バンクーバーにあるCanadian College(カナディアンカレッジ)のプログラムを解説

カナダ・バンクーバーの専門学校Canadian College(カナディアンカレッジ)プログラムおすすめポイントをご紹介します!

カナダでは、留学生の英語力の向上に伴い、より高度な内容が学べるよう、語学学校が「キャリアカレッジ」と呼ばれる専門学校部門を持つことがここ5年ほどで非常に盛んになりました。

この学校も、CCEL (シーシーイーエル)という語学学校のキャリアカレッジ部門ですが、実はその歴史は他の学校に先駆けて古く、2007年からこれらキャリアに関するプログラムの提供を行っています。

学校機関としての名称は異なるものの、校舎はCCELと同じです。校内の様子や外観については、ぜひこちらをご覧ください。

バンクーバーのCanadian College (カナディアンカレッジ)の特徴

Canadian College (カナディアンカレッジ)の特徴は下記3つ(プラス1)です。

  1. バラエティに富んだプログラム
  2. 付属語学学校(CCEL)にて英語を学び、スムーズに移行が可能
  3. Co-op(インターンシップ)で貴重なカナダでの就労経験ができる!

同じ校舎なのに、なぜ違う学校なんだろう?と思われた方もいるかもしれませんが、そのポイントがCo-opです。カナダでは、語学学習をしている留学生には、学生ビザに付随しての就労を認めていません。就労が認められるのは、こうしたキャリアカレッジや、州立カレッジ、大学など専門的な内容を勉強している学生に限ります。

さらに、「その勉強の一貫として就労すること」を認めるビザの形式として、コーププログラムがあります。つまり、勉強と同時に仕事をしようと思ったら、ESLの学校(語学学校)ではなく、キャリアカレッジの学生になる必要があるんですね。

続けて、4つ目の特徴をご紹介します。

  • カナダの州立カレッジのプログラムを受講することができる!!

Canadian College では、オンタリオ州の州立カレッジであるSt. Lawrenceカレッジのカリキュラムに従ったプログラムも提供しています。これはいわば、Canadian College は私立の学校でありながら、州立カレッジの分校のような役割も持っているということ。このようなシステムを持っている学校は、まだまだそれほど多くありません。

では、順を追って説明させて頂きますね。

バンクーバーのCanadian College のプログラム

カナディアンカレッジの提供するプログラムは、大きく分けて、7種類あります。

  1. ビジネスマネジメント
  2. ホスピタリティマネジメント
  3. 国際貿易(International Trade)
  4. IT
  5. プロジェクトマネジメント
  6. ソーシャルメディアマーケティング
  7. St. Lawrenceカレッジカリキュラム(※別項目にて)

それぞれの項目の中でも、3か月の短期から、2年の長期までいくつかのコース設定があるため、Canadian Collegeのコースで18種あります。

その中で、コーププログラムとして、カナダで就労が許されているのは6か月以上のプログラムです。

ビジネス・ホスピタリティ・国際貿易は、日本人の学生にもどのような内容を勉強するのかがイメージしやすく、特に今後就職を考える大学生の方に人気なようです。

一方、Canadian College は実は南米やヨーロッパの学生が多く、これらの学生の場合は、ジェネラル(一般的)な内容よりは専門性を求める傾向が高く、ソーシャルメディアマーケティングや、後述するSt. Lawrenceカレッジの5種類のビジネスプログラムの中からサプライチェーンマネジメントなどを選択する方が多いようです。

プログラム終了時には、その長さと内容に応じ、カナディアンカレッジから「Certificate」または「Diploma」が付与されます。双方、プログラムの「修了」を証明する書類ですが、一般的に、Certificateとはそのプログラム内容の基本的な所を網羅し、基礎部分が出来ていることの証明、Diplomaとは応用部分も踏まえて包括的に学んだことの証明(資格に近いもの)と捉えられます。

教育機関によって設定は様々ですので、例えば就職活動の時に、Certificateだから学歴として認めない、とされるようなことはありません。プログラムは、英語力と学ぶ内容、そして留学期間を元に選べば大丈夫です。

カナディアンカレッジのビジネスプログラム

現在の就職は、一昔前とは随分変わってきたとは言え、日本人の場合は、就職後に複数の部署を回り、経験を積んでいくことが多いでしょう。また、多くの若い留学生の場合、日常会話ができても、なかなか仕事に直結する英語を学ぶのは難しいもの。

そのため、ビジネス関連のプログラムは留学生から根強い人気を誇ります。

プログラム名期間必要英語レベル(CCEL)
必要英語レベル(IELTS)Co-op授業料
BUSINESS MANAGEMENT & CO-OP (DIPLOMA)1年半1305.5あり(9ヶ月)$14,000
BUSINESS MANAGEMENT & CO-OP (CERTIFICATE)1年1255.0あり(6ヶ月)$9,800
BUSINESS FUNDAMENTALS (DIPLOMA)9ヶ月1305.5なし$13,400
INTERNATIONAL BUSINESS (CERTIFICATE)6ヶ月1255.0なし$9,600
BUSINESS ADMINISTRATION(CERTIFICATE)3ヶ月1255.0なし$5,400

「ビジネス」と一言で言われてもなかなかどんなことを学ぶのかピンと来ない方もいるかもしれませんね。一番期間の長いビジネスマネジメントプログラムで受講することのできる科目をいくつか例示します。(※全てのプログラムで受講できるわけではありません。詳細はお問合せください)

  • Accounting(会計)
  • Business Math(ビジネス数学)
  • Small Business(起業なども踏まえた中小企業について)
  • Operations Management(業務管理)
  • Marketing(マーケティング)
  • Human Resource Management(人事)
  • Economics(経済)
  • Business Law(ビジネスに関わる法・規定)
  • Communications(ビジネスコミュニケーション)

そして選択科目として

  • e-Commerce
  • Speaking and Presenting(スピーキング・プレゼンテーション)
  • PM Fundamentals(プロジェクトマネジメント基本)
  • Introduction to Digital Marketing(デジタルマーケティング入門)
  • Business Computers(コンピュータースキル)

などがあります。

非常に多岐に渡ることに驚かれることでしょう。また、科目名を見て、大学のコマのようだ、と感じた方も多いでしょう。実際に、Canadian College の授業の取り方は所属するプログラムの指定に応じて、コマで取って行く格好です。毎日決まったスケジュールではなく、科目を組み合わせて、自分のスケジュールを作ります。受講科目によっては違うプログラムの生徒とも一緒に勉強することになります。限られたクラスメイトだけではなく、広く、学校内での友人の輪が広がりそうですね。

別途、国際貿易の項目でもご紹介しますが、ビジネスと貿易を組み合わせたInternational Businessプログラムでは、カナダの貿易に関する資格であるFITTのサーティフィケートを取得することもできます。

留学期間に限りがある方、英語部分をしっかり上げてから専門コースに移りたいという方向けには、3か月~6か月で学べるプログラムの選択肢があるのも嬉しいですね。

カナディアンカレッジのホスピタリティプログラム

ホスピタリティ業界は、カナダ留学やワーキングホリデーの希望者にとっては、もっとも親しみやすいものでしょう。英語を身につけて将来的にはホテルなどで働いてみたい、という方も多いのではないかと思います。

こちらのプログラムは、AHLEI(American Hotel & Lodging Educational Institute)認定で、それぞれのコース修了時には、AHLEIからの修了証(Certificate)も受け取ることができます。

※AHLEIは、American Hotel and Lodging Association(協会)の教育部門を管轄する機関で、1953年に設立されました。協会それ自体の起源は1910年と、100年の歴史があります。「アメリカ」とついているため、北米でしか通用しないのでは?と思われるかもしれませんが、AHLEIは、ヨーロッパ・中東諸国・アフリカをはじめ、インドや中国などのアジア諸国でも、その認定プログラムが開講されています。

Hospitality Program (2022)期間TuitionExamBookTotal
Hospitality Management & Co-op (Diploma)2年$19,300$1,200$1,500$22,000
Hospitality Management & Co-op (Certificate)1年$9,800$675$750$11,252
Hospitality Marketing & SALES & Co-op(Certificate)6ヶ月$6,000$375$450$6,825
International Hotel Management (Certificate)3ヶ月$5,700$450$450$6,600
Hospitality Marketing & Sales (Certificate)3ヶ月$5,700$375$450$6,525

一番短い3か月のコースでも、ホスピタリティについて・フード & ビバレッジ・ホスピタリティ監督・フロントオフィスオペレーション・ハウスキーピングマネジメントが必修で、ホテル会計基本、またはビバレッジサービスから選択と、広い範囲を学ぶことが分かります。

マーケティング & セールスでは、売上やコストの理解、マーケティング手法などより広い視野でホスピタリティ業界の実務を学ぶことができます。

続けて、マネジメントのコースでは、利益管理や人事、セキュリティ対策など管理者として必要な知識までをカバーします。2年のDiplomaプログラムを修了した学生は、このプログラムで得た60単位を、提携するCapilano大学のBachelor of Tourism Management プログラムに移行して、3年次から編入し、学位取得を目指すことできます。(※最終の成績・英語要件あり)

また、ブリティッシュコロンビア州は、西は海に面しており、ビクトリア市を代表とした美しい島々を、中央部にはワイナリーや美しい湖を、そして東のアルバータ州との州境にはロッキー山脈を持つという自然に囲まれた素晴らしい立地で、観光業が非常に盛んです。

雇用の受け皿が非常に広いというのは、コープでの仕事探しの面では皆さんにとって安心できる情報ですね。

カナダディアンカレッジの国際貿易プログラム

国際貿易(International Trade/FITT認定)のプログラムは、日本人の方に人気の高いプログラムだそうです。日本では、商社は人気企業に名を連ねていますし、海外を飛び回るビジネスパーソンとして、海外との貿易に関わる仕事というのは最もイメージしやすいものの1つでしょう。

FITTとは、Forum for International Trade Trainingの頭文字を取ったもので、1992年に設立されたカナダ唯一の国際貿易専門の団体です。Canadian College のプログラムは、この団体が認可しているため、受講終了でFITTの修了証(Certificate/Diploma)を取得することができます。

日本人でこのプログラムを卒業された方の進路を聞くと、大手商社物流関係の会社などに決まった、という方も多いそうです。この秘訣を聞いてみると、このプログラムで学んだ知識や、授業内のプレゼンで行った内容が非常に実践的なため、選考の中で、「他の候補者が答えられない質問に答えることができた」「自信を持って発言できた」などの声が上がったそうです。

それも、FITTのコースを見てみると納得です。

  1. International Trade Finance
  2. International Sales and Marketing
  3. International Market Entry Strategies
  4. Global Value Chain
  5. Feasibility of International Trade
  6. Products and Services for a Global Market

貿易とは、シンプルに言えば物を海外に輸出する・輸入する、ということですが、では、国際市場に参入するにあたってのリサーチ、戦略の差別化はどのように行えばいいのか。コストやリスクを踏まえ、どのように物流をコントロールしていくか。国際商取引でのファイナンス知識など、知るべき内容は非常に多岐に渡ります。これらはそもそも、単語としても難しく、なじみがなければ自分の知識として話すことは難しいでしょう。

難関と言える企業への面接で存在感を示すことができたというのも納得です。

プログラム名期間必要英語レベル(CCEL)
必要英語レベル(IELTS)Co-op授業料
INTERNATIONAL TRADE & CO-OP (DIPLOMA)2年1305.5あり(12ヶ月)$19,600
TRADE MANAGEMENT & CO-OP (CERTIFICATE)1年1255.0あり(6ヶ月)$10,200
INTERNATIONAL TRADE TRAINING INTENSE (DIPLOMA)6ヶ月1305.5なし$10,000
FITT INTERNATIONAL TRADE (CERTIFICATE)3ヶ月1255.0なし$5,800

FITTは、3つの受講でCertificate、6つでDiplomaの取得ができます。また、この他にもコース内の必修・選択科目などでは、会計や法律なども学ぶため、貿易だけではなく広く知識を広げることができます。

カナダディアンカレッジのITプログラム

プログラム名期間必要英語レベル(CCEL)
必要英語レベル(IELTS)Co-opある・なし授業料
INFORMATION TECHNOLOGY & CO-OP (DIPLOMA)2年1305.5あり(12ヶ月)$18,800
INFORMATION TECHNOLOGY (DIPLOMA)1年1305.5なし$18,200

Canadian CollegeのITプログラムは、コープありとなしの2種類。座学部分で学ぶ内容は同じで、どちらのプログラムでも修了資格としてはDiplomaが発行されます。そのため、留学期間に縛りのある方、日本での就職を考えている方はCo-opなしを選択して1年で帰国する、ということも可能です。

IT業界というと、理系・コンピューターというイメージが強く、なかなか仕事や学ぶ対象としては想像しにくいという方もいるかもしれません。

一昔前、つまり、IT産業が盛んになった頃は、新しい産業ですから労働人口も少なかった産業ですが、いまやあらゆるものにIT技術が使われている時代。そうなると、今後はITには全く無縁で仕事をする方が難しいと言えるのかもしれませんね。

IT業界で仕事をする上では、その業界で日常的に使われているシステムや、ネットワークを管理・把握するための知識が必要となって来ます。難しそうと感じるかもしれませんが、身近な所では、一般企業に就職するにあたって、マイクロソフトのワード・エクセル・パワーポイントの使い方を学ぶことが必要になることも多いでしょう。これも立派な現代ビジネスのシステムの1つです。実際にITプログラムの選択科目の中にも、これらを学ぶコ-スがあります。

それをさらに進めて、ITプログラムでは、「Cisco Certified Network Associate」や、「CompTIA A+」「Microsoft Windows Server 2008」「Red Hat Enterprise Linux」など、世界的に使用されているシステムについて学びます。学校のDiplomaとは別に、別途これらの基礎を学んだとしてCertificateを受け取ることもできます。

カナダディアンカレッジのプロジェクトマネジメントプログラム

実は、留学業界の中でも、近年人気プログラムとして人気を集め出した「プロジェクトマネジメント」というトピック。いまいちピンと来ないという方もいるかもしれません。ですが、実は他の国籍の生徒にはとても人気、かつ、学校としてもおすすめしているプログラムです。

プログラム名期間入学に必要な英語レベル(いづれか)
Project Management Co-op & Diploma2年(104週)CCEL 130 / IELTS 5.5 / 英検2A

プログラムはこちら2年でCo-op付きのもの1種類しかありません。他のプログラムは複数のパターンがあるのになぜでしょう?

プロジェクトマネジメントとは、簡単に言うと、「プロジェクトを立案し運営する、その全体のプロセスをマネジメントすること」です。

この前の項でご説明したIT業界は、コロナ禍の転職先として非常に人気でしたが、その大きな理由として、「在宅ワークがしやすい」ことが挙げられます。実際、IT業界と言えば自由なイメージがある方も多いでしょう。ただ、毎日同じ場所で顔を合わせて仕事をしない分、自分の仕事の管理、そして周りと進行具合をすり合わせて締め切りに間に合わせると言った能力が必要です。

さらに、IT業界の管理職ともなれば、複数のプロジェクトを立案した上で進行計画を立て、そのそれぞれを管理し、成功に導く手腕が必要となります。つまり、在宅ワークや遠隔ワークが増えるほど、こういったプロジェクトマネジメントの能力が必要とされるのです。これはIT業界に限りません。

プロジェクトマネジメントは、知識ではなく実行する能力、つまり実務スキルです。そのため、コープでの実践を通して、スキルとして自分のものにする必要があるのです。

実は、ここまででご紹介してきた、ビジネスやITプログラム、事項のソーシャルメディアマーケティングにも、必修または選択科目として、プロジェクトマネジメントの基礎について学ぶ科目が入っていました。コロナで、多くの業種で遠隔化が進んだまさに今、ビジネスパーソンや管理職のスキルとして注目されています。

カナダディアンカレッジのソーシャルメディアマーケティングプログラム

Canadian Collegeの専門プログラム、最後はソーシャルメディアマーケティングです。

プログラム名期間必要英語レベル(CCEL)
必要英語レベル(IELTS)Co-opある・なし授業料
SOCIAL MEDIA MARKETING & CO-OP(DIPLOMA)2年1305.5あり(12ヶ月)$18,800
SOCIAL MEDIA MARKETING(DIPLOMA)1年1305.5なし$18,200

プログラムはCo-opありとなしの2種類。ITと同様、座学部分は同じです。

ソーシャルメディアマーケティングというと、SNSを使ったマーケティング手法だと思う方が多いようです。そのため、「今更学ばなくても、SNSは使えるし、色んな媒体がマーケティングに使われてることくらい知ってるよ」と思われる方も多いかもしれません。

ただ、実はそれはYESであり、NOでもあります。このプログラムでは、ソーシャルメディアを使ったマーケティングも学びますが、決してそれだけではありません。

ソーシャルメディア以前に、まずマーケティングというもの自体が非常に奥深いものです。マスマーケティング(大衆に一斉に呼び掛ける)の時代が終わり、個々で様々な媒体から情報を仕入れることができるようになった今、マーケティングの手法も理論も大きく変わっています。それらの経緯と、基本的な概念や考え方、手法を学ぶこと、そして、ビジネスを取り巻く法律を学ぶことなどもプログラム内容に入ります。

データ分析やPhoto Shopなどの付随するスキルやツールの使用知識も必要ですね。選択科目では、興味や必要に合わせて、会計、プレゼンテーション能力、プロジェクトマネジメントに関わる科目、コンピュータースキルなを学ぶことができます。

今の時代を生きるマーケターとしての活動ができるよう、幅広い知識を身に付けましょう。

St. Lawrenceカレッジカリキュラム

St. Lawrenceカレッジは、東部のオンタリオ州キングストンという街にある州立カレッジです。オンタリオ州には、カナダの首都オタワと、商業都市であるトロントがありますが、その間にある小さな街です。キングストンは、Queen's(クイーズ)大学という総合大学もあるため、学生の多い街として知られています。

そんなSt. Lawrenceカレッジは、古くから留学生の受け入れに積極的です。Canadian College は、このSt. Lawrenceカレッジのカリキュラムを使ったプログラムも提供しています。

ダウンタウンのキャンパスでも一部の授業は行われますが、このカレッジのメインの提供場所はサレーという、バンクーバーダウンタウンから電車で40分ほどの所にあるキャンパスです。その他のカレッジと同じく、学生には中国・インド系・フィリピンなどアジア系の学生が多いそうです。

このプログラムは、これまで来たキャリアカレッジプログラムとは異なり、Co-op(就労経験)ではなく座学がメインとなります。州立カレッジの分校という扱いになりますので、希望者全員が受講できるものではなく、高校の成績などを提出の上、合格したら受講することができます。

プログラム一覧はこちら。

CC-St. Lawrence College期間必要英語レベル(CCEL)
必要英語レベル(IELTS)学歴授業料
BUSINESS (DIPLOMA)2年1456.0高校卒業$32,000
GENERAL ARTS & SCIENCE (DIPLOMA)2年1456.0高校卒業$32,000
COMPUTER SYSTEMS TECHNICIAN2年1456.0高校卒業$32,000
SUPPLY CHAIN MANAGEMENT (POST-GRAD CERTIFICATE)1年145+6.52年以上の短大・専門学校・大学卒業$16,000
INTERNATIONAL BUSINESS MANAGEMENT (POST-GRAD CERTIFICATE)1年145+6.52年以上の短大・専門学校・大学卒業$16,000

プログラムの中から抜粋してご紹介しましょう。

日本人にとっては少し見慣れないGeneral Arts & Scienceという学科ですが、日本の大学で言う所の「一般教養」にあたります。コミュニケーション(対人スキル)・数学・分析スキル(Critical Thinking)・コンピューター・多文化理解など、英語での理解を深めます。日本でも、大学1~2年生はこういった一般教養を取りながら、少しずつ専門的な勉強に入って行きますよね。これから、学問を進めて行きたい、もしくは就職のための専門スキルを身に付けたい、と考えている方におすすめです。

Supply Chain ManagementとInternational Business Managementの2つのプログラムは、post-graduate、つまり、既に短大や大学を卒業されている方など、これら基礎教養が身についている方を対象としたプログラムです。出願にあたっては、高校の成績書だけではなく、短大や大学の書類も提出が必要です。ただ、その分、学べる内容は非常に専門的で高度なものになります。

サプライチェーンとは、仕入れから出荷、消費など物流全体を表す言葉です。コロナ禍で、個人の買い物もオンライン消費へと大きく転換しました。今、物流は大きな変化を迎えていると言えますね。

実は、2018年にAmazon社が、カナダ・バンクーバーでの事業拡大を決定、新規雇用が3,000程度も増える見通しであると発表し、カナダでは大きな話題となりました。

Canadian Collegeのコープでの在校生、もしくは卒業生の中にも、このAmazonで仕事を得た方も多くいるそうです。「とは言え、どうせ仕分けとかでしょう?」と侮るなかれ。大企業の場合、新たなポジションの募集などをかける際は、いきなり外部に出すのではなく、在籍者などに雇用情報をお知らせするのが一般的です。

そのため、コープのアルバイトでAmazonのエントリージョブを得た方が、翌年の募集で条件の良い他のポジションをゲットというようなことも実際にあるそうです。加えて、このサプライチェーンマネジメントの学生は、まさにAmazonのような企業で必要とされる知識を持っているということで、学校に企業説明会にも来てくれるそうです。

St. Lawrenceカレッジのカリキュラムの修了者には、Canadian CollegeとSt. Lawrenceカレッジ双方からの修了証明書が出ます。

バンクーバーのCanadian Collegeのオススメポイント

Canadian Collegeをオススメするポイントをまとめます!

豊富な選択クラス

オススメポイントのひとつ目は、豊富な選択クラス

今の時代に合致したプログラムは、どれを選んでも非常に実践的で専門的な内容でハズレがありません。また、今回ご案内した通り、ウェブサイト上でも日本語でもしっかりと説明が入っているため、自分が取るコースを事前にしっかり調べることができます。

英語準備から専門学校まで

専門学校の入学基準の英語力を満たさない場合に、わざわざ別の学校を手配せずとも同じ学校・校舎で英語を勉強できる点は大きなメリットです。また、逆の目線で、元々は英語を勉強しに来たつもり方が、レベルが高くなってから転校する必要なく、同じ校舎でそのまま専門的な勉強ができるというのも、特に長期で勉強される方には嬉しいですね。

コープでの就労経験と実績

プログラムオプションが多いのも嬉しいですが、それだけではなく、Canadian Collegeはこの分野で長く運営されていることから多くの成功体験・実績をお持ちです。

もちろん成功できるかどうかは自分次第。ですが、他の学生にできて、あなたにできない道理はありません。ぜひ積極的に挑戦してみてください。

まとめ

今回は、バンクーバーにあるCanadian Collegeのプログラムを詳しく解説しました!

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執筆者 執筆者
Merumo

カナダオンタリオ州在住。カナダ歴13年の経験をもとに、オンタリオ州の生活情報や留学情報をアップデートしていきます。

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