大学付属ESLと民間(私立)ESLの違い

留学を考えた時にまず語学学校を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

その語学学校にも種類があることを知っていますか?

  • 大学付属ESL
  • 民間(私立)ESL

今回は、大学付属ESLと民間(私立)ESLの違いをしっかりと理解して、本当に自分に合う学校、自分が求める環境かどうかを見定めて学校を選びましょう。

それでは早速、この2つの違いをわかりやすくご説明していきます。

  • 大学付属ESL
  • 民間(私立)ESL

大学と大学付属ESLは違う

大学の付属ESLってどんなイメージでしょうか?
どちらかというと大学の名前がついている方がなんだかアカデミックでしっかり勉強できそう……と思っている方も多いかも知れません。

大学附属ESLのイメージ

  • キャンパスがカレッジや大学の中のある
  • ローカルの学生達との交流がありそう
  • ドラマで見るような、海外のキャンパスライフが待っている!

しかし、現実は全然違います。。。

末永

大学と大学付属ESLは全くの別物なんです!

大学付属ESLの特徴

大学付属ESLの特徴
学費 高い(1学期が7〜14週間程度の学校が多いので、まとまった学費が必要)
国籍 中国人がほぼ占領しており、アジア人メイン
授業内容 大学の授業で困らないための英語(例:レポートの書き方、テキストの読み方)
・ディベートやディスカッション、グループワークなどが多く、宿題の量が多い
アクティビティ 大学の設備が使える(食堂、図書館、コンピュータールームなど)
入学日 決まっている自由度がない
テスト 定期的にあり
設備 大学の設備が使える(食堂、図書館、コンピュータールームなど)
環境 教室自体は大学内にあるが、カナダ人の学生と触れ合う機会はまれですが、教室がキャンパス内にあるので教室を出るとカナダ人の学生もいる

大学付属ESLの料金

大学付属ESLの料金を、Langara College付属ESLのLEAPプログラムを例にご紹介します。

Langara College  LEAPプログラム
受講期間、学費 学期(7週間)制、最低2学期の受講が必要
$2,988(7週間)、$5,976(14週間)
1週間当たりの学費 $426.85

民間(私立)ESLの特徴

いっぽう、民間(私立)ESLには次のような特徴があります。

民間(私立)ESLの特徴
学費 比較的リーズナブル(例:3ヵ月で約$3,000~$4,500)
国籍 多国籍なクラスで少人数、大体10~15名
授業内容 総合的な「英語力」をつけるためのカリキュラム
・スピーキングに力を入れている学校が多い
アクティビティ 活発で楽しみながら勉強できる
入学日 フレキシブル(毎週月曜日入学可能な学校がほとんど)
テスト 宿題やテストは少なめなので、自分で勉強しなければ楽しいだけで終わってしまう場合もあります
設備 自習室、コンピュータールームなど
環境 ・基本的に学校内は留学生オンリー (一部フランス語コースがある学校はカナダ人学生もいる場合あり)
・学校によっては、ESLの後の進学先をたくさんの学校の中から選ぶことが可能

もちろん、大学進学を目指さない、カジュアルなプログラムなら、もっと安い学費の学校を探すことも可能です。

「大学付属ESL」「民間(私立)ESL」どちらがおすすめ?

ここまで、大学付属ESLと民間(私立)ESLの主な特徴をご紹介しました。

でも、「結局、どっちを選べばいいの?」って思っちゃいますよね。

大学付属ESLをオススメする人

端的に言えば、大学付属ESLをおすすめするのはこんな人です。

大学付属ESLがオススメな方

  • 進学したい大学がはっきり決まっている人
  • 「この大学に留学した!」という実績がほしい人
  • 認定留学を予定している人

それ以外の方には「民間ESL」がオススメ

それ以外のすべての留学希望者は、民間(私立)ESLをお勧めします

特に大学生や社会人などで、ワーホリや一年間の留学希望の方々には、大学名に惑わされずに民間(私立)ESLに通われることを強くお勧めします。

中国人が大学付属ESLに多い理由

先ほど、「大学付属ESLには中国人が多い」と書きましたが、なぜでしょうか?

中国人にビザが下りないという問題

じつは中国人は、民間(私立)のESLに通うことが難しいからです。

中国人の場合、民間(私立)のESLなどに通いたくても、学生ビザの許可が降りないことが多く、公立のカレッジ以外に選択肢がないというのが現状です。

また、日本人と異なり中国にはワーキングホリデービザがありません。

そのため、自分で稼いで短期留学しようという需要があまりないこと、富裕層家族が子供を留学させる際に、名前の通った大学の名前がついたESLを選ぶ、という理由もあります。

ESLを卒業して「大学進学」する場合

また、大学付属のESLだから「卒業後はすんなりとその大学へ進学できる!」 という期待を持つ方もいると思います。

そちらの方が簡単に思いますが、現実は難しいのです。

例えば、Langara Collegeで提供している「LEAP(Langara English for Academic Purposes)」プログラムを参考にします。

レベル8になると自動的にランガラカレッジへの進学ができるのですが、このルートを使う生徒よりも、レベル6や7で他の方法で進学する生徒の方が多いです。

理由としては、大学付属ESLは、その大学への進学しかできず、さらに予定通りにレベル8まで英語力が到達しなかった場合、更に1学期分の受講が必要になるので大学進学の時期が遅れてしまい、その分授業料がかかります。

それよりも、民間(私立)のESLにある「パスウェイプログラム」を修了するほうがより近道で費用を抑えることはできます。

パスウェイプログラムとは?

英語の試験を受けることなく大学に進学できるプログラム。

つまり、大学付属ESLに通わなくても、民間(私立)のESLからも大学進学は可能なのです。

例えばですが、民間(私立)ESLのパスウェイの場合は、こんなことが可能なのです。

A大学の入学基準には届かなかったけど、Bカレッジの基準はクリアしたので、進学先をBカレッジに変更しよう

カナダには日本と違い「浪人生」という考えがありません。

なぜかというと、希望の大学に入学できなかった学生は、別のカレッジ、大学に入学して、2年次、3年次に希望大学への編入にチャレンジするからです。

だからこそ、民間(私立)ESLの方が、大学付属ESとは違い「プラン変更」という修正が効くんですね。

まずは英語の勉強に専念し、あとでカレッジや大学を決めたいという方には、絶対に民間(私立)ESLをオススメします。

たくさんの大学と提携している(複数のパスウェイプログラムを持つ)民間(私立)ESLに通う方が、その後の選択肢を幅広く持つことが出来ますよ。

まとめ

今回は、大学付属ESLと民間(私立)ESLの違いを紹介しました。

民間(私立)ESLを主にオススメしていますが、大学付属ESLにもこの記事で紹介したようにメリットがあります。

大事なのは、「大学」という名前で選ぶのではなく、大学付属ESLと民間(私立)ESLの違いをよく理解して、自分に合った語学学校を選ぶことです。

学校選びに迷ったら、カナダ留学コンパスにご相談ください。

1人1人のご希望に合った「本当に最適な学校」をご紹介します!

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

LINE@ で
カナダ完全ガイド一覧に戻る