トロントのエリアの完全ガイド
カナダの最大都市、トロント (Toronto) はカナダ経済の中心であり、アメリカを含む北米ではニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴと続き、4番目の規模を有します。
また、トロントはカナダに入ってきた様々な国籍の移民を多く受け入れていることもあり、多文化的かつ人口構成も国際色豊かで、『人種のモザイク』 と呼ばれています。
移民がもたらした様々な国籍の文化が共存し、80以上ものエスニックタウンが形成されています。
街を歩けば世界中の人種を見る事ができ、それでいて犯罪発生率は低く、街は清潔で人々の生活水準も高いため、世界で住みやすい都市の一つとして、各種機関によって毎年のようにランクされています。
トロントの基本情報
金融や経済から、出版、電気/通信、医療、スポーツ、芸術などすべての都市産業が発達しており、カナダ国内企業の多くがここトロントに本社を構えています。
数多くの日系、多国籍企業も支社を構えていますよ。
人口は約 350 万人、周辺を含めた大都市圏としては約 600 万人、オンタリオ州の州都です。
日本との時差は-14時間(サマータイム*は13時間)です(*毎年3月の第2日曜日~11月第1日曜日まで)。
仕事の数も多いので、ワーキングホリデーや留学中の仕事探しには困りません。
カナダでのエンターテイメントの中心でもあるので、定期的に変更されるアートギャラリー訪問や演劇鑑賞など、文化的な催しに興味がある人には嬉しい街です。
夏場は湿気があり30度くらいまで気温が上がることもありますが、冬は氷点下以下まで下がることも珍しくないトロントは、10月後半から4月上旬ころまで雪が降ることがあります。
それでもカナダの中ではそこまで寒い土地ではありません。
大都市でありながらバンクーバーほど日本人を含むアジア人で溢れていないので、外国で生活している感を感じられるのも嬉しいですね。
トロント留学のメリットとデメリット
トロント留学のメリットとしては以下の6つが挙げられます。
- 人気のある大都市
- エンターテイメントやスポーツに熱い街
- 多文化なので色々な文化に触れられる
- 治安が良い
- お店が多く、日本食ブーム
- 勉強に適した環境
また、デメリットについてはいくつか挙げられますが、留学「自体」にデメリットはありません。
留学のデメリットは、実はメリットの裏返し、つまりメリットを十分に享受できないことのリスクです。
「メリットを生かせるかどうか」は自分次第ですし、デメリットをメリットに変えられるかも自分次第です。留学でメリットを得るには、具体的な目標設定と、目標達成のための計画がキーポイントになります。
トロント留学の費用について
1か月のトロント留学の場合、留学費用は通常約$5,500 CADかかります。飛行機代や学費などは、長期になるとお得になります。必要項目ごとの目安費用を紹介していますので、留学期間や目的、普段の生活などから費用を見積もってみましょう。 節約の方法もお伝えしています♪
トロントの天候、気候
トロントはカナダでは南部に位置しオンタリオ湖に接していることから、気候は国内の中では比較的穏やかです。夏は暑く湿度があり、冬は一般的に寒いですが、カナダ北部やアメリカ北西部の内陸と比べると温暖です。四季がはっきりしていますが、日々の気温に差があり、冬の寒い時期は特に気温差が大きくなる傾向にあります。オンタリオ湖や他の五大湖の影響を受けやすく、湖に起因する降雪も見られます。
トロントの冬は、短期間ではありますが最高気温 10℃ (14°F) 以下に下がり、冷えた風の影響で体感温度がさらに低くなることが時折あります。スノーストーム(吹雪)にはしばしば氷や雨が混ざって降ることがあり、雪の影響で仕事や旅行のスケジュールが大きく狂わされる事も多々あります。冬季に訪れる場合は、防寒服をしっかり用意しておくのがよいでしょう。
夏のトロントは長期に渡って湿度が高く、時には日中の気温が 35℃を超え、不快と感じるほど蒸し暑い天気になることがあります。春と秋は季節の移り変わりの時期で、穏やかで涼しい気温になります。
降水量は年間通じて分散していますが、通常、夏から秋にかけてが最も降水量の多い時期で、そのほとんどは集中豪雨として短時間のうちに降ります。年間降水量の平均は785.9mmで、降雪量は108.5cmです。年間日照時間は2,161.4時間で、暖かい季節に多いです。
トロントの四季と、適した服装など詳しくはこちらをご覧ください。
トロントの治安情報について
世界で最も住みやすい都市ランキング(The Global Liveability Index)で上位にランクインしているトロントは、カナダ全土の中でも治安のよい街と言われています。
2018年、2019年とトップ10入りしていたトロントですが、2021年のランキングではトップ10入りを逃しました。ですが、2022年、CNNによると「世界の住みやすい都市ランキング22年版」にトロントがTOP10入りし、8位にランクインしています!(ちなみに日本の大阪が10位にランクインしたそうです。)
トロントでよく聞かれる軽犯罪は置き引き・すり・自転車の盗難などが多く、凶悪犯罪は滅多に起こらないようですが、それぞれが日本にいる時以上に防犯に気を配ることは大切です。
トロント留学におすすめな学校
留学地として人気のトロントには数多くの学校があります。学校の規模も学習内容も、様々な選択肢の中から選ぶことが出来ます。留学の目的や、期間や予算、求める雰囲気などから自分に合った学校を選びましょう。
主な大学には、トロント大学、ヨーク大学、オンタリオ美術デザイン大学、ライアソン大学などがあります。
https://canada-school.com/school_category/toronto/
トロント留学におすすめな留学エージェント
留学エージェントは、留学の手続きを代行する留学手配の代理店です。
留学エージェントによって、渡航前や渡航後にサービスを提供しており、サービスの内容が無料であったり有料であったり、会員になれば無料になったり、会員限定の場合もあります。
留学エージェントを利用することで、
- 大変な留学準備を代行してもらえる(時間が節約できる)
- カナダの学校とのやりとりも代行してもらえる
- 留学エージェントから情報を得られる
- 「このやり方で合っているの?」という不安が緩和できる
このようなメリットがあります。
弊社を含めて、トロント留学を扱うエージェントはいくつかあります。詳しくは下記をご参照ください!
トロントの見所とイベント情報
カナダ最大都市のトロントには名所やイベントが盛りだくさんです!
トロントのおすすめ観光スポット
トロントといえばCNタワーです。
高さ553.33mのタワーは、2007年にドバイのブルジュ・ハリファに抜かれるまで世界一の高さを誇っており、トロントの象徴とも言われています。
4つある展望台は、観光客にも非常に人気です。
その他にも、ロイヤル・オンタリオ博物館やロジャーズ・センターなどの芸術やエンターテイメントも楽しめる観光スポットもあります。
また、カナダで一番有名なお城、カサ・ロマもトロントに来たら是非行ってみてください。
「トロントを訪れた際にぜひ行ってみてほしい、外せないおすすめ観光スポット」はこちらをご覧ください。
注意する点
トロントでは野外での飲酒は全面的に禁止されています。
留学中やワーキングホリデー中に、友達とピクニックやバーベキューは付きものですが、野外でのお酒はNGです。
どうしても飲みたい場合は、誰かのアパートで集まりましょう。
また、レストランやパブでも深夜2時以降のアルコールの提供は禁止されています。
トロントのイベント
トロントでは、季節ごとの催し物や、移民国家ならではの幅広い内容のイベントが年間を通して開催されます。
まとめ
今回は「トロントってどんな町だろう?」という方に向けて、トロントの概要について紹介しました。
弊社では鮮度のある情報をもとにカウンセリングを実施し、最適な留学プランをご提案いたします。
トロントへの留学をご検討中の方はぜひご相談ください!
一緒にトロント留学を考えていきましょう。