カナダ留学コンサルタント、RCA 海外留学アドバイザー No.162002
カナダ在住20年以上のカナダ留学専門家。カナダ留学情報を発信するTwitterアカウントはカナダ以外も含む留学ジャンルでフォロワー数1位(1万人以上)、月間最大インプレッションは400万を超える。現在までサポートしてきた生徒数は1万人以上。
「充実した留学生活でした!」
弊社のオフィスには、このようにおっしゃるご帰国前の留学生が毎日のようにたくさん来てくださいます。
留学生が楽しく充実したカナダ生活を送れることが、私たちにとって何よりもうれしいことです。
帰国前にいろいろと皆さまの経験談・感想を聞いていると、充実した留学生活を送るためにはいくつかの共通点があることに気が付きます。
この記事では、そんな「留学生活を充実させるための心得」をご紹介します。
留学後のプランを立てる
成功する留学のための第1ステップは。留学後のプランを立てることです。
留学を終えた後、自分がどのようなキャリアを目指すのか、どんな自分になっていたいのかを明確にしましょう。
たとえば、留学が終わった後に日本で就職したい会社や業界がある場合は、どうすれば叶うのでしょうか?
とにかく目標を具体化し、その会社や業界で求められるスキルや英語レベルを調べましょう。
モヤモヤとした目標ではダメです!
目標が具体的になれば、あとはそれが達成できるように努力するのみ!
留学の後を想像し、具体的な目標を持つことで、留学中の学びがより意味のあるものとなります。
この「やりたいこと」というのは、別に大それたことではなくていいんです。
- 一人で買い物ができるようになる
- 日本人以外の友達とおしゃべりできるようになる
- 英語のスコア〇〇点アップ
など、本当にこまかいことでもいいです。
他にも「カナダでおいしいものたくさん食べたい」「カナダで素敵な景色を見たい」。
このような、自分の好きや楽しい、心が躍るものとは何かを考えて行動する人ほど、留学生活がより充実しているように思います。
ただし、注意したいのは「英語が話せるようになりたい」という目標をもった人。
英語力の向上が目的!と思っていても、掘り下げると「英語は手段だった」というケースが多々あります。
- 世界中の人とコミュニケーションを取りたい
- 旅行で苦労なく伝えたい
- 外資系で働きたい
- モテたい
英語を習得した先にあるゴールは、実は人それぞれだということが分かると思います。
友人との会話に必要な英語と、ビジネスで使う英語は全く違いますよね。
英語を目的とするのではなく、英語を使って何をしたいのかを考えることで、本当に自分が身につけたい英語も明確になるはずです。
やみくもに勉強するより、したいこと・やりたいことをはっきりさせると、上達が圧倒的に早いですよ!
他人と比べず、過去の自分と比べる
留学中、他人と比べるのはやめましょう。
- 後から来た留学生の方が英語がうまい…
- あの人はやりたいことが明確なのに自分は…
- あの人はもう友達がたくさんできてバイトもしてるのに…
特に英語力はどうしても他人と比べてしまいますよね。
ただ、他人とばかり比較していてはいつまでたっても発展しません。
他人ではなく、過去の自分と比べましょう!
- 昨日より1つでも多く英単語を覚えましたか?
- 初日に緊張したカフェ注文、今はスムーズに出来るようになりましたか?
- 学校で顔見知りはできましたか?
このように自分の伸びているところはどんどん自分で認めましょう。
自分の課題点は課題として受け止めて克服しようと前を向く、それが出来ている方は英語力の伸びも早い傾向にあります。
興味を持ったらとりあえず行動
せっかくの留学生活。
ちょっとでもビビッときたら、とりあえず行動してみましょう!
新しいものに出会ったとき
- 「興味はあるけど怖いなぁ…」
- 「自分にできるかな…」
- 「うまく行かなかったらどうしよう…」
- 「間違えたら恥ずかしいなぁ…」
といろいろと考えてしまい、結局なにも行動を取らなかった経験、誰にでもあるのではないでしょうか。(特に日本人はにとって難しいことですよね!)
しかし、留学中は勇気を出してこの一歩を踏み出してみましょう。
とりあえずやってみよう!と行動に起こす、トライしてみる、やってみてから決める。
留学は、さまざまな失敗を含めて留学経験です。むしろ、失敗する前提でどんどん行動しましょう!
誘いにはとりあえず乗る
留学中は、できるだけお誘いには乗るようにしましょう。
学校やアルバイトで忙しくなるとつい「休日ぐらいは一人でゆっくり…」と思うのも分かります。
しかし、留学生活は短いです。しかも、人生に何度もできるものではありません。
少し無理をしてでもたくさんの人たちと出会い、少しでも多くのことを学ぶことがすべて経験となります。
もちろん、誘いを待つだけではなく、自分から誘ってみる勇気もときには必要です。
メモ帳を持ち歩く
留学中は、できるだけ意識してメモ帳(ノートでもスマホのアプリでもいいです)を持ち歩きましょう。
特にこんなことをサッとメモできると、あとあと役立ちます:
- 街中で出会った、気になる英語フレーズ・単語
- 学校で聞いた気になる情報
- 知り合いから聞いたおすすめのスポット
特に日常会話や街中で出会う英単語などは生きた英語で、教科書には載っていないこともあります。
留学しているからこそ身に着けられる英語なので、意識して書き留めておきましょう!
また、知り合いから耳より情報やおすすめスポットを聞いたら、後日ぜひ実際に行ってみましょう。
そこからまた新たな発見が生まれ、それを繰り返すことでより充実した留学生活を送れるはずです。
辛いときは相談する
ホームシックになったり、自分の英語力に失望したり…
留学中に辛いと感じることは普通のことです。
そのときに、一人で抱え込まずに、すぐに相談することが大切です。
留学中はいつもと違う環境ですし、長い付き合いのある友人や家族がそばにいるわけではありません。同じ経験を持つ留学生や現地の友人と話すことで、気持ちが楽になることもあります。
まだ気を許せる友人がいない、遠慮してしまうといった場合には、留学エージェントや現地のサポート機関も活用できます。エージェントは留学生の現地サポートも仕事ですので、気兼ねなく相談してみましょう。
留学は新しい環境での挑戦の連続。悩みやモヤモヤした気持ちは誰かに相談し、できるだけストレスを溜めないようにしましょう。
まとめ
留学というのは、人生の中でもレアで貴重な体験になります。
留学アドバイザーとして感じるのは「積極的にものごとにチャレンジした生徒さんほど、充実した留学生活を送っている人が多い」ということです。
まずは行動することで、きっと充実した留学生活を送るためのヒントがみつかるはずですよ!