【カレッジ体験談】幅広い選択科目群があります【Alexander College】

カナダ留学体験談棟田なつこさん

こちらは、弊社をとおしてコープ留学をされた方の体験談です（参考：カナダのコープとは？）。

学校に通われた期間：2年間（2021年9月～現在）
留学先：Alexander College
プログラム：Associates of Arts
留学前のご職業：社会人（4年目以上）

留学の感想をお伺いしました。

参考

※ コープ留学のあとにワーホリを使って滞在することでカナダの永住権につながりやすくなります（参考：カナダのワーホリとは？）。

Alexander Collegeに入学された理由を教えてください

永住権取得を目指してカナダに渡航し、2年間のカレッジ留学から、その後3年のPGWP取得というコースに決めていましたので、2年生のプログラムを考慮したコースを希望していました。10年前にカナダに渡航した際はワーキングホリデーで、本格的にカレッジでの勉学は初めてでしたので、留学コンパスさんに推奨された学校群のうち、なるべく集中できる少人数生のクラス編成や、その他のアクティビティなど学生が主体となれる雰囲気に魅力を感じてAlexander Collegeへの入学を決定しました。実際に学生への日々の対応や勉強や就職活動へのサポートはきめ細かく、こちらの学校に決めてよかったと感じています。

実際の授業内容を教えてください

Associates of Artsでは、非常に幅広い選択科目群があり、理系科目、文系科目併せて勉強します。指定科目以外に、個人の興味ある科目や、一度受講して、もっと深堀したい科目をシリーズで選択してみたり、コースシートに合わせて自由に設計可能です。日本の大学と同じだと思います。一科目3単位で、最低3科目を各ターム受講します。
授業内容について、各クラスにはレベル100と200がありますが、レベル100のクラスでは講義形式が基本的です。講師がスライドに沿って話しますが、各回大体教科書の1章分くらいを進めるイメージです。レベル200の科目では、毎週の講義のほか、グループプロジェクトを進めていき、最終回に向けてレポートとプレゼンテーションでプロジェクトの成果を発表します。科目の内容だけでなく、チームワークやタイムマネジメント力、特にリーダーはメンバーとの折衝力などを学べると思います。課題に対する文化の差が出るのも、異国で勉強する面白さだと考えます。全体を通して、予習をしていればしているほど、授業はわかりやすく、また自分の事前理解度を確認することができます。個人で今までにとった自由科目は、心理学 (Psychology)、社会学(Sociology)、フランス語 (French)、経済学 (Economics)、人事や組織マネジメントの科目(Human Resource Management or Organization Behavior)、国際関係学 (International Relations) などです。以前あまり興味がなかった科目で最近面白いと感じているのは、とても幅広く現代社会の実態を知れる社会学です。

勉強の中で良かったこと、大変だったことを教えてください

良かったこと

良かった点は、入学以前はとても不安だったカレッジでの勉強が、気が付けば自然に生活の一部になっており負担ではなくなった点です。レポートで満点がもらえたり、昨年、フランス語の奨学生として表彰されたことも2年のカレッジ勉学での良い思い出となると思います。

大変だったこと

カレッジ入学当初は、すべての予習や課題に時間を費やしていたのでとても時間効率が悪かったです。また、英語での講義も一言一句逃さないようにと必死に聞いていたので、ノートも効率よく取れていなかったように記憶しています。時間とともに、どのあたりが重要なのか、予習でも講義も目星が付けられるようになりました。
レポート執筆では、引用の仕方や参考文献の描き方が様々あり、さらに違う言語で理論的な長文を書くことや、自分の意見を立証するための文献探しなどはとても時間がかかります。
また、仕事と学校のスケジュール調整や、課題に取り組む時間確保もなかなか大変です。

アルバイト先の探し方を教えてください

学校外でアルバイトをしています。仕事を探している時は、とにかくいろんな人に仕事を探しているので何かあったら教えてください。と言っていました。その他、張り紙を見て回ったり、Indeedなどで仕事を探して応募しました。
現在の仕事は、元ハウスメイトから情報を聞いてのリファレル採用でした。
また、カレッジにもCareer Advisingのシステムがあり、レジュメ作成や面接練習として活用しました。こちらは非常に友人や知り合いからの紹介が多いです。今となっては、マネージャーから、誰か知り合いや友人で働きたい人いない？という話がよく出ます。

アルバイト先の仕事内容を教えてください

現在は学校外で仕事をしています。
一つは元ルームメイトからの紹介であるピザ屋のカウンター業務です。
主に接客、電話対応やデリバリー手配などです。とても忙しいロケーションなのでスピードとマルチタスク力がつく環境だと思います。同僚もカナダ人や、移民でも異国からなので、英語100%の環境です。
もう一方は、自分で日本人向けのインターネットで見つけた日本酒製造の仕事です。
こちらの仕事では、お客さんへのテイスティング対応や、政府向けのレポート作成、プロジェクトとして担当させてもらっている酒粕スキンケアの新商品開発、インスタグラム担当などです。またアブッツフォードでお米も育てておりそちらに出向くこともあります。オーナーと日本酒をはじめとした日本食文化をどのように現地の人に普及していくのかマーケティングを考えるのも興味深い仕事と実感しています。

アルバイト先で良かったこと、大変だったことを教えてください

学校の他、仕事もしっかり入っているのでそのバランスや、スケジュール調整などがとても難しい時があります。学生でも、仕事の上司には仕事をしている人として見られるので学校関係で仕事に支障が出ないようにという神経は使っています。また、プロジェクトなどを持たせてもらっている以上、やはり責任感やプレッシャーなどを感じることも多少あります。