【写真で紹介】KPU(ケーピーユー)にキャンパス訪問

カナダ・バンクーバーにある「KPU(ケーピーユー)」という公立大学にいってきました!

KPU はどんな人におすすめなのか、プログラムやキャンパスについて取材した内容をご紹介します。

KPUについて

KPUの正式名称は「Kwantlen Polytechnic University(クワントレンポリテクニック大学)」といいます。

Kwantlen(クワントレン)は、カナダにいる先住民グループの名前から来ています。

またPolytechnic(ポリテクニック)は、工科・工芸という意味が含まれていて、職業訓練を中心に教育課程が編成されている学校を指します。

よってKPUは、大学の中でも実技など職業に直結する技術を学べる」専門大学とも言えます。

カレッジからスタート

KPUはバンクーバーにある大学の中で、3番めに大きい大学で、全校生徒はおそよ20,000人留学生比率は10%以下です。

学校創立時は大学ではなく、カレッジでした。

もともと1972年に創立した「ダグラスカレッジ」からスタートし、1981年に独立、その後2008年に「クワントレンポリテクニック大学」となりました。

KPUはローカルのカナダ人学生だけでなく、留学生も積極的に受け入れています。

学校の概要を知りたい方はこちら

KPU(Kwantlen Polytechnic University) 基本情報

注目の新プログラム:エンターテインメントアーツ

KPUには沢山の専門学科かありますが、その中から日本人に特におすすめエンターテインメントアーツ(Entertainment Arts)について詳しくご紹介します。

映画・アニメ・ゲームなど、エンターテイメント業界で働くためのデジタルアートスキルを身につけ、カナダの業界での就職を目的としたプログラムです。

バンクーバーはハリウッド映画を始めとする一大撮影地でもあり、エンタメ業が盛んです。

質の高い技術者の需要は非常に高く、高賃金の職種の1つとされています。

参考
BC州の2022年時点でのビジュアルアート関連職の時給中央値:$34.93、月$5,588.8(月収約56万円)
※専門度によりさらに高い賃金も見込めます。 出典:Visual Arts in British Columbia

そんな需要に応えたこのプログラムは、就職に直結する技術とポートフォリオを形成するための、かなり実践的なプログラム構成です。

実際に、エンターテインメントアーツ・ディプロマプログラム(2年)の業界就職率は96% を誇ります!

ほとんどの生徒は卒業前に就職先を見つけるそうですよ♪

それではプログラム内容についてご紹介しますね。

KPU エンターテインメントアーツで受講できるプログラムは以下の通りです。

  • Advanced 3D Animation and 3D Modelling Diploma(2年)
  • Advanced VFX (Virtual Production) Diploma(2年)
  • Advanced Game Development Diploma(2年)
  • Foundation in Entertainment Arts Certificate(1年)

どれも、最短期間で技術を付け就職を目指すコースなので、学期間にも休暇は一切ありません。

集中して頑張れる人におススメです。

また、IELTS 6.5 相当の英語力が必要で、2022年現在、このプログラムの受講生徒のほとんどは留学生です。

それでは、それぞれのプログラムについて詳しく説明していきますね。

Advanced 3D Animation and 3D Modelling Diploma(2年)

3Dアニメーションと3Dモデリングの基本的なスキル、理論、ソフトウェア、ツール、プロセス、および制作に焦点を当てたプログラムです。

従来の描画と彫刻のテクニックから始めて、これらのスキルを3Dモデル、環境、アニメーションに取り入れていきます。

プログラムを通じて学べること

  • リギング、基本的なスクリプティング、クロスシミュレーション、ボディメカニック、キャラクター、無機物、生き物のアニメーションの原則
  • ハードサーフェスモデリング、スカルプティング、テクスチャリングの分野における最新の業界技術
  • 外観の開発、シェーディング、合成を統合し、3Dモデルとアニメーションを組み合わる技術

卒業後の就職例としては、3Dアニメーター、キャラクターアニメーター、リガー、3Dモデラー、テクスチャリング・サーフェシングアーティスト、ストーリーボードアーティスト、レイアウトアーティストなどがあります。

Advanced VFX (Virtual Production) Diploma(2年)

視覚効果、特殊化の原則、および仮想制作ワークフローとパイプラインの統合に焦点を当てたプログラムです。

プログラムを通じて学べること

  • 視覚効果の基礎と仮想制作ワークフローとパイプラインの統合
  • モデリング、スカルプティング、テクスチャリングとサーフェシング、ライティング、合成など
  • Unreal、Nuke、Houdini、その他の最先端ソフトウェア

卒業後の就職先としては、アニメーションや視覚効果のスタジオ、映画会社、ゲーム開発会社などがあります。

職種は、FXアーティスト、コンポジター、モデラー、ライター、テクスチャーアーティスト、マッチムーブアーティスト、3Dジェネラリストなどです。

Advanced Game Development Diploma(2年)

ゲーム開発のコア分野であるアート、デザイン、プログラミング、制作をカバーするプログラムです。

アート、デザイン、プログラミング、制作など、ゲーム開発の現場で求められているスキルを身につけます。

プログラムを通じて学べること

  • 環境とキャラクターのモデリング、テクスチャリング、アニメーション、テクニカルアート、手続き型アート
  • これらのアートをクリエイティブメディアに適用するための基本的な芸術理論
  • ゲームをゼロから構築するためのゲームプログラミング、ネットワーキング、AI、レンダリングなどの最新の業界技術
  • 最先端の業界ゲームエンジンや、Unreal、Unity、AdobeCreativeSuiteなどのデザインツール
  • 開発チームで働くための、批判的分析、問題解決法、コミュニケーション、コラボレーションスキル

卒業後の就職例としては、デザイナー、アーティスト、プログラマー、プロジェクトマネージャーなどのゲーム開発者があります。

エンターテインメントアーツディプロマプログラムのポートフォリオ要件

エンターテイメントアーツは専門技術者を育てるプロクラムですので、入学条件として、ポートフォリオを提出し、既定のレベルの技術の証明する必要があります。

熟練度、創造性、スキルの範囲、アート/デザインおよびコンピューターグラフィックスの現在の能力をみるものです。

ポートフォリオの例は以下の通りです。

  • スケッチの写真またはスキャン画像
  • レンダリング
  • デザインバリエーション
  • ジャーナル

これらはあくまで例ですので、これ以外にもご自身の技術を示す例があれば、ぜひポートフォリオに含めましょう!

幅広いスタイルやテーマで、合わせて20個ほどの資料を提出してください(最低10個)。

審査に合格し、このプログラムについける十分なスキルがあると判断されると、入学が可能になります。

ポイント

ポートフォリオの提出というとハードルが高そうですが、ご自身の能力を示せるものなら、何でも構いません。

また、実技で判断されるので、実際の経歴は関係ありません
他の業界で就職されて実務経験に乏しい、というような場合でも、平等にチャンスがあります。

もし、基準に満たない場合はどうなるのでしょうか?

「もう少しスキルや知識を身につけた方がいい」と判断された場合は、1年のサーティフィケートプロクラムが推奨されます。

このプログラムで基礎をしっかり理解した後に、さらに専門的な分野を学びたいと思ったら、上記のディプロマプログラムをとることもできますよ。

Foundation in Entertainment Arts Certificate(1年)

3Dアニメーションおよび3Dモデリング、VFX、ゲーム開発の基礎を学び、より専門的な学習への土台を整えること、または、業界でのエントリーレベル(新人向けの仕事)に備えるものです。

エンターテインメントアーツに興味はあるが、専門的な学習や実務経験がない/少ない人におススメです。

プログラムを通じて学べること

  • 図の描画、色とデザイン、視覚の心理効果、3D造形
  • モデリング、アニメーションなどの現場で使われるソフトウェア編集の基本
  • 制作に用いられる様々な技術の基礎と取り入れ方

卒業後の就職先としては、エンターテインメントアート業界での、およびその他の業界のアート、デザイン、コンピューターグラフィックスでのエントリーレベルの制作作業などがあります。

基礎を学ぶプログラムですので、卒業後すぐに関連職に就職できる方は稀です。

ただし、この後継続してディプロマプログラムを学べば、就職率はほぼ100%ですし、初心者レベルの仕事やボランティアから初めて、経歴を積み、高度なレベルの仕事を目指すこともできます。

エンターテインメントアーツサーティフィケートプログラムのポートフォリオ要件

このサーティフィケートプログラムは初心者を対象としています。

入学には、アート、デザイン、コンピューターグラフィックスの初心者レベルを示すポートフォリオのみが必要です。

ポートフォリオに適した資料はディプロマプログラムと同様ですが、こちらは最低5個の提出で構いません。

エンターテインメントアーツまとめ

  • ディプロマプログラムの卒業生の業界就職率はほぼ100%!!
  • ディプロマプログラムならポスグラも申請可能
  • エンターテイメント業界の中心地で最新技術が学べる
  • 初心者向けのプログラムもある

もっと詳しく知りたい方は、KPU Entertainment Arts 公式ページもご覧ください。

KPUはこんな人にオススメ

今回学校訪問を行った際に受けた印象をもとに、私の独断と偏見でおススメポイント、どんな人が合うかをお伝えします。

それはこちらです!

  • 大規模な環境の中で勉強したい人
  • 大講義よりも少人数クラスが良い人
  • コストを抑えて大学に入りたい人
  • カナダで長期的に働きたい人
  • 大学なのにPathwayプログラムあり!

実際に詳しく説明していきます。

大規模な環境の中で勉強したい人

KPUは合計5つのキャンパスがあるマンモス校です。

全キャンパスで20,000人もの生徒が学んでいます。

学生数の規模が違いますので、バンクーバーの語学学校とは知り合う人数の規模が違いますね。

また大学ですので、在籍するローカルのカナダ人のレベルも高く、高いレベルの中に身を置くことができます。

良い意味でも悪い意味でも、語学学校ではないので、ローカルのカナダ人が気遣いで積極的に話してくれることはありません。

大規模の中で、積極的に誰にでも話せる人に向いています。

大講義よりも少人数クラスが良い人

実は、KPUは大規模大学にもかかわらず、少人数制を採用しています。

通常、大学の講義だと、300人のクラスも良くありますね。

実際にこんな感じです。

ですが、KPUではなんと「少人数クラス」なんですね。

1クラス「最大35名」、ESLクラスは「最大17名」までです。

これは、留学生には本当に優しいですね。

大規模の学校なのに、少人数クラスというのは、KPUしかありません。

コストを抑えて大学に入りたい人

基本的に、欧米の大学は日本と比べてとても高いです。それは、「ローカルのカナダ人と留学生の料金が違う」からなんですね。

こちらの大学は、日本のように学科ごとに1年の料金が決まっているわけではなく、登録したコースごとに学費を支払います。

ですので、取るコース数によって、学費がバラバラなんですね。

また支払いも、1年単位ではなく、セメスター単位で支払います。

各コースごとに、履修すべき「単位数」も違います。

【単位数が多いコース=学費が高い】というシステムです。

実際にUBCの学費を公式サイトで調べてみました。

UBCの文系(Arts)の学費は、1クレジットあたり約$200、1年で約$6,000 です。
ただし留学生は同じ学部で、1クレジットあたり約$1,500、1年で$43,000 となっています。

なんと5-8倍近く違うんですね。

しかも大学となると、4年通う必要があるので、日本円で1,500万円相当が必要です。

ただしKPUは違います。

1クレジット$400-750 、年間$17,500 程度と、UBCの半額以下です!

始まりがカレッジということもあり、大学の中でもカレッジと変わらない学費なんですね。

4年間の通学を考えている方には、UBCやSFUよりもはるかにお得です。

カレッジと同じくらいの学費で、ポスグラビザを申請できて、「大学卒」というネームプレートを得ることができます。

大学に通いたくて、尚且コストを安く抑えたい!という方には最適です。

※値段は2022年6月時点です。専攻によっても異なります。最新の学費はKPU公式サイトをご覧ください。また、この他に教材費など諸費用が必要になります。

ポスグラビザがおりる!

KPUは公立の大学のため、卒業するともちろんのこと、「ポスグラビザ」がおりるんです。

ポスグラビザとは、カナダで一定の条件を満たした学校を卒業した後に、取得できる「特別な就労ビザ」です。

KPUはカレッジから始まった大学とはいえ、れっきとした「公立大学」ですので、ちゃんとポスグラビザがおります。

また専門職の学科が多いので、就職率も高く、尚更良いといえます。

大学なのにPathwayプログラムあり!

実は、KPUの一番のオススメポイントがここなんです。

Pathwayプログラム」があることなんです。

Pathwayとは、大学、カレッジに進学するために、語学学校と契約を結び、入学テストを受けなくても、自動的に進学できる「画期的なプログラム」なんです。

何がすごいかと言いますと、通常2年制のカレッジだとPathwayはあるのですが、なかなか大学でPathwayを提携している大学はないんですね。

バンクーバー近辺では、University of British Columbia(UBC)、Simon Fraser University(SFU)、そしてKPUが大規模大学で存在します。

ですが、「UBC」、「SFU」にはPathwayを提携している語学学校がないんですね...。

Pathwayを通さずに大学に入るには、相当の英語力(最低でもIELTS6.5~7.0)、また高校の成績なども反映され、ローカルの優秀なカナダ人と席を取り合うことになります。

日本で言う、慶応、早稲田大学に留学生が入るというような感じです。

もちろん一生懸命勉強すれば入れますが、相当な時間と労力がかかります。

KPUの場合、Pathwayプログラムがありますので、IELTSの勉強をしなくても、

語学学校の所定のクラスを修了すると、進学することができます。

つまり、日本人とって比較的入りやすい大学となります。

カレッジレベルの英語コースの修了でも入学可能!

KPU入学のための英語の条件を満たすための方法がもう一つあります。

それは、カナダのカレッジレベルの英語コースをC+(約70%)以上の成績で修了する、というものです。

コキットラムカレッジなど、カナダの他のカレッジでESLプログラムとカレッジレベルの英語を取り終えた段階で、KPUに転校することが可能です。

KPUに転校して、KPUから卒業証書をもらうためには、学科の25%以上をKPUで受講しているだけでOKです!

KPUに限らず、ブリティッシュ・コロンビア州の公立カレッジ、大学は、相互の単位互換のシステムがとても良く整備されています。

カナダでは、日本とは比べ物にならないくらい柔軟に、2か所以上の学校で取った単位を組み合わせて卒業することができます。

シンプルな仕組みですが慣れるまでは大変なので、詳しくはカナダ留学コンパスにご相談ください。

カレッジと大学のコースを組み合わせた受講の方法をご提案します。

KPU のキャンパスに訪問してみよう

ブリティッシュコロンビア州に5つのキャンパスがあり、バンクーバー屈指のマンモス校となります。

【サレーキャンパス】


KPUのメインキャンパスで、ダウンタウンより公共交通機関を使い1時間半ほどです。

郊外の住宅地に位置し、広大なキャンパスの中でのびのびと勉強することができます。

サレー地区ということもあり、多くのインド人学生が在籍します。

【リッチモンドキャンパス】

バンクーバー郊外のリッチモンドエリアに位置し、ダウンタウンからわずか30分ほどで着きます。

ダウンタウンの「Waterfront駅」から電車で23分「Lansdowne駅(カナダライン)」で下車し、徒歩8分でキャンパスにつきます。

全キャンパスの中で最もダウンタウンに近いキャンパスです。

KPU Richmondキャンパスでは6,500人もの生徒が学んでいます。

【テクキャンパス】

クローバーデール地区に位置し、ダウンタウンからは公共交通機関で2時間ほど離れています。

カナダで最も先端なトレードとテクノロジーにおけるトレーニング施設が整っています。

【ラングレーキャンパス】

ラングレー地区に位置し、ダウンタウンからは公共交通機関で2時間ほど離れています。

音楽室と温室を兼ね備えた多様なキャンパスです。

【シビックプラザキャンパス】

KPUの中でも最新のキャンパスで、電車の 「Surrey Central駅」すぐ横に位置しています。

ダウンタウンからも電車1本で「Waterfront駅」から40分ほどです。

立地の良さ、行きやすさ抜群のキャンパスです。

近くにはレストランやカフェ、ショッピングエリアもあり、留学生にも過ごしやすいエリアです。

今回は、KPUの中でもバンクーバー・ダウンタウンに一番近い「Richmond(リッチモンド)キャンパス」へ訪問しました。

実際の外観から校内の様子、教室の様子や学生の雰囲気について写真いっぱいでご紹介します。

KPU Richmondキャンパスの様子

「KPU Richmondキャンパス」はバンクーバー・ダウンタウンからも一番近い場所に位置しています。

ダウンタウンの「Waterfront駅」から電車で23分駅からも徒歩8分合計30分ほどで到着します。

こちらがKPUの正面となります。

広大な敷地に建てられていて、夏には緑豊かな木々が広がります。

こちらは、正面の入り口です。

また、隣には新しくデザイン学科用のキャンパスが設立されています。

近未来を想像させるデザインで、建物内もガラス張りでオシャレな雰囲気が漂います。

キャンパス周辺

Richmondキャンパスがある駅は「ランズドーン・センター」と呼ばれる巨大ショッピングモールと直結しているため、生活には一切困りません。

「ランズドーン・センター」

大学周辺はのどかな住宅街で、安全性も高い地域です。

ダウンタウンや郊外でホームステイ、シェアハウス先からの通学も楽ですし、大学周辺にもたくさんアパートメント、コンドミニアムがありますので、そこに滞在することも可能です。

比較的新しい建物ばかりですよ♪

また、中華系の移民が多く住むリッチモンドエリアということもあり、周辺にはたくさんのアジア系レストラン、スーパーマーケットがあります。

KPU Richmondキャンパスのメイン校舎の様子

それでは実際の校内の様子をお伝えさせていただきます。

1階メインフロア

こちらが1階メインフロアの様子です。

メインの廊下が3階建ての吹き抜けになっています。

上から日光が入ってくるので、校舎自体がすごく明るいです。

1階には、生徒さんが休憩時間に交流できる「共有スペース」がありました。

私が訪問した際もたくさんの生徒さんが勉強していらっしゃいました。

スタッフオフィス

メイン校舎の1階にはスタッフオフィスもあります。

なんと留学生専用の受付まであります。

さすが、大規模の大学ですので、留学生専用のオフィスがあるんですね。

カレッジや語学学校とは、規模が違いました。

またその奥には各スタッフの個人オフィスがあります。

何かあれば担当スタッフの部屋に行き、話をすることができます。

また、こちらが「サポートサービスオフィス」です。

こちらは、入学手続きオフィスです。

入学希望の生徒さん向けの対応窓口となります。

またオフィスの近くにはパソコンも設置されており、誰でも使用可能となっています。

このように、メイン校舎には生徒向けの「留学生向けのオフィス」、サポートが十分に揃っています。

売店(ショップ)

KPUのメイン校舎には、いろいろな物を購入できる「売店」もあります。

売店は入り口すぐ横です。

ここでは「KPUのグッズ」を購入することができます。

実際にどんなものが売っているか、見てみましょう。

まず大学のパーカーやTシャツ、カバンがあります。

外国あるあるですが、通常大学には「大学グッズ」がすごく豊富に取り揃えてあります。

特に有名なのが、「パーカー」です。

バンクーバーでは、よく大学のパーカーを着た人を良くみます。

日本では、イベントで着ることはあるかもしれませんが、さすがに普段着として外では着ないですよね。

このバンクーバーでは結構私服としてで大学のパーカーを着る人が多いんです。

みんな自分の大学に誇りを持ち、またオシャレの一部として着ているようです。

その他にも品揃え豊富な「文房具」もあります。

勉強に必要なノート、ペンなどの文具から、様々な大学で必要な雑貨が売っています。

たくさんの生徒さんが、大学近くのアパートやコンドミニアムに滞在されますので、大学内に必要な文具が買えるのはすごく便利ですね。

図書館

KPUには、学生の方が勉強できる、充実した図書館があります。

メイン校舎の1階にあり、本棚スペース以外にも、「勉強スペース」「パソコンスペース」があります。

しかも夜9時まで使用することができるので、試験前なども図書館で勉強することができます。

カフェテリア

KPUのメイン校舎には、充実したカフェテリアがあります。

ランチを持参される方もいらっしゃいますが、カフェテリアが充実しているので、たくさんの方が使用されます。

こちらがカフェテリアの入り口です。

カフェテリアはメイン校舎の1階、図書館の向かいに位置します。

カフェテリアの横にも机が置いてあるスペースがあり、たくさんの方が勉強されていらっしゃいました。

カフェテリアで注目いただきたいのが、ココです。

なんと、カナダでも有名な「Tim Hortons」が大学内に入っているんです!

これはすごく便利ですね。私が訪問した際も、たくさんの方が並んでいらっしゃいました。

「Tim Hortons」は、カナダでも有名なチェーンコーヒー店で、安価で美味しいと有名です。

節約したい大学生には本当に有り難いですね。

ここのカフェテリア、実は奥がすごく広いんです。

では中に入っていきます。

【フードコート】

こちらがフードコートスタイルになっていて、中にいるスタッフにランチのオーダーをします。

メニューがあり、ハンバーガーやサンドウィッチなど、「カナダディアンスタイル」のランチを頼むことができます。

また飲み物も豊富です。

カフェテリア内はスナックも豊富で、授業の合間に小腹が空いても、ここで軽いスナックが購入可能です。

またパンも置いてありました。

日本の大学の売店と引けをとらない、充実したカフェテリアです。

また売店の中には、スターバックスのコーヒーを飲むことも可能でした。

ここまで充実しているのは、有り難いですね。

またカフェテリア内には、広い食事スペースもあります。

たくさんの学生さんがここで話しながら休憩していました。

カフェテリア内の食事スペースは全て窓側に面しているので、すごく日差しも明るく、外の庭の様子を見ることができ、素敵な雰囲気でした。

螺旋(らせん)階段

図書館とカフェテリアの間には螺旋(らせん)階段があり、すごく近代的なデザインになっています。

こちらが上からの風景です。

実は各フロアにはちょっとした、共有スペースがあり、そこでも学生の方が勉強していらっしゃいました。

ちょうど、螺旋(らせん)階段の途中に広がる共有スペースです。

吹き抜けまどの近くになりますので、常に明るい光が入ってきます。

勉強にはうってつけのスペースですね。

個人で集中して勉強される方、グループで話される方など様々です。

KPU Richmondキャンパスの教室

一番みなさんが気になる、「教室」の様子をお伝えします。

こちらが通常クラスのサイズの教室です。

KPU Richmondキャンパスの特徴はこちらです。

  • カナダ人学生75%、留学生25%の比率
  • 1クラス最大35名の小規模クラス
  • ESLクラスは最大17名まで

KPU Richmondキャンパスで特徴的なのが、4年大学なのに「少人数クラス」を推奨していることなんです。

大規模な大学、UBC(University of British Colunbia)やSFU(Simon Fraser University)だと、特に1年目のクラスは300名の大講義で受けることがほとんどです。

専門性が高まってくるにつれ、クラス人数は少なくなってはきますが、それでも大規模ですので、1人1人ゆっくり話しをする時間はないです。

KPUでは留学生にも考慮し、最大人数35名を全てのクラスで導入しています。

また留学生用のESLクラスは最大17名と、こちらも小規模です。

4年大学で、ここまで小規模にこだわっているのは、KPUしかありません。

では実際に、現地のクラスの様子をお伝えします。

こちらは、メイン校舎にあるクラスルームになります。

日本の教室と同じような机の配置になります。

また机に2名ずつ、生徒が座っています。

だいたい生徒の50%ほどが、授業中にパソコンを使用しています。

最近はオンラインの教科書も多く、大学生はパソコン上で見たり、またメモをとることが多いようです。

また実際の見てみると、あまりアジア人が多くないことがわかりますね。

リッチモンドという地域は、比較的中華系の移民の方が多く住む地域として有名です。

ただ、このKPUのリッチモンドキャンパスに関しては、留学生比率が25%と、ほとんどローカルのカナダ人なんです。

大学を訪問した際も、ローカルのカナダ人ばかりで、日本人を見ることがありませんでした。

リッチモンドにいながら、ローカルのカナダ人と触れ合えるのは、このKPUのみです。

KPU Richmond新キャンパス(デザイン学科)

KPUのRichmondキャンパスには、メインの校舎の横に、「デザイン学科」の新キャンパスがあります。

デザイン学科ということもあり、建物自体がガラス張りですごくオシャレです。

では、気になる校舎内をご紹介します。

校内の様子

校舎は4階建てです。

KPU design campuss floors

2階がメインの校舎と繋がっていて、行き来可能となっています。

KPU design campuss

なかは吹き抜けとなっています。

校舎全体がガラス張りなので、中はすごく明るく、またデザイン学科ということもあり、モダンな雰囲気が漂っています。

オシャレなモールのような感じで、大学という概念がなくなるくらいでした。

写真映えするスポットがたくさんあります。

また階段には、学生が休憩できる椅子となっています。

校舎内は木造、コンクリート、白と融合されたデザインです。

こんなオシャレなところで、勉強している方もいらっしゃいました。

また廊下にはデザイン学科の方が創作された作品が並べてありました。

服飾以外にも様々なモノのデザイン案があります。

こちらは作業場で、寝袋のデザインもありましたよ。

ロッカーも白が基調で、とてもオシャレでした。

こちらがデザインの座学中の教室です。

手元にデザインの資料を置きながら、ホワイトボードを見て勉強されていました。

デザイン学科ということもあり、女性も多く見られます。

またデザインしたものを、実際に作成する作業場を見せていただきました。

ミシンがずらりと並んでいる教室で、実際にデザインしたものを制作できます。

また実際に洋服を採寸したり、下生地を創作する作業ルームもあります。

どの方も真剣そのもので、作業に集中されています。

壁には色とりどりの糸も。

他にも、パソコンルームや、プレゼンテーションを行うスペースもあります。

【パソコンルーム】

【プレゼンテーションスペース】

みなさんいかがでしたか?

KPUのRichmondキャンパスの様子を写真盛りだくさんでお伝えしました。

まとめ

今回実際に学校を訪問し、特に雰囲気の部分でお伝えしたく、実際の様子をまとめました!少しでも思っていた学校と違う!ということがないように、現地の様子をそのままお届けしていきます。

カナダ留学コンパスでは留学・ワーキングホリデーに関して無料相談を随時おこなっております。
こちらのお問い合わせページからお気軽にご連絡下さい。

執筆者 執筆者
大西 なつみ

立命館大学を卒業後、日本で3年間営業として勤務、その後自身の留学経験を活かすためにフィリピンセブで2年半語学学校で勤務し、さらに仕事の幅を広げるためにカナダへ渡航。

学生時代はバンクーバーのUBC(University of British Columbia)で1年間交換留学として経済学を専攻、また他にもアメリカ、イギリス、フィリピンと様々な国での留学経験を持つ。

今までの留学経験から、目標の持ち方、英語の勉強の仕方、留学生活等、意義ある留学にするためのアドバイスを行っています。

留学は不安だらけだと思います。少しでも楽しく有意義な留学生活を送っていただけるよう、生徒様にに寄り添ったアドバイスやサポートをさせていただきます。

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