【カナダの大学体験談】カナダで頑張ってみるうえで自信にもつながりました【Capilano university】

カナダ留学 体験談 M.F さん

学校に通われた期間:2023年1月~2024年4月
ビザ:カナダの学生ビザで滞在中
留学先:Capilano University
専攻:North American Business Management Applied (2 years)

留学の感想をお伺いしました。

Capilano universityに入学された理由を教えてください

CapUを選んだ一番の理由は学費と卒業後にPGWPが取得できる点です。

私は最初2020年にCo-op留学のためにバンクーバーに来てTamwood Careersという私立カレッジに通いました。その後、バンクーバーに長く滞在したい、永住権取得を考え始めたときにTamwoodからCapUへのPathwayがあることを知りました。

私の年齢的にもうワーホリを取得できる年齢ではなかった点、また公立カレッジを卒業することが自分の自信にもつながると考えてCapUへの進学を決めました。

ビジネス系のプログラムは他の学校にもありますが、Pathwayプログラムを利用して18 credits(6科目)を移行して、学費を節約できるのはとても魅力的でした。

大学に入るまでの準備

元々私立カレッジのCo-op programを卒業し、その後ワーホリで滞在中だったので、特別に準備はしていません。

しいていうならば、入学要件を満たすためIELTSの勉強をしたことです。

Tamwood から CapU 編入した際のお手続きの流れ(内容、どこかが大変だったか、編入の単位数、学校の対応、やりとり、スムーズだったこと)

TamwoodのPathway programを利用してのCapU編入だったので、入学手続きや単位移行の手続きはTamwoodのPathway担当者が全て対応してくれました。問い合わせや手続きなど迅速に対応してくれたので、手続き自体で大変なことは一切ありませんでした。唯一、大変だったのは入学要件を満たすためにIELTS OA6.5を取らなければいけなかったことです。

Pathwayの条件として、Tamwood入学時のEnglish testで一定のスコア(TamwoodのCo-opプログラムのRequirementよりも高い)を持っていれば、CapU出願時の英語試験は免除になったようですが、私の場合は入学時のSpeakingスコアがそれを満たしていなかったので、IELTSを受験して英語力の証明をしなければいけませんでした。

今までIELTSを受験したことがなかったので、OA6.5取れるか心配でしたが3か月集中して勉強し、OA6.5を取れました。

以下、入学までの流れとなっております。

  • 2023年3月ごろ Tamwood Pathway担当者とカウンセリング、IELTSの受験が必要と判明
  • (2023年4月~6月 IELTS Academic勉強)
  • 2023年6月  IELTS Academic受験、OA6.5取得、CapU入学手続き開始
  • 2023年7月        LOA受領

CapU のクラス人数や国籍など

私の受講したNorth American Business Management Applied(2 years)は大卒以上の留学生を対象としたプログラムなので、クラスメイトは全員留学生です。

入学して驚きましたが、クラスメイトの90%以上はインド出身学生で、残り10%が中東、南米、アジア系の学生で、日本人は私以外にもう1人の2名でした。クラスの中では、日本人という珍しさもあり先生やクラスメイトからすぐに顔と名前を覚えられました。

クラス人数は平均35人ぐらいで、私が受講した一番人数の少ないクラスは20人くらいでした。Tamwoodのクラスと比較すると人数は多いですが、質問などもしやすく、ちょうど良い人数だと思います。

カレッジ生活全般

私の場合は、各セメスターで3~4科目の授業を取って、週3日学校、週2日仕事、残り2日を自由時間にするという生活をしていました。

私のプログラムはAccelerated studiesといって、2年間のコースを1年半で卒業できるようになっており、他のクラスメイトは各セメスターで5科目授業を取らなければならず、とても大変そうでした。私はその点Tamwoodの単位をCapUに移行していたので、他の生徒よりも余裕があったと思います。

セメスターに授業3~4科目で仕事を週20時間以内に抑えれば、中間や期末試験のタイミング以外は余裕を持って学生生活を送ることが出来ました。

それでも、毎週300~500wordsのエッセイの課題とその合間にグループ課題のレポートやプレゼンをこなしていくのは大変でした。

一日のスケジュール(授業がある日の一例)

各セメスターに3 or 4科目の授業を取っていましたが、1科目が3時間なので、私は1日1科目or 2科目でスケジュールを組んでいました。

  • 8時         起床
  • 11時~15時 授業
  • 15時~18時 図書館で自習、クラスメイトと学校で過ごすetc
  • 19時        帰宅

私は授業のある時間帯の前後どちらかで図書館に行って、課題をやる時間にあてました。他のクラスメイトも授業の前後に図書館などで勉強している子は多かったと思います。

テストについて

科目によってはMid-termやFinal-termでテストがありますが、日本のテストとは異なり、どの科目も内容の理解力を問うもので、選択問題でも難しいです。一夜漬けの丸暗記勉強は通用しません。

なかにはオープンブック形式のテストもありますが、この場合でも長文の記述問題となり採点も厳しくなるので、どちらにしても難しく苦戦しました。

CapU 在学中に大変だったこと

グループワーク

在学中に大変だったのはグループワークの課題です。特にMid-term前後やFinal-term前には複数の科目で課題提出の締切が重なるのでとても大変でした。

個人課題であれば、自分でスケジュール管理が出来ますが、グループとなるとメンバーとの時間調整が必要になってくるので、思うように進まないことが多かったです。

クラスメイトの中には週40時間働きながら学校に通っていた人もいますし、文化の違いや性格の違いもあり、他のメンバーは締切が近くなっても全く焦る様子がないので、心配性の私には毎回ストレスでした。

ただ、その経験を経てきたおかげで、今は物事に対して「まあ、なんとかなるだろう」と考えられることが増えてきたので、それは良かったかなと思います。

大学のストライキ

私がCapUに在学中のSummer Semester中に大学がストライキに入るという経験をしました。

日本では学校がストライキをするなんてほぼありえないと思うので、実際に一部の科目が学期途中で中断したりしたのには驚きました。幸いにも、私が受講していた科目の先生はストライキには参加せず授業を継続してくれましたが、授業が対面からオンライン授業に完全移行して継続するなどとてもバタバタしたSummer Semesterだったという思い出があります。

CapU に入学して良かったこと

CapUのキャンパスは周りが自然に囲まれていて、とても静かで落ち着いた環境であることは、とてもよかったです。また、講師陣も非常に生徒に対して熱心な方が多く質の高さを感じました

私が取ったNorth American Business Managementは留学生対象のコースなので必須科目の中にCommunicationという授業があり、Academic writingやBusiness writingの学ぶことが出来ました。大学の課題ではレポートの書式(基本はAPA Style)をしっかり守って提出しなければ、減点対象になる又は採点してもらえないこともあるので、改めて授業内でこれらの基本を教えてもらえることはとても良かったです。

CapU入学は永住権取得挑戦のほんの第1ステップですが、私自身は大学に入ったからにはしっかり勉強で結果を残したいと思っていましたし、昨年(2023年)のFall セメスターでDean’s Listに入る成績を取れたことは今後カナダで頑張ってみるうえで自信にもつながりました。

今後のプラン

今後はPost Graduate Work Permitを取得して、現在の職場で働き続け永住権の取得に挑戦したいと思います。

現在、永住権取得については以前よりも難易度は高くなっているようですが、自分が納得いくまでやりたいと思います。

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御社には私の最初のCo-op留学でのバンクーバー渡航からお世話になっています。

必要な時にLINEで気軽に連絡が出来て、いつも迅速に対応して頂けるのでとても心強いです。バンクーバーにオフィスがあり、いつも最新の情報を発信して頂けるのは留学生にとってとても頼りになる存在だと思います。

カナダに入国するためにはビザが必要だよ! こちらの記事も参考にね。

執筆者 執筆者
NakagawaYuri

バンクーバーオフィスの中川ゆりです。カナダ生活をする中で経て得た知識をもとに、皆さまにためになる情報をお伝えしつつ、充実した留学生活が出来るようにサポートさせていただきます。

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