カナダ出身の有名人20人!歌手・俳優・歴史的な人物まで誰を知ってる?

世界の国旗

日本人にとって、アメリカ人・カナダ人・フランス人・イタリア人など、国による人種の差を見分けるのは難しいものです。そのため、「スーパースターはすべてアメリカ人」なんて誤解を抱いている人もいるかもしれません。

しかし、海外で活躍する人物の出身地はさまざまです。カナダ出身の人物の中にも、世界を股にかけるスーパースターがいます。

この記事ではカナダが生み出した世界の有名人を20人ご紹介!

自然豊かで広大なカナダの大地と自身の印象に差がありすぎる、意外なセレブも含まれているかもしれません。

ぜひ、最後まで楽しんでご覧ください。

ジャスティン・ビーバー

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21世紀の「キングオブポップ」、かのマイケルジャクソンの後釜とも言われるジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)。彼は、カナダのオンタリオ州にある「ロンドン」という街の生まれです。

おさわがせセレブとして有名な彼ですが、歌・ダンスのほかにドラム・ギター・ピアノ・トランペットなど、あらゆる楽器を独学で身につける才能豊かなアーティストでもあります。

12歳の頃にYouTubeに動画をアップすると、あっという間に5,000万回達成という記録を出し、その後は数々の音楽関連の賞を総舐め。高いカリスマ性を誇るジャスティン、じつは「カルバン・クライン(Calvin Klein)」のインタビュー動画内で「チャレンジしたいことは日本語の勉強」と語るほど、親日家としても知られています。

ジャスティンの音楽は日本でも人気で、街やテレビなどいたるところで耳にします。その中でも「What do you mean?」や「love yourself」などは人気の高い曲です。

アヴリル・ラヴィーン

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アヴリル・ラヴィーン(Avril Lavigne)は、カナダのオンタリオ州「ベルビル」の出身です。世界を股に掛けるロックプリンセスを産出した街は、人口5万5,071人ほど。じつはコンパクトな場所です。

自然が豊かで穏やかなベルビルで、アヴリル・ラヴィーンは12歳のときに初めてギターを手に取り、曲作りをはじめます。

2002年に発売されたファーストアルバム「let go」は世界中で話題になり、ガールズロック・ムーブメントの火付け役に。アヴリルの存在が注目されるようになると「アブリルに続け!」と言わんばかりにガールズロックが世界中で熱を帯びるようになりました。

親日家としての一面もよく知られていますね。シングルの「Hello kitty」では「ミンナサイコウ!アリガト!カ・カ・カ・カワイイ」という日本語の歌詞が含まれています。MVも日本で撮影をしたそうです。

カーリー・レイ・ジェプセン

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楽曲「call me maybe」で知られるカーリー・レイ・ジェプセン(Carly Rae Jepsen)は、ブリティッシュコロンビア州のミッション出身です。2007年のカナディアン・アイドルで3位を獲得し、2008年にはデビューを果たします。

代表曲である「call me maybe」は爽やかなメロディラインと素直な気持ちを表現した歌詞、さらに意外なオチが加えられたMVが人気を呼んでいます。日本でも、テレビCMや番組のエンディングテーマに用いられることが多い楽曲です。

そんなカーリー・レイ・ジェプセンは2003年には日本横断ツアーを開始。目立ったスキャンダルもなく、音楽やチャリティーに昔からずっと熱を注ぎつづけているシンガーです。

ジム・キャリー

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ジム・キャリー(Jim Carrey)はオンタリオ州出身の俳優です。コメディアン俳優として世界中に笑いの渦を巻き起こす彼ですが、じつは絵画の才能も持ち合わせているのをご存じでしょうか。

ジムの描く独特な世界観は多くの人を魅了し、SNSで彼が絵をアップするたびに、たくさんの反響がありました。

そんなジムですが、2022年のインタビューで「俳優業は引退を考えている」という旨を口にしています。ジム・キャリーの愉快な演技がもう観られなくなるかもしれないと考えると、とても残念ですね。

セリーヌ・ディオン

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世界の歌姫セリーヌ・ディオン(Celine Dion)はケベック州で生まれました。

代表作はもちろん、タイタニックの主題歌「My Heart Will Go On」。美しい歌声が映画作品ととてもマッチし、より感動的な世界観を演出していました。

そんなセリーヌは2016年に最愛の夫、レネ・アンジェリルと死別しています。亡き夫は彼女の26歳年上で、セリーヌのマネージャーをしていた人物です。

1998年にレネの食道癌が発覚すると、セリーヌは仕事を抑えて、彼の闘病生活に向き合うことを決意。26歳という年の差がある夫婦ですが、2人はレネの最期のときまで深い愛で結ばれていました。

キアヌ・リーブス

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映画「マトリックス」で知られる名優キアヌ・リーブス(Keanu Reeves)はトロント育ちです。

スクリーンの中で見るキアヌは凛々しく勇ましく、クールなイメージを持っています。しかしプライベートの彼はセレブとは思えないほど、質素で謙虚な人柄だそう。

たびたびパパラッチに撮られる姿は生活感にあふれたものが多く、老若男女問わず、そのギャップに心を奪われてしまいます。

また新日家としても知られており、日本にもたびたびプライベートで来訪しています。2023年には2月〜3月にかけて日本にお忍び滞在をしていたそうで、銀座のラーメン店にひょっこり姿を現したことが話題になりました。

ライアン・ゴズリング

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俳優のライアン・ゴズリング(Ryan Gosling)はオンタリオ州ロンドンの出身です。

ディズニーチャンネルで子役としてデビューをしたのち、2004年公開の「きみに読む物語」で話題に。その後「ラブ・アゲイン」や「ラ・ラ・ランド」などの話題作にも、出演を果たしています。

甘いマスクと整ったスタイル、ファンションセンスの良さやパートナーとの仲睦まじい関係性などが、多くの人を惹きつける彼の魅力です。

ジェームズ・キャメロン

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映画界の巨匠ジェームズ・キャメロン(James Cameron)もカナダの出身者です。オンタリオ州カプスケーシングで生まれ育ちました。

カプスケーシングは2021年時点での人口が7,092人と、とても小さな街です(出典:Stastics Canada|Profile table)。そんな街で、ジェームズ・キャメロン監督は自作の映画を15歳のときに初撮影します。

その後、映画制作会社に入社をして「ターミネーター」の脚本を執筆。その仕上がりのすばらしさに、映画界の多くの人々が彼の存在を認知するようになりました。

その後、名監督は「アバター」「タイタニック」など数々のトップヒットとなる作品を制作。

アメリカの経済雑誌「Forbes」の特集記事「The World’s 10 Highest-Paid Entertainers(2022年に世界で最も稼いだエンターテイナー10名)」では、彼の同年の収入は125億円にも上る旨が記されています。

ライアン・レイノルズ

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俳優のライアン・レイノルズ(Ryan Reynolds)はブリティッシュコロンビア州の大都市、バンクーバー出身です。とても地元愛が強い人物で、インスタグラムのアカウントID(vancityreynolds)からも、バンクーバーへの強い想いが感じられます。

彼の地元愛は、母校の卒業生にポケットマネーでお祝いを配ってしまうほど! 2020年に母校の卒業生に祝辞メッセージとピザショップのギフトカードを送ったことが、話題となりました。

俳優業では「ウルヴァリンX-MEN ZERO」や「名探偵ピカチュウ」など、アクションからコメディものまで幅広くこなしています。

エヴァンジェリン・リリー

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エヴァンジェリン・リリー(Evangeline Lilly)は、アルバータ州のフォート・サスカチュワンの生まれです。

ヒロインのケイト役に抜擢された海外ドラマ「LOST」が代表的な出演作品ですが、その後は映画「アントマン」や「アベンジャーズ」などの作品でも、情熱的で表現力豊かな演技を披露しています。

じつはエヴァンジェリン・リリーは、カナダの歴代首相を輩出してきたブリティッシュコロンビア大学の出身です。フランス語も堪能で、事前活動も盛ん、役に対しての向き合い方もストイックで完璧主義者であることから、とても聡明な女優であるといえます。

マイケル・J・フォックス

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コメディ俳優のマイケル・J・フォックス(Michael J. Fox)は、アルバータ州の州都であるエドモントン出身です。「バックトゥーザフューチャー」や「アトランティス:失われた帝国」「スチュアートリトル」など、ファミリーで楽しめるコメディ映画に多く出演してきました。

しかし画面の向こうでたくさんの人を笑顔にしてきた彼は、じつは、パーキンソン病を患っていたそう。パーキンソン病とは震えや転倒などが頻繁に起きる、運動障がいの1つです。

自身の病気と向き合い、同じ症状で苦しむ人々の助けになろうと、マイケル・J・フォックスは「マイケル・J・フォックス パーキンソン病リサーチ財団(The Michael J. Fox Foundation)」を設立。現在では俳優業の仕事量を抑え、世界中のパーキンソン患者に勇気を与える活動をメインにこなしています。

キーファー・サザーランド

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とても力強くストイックなイメージを持ったキーファー・サザーランド(Kiefer Sutherland,)は、トロント出身です。

海外ドラマ「24ーTWENTY FOURー」の主人公「ジャック・バウアー」を演じたことで、ジャックのイメージが先行し、タフな印象を抱かれやすいキーファー。しかしじつは、プライベートは明るく楽しい人物なのだとか。

また、大女優ジュリア・ロバーツと婚約をしていた過去も持っています。しかし挙式の3日前に2人は破局。現在は友人関係を保っていますが、当時からしばらくはピリピリとした間柄だったそうです。

キーファーの父は名脇役俳優のドナルド・サザーランドです。彼についても、後ほどご紹介します。

レイチェル・マクアダムス

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レイチェル・マクアダムス(Rachel McAdams)は、オンタリオ州ロンドンの出身です。

上述したライアン・ゴズリングと「きみに読む物語」で共演をしており、レイチェルはヒロイン役を演じています。その後は「シャーロックホームズ」シリーズにも出演しており、女優業やモデル業などに励んでいる様子です。

2018年には写真家のクレア・ロススタインが撮影したレイチェルの大胆な写真が、話題になりました。搾乳機を両胸にあて、ドレスで着飾った出産直後のレイチェルの姿は、今でも人々の記憶に焼き付いています。

ウィリアム・シャトナー

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ウィリアム・シャトナー(William Shatner)はケベック州モントリオールの出身です。

映画監督であり俳優・声優業・ラジオDJや作家もやるマルチプレイヤーの彼は、1960年代に開始されたTVドラマ「宇宙大作戦」で主役を演じました。

「宇宙大作戦」は世界中で一大ブームを巻き起こし、日本でも多くのファンが放送開始時間になるとテレビ前に張り付いていたとか。

その後、1979年に映画スタートレックシリーズがはじまると、ウィリアム自身も制作や監督、脚本などに携わるようになります。

ちなみにウィリアムはケベック州出身なため、フランス語も堪能です。

ドナルド・サザーランド

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ドナルド・サザーランド(Donald Sutherland)はニューブランズウィック州セントジョン出身です。

息子はドラマ「24ーTWENTY FOURー」で主役のジャック・バウアー役を演じたキーファー・サザーランドです。親子で役者という職業に就いていますが、父のドナルドは「名脇役」と賞賛される役者であり、主演を果たした作品はありません。

しかし彼が演じる役はどれも良い味を出しており、作品のスパイスとして欠かせない存在とされています。

そんなドナルド・サザーランドは息子の作品である「24ーTWENTY FOURー」の大ファンだそう。食事中にうっかり息子のキーファーが「24ーTWENTY FOURー」のネタバレをしたところ、父ドナルドが大激怒。キーファーを家から追い出した、なんてエピソードもあります。

ドレイク

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ラッパーのドレイク(Drake)は、トロント出身です。

ラップが本職の彼ですが、じつはカナダの人気学園ドラマに、第1シーズンから第7シーズンまでレギュラー出演をしていた過去があります。

そんなドレイクの魅力は、巧みなワードセンスとキャッチーな音遊びなどが挙げられます。ドレイクはどのような言葉を紡げば人々の心に響くのか、ヒットを飛ばす音は何かなどが見えているかのように、つくる曲が話題になるものばかり。

また、自身の恋愛歴も歌の潤滑油となっており、過去にはあの歌姫リアーナと泥沼恋愛が話題になったことも。ジェニファーロペスとも恋の噂が上がったこともあり、豊かな恋愛経験がドレイクの作る多くの恋の歌に、情緒を加えているのでしょう。

代表曲は「In my feeling」や「God’s plan」などが挙げられます。

ザ・ウィークエンド

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ザ・ウィークエンド (The Weeknd)はオンタリオ州のスカーバロー出身です。シンガーソングライターであり、音楽プロデューサーとしても活躍しています。

2012年のメジャーデビュー後、コンピレーション・アルバム『トリロジー』で全⽶チャート初登場4位を記録。その後はアリアナ・グランデのシングルに参加するなど、輝かしい活動をするザ・ウィークエンド。根っからのアーティストである彼は、パフォーマンスも観客の心に訴えかける内容が豊富です。

たとえば、ザ・ウィークエンドが公の場に姿を表すとき、かならず顔に傷のメイクを施して登場していた時期がありました。これは「セレブやティーンが自己承認欲求を満たすために自身の顔に傷をつけること(=整形)」への風刺であったそう。

人とは少し違った表現方法を用いる彼の作品は、今後も世界中の人々に強い影響を与えることでしょう。

パメラ・アンダーソン

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ブリティッシュコロンビア州出身のモデルであり女優のパメラ・アンダーソン(Pamela Anderson)は、自然体の自分を受け入れている人物です。

多くの女性がアンチエイジングや美容に精を出す中、彼女は「加齢は楽しみのひとつ」と捉えているそう。

年齢を重ね経験が豊かになっていくことを「美しさ」と受け止め、自然体でい続ける素晴らしさを語るパメラの言葉は、世の女性にたくさんの影響を与えています。

また、パメラは動物実験や毛皮への反対運動など、動物保護活動にも精力的な人物です。自分自身を愛し大切な物を守ることに意欲的な姿に、世界中が多くの関心を寄せています。

ジェームズ・ネイスミス

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ジェームズ・ネイスミス(James Naismith)はオンタリオ州出身の、カナダの体育教育者です。バスケットボールの考案者としても知られています。

ジェームズがバスケットボールを生み出したのは「屋内スポーツを生徒たちにやらせたい」というのがきっかけでした。しかし学生たちが考案するスポーツは、どれも体をぶつけたり走り回ったりと、屋内スポーツとしては不向きな内容ばかり。

そこでジェームズは相手の体に触れたりぶつかったりしてはいけない、バスケットボールの基礎となるスポーツを考案しました。

バスケットボールといえばアメリカを連想しますが、カナダでバスケットボールのヒントが生まれていたことを知らなかった方は、多いのではないでしょうか。

デヴィッド・スズキ

デヴィット・スズキ(David Takayoshi Suzuki)はブリティッシュコロンビア州バンクーバー生まれです。生物学者であり環境問題の活動家、さらにブリティッシュコロンビア大学の名誉教授として活躍しています。

1990年にはNPO団体デヴィッド・スズキ基金を設立し、環境保全に意欲的に取り組むスズキ氏。じつは2004年におこなわれた国民投票で「現存するもっとも偉大なカナダ人」に選ばれた過去があります。

環境問題を説き、自然を残そうと人々を導く彼は、世界中の環境保全活動家にとってリーダー的な存在です。

まとめ

カナダの旗

自然が豊かで伸びやかな環境のカナダは、多くの有名人がその才能を育てた地でもあります。

ご紹介した有名人の中に気になる人物がいた方は、ぜひ出身地に足を運んでみてくださいね。

訪れた街でどのような暮らしをしたのか想像を膨らませることで、その地で過ごす時間が、より楽しくなるでしょう。

執筆者 執筆者
Anna

新卒で金融機関に就職、ウェブ担当者として、ホームページのリニューアル・運営を一任される。以来10年以上、SEO・ウェブマーケティングはもちろん、デザイン・コミュニケーションなど、多岐にわたる分野で活躍。留学を機に、現在はカナダ在住4年目、ウェブサイトの改善・運営・SNS運用など、様々なプロジェクトに携わっています。

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