【バンクーバー・エリアガイド】ウエスト・エンド編

ウエスト・エンドとは、バンクーバーのダウンタウン内のバラードストリートから西側のエリアです。

赤枠が「ウエスト・エンド」です。

スタンレーパーク(Stanley Park)に隣接しており、その他にも、イングリッシュベイ(English Bay)ロブソンストリート(Robson street)グランビルストリート(Granville street)に囲まれています。

多くのアパートや一軒家が立ち並ぶ住宅地で、語学学校が徒歩圏内となるため、各国からの留学生が多く住むエリアです。

また、近くにはショッピングモール、スーパーマーケット、ドラッグストアとショッピングが楽しめ、公園やビーチもあり、レストランも多いので、グルメも楽しめるため、大変住みやすいエリアになります。

ウエスト・エンドの特徴

ウエスト・エンドはダウンタウン中心部から徒歩圏内で、地元の人々のリアルな暮らしぶりをのぞき見ることができるエリアであり、また、広大なスタンレーパークの入り口にもなっています。

このエリアは驚くほどの多様性を持っており、特にデイビーストリート沿いにあるデイビー・ビレッジを中心にLGBTコミュニティが広がるセクシュアリティの多様性を感じられる場所でもあります。

(カナダ西部で最大のコミュニティーの一つです)

また、ウエスト・エンドの南端にあるモートン・パーク(Morton Park)には、バンクーバーに住んでいる人であれば誰しもが知っているアート作品が展示されています。

バンクーバーで最も愛されているパブリックアートの一つA-maze-ing Laughterと題された岳敏君 (ユイ・ミンジュン) の作品です。

Denman st(デンマン) × Davie st(デイビー)にあります

アーティスト自身の「笑い」を表現している作品で、背の高いブロンズ像がたくさん並んでいます。

是非、この巨大な像の横で記念撮影をしてくださいね!

ウエスト・エンドの歴史を感じられる場所

かつて、このウエスト・エンドは、バンクーバーの豊かな商人が豪邸を建てたエリアです。

現在でも、ヘリテージエリアには、数少ないビクトリア様式のマナー・ハウス(Barclay Manor)が残っています。

この周辺には、古い館が印象的なローディ・ハウス美術館(Roedde House Museum)があり、19世紀後半の工芸品を中心としたコレクションを見ることができます。

また、美術館に面しているバークレー・ヘリテージ・スクエア(Barclay Heritage Square)の周囲には、時代を感じさせる建築物を見ることもできますよ!

是非、ダウンタウン散策の際にでも、訪れてみてくださいね。

執筆者 執筆者
Eri Akiyoshi

日本ではエンタメ業界での就職を経験した後、イギリスのケンブリッジに留学。

その後ワーキングホリデーでバンクーバーに渡りビジネスカレッジへ進学、現地では日系フリーペーパーのライターやサーバーを経験した後に留学エージェントに勤務、日本帰国後、放送業界での就職を経て現職。

日本から渡航前の留学希望者向けのカウンセリングを担当。語学学校を中心に幅広い知識を持つ。

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