今回は、バンクーバーの人気レストランの中でも、日系ラーメン店「陣屋ーJinyaー」に行ってきました。
このページの目次
陣屋のロケーション
Jinyaはバンクーバーダウンタウンの真ん中にあります。
スカイトレインのカナダライン、「バンクーバー・シティ・センター駅」から徒歩5分の好立地で、近くにはバンクーバー中央図書館やBCプレイスがあります。
ロブソン通りは、バンクーバーダウンタウンの目抜き通りの一つです。
外観
Jinyaは賑やかなロブソン通りに面しています。
この日は日曜日の午後2時半頃。
ランチのピークタイムを避けて行きましたが、それでも20分待ちでした。
案内係のお姉さんに名前と人数を伝え、入り口横のベンチで待たせてもらうことに。
入店前にメニューを確認
待っている間に、メニューを見せてもらいました。
自分を焦らして気分を盛り上げます。
メニューの表紙です。
こってりしたラーメンへの期待が高まります。
メニューの表面です。前菜、ラーメンが載っています。
ラーメンはスープのベースにより、チキン、豚骨、野菜に分かれています。
メニューの裏面はこんな感じです。
上段中央のKid's Meal(お子様メニュー)に注目!
ラーメン、チャーシュー丼、唐揚げ、などなどついて$13.75。
これはお得です。
息子くんは唐揚げとフライドポテトを見てKids' Mealに即決。
「せっかくラーメンレストランに来たのに。」
おすすめを聞いてみる
席を待っている間、案内係のお姉さんに、おすすめのメニューを聞いてみました。
「日本語に自信がない」と言っていましたが、とても上手な日本語で教えてくれました。
おすすめは、「Jinya Tonkotsu Black(陣屋豚骨ブラック)」と「Sprauting Up Ramen(スプラウティング・アップ・ラーメン)」の2品でした。
また、日本人のお客さんが「味付けが濃い」と感じることが多いので、注文時に「Half Solt(塩分半分)」と指定すると、塩分を抑えてくれると教えてもらえました。
これは耳寄りな情報です。メニューにも載ってないので、聞いてみてよかったです。
いよいよ店内へ
こんな話をしていると、名前を呼ばれ、店内に案内されました。
20分より待ち時間は短く感じました。
店内に入ると、バーカウンター席とテーブル席に分かれていて、わたし達はテーブル席の奥に通されました。
お客さんはアジア系が3割、その他が7割といったところ。
店内は日本語と英語で賑やか
店員さんは日本人を含むアジア系が4割、その他が6割といった感じでした。
日本人の定員さんが目立つわけではないですが、店内に「いらっしゃいませ~!」、「替え玉細麺入りました~!」などの声が飛び交っていたので、カウンター内やキッチンでは日本語がある程度話されているのかも知れません。
日本人がワーキングホリデーでカナダに来たら、働きやすい環境だと感じました。
テーブルに通されると、日本人のお姉さんが、お店のシステムを説明してくれました。
「Jinya Ban」という、パンにチャーシューを挟んだ料理がおすすめと教えてくれました。
注文をしようとしたその時!
その後はアジア系(日本人ではない)のお兄さんが英語で接客をしてくれました。
とても感じのよいお兄さんで、わたし達が「Jinya Ban」とビールを注文した時、
「あと10分したらハッピーアワーで、Jinya Banとビールが安くなるから、10分後にもう一度注文を聞きに来ます」と教えてくれました。
ハッピーアワーでJinya Banが$5.20から$3.80に、ビールが$10から$4に安くなってます!
特にビールは半額以下!
超ハッピー!ビール2杯飲んじゃいました。
ハッピーアワーを教えてくれて、お兄さんありがとう!
料理を待ちます
注文を終えて料理を待ちます。
その間、テーブルの上の調味料を確認。
辛味調味料など、いろいろ並んでます。
こちらのホットソースは販売もしています。
和食が好きな友人へのプレゼントにいいなと思いました。
料理到着
テーブルの上の調味料をいじっている内に、料理が到着。
まずは唐揚げとセットのサラダ。
続いて息子くんお待ちかねのKids' Menu。
結構なボリュームです。一人で食べられるかな?
ちなみに飲み物はカルピスを頼みました。(カナダでの商品名はカルピコです)
わたしが頼んだ「Jinya Tonkotsu Black」とビール。
ラーメンとビール。神々しい組み合わせです。
ガッツリこってり豚骨スープに、麺は細麺でした。
麺硬めにしてくれるように頼んだら、ちょうどよい硬さにしてくれました。満足。
具は、チャーシュー、煮玉子、のり、きくらげなどが入っています。
こちらが、本日のクラフトビール。
今日はラズベリーのフレーバービールでした。
軽い口当たりと、爽やかな酸味で、ゴクゴク飲めてしまうビールでした。
続いては、おすすめのもう一品、「Sprout Up Ramen」です。
「Sprout Up」とは、「芽を出す、新しいことを始める」という意味で、新たな活力と、もやし、芽キャベツなど若芽を食べる食材とを掛けたネーミングなんだと思います。
案内のお姉さんのおすすめに従って、「Half Salt」で頼んでみました。
こちらはチキンベースのスープで、麺は太麺でした。
続いて、Jinya Banです。
ソフトなパンの間にチャーシューと野菜が挟まれています。
チャーシューは濃厚ですが、ペロッと食べてしまえる、後を引く美味しさでした。
注文してから注文の品がテーブルに揃うまで、10分位で、とてもスピーディでした。
店内奥にはキッチンとカウンター席
店内奥にはキッチンがあり、日本語でオーダーの声が飛び交っていました。
キッチンの周りにはカウンター席もあり、一人で来た時には待ち時間少なく入店できそうです。
カウンターはついたてで仕切られていて、女性の少人数で来店しても、気後れせず食事ができそうです。
(そもそも、カナダ人は一人で外食することに何も感じないかも知れませんが)
大満腹、大満足
わたしはラーメンの替え玉も頼んで、ビールもおかわりして、大満腹、大満足でした。
帰ろうかと思っている頃に、ウェイターのお兄さんが、アイスクリームを持ってきてくれました。
Kids' Menuには、バニラアイスクリームがついていて、息子くんはちゃんと覚えていました。
まとめ
日本の味、日本のサービスを満喫して、大満足でした。
ラーメンはちょっと量が少ないと感じましたが、替え玉できるので、問題なしです。
サイドメニューも美味しくて、こってりしたラーメンの箸休めにちょうどよかったです。
お子様メニューも充実していてお得でした。
ちなみに、息子くんに「今日、何が一番おいしかった?」と聞いたら返ってきた答えが、「アイスクリーム!」でした(笑)
おまけ
最後、店を出た時に、案内係のお姉さんが、
「バイバイ!〇〇(わたしの名前)」と声を掛けてくれました。
入店の順番待ちをする時に確かに名前を教えましたが、退店するときまで覚えていてくれるとは、正直予想外でした。
カナダの接客業の人たちは、こういう所のレベルが高いです。
元々食事には満足でしたが、さらに満足度が上がりました。