カナダ留学 体験談 T.K さん
学校に通われた期間:2023-09-05~ Post-Degree Diploma取得予定
ビザ:カナダの学生ビザで滞在中
留学先:Douglas College
こちらは コロナ禍でのカナダ留学の体験談となります。(カナダ留学の新型コロナウイルス最新情報はこちら)
留学の感想をお伺いしました。
Douglas Collegeに入学された理由を教えてください
永住権・就職時レジュメの見栄え等の観点から公立カレッジを中心に学校探しをしていました。(今となっては、本当にそれが妥当な判断基準かは別途考える必要があるかと思っています)
その中でも、幾つかが候補に。結果、 CITとDouglasで迷った挙句、以下観点等から後者を選ぶことに。
- 学びたい領域があるかどうか
- 数学のテストを受ける必要性
- 学費の高さ
- 入学時期を調整できない可能性
- キャリアへの影響度
現在、International Business Management PDD(Post-Degree-Diploma)に入学し、貿易関係の内容を学ぶつもりでいます。(なお未経験領域)
大学に入るまでの準備
カレッジ入学までの9か月前にカナダへ入国(なおこの段階ではワーホリビザ)し、その後3か月間、ダウンタウンにあるVGC(Pathway)という語学学校に通いました。
その後、アルバイトをしながら入学まで備えました。
※英語力に関しては、いくらあっても足りないと日々痛感しています。
Douglas Collegeのクラス人数や国籍など
基本的なクラスの単位は30人程度。国籍・年齢は授業によって本当に違うので一概には言えません。
その他傾向として、午後5時以降のクラスを取ると昼間に仕事をしている生徒が多く、非常に落ち着いた雰囲気で受講できます。ただし、多くが“大人”なので、その中で新しいコミュニティを築けるかは本人のコミュニケーション力次第かと。
カレッジ生活
基本的には、授業(予習・復習を含む)関連で週3日ほどを大学関連に費やしています。
※1つの授業につき約3時間程自学習しています。(課題は別)
また、バイトで2~3日時間を使って、残った時間でソーシャルライフを楽しんでいます。(ゆっくり過ごすことも多いですが。)
勉強内容
いくつか取り上げて説明します。
MARK 1120 [マーケティング]
イントロレベルのマーケティングの授業になります。内容についてはシラバスを通りなので、オンラインで確認できます。
※イメージとしては、日本語の入門レベルで書いてあるマーケティングの本を2~3冊分寄せ集めた感じです(戦略~実行レベルの話を専門用語を”紹介”しながら具体事例をかいつまんで解説する感じです)。
マーケティングだからか、授業内でほぼ必ずミニディスカッションがあります。が、成績には全く影響しません。
入門レベルなので難易度はさほど高くなくしっかり事前準備等をしていれば、ちゃんと成績をもらえます。
(授業中のスライド)
BUSN 1200[経営学]
同じくイントロレベルの経営学基礎です。(おそらくですが、漫画で読めるシリーズでほぼ内容を網羅できるかと思います。)
夜のセッションを受講したので、他のクラスと比較すると各国出身の社会人が各々の意見を述べることが多い印象を受けました。
なので、何かを“先生から学ぶ”というスタイルではなかったです。(もちろん、講義自体はありましたが、殆どの生徒がなんとなく知っているといった雰囲気でした。)
ただ、この授業に関しては“カナダ系白人”はほぼおらず、とてもインターナショナルなクラスでした。
その他共通項目
同一クラスで日本人を1人見かけるかどうかなーといったところなので、個人的にはバランスがいいと思います。(何かあれば助け合えるし、かといってまったくいない訳でもないので心細さ?みたいのはそこまでないです。)
授業を進むスピードですが、1週間にChapter1-2程度かと。スライドの枚数でいうと40~50/週、教科書もそれに近いです。難易度が低いうち&授業数が少ないうちはまだ捌ききれますが、今後それがどうなるかはわかりません。
テストについて
形式については、MC・MCQ(選択式)とShort Essayの混合タイプが多い印象です。ビジネス系の科目は与えられたケーススタディ/概念の説明系のエッセイが頻出、、、?
授業によっては、チートシートが持ち込み可能なのでうまく利用すれば安定したスコアを獲得できると思います。
Douglas College在学中に大変だったこと
日本での経験に比べると、“責任”を負う必要がなくなったので、大変ではないかなと。基本的に全て自分のやり方・工夫次第で全てコントロールできる環境下にあるように感じます。
その他、新しいコミュニティづくりと私の場合は卒業までの時間が短いので早めにインターンシップ等の準備をしなければいけないところはネックになっています。
社会人になって一番時間の自由が利くので、相当自制しないと流されるのが何とも言えないです。(すでにだいぶ流されている)。ただ、“急かない”雰囲気もバンクーバーの魅力ではあるので、そのバランスの見極めが中々うまくいかないといったところです。
Douglas Collegeに入学して良かったこと
他の学校にいたことがないのでわかりませんが、施設/学生サービスは比較的充実しているように思いますので、自分から情報を取っていけば大分バンクーバー生活を優位に進めることができると思います。
(構内にある掲示板の情報)
メンター制度について
恐らくメンターナショナルスチューデント限定?で、メンター制度が敷かれており、これは非常にありがたいです。
可能であれば自分と同一コースを受講している先輩生徒がメンターになってくれて、オンライン/オフラインどちらでも、どんな質問にも答えてくれます。
※その時の運もあるかと思いますが。
今後のプラン
可能であれば、在学中から貿易関連の仕事にインターンで参画して、職務経験を積み、卒業後に生活基盤を安定できる状態までもっていきたいと思います。
弊社のサービス、対応についてご意見をお聞かせください
“安心感”に尽きると思います。特にレスポンスの速さが安定していることやフォローアップ連絡をいただけることはありがたいです。
また、こちらの質問に対してもYes/Noを確実に返してもらえるのでこちらも次のアクションを取りやすいです。これは個人的な反省ですが、自分の考えや計画が未熟慮部分(例えば質問内容が曖昧だった場合)については、コンパスさんの知見を最大限活かせなかった/少し無駄なやり取りを発生させてしまったなと。ただ、それでも辛抱強くコミュニケーションしていただけるのは有難いです。
カナダに入国するためにはビザが必要だよ! こちらの記事も参考にね。