カナダ留学 体験談 あすみ さん
留学先:Capilano University キャピラノ大学
プログラム:Tourism Management Co-operative Diploma Program
留学の感想をお伺いしました。
Capilano University に入学された理由を教えてください
私はホテルなどの観光業に興味があり、Capilano UniversityでTourism Management Co-operative Diploma Programに入学しました。
なぜキャピラノに入学したかというと、B C州の中で最も観光業のプログラムに力を入れていると定評があり、地元の人からも人気があったからです。
さらにはNorth VancouverというDowntownからは離れた静かな場所に位置しており、木々に囲まれたキャンパスだったからということもあります。
無事に秋学期を全ての単位(15)を落とさずに終えることができました。
勉強の中で良かったこと、大変だったことを教えてください
受けてみた感想は、とても楽しかったです。
良かったこと
やはり教授一人一人(統計学の教授以外)が自分のいる業界に熱意を持っており、講座がとても面白かったです。
秋学期では一つOutdoor Recreationの授業を受けたのですが、それはボランティアなどの野外活動もありすごく活気的で面白かったです。
大変だったこと
苦労した部分はやはり聞いていた通り、課題が無限でした。
同じ週に全部のコースの課題提出日が被っていたり、一つが終わったと思ったらすぐ新しい課題に取り組まなかったりと、バイトもしていたため全く遊ぶ時間もなく秋学期が一瞬で終わりました。
大学に入るまでの準備
IELTSのスコアを使って入学しましたが、元々高校卒業から大学入学までの半年を無駄にしたくなかったため、VGC International Collegeという国際カレッジの大学準備コースというところに入っていたので、そこの先生がコース極めや手続き等を全てしてくださり、非常にスムーズに進んだことを覚えています。
流れとしては、Letter of Offerが届きそれに返信し、Letter of Acceptanceが届き学費を払いその後学校案内が詳しく届くというような流れでした。
入学日が近づきキャンパスツアーなどに自分で申し込んだり説明会を聞いたり、とにかくいろんなことをしてなるべく学校についての情報を入手しました。
履修登録方法や学費の支払い方なども全て自分で調べて実行しました。
入学する前にやることはやはり、届いたメールを全て細部まできちんと読み、やるべきことに見落としがないかを確認することが大事だと思います。
探しても「分からん」って思ったらすぐ学校にメールをすることをお勧めします。
私も実際わからないことばかりで、メールを送りまくっていました。
Capilano のクラス人数や国籍など
Capilanoは数年前にCollegeからUniversityに変わったばかりで、非常に少人数制の大学なので、クラスの人数では大体三十人程度でした。
クラス内での交流も多く、むしろそういう授業をする教授ばかりだったような気がします。
教授たちも積極的に発言する場面を多く設けていました。
個人での課題やテストもありますが、ほとんどはグループやパートナー課題ばかりで、プレゼンなど他のクラスメートと協力することが多かったです。
個人的には、協力することができたグループ課題などが楽しかったです。
特にTourism Marketingのコースでは、4か月間を全て使ってマーケティングプランを作るグループ課題があったのですが(同時進行で他の課題も有り)、4か月間同じグループメンバーで課題を作成したので、かなり仲良くなることができました!
国籍など
国籍は、さまざまで、インド・日本・ベトナム・韓国・メキシコと世界中からの留学生がいます。
カナダ人の中でも、真反対のトロントやケベック州から来た人たちもいました。
バンクーバーに来て思ったことはカナダ人の友達は探さないといけないということです。
キャンパス内ではパッと見留学生が半分以上いると思います。
観光業という学部は留学生に人気があるため特に多かったからかもしれません。
他の学部だと現地の学生が多いと思います。
さらに私が入学した秋学期では、たまたま同じタイミングでドイツ時から同じエージェント経由で留学してきたドイツ人が三十人ほどCapilanoに短期&長期バラバラで入学をしていたので、私のクラスにはドイツ人も多かったです。
カレッジ生活
カレッジ生活は正直いうと、自分には物足りなかったです。
というのも、大学に入る前のV G Cでの5か月間の経験が刺激的すぎたからです。
もちろん、大学生活は課題なので忙しい日々を過ごしましたが、課題に時間を取られすぎて中々友達とカナダを満喫する時間は作れませんでした。
さらに、大学で友達を作るのは結構難しいです。
仲の良いクラスメートはできましたが、友達とはまた別な感じでした。キャンパス外で会うような友達は4、5人程度ですね。
私は大学ではなくV G Cで出会った友達が多くいるので時間があるときはそっちの友達と過ごすことが多いです。
もし、世界中に友達が作れるからという理由で大学に進学するのであればお勧めしません。
大量に作りたい場合・すぐ仲良くなりたいという場合は国際カレッジなどを強くお勧めします!
なぜなら、国際カレッジに集まる人たちは同じ目的できているのですぐ意気投合できます。
ただ、私の場合はV G Cの後に大学が控えており、V G Cの友達はほとんどが短期留学なので大学に入学する頃には皆自国に帰ってしまっていて、すごく寂しい思いはしました。
一日のスケジュール
私は夜型の人間なので、秋学期の履修登録では全て午後から始まるスケジュールにわざとしました。
そして、5科目(15単位分)取ったので、できるだけ同じ日に集中させ、月火木だけ学校に行くスケジュールで過ごしていました。
学校のある日は朝のどこかで起きて、家でダラダラしたり、友達と過ごしたり、ジムに行ったりと自分の時間を過ごし、昼過ぎに大学に行き、夜帰ってきたら課題に取り組むというような日程でした。
私はアルバイトもしていたので、金土日はバイトばかりしていました。
そのため唯一の1日オフである水曜日は家にこもっていました。
少しそれは後悔をしていますが、大学とバイトで忙しかったり、空いた時間をいかに上手に使って友達と過ごしたり休憩を取るかを試行錯誤しながら生活し、少しずつ上手くなっていったような気がします。
私は普通最高で4科目取るところを5科目取りましたが、かなり課題に追われていました。
なので、もう少しゆったりと過ごしたいということであればやはり、4科目が妥当だと思います。
周りを見渡していても4科目が一般的なようです。
6科目取っていた友達もいましたが、狂っていると思いましたね。
逆に3科目だけの人たちはとってものんびりとした大学生活を送っていて、それはそれで楽しそうでした。
勉強内容
課題が多すぎて私は勉強というものはほとんどしていないのですが、先ほども述べたように、Tourism ManagementのMarketing Course (TOUR112)はとても楽しいクラスでした。
30人程度の少人数制のクラスだったのですが、教授がとても愉快で楽しい人で授業はすごく楽しかったです。
まず初めにMarketing Plan用のグループ決めをし、セメスターがスタートしました。
ステップごとにMarketing Planを完成させていき、その間に同時進行で他の課題やテストがありました。
Influencer Videoという自分がインフルエンサーになりきってBC州の魅力を観光業に関連付けて伝えるというものでした。
この課題では自分で実際現地に行き動画を撮影し編集しクラスで流すというようなもので、編集が好きな私にはとてもワクワクした課題でした。
観光業の学部というのもあり、課題がB C州や自分の過去の旅行紹介など、自分の体験にまつわるかなり興味深い課題が多かった気がします。
期末テストの勉強方法も紹介したいのですが、残念ながら期末テストは寝坊してしまい、統計学のテストをオンラインで受けたのしかありません。
統計学は期末テストが成績の30%を占めていたため、とにかく統計学が得意な友人に質問攻めをして無事単位を取ることができました。
他の科目で期末テストがあったものは、すでに課題なので単位は取得していたので問題はなかったのですが、かなり勿体無いことをしてしまいました。
テストについて
テストは基本的にeLearnというCapilano大学専用の大学詳細&学習アプリ・サイトを使用しておこなわれました。
選択問題や短い筆記問題を時間内に解いて、提出した人から帰宅という感じでした。
テストはこのアプリを使用したり、カンニング防止強化のため紙で行ったりとさまざまでした。
授業をきちんと聞いていれば全部解答可能な問題だったとテストを実際に受けた友人が言っていました。
なので、海外大学あるあるである大量課題に本当に日々追われはしますが、テスト自体はあまり難しいものではないという印象です。
eLearnについて
テストについてあまり話せることがないためこのeLearnというアプリを具体的に解説すると、超大切な便利アイテムです。
このアプリで全てのコースの課題や授業内容、成績が教授一人一人によって投稿されます。
テストもこのアプリを通じて受けることもほとんどです。
個人情報などもここで取り扱われますので、このアプリにアクセスがないとかなり厳しくなってしまいます。
多分ではありますが、カナダの大学全てがこのシステム(別々のアプリ・サイト)を利用していてとても効率の良い方法だなと個人的に思いました。
ですが、教授によって投稿の仕方が異なるので、性格次第ではとても不便利になったりもするので少し注意も必要です。
授業以外の過ごし方
授業があったのが月火木(今学期も)だったので、近土日はアルバイトに時間を割いていました。
アルバイトは毎日8時間で、朝が苦手なので午後3時から11時までのシフトをこなしています。
午前中に友達と会うこともそうそうないので週末はほぼバイトしかしていなかったです。
唯一休みの水曜日は自由に使っていました。
11月ではバイトを週末3日間休み隣のAlberta州のBanffというところに友達と旅行に行きました。
これは秋学期の真っ只中です。
火曜日の学校後夜遅くなどは友達とバーに行き夜遅くまで一緒に過ごし次の日の水曜日は寝て過ごすなんてこともありました。
なので、課題に追われてほとんど友達と遊べなかったとは言いましたが、月に数回はきちんと自由に過ごすぐらいの余裕はあります!
Capilano 在学中に大変だったこと
現在も在学中ではありますが、Capilano大学に通っていて大変なことはやはり課題です。
履修登録したコースの課題を全てタスクでカレンダーに書き込んだところ毎週必ず二つ以上は課題がありました。
高校の頃まではテストも課題も一夜漬けというような生徒でしたが、本当に一夜漬けをしている暇はありません。
大学はじまり当初の一夜漬けが不可能というのを理解する前の最初の月では、次から次へと渡される大量の情報に埋もれないよう必死になりながら、課題をこなし、さらにアルバイトと両立をするという新しい生活に慣れようと寝ずに頑張りすぎて体をぶっ壊した経験があります。
日本からカナダに渡りそのまま直接大学に入学する人は大学生活に慣れてからアルバイトを始めることをお勧めします。
Capilano に入学して良かったこと
Capilano大学に入学してよかったことは、環境です。
Capilanoだけではないかもしれませんし、学部のよって違うとは思いますが、教授たちにとても恵まれました。
全員とは言えませんが、教授一人一人が先ほども述べたようにとても教育と自分の科目に熱意を持っています。
皆教えることが大好きなようで、教わる側としてもとてもその期待に応えたいと思わせてくださいます。
他には立地ですね。
CapilanoはNorth Vancouverにあり、森の中に位置しています。
そのためとても静かでDowntownとは異なり空気も綺麗でキャンパスにいるととても平和な時間を過ごすことができます。
どの大学に行っても同じことだとは思いますが、やはりCapilano・カナダの大学に来てよかったのは多様性ですね。
国籍、年齢、性別などさまざまなことが豊かな環境で勉強をすることができます。
これはやはり日本の大学に行っては経験できないことです。
価値観や考え方が同じ人はいないという理由ではなく国籍が違うという理由で異なる部分をしれたりもします。
年齢も同じです。
私がこっちに来てからできた友達はほとんどが歳上です。
一番上だと40歳までなります。
カナダの大学に行く一番のメリットはやはりここだと思います。
私はこのような交流を求めてカナダに渡ったので、辛いことももちろんありますが、とても幸せな経験をすることができています。
今後のプランを教えてください
元々カナダに住むぞ!とPR目的でカナダに渡航したのですが、カナダで実際に生活をし、価値観や考え方がガラリとポジティブな意味で変化し将来についてもじっくり考えた結果、「今のところは」Capilano大学卒業後はポスグラを使わずに帰国し日本で暮らそうと考えています。
19歳になり「自立」する瞬間が近づくにつれて毎日のように将来について考えています。
「世界中を旅する」というのは一生変わることはありませんが、カナダでの「普通」の生活をし、やはりどの国でも「普通の暮らし」というものは変わらない。
となれば自分が思う衣食住(経済は…)の面で一番住みやすい&住みたい場所となれば日本だなと思い、大学後は日本に帰って就職しようと思っています。
ですが、新しい経験によって色々な事情もあり「日本には絶対住まない」と思っていた自分から「将来住むなら日本」というふうにまで変わったように大学するまでの1年半によってまたまたガラリと変わるかもしれないので、自分の決断に固執せず(過去経験あり)柔軟に今後のプランを決めていきたいと思います。
まずは、何に将来挑戦したいと思ってもとりあえずは大学を無事卒業することが今後の一番近くて明確な目標です。
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コンパス様には本当に感謝しかありません。
カナダに渡航するまでの手続きなどは、全てコンパス様が行ってくださり、私はただ教えてくださったことを淡々とこなすだけで超スムーズに留学計画が決まりました。
フライトなどのトラブルがあったりはしましたが、コンパス様経由で行った手続きなどはトラブルが全くありませんでした。
自分で調べても見つけることができないようなカナダでの生活や大学に関しての情報も送ってくださりとても助かりました。
対応も素晴らしく、留学生一人一人にスタッフさんがついてくださりとても親身になって相談にのってくださいます。
私は炭谷さんという方が担当してくださったのですが、大学を決めるときの進路相談や、大学卒業後の人生計画など事細かく何時間もかけて相談に乗って下さいました。
本当に留学エージェントなの?!やこんなことまで聞いていいのか?!と何度も思うのですが、どんな個人的な相談にもきちんと耳を傾けて下さいました。
さらに親身なだけでなく、丁寧かつ迅速に対応してくださりフライトでトラブルがあった時もパニックすることなく冷静に解決することができました。
留学エージェントは留学する際に色々調べてはいましたが、本当にコンパス様にしてよかったと心から思っております。
カナダに入国するためにはビザが必要だよ! こちらの記事も参考にね。