの向こう側に調理のスタッフさんが見えます。

入り口に一番近いところで、焼き鳥を焼かれますので、店内中に香ばしい匂いが漂います。

特にキッチンとの隔たりも全くありませんので、料理を作っている過程も見ることができます。

トイレ

トイレは女性は特に気になりますよね?

特に日本の昔ながらの居酒屋というと、やはり清潔感が気になりますね。

「ざっ串」のトイレの様子がこちらです。

トイレはスタッフの方が細目に清掃をされており、こんなに綺麗に保たれていました!

一般的な飲み屋のトイレの清潔さを考えると、女性でも全く問題なく使用できます。

「ざっ串」のお客様の層

「ざっ串」の客層は、ほとんどローカルのカナダ人です。

その中でも、ダウンタウンのロブソン通り近くにあることから、比較的アジア人が多いような印象を受けました。

もちろん、日本人や観光客もいらっしゃり、お酒の種類が多いことから、お酒好きな人が集まっているように思います。

スタッフの接客の様子を伺っていると、みなさん流暢に英語を話されていて、最低限中級の英語レベルは必要なように感じました。

「ざっ串」のサービス

続いてざっ串のサービスについてお伝えします。

ざっ串で働いている方は、ほとんど日本人になります。

ですので、日本の質と同等のサービスを受けることができます。

店内が小さい中で、2名のサーバーの方がいらっしゃいますので、常に目配り、気配りができています。

常に近くにサーバーの方がいる状態ですので、声もかけやすく、何不自由なく過ごすことができます。

カナダのレストランでは、呼んでも聞こえていなかったり(聞こえているけど無視?)、サーバーの方が運よく近くを通ったタイミングで声をかけることがほとんどです。

サーバーの方の視野がすごく狭いんですね...。

呼んでも来ない、手を挙げても一生気づかれないなど、日常茶飯事です。笑

そういう意味では、「ざっ串」はしっかりと、日本人のサービスを受けることができます。

「ざっ串」のメニュー

それでは、「ざっ串」のメニューを紹介していきます!

ドリンクメニュー

こちらがざっ串のドリンクメニューです。

日本酒から、焼酎、果実酒、ビール、カクテルなどオールマイティーに揃っています。

呑兵衛には最高ですね!

なんと、まだまだ続きます。

バンクーバーでは珍しい、「大吟醸」もあります!

なんとドリンクメニューだけで5枚ほどあります。

お酒初心者の方は、何かなんだかわからないと思います。

そんなときは「日本酒3種テイスティング $15」がおススメです!

それぞれ3つの日本酒を30mlずつ、テイスティングすることができます。

フードメニュー

こちらがフードメニューです。

まずは、定番の焼き鳥からです。

およそ30種類の焼き鳥から、好きにオーダーすることができます。

※値段は1本の料金です。

一番の人気は、やはり5本がセットになった「ざっ串セット $13」です。

また、なかなかホルモン系をバンクーバーで食べるれるお店が少ないですので、牛タンやハツ、砂肝、ホルモンなども人気だそうです。

また、お客様を飽きさせないように、焼き鳥以外にも様々なメニューが用意されています。

サラダからお刺身、ご飯もの、ラーメンまで全て揃っている居酒屋です。

また、なんと「おでん」もあるんです!

自家製のおでんで、コトコト毎日煮込んだ、味のしみ込んだおでんが提供されます。

カナダでおでんが食べれるんですよ!びっくりです。

最後に、季節限定のスペシャルメニューもあります。

その時の、旬の食材を使ったメニューになります。

Choooo IKURA丼、すごく美味しそうです....。

実際の飲み物

それでは、私が注文をしたドリンクを紹介していきます。

山柚子絞り($7.0)

こちらは柚子でできた、果実酒になります。

ひと口飲むと、鼻から柚子の良い香りが入ってきます。

少し甘いですが、さっぱりしていて、女子にピッタリのお酒です。

ウーロン茶($3.5)

お酒が飲めなくても、ソフトドリンクも充実しています。

お酒の種類は多いお店ではありますが、お酒が飲めなくても全く問題なし!です。

それでは、「乾杯~~~!」

実際の料理

今回のテーマは「仕事の後に女子2人で焼き鳥居酒屋」です!笑

それでは、実際にオーダーした食事を見ていきましょう!

焼き鳥($3.2/1本~)

「ざっ串」といえばこちら、焼き鳥ですね!

左から、砂肝→おろポンビーフ→芽巻き→豚トロ→梅しそ焼き→もも(タレ)→もち巻き→ホルモンです。

この中では、芽巻きがシャキっとしており、一番美味しかったです!

もちろん、定番の砂肝やもも肉も最高です。

続いてこちら!

ししゃもと、ハツです。

ししゃもはもちろん、ふんわり卵が中にありました。

また、脂が乗っていて絶品の「はまち照り焼き」も最高でした!

予想を超える分厚さでした!

カナダの食材も融合させた、ホタテやエビなど海鮮系の焼きも多くあり、日本人の私でもいろいろな食材を堪能できました。

シーフードサラダ($12.0)

居酒屋といえば、さっぱり系のサラダですよね。

柚子ドレッシングとメニューに記載があり、思わずこちら「シーフードサラダ」を頼みました。

中に入っている魚は、サーモンとハマチで、お魚はぷりぷりでした。

柚子ドレッシングということもあり、すごくさっぱりしていて美味しかったです。

焼き鳥をずっと食べていると、味も濃くて疲れてきてしまうので、こういう時にさっぱり味のサラダが一番相性が良いですね。

KATSUO TATAKI($16.0)

日本人にはお馴染みの、カツオのたたきです。

ポン酢のたれであっさりといただきました。

また、揚げたガーリックもアクセントで美味しかったです。

お酒のおつまみにはぴったりですね!

イカの唐揚げ($7.5)

外はサクッ、中はジューシーなイカの唐揚げです。

バンクーバーでイカの唐揚げをオーダーすると、よくカラマリといった少し違う料理がでてきます。

カナダ人にはすごく人気の料理なのですが、日本人の私からすると、少し見た目や味が違うんですよね。

「ざっ串」のイカの唐揚げは日本の居酒屋そのもの!

マヨネーズとスパイシーソースとを絡めて食べると最高に美味しいです。

揚げもち($6.0)

串で食べた餅巻きがあまりにも美味しく、別に揚げもちをオーダーしました笑

甘じょっぱい濃厚ソースに、ふわふわのお餅がよく絡みます。

お餅好きの私の、大好物になりました!

明太キムチうどん($14.0)

〆といえば、やっぱり麺類(うどん)ですよね?

ということで、バンクーバーでは日本の居酒屋によくある、明太キムチうどんをオーダーしました。

バンクーバーの居酒屋はローカルのカナダの人も楽しめるように、多岐にわたるメニューがあります。

うどん以外にも、ご飯ものやラーメンまで一通りあります。

「ざっ串」の明太キムチうどんはなんといっても、超絶濃厚でした!

キムチでピリ辛っとしていますが、卵の黄身が入っているのでちょうどよくまろやかになっています。

これは、最後に絶対にオーダーすべき一品です!

ほうじ茶プリン、どら焼き抹茶アイスクリーム、黒ゴマアイスラズベリーソース 各($4.0)

「ざっ串」といえば、デザートのクオリティも絶品です!

「ざっ串」のデザートは、どれも甘さ控えめで、日本人好みの味になっています。

私のおススメは手作りのプリンです!

すごく濃厚ですが、スルッとのどごしも良く、ペロッと食べちゃえます。

また、どら焼きのアイスクリームは思ったより大きかったです!笑

甘党の私は全然食べれますが...笑

充実した日本のデザートがあり、最後の〆まで大満足でした!

「ざっ串」のスタッフにインタビュー

「ざっ串」のアシスタントマネージャーのYoshimiさんにインタビューさせていただきました。

Yoshimiさん(アシスタントマネージャー)の経歴

それでは、アシスタントマネージャーのYoshimiさんを紹介します!

経歴をまとめるとこのような感じです。

YOSHIMIさん(アシスタントマネージャー)の経歴
カナダ滞在歴 7年
現在のビザ PR
ポジション アシスタントマネージャー

カナダに来た経緯は?

もともと、学生時代のアイルランドへの留学がきっかけで、海外に住むことに興味を持ち始めました。

しかし、当時はまだそこまで行動することができず、地元のメーカー企業(村田製作所)で5年ほど働きました。

20代後半に差し掛かり、人生で1回ぐらいは海外で住んでみたいと改めて強く想うようになり、ちょうどワーホリがあったのでカナダへ渡りました。

「ざっ串」で働くことになった経緯は?

当時ワーホリビザでカナダに最初に来た際に、近場で働ける飲食店をたまたま見つけたため、そのまま働くことになりました。

最初はこんなに続けるとは思っていませんでしたが、ワーホリから始まりカレッジでのCo-op期間1年半、またその後ワークビザから永住までと、6年以上働き続けています。

実際に働いてみて

飲食店の経験はない状態で働きましたが、居心地がすごく良く、ここまで続けてこれています。

日本の飲食店は忙しくて残業も多く大変というイメージはありますが、カナダではそういった文化がないので女性でも働きやすいです。

今はフルタイムですので週5の40時間勤務で、週に1~2日はオフィスで事務作業をしています。

会社から残業も強要されないですし、今はマネージメント職として、いろいろ会社のマネージメントに携われるので、楽しいです。

お店のスタッフについて

お店にはフルタイムの社員から、ワーホリビザのスタッフ、パートタイムなどたくさんのスタッフがいます。

ほぼ日本人で、1名カナディアンが働いています。

スタッフ間は日本語での会話、お客様へは英語となります。

現地点では、ワークをオファーした社員が4名、ワーホリやパートタイムのスタッフが15名ほどいます。

「ざっ串」で働くには?

私の経歴からみるとわかりますが、特に日本での飲食店の経験は不要です!

ただし、もしあればさらに良しです。

英語に関しては、バンクーバーでは英語が話せなくても働けるという噂がありますが、最低でも語学学校の中級レベルはほしいです。

英語が全く話せない場合は、まずは語学学校で3ヶ月~半年ほど勉強をして、中級レベルまで上げてもらえれば大丈夫です。

実際にお客様との会話は英語ですし、コミュニケーションができることが一番大事ですので!

コミュニケーション力×英語力が必要ですね。

是非、「ざっ串」で働くことに興味がある方は、ご連絡ください!

まとめ

今回は「ざっ串」の様子をお伝えしました!

店内の雰囲気もスタッフも明るく迎えてくれるので、楽しんで食事をすることができました。

是非、皆さんも「ざっ串」に足を運んでみて、日本の雰囲気を味わってみてくださいね!

執筆者 執筆者
Anna

新卒で金融機関に就職、ウェブ担当者として、ホームページのリニューアル・運営を一任される。以来10年以上、SEO・ウェブマーケティングはもちろん、デザイン・コミュニケーションなど、多岐にわたる分野で活躍。留学を機に、現在はカナダ在住4年目、ウェブサイトの改善・運営・SNS運用など、様々なプロジェクトに携わっています。

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