GBC (Gastown Business College)(ガスタウンビジネスカレッジ)のINCIST(インシスト)Practicumプログラムを体験してきました!
Co-opを考えていらっしゃる方にも。
(こちらは同じようにインターンが出来るプラクティカム(Practicum)プログラムです)
学校・プログラム選びに迷われている方、カレッジの雰囲気が気になる方などはぜひご参考に!
コープとの違いについてはこちらのページをご覧ください
働きながら学べる、仕事を探すうえで実践的な知識を学べる、など人気のインターンシップ付きプログラムですが、想像できないことも多いと思います。
- 実際の授業はどんな様子なのか
- どんなことを学ぶの?
- 課題や宿題は多いの?
- 授業についていけるか心配
そんなみなさんの学校選びの参考になるように、様々な学校の体験授業を受けてきました。
私が実際に授業を体験して感じたことなどをお伝えしますね!
このページの目次
GBC (Gastown Business College)
今回、体験授業に参加した学校は「GBC (Gastown Business College)(ガスタウンビジネスカレッジ)」です。
その名の通り、バンクーバーの中心エリアであるガスタウンにあります。
街並みがとても綺麗で私も通るたびにうきうきした気分になります♪
校舎もガスタウンらしい趣ある建物です。
キャリアカレッジにしては珍しくアウトプットを重視した学校です。
学校について詳しくは下記ページをご覧ください。
参考
- GBC (Gastown Business College)(ガスタウンビジネスカレッジ)基本情報
学校全体の国籍バランス
現在の学生の国籍の割合は、日本2割、韓国7割、南米1割だそうです。
カナダへの入国規制も徐々に緩和され、渡航する学生が増えている影響もあり日本人の割合が増えているそうです。
注意事項
国籍比率や年齢層などは時期によって変動します。人数の変動や国籍の偏りなど、学校のパンフレットなどの情報と異なる場合があるのでご了承ください。
また、写真や授業スケジュールなどは記事作成時のもので、変更になる可能性もございます。
参加したプログラム・クラスについて
今回体験した授業の概要はこちらです。
参加プログラム | INCIST Practicumディプロマ (International Canada Individual Skills Training) |
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参加クラス | ビジネスメールの書き方(Email Writing) |
授業形式 | 対面形式 |
体験した日 | 11月15日(火)15:00-15:30(デモレッスン) |
今回は30分・1対1のデモレッスンの受講でした。
通常授業は
午前 9:00~13:00
午後 14:00~17:00
となっています。
それではそれぞれを詳しくお話ししていきますね。
【参加したプログラム】INCIST
今回は「INCIST(インシスト) 」プログラムについてお伝えします!
INTERNATIONAL CANADA INDIVIDUAL SKILLS TRAINING の頭文字をとったもので、同校のiMBプログラムを短縮したカリキュラムになっています。
国際ビジネスに必要なスキルの授業と、プラティカム(無給インターンシップ)プログラムが組み合わさったプログラムになっています。
具体的には、セルフマーケティングの基礎、ビジネスEメールの書き方、商品企画、マーケティングなどを学びます。
時間割などプログラムについて詳しくはGastown Business College 基本情報 コースについてをご覧ください。
【参加したクラス】ビジネスメールの書き方
体験させてもらった授業は、ビジネス基礎「ビジネスメールの書き方(Email Writing)」のクラスでした。
受けた授業は、デモレッスンのため1対1の30分間だけの講義でしたが、とても学びのある内容でした。
デモレッスン 授業の流れ
授業では、先生がスライドを使いながら説明してくれます。
スライド内容がまとめられた資料(プリント)も準備してくれたので、ポイントをメモしながら講義に集中することができました。
授業の内容
授業は、「Email Etiquette‐Do's and Don't」 をテーマに、英語圏で使われる基本的な英文メールのルールを学びました。
Do's and Don'tとは、簡単にいうと注意事項です。
丁寧な言い回しで簡潔に要件を述べること、不要な資料を添付しない、絵文字や略語は控えるといったことがあげられます。
ビジネスメールの基本ルールを学ぶ
最初に、宛先の使い分けや、フォーマルな英文メールに使われる挨拶(Dear、Sincerelyなど)など基礎的なことを学びました。
Cc(carbon copy)や、Bcc(blind carbon copy)は日本のビジネスメールでも知っておきたいルールですね。
一方ビジネスでは使われない、略語(BTW,LOL,4Uなど)も教えてくれました。
これらは、友達とのやり取りにつかえますね。
ビジネスメールの例から学ぶ
次に、プロフェッショナルなビジネスメールの例も見せてくれ、ビジネスメール独特の表現も学びました。
例えば、文章の書きだしに使う"As per~"や、添付資料に目を通してほしい場合は、"Attached you~"、文末に添える"Thank you for your time and consideration."などです。
ビジネス文章は定型パターンに沿って作られます。
これらの定型文や表現を知っておくと実際に仕事をするときにとても役立ちます。
また、レジュメなどもメールで送る場合や応募フォームにコメントを書く場面もとても多いです。
(カナダでは郵送ではなくメール(もしくは手渡し)が圧倒的に主流です)
プロフェッショナルな文章が書けないとレジュメも見てもらえませんので事前に知っておけるといいですね。
日本語と英語のメールの特徴について
最後に先生とディスカッションをしました。
日本のメールは行間や、改行など読みやすさも意識しますが、英文メールではすべての文章を連結させて書くということを知りました。
他にも日本語と同じように英単語一つ一つにも意味が込められているのだと驚きました。
ビジネスメールによく使われる表現に、"It would be really appreciated if~"があるのですが、この"would"にはへりくだる意味が込められているそうです。
ネイティブの方がどうしてその単語を使うのか、どのようなシチュエーションで使うのかを理解することができました。
宿題・テストについて
科目毎に宿題とテストが設けられています。
ライティングの試験や、企業リサーチをしてチームでビジネスコンセプトを考え、パワポをつかってまとめたものをプレゼンテーションするなど、かなり時間も要するものが多いようです。
講師について
たった30分だけでしたが、学校の特徴でもあるアウトプットにも重点を置いた授業でした。
学生が能動的に授業に参加できるよう、適宜学生の考えや意見を聞いたうえで説明してくれ、どんな意見でも受け入れてくれるので遠慮することなく発言することができました。
わからないことがあれば質問にも丁寧に答えてくれ、とても熱心に教えてくれる先生でした。
日本人スタッフのKanaさんにインタビュー
コロナ対策
全室に空気清浄機が完備されています。
クラスの机の間隔も十分スペースがあり、廊下にはアルコール消毒、ランチスペースも確保されています。
学生が安心して過ごせるよう細かなところまで安全対策されていました。
授業の特徴
インプットだけではなくアウトプットにも重点を置いているところが特徴です。
例えば、企業のリサーチやチームでビジネスコンセプトを考えプレゼンテーションをするといった課題が出されるそうです。
出席ポリシー
出席ポリシーについては厳しいので、日々の自己管理と体調管理には気を付ける必要があります。
最低でもプログラム全体の80%以上(授業とインターン含む)の出席が卒業条件です。
インターンをするには授業を最低でも85%以上出席する必要があります。
病気による3日以上の欠席の場合は、ドクターの診断書の提出が必要です。
また、個人的な理由による欠席は、欠席フォームの記入が求められます。
3回の遅刻は、1日の欠席扱いです。
まとめ
今回は、「GBC (Gastown Business College)(ガスタウンビジネスカレッジ)」という学校のINCIST プログラムの授業を体験しました。
インプットとアウトプットのバランスを大切にしている授業内容です。
ディスカッションやプレゼンも多く、チームで課題に取り組むこともあるのでとても実践的だと感じました。
また、インターンの提携会社も豊富なため、アドバイザーがしっかりサポートしてくれます。
同じ「ビジネス系」でも、それぞれの学校によってテキストや授業の進め方など異なりますし、テストの頻度や宿題の量だって違います。
カナダ留学コンパスではこのほかにも体験授業の様子をたくさんアップしています!
ぜひ、みなさんの学校・コース選びの参考にしてみてくださいね!
参考
- GBC (Gastown Business College)(ガスタウンビジネスカレッジ)基本情報
学校公式サイト(ページは全て英語です)