【ポスグラ体験談】Webデベロッパーのスキルを身に着ける【North Island College】

カナダ留学 体験談 W.Y さん

学校に通われた期間2024年9月から
留学先NIC(North Island College)
プログラムDigital Design + Development Post Graduate Diploma Program 
留学前のご職業社会人(4年目以上) 
W.Yさんの留学の概要

カナダに留学しての感想をお伺いしました。

North Island Collegeに入学された理由を教えてください

North Island College(NIC)Digital Design + Development Post Graduate Diploma Program を2024年9月から受講しています。

NICはカナダのバンクーバー島という太平洋側に面した島のComoxというエリアにある公立カレッジです。

NICの校舎

当初、バンクーバー市内のカレッジを希望していましたが、以下の理由から、NICを選択しました。

  1. のんびりとした地方の町であること。
  2. 学費がバンクーバー市内のカレッジに比べて安いこと。
  3. IELTSの英語の入学要件が6.0とバンクーバー市内のカレッジに比べて低かったこと(バンクーバー市内の公立カレッジは大抵IELTS6.5が入学要件でした)。


私の受講しているコースでは、Web開発のデザインからバックエンドまでのフルスタックWebデベロッパーとしてのスキルを身に着けることを目標としています。

内容的には、Photoshopやillustratorでデザインをするところから、フロントのHTML,CSS,Javascript、WordPress、バックエンドのJava、PHP、Databaseなどを実践的に学びます。


2年の最終学期には、集大成として生徒各自Webサイトを1つ完成させるプログラムがあります。

カレッジに入るまでの準備

英語のIELTSのスコアがなかなか伸びず、大変苦労をしました(今も苦労しています...)。

ワシントン山のスキー場-雪質もいいです⛄️

日本にいる間、IELTSを学ぶ学校に仕事帰りに半年ほど通っていましたが、十分なスコアがとれませんでした。

その後仕事を辞めILACのオンライン授業ILAC KISSを半年ほど日本で受講して、ILACのパスウェイのスコアをもって、漸くNICの英語要件をクリアしました。

2024年8月にはNICへの入学手続きを完了しなくてはならなかったのですが、その前月まで英語要件がクリアができず、7月初旬にようやくパスし、8月10日にカナダに来ることができました。

9月入学に間に合うかどうかわからないというところで、航空券もギリギリに購入したためずいぶん高い航空券を買うことになってしまいました。

入学の半年くらい前に入学要件もクリアし、入学が決定しているのが理想的なスケジュールだと思います。

North Island College のクラス人数や国籍など

私の受講しているコースでのクラスは大体20名程度で、ほとんどが留学生です。カナダ人は10%程度だと思います。

インドからの留学生が一番多く、クラスの半数以上を占めています。

あとはアジア圏や中南米からの留学生で、日本人は私以外にもう一人いるだけです。

但し、この割合はコースによると思います。

カレッジ生活

私のコースは1学期に5クラス(15単位)をとる必要があります。

オンラインの授業と対面の授業を組み合わせて、学校へ行く日は週に3日程度です。ただどのクラスも課題の量がとても多いため、授業が無くても一日中自宅で机に向かって課題に取り組まなければなりません。

一度大雪が降ったときのNICの校舎の風景

生活のためアルバイトもしていますが、時間のマネジメントと体調管理がとても大変です。

日本でのサークル活動やバイトに明け暮れるような大学生活は、皆無です。そもそもサークルというものが、ほとんどありません。

友人は積極的に会ったり、イベントに参加するようにしなければ、なかなか自然にはできないと思います。

ただ、私は年齢が51歳と高齢ですが、皆、隔たりなく仲間に入れてくれ、あまり年齢差を感じなくて済むことがとてもありがたいです。

勉強内容

User Exp & Interface Designクラス

デザイン系のUser Exp & Interface Designクラスでは、アプリケーション開発において、どのように画面をデザインしていくかをFigmaを使って学んでいきます。

アプリケーションのユーザーを想定し、そのユーザーがどのような目的でアプリケーションを利用し、利用することでどのような経験をユーザーに展開するかを実際にモックアップ作成してそのプロセスを学びます。

グループワークで作業することが多く、Slackを使って、グループメンバーと頻繁に相談しながら課題を進めます。

近くの川では鮭の遡上が見られます

Javaのクラス

また、プログラミングの授業で例を挙げると、JavaのクラスではJavaの基礎レベルから学ぶことができます。

毎回の授業でその回の課題をすべて終えた後(1回の授業の課題は100~200問程度あるため、週に最低でも8時間程度必要です。)、10分程度のテストがあります。

テストの問題構成は9問の選択問題と、1問のプログラミングの問題があります。ロックダウンという画面をロックした状態でテストを行うため、不正ができないようになっています。

また、10分と時間が短いため、英語の出題文を早く読むことも要求され大変厳しいです。更に、中間と期末に3時間程度のテストがあり、かなりのスピードでプログラミングをする能力が求められます。

テストについて

テストはクラスによって様々ですが、今のところ私のとっていたクラスでは、テストらしいテストはJavaのクラスだけです。

そのほかは、期末に大きな課題が出され、その課題で採点をされます。

課題は、Webサイトを作成したり、レポート提出などがあります。

North Island College 在学中に大変だったこと

とにかく課題が多く、アルバイトもしなくてはならない留学生は特に心身ともに追い詰められます

そのため、費用面で余裕を持って入学することをお勧めします。ただ、コースプログラムによっても課題の量は異なるようです。

また、小さな町のため、アルバイトを探すのに大変苦労しました。

アルバイトを得るためには人からの紹介が一番確実ですが、求人サイトより、直接店へ履歴書を持参するほうが、職を得る近道だと感じています。

私は現在、他の日本人留学生に紹介してもらったスーパーマーケットのデリでのアルバイトと、オンラインで日本語教師をしています。

North Island Collegeに入学して良かったこと

NICの留学生サポートと、Comoxという場所が私にとってはNICに入学して良かったと感じる点です。

NICでは、留学生のためのNICの職員と上級生で構成されたサポートスタッフがおり、様々なイベントを企画してくれます。

NICのイベントでワシントン山へのハイキング-野鳥が手に乗って餌を食べてくれました!可愛い😍

NICの大スクリーンのある教室でポップコーンやピザを食べながら映画を楽しんだり、近くのワシントン山へハイキングに行ったりと大小様々な楽しいイベントに、留学生は参加することができます。

これらのイベントに参加することによって、別のコースを受講している学生と友達になるきっかけができました。

入学してすぐにこのようなイベントを毎週のように企画してくださるのは、知り合いのいない中でこれから学生生活を送る留学生にとって、とても有意義だと感じました。

またNICのあるComoxエリアはハーバーのある風光明媚な場所にあります。

Comoxのハーバーエリア

気温も穏やかで、夏は最高でも30℃に届かないくらい、冬は寒くても-5℃くらいで、東京よりずっと過ごしやすいです。雪は昨年は1回大雪があったくらいで、雪に苦労することもありませんでした。

一方、山には雪が多く、ダウンタウンから車で40分ほどでワシントン山のスキー場にも行けるため、海、山、ウィンタースポーツと様々なアクティビティが楽しめます。

今後のプランを教えてください

まずは、来年の春に卒業することが目標です。

その後は、ポスグラを申請し、2年~3年、カナダで仕事をしながら生活をしたいと考えています。

私の留学の一番の目的は英語力の向上のため、卒業後はできるだけ英語を使うような仕事に就けるよう努力したいと思っています。

弊社のサービス、対応についてご意見をお聞かせください

私の担当は炭谷さんという方で、大変親身になって相談にのってくださいました。

コンパス様は、YesとNoをはっきりと示してくださる点が、とても信頼できると感じています。

また、先日初めてカナダで体調不良となり、コンパス様へLINEで相談させていただいたところ、とても丁寧に診療方法などのアドバイスをしてくださりました。

渡航したら留学エージェントとの関係は終わりということは全く無く、留学して1年近くたった今も、丁寧なサポートをしてくださっている点が本当に素晴らしく、頼もしいエージェント様だと感じています。

もしカナダに留学したいという友人がいたら、間違いなく、留学エージェントとしてコンパス様をおすすめします。

本当にいつもありがとうございます。

また、今後ともよろしくお願いいたします。

カナダに入国するためにはビザが必要だよ! こちらの記事も参考にね。

執筆者 執筆者
Anna

新卒で金融機関に就職、ウェブ担当者として、ホームページのリニューアル・運営を一任される。以来10年以上、SEO・ウェブマーケティングはもちろん、デザイン・コミュニケーションなど、多岐にわたる分野で活躍。留学を機に、現在はカナダ在住4年目、ウェブサイトの改善・運営・SNS運用など、様々なプロジェクトに携わっています。

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