カナダ留学の準備をしている際に、気になることの一つは日本の電化製品が果たしてカナダでも使えるかどうかだと思います。コンセントの形状やカナダの電圧、変圧器の必要性や、ドライヤーが使えるのかも気になりますね。
カナダのコンセントはどんな形で、電圧は同じなのかな......?
今回はこういった電圧、コンセントなどについての疑問にまとめてお答えします。
また、カナダに来てから変圧器や延長コードが必要になった場合、どこで買えるのかも紹介するので、「何も持たずにカナダに来てしまった!」という人も安心してくださいね。
このページの目次
電源まわりでよく使う英単語・表現
本題に入る前に、コンセントや変圧器などは英語で何というか解説します。
カタカナ英語では通じないものもあるので注意しましょう!
※英語はもう知ってる!という人は次の「カナダのコンセントは何型?どんな形?」に飛んで大丈夫です!
コンセント
コードを接続するための差し込み口のことです。
実は「コンセント」は和製英語でそのままでは通じません!
英語ではOutletと言います。
プラグ
コンセント(Outlet)に差し込むための、2つの突起(日本の場合)が付いた接続器のことを指します。
こちらはそのままPlug、またはElectrical Plugなどと呼びます。
変換プラグ
プラグの形状を、滞在国で使われている形状に変換したい場合に使います。
Plug converterやOutlet plug adapterなどと言う商品名で売っています。
変圧器
電圧の高さを調節する機器で、主に海外旅行や留学で異なる電圧の国に行く時に活躍します。
英語では、Voltage converterと言います。
延長コード
プラグがコンセントのある場所から遠い場合や、コンセントの差し込み口が足りない時に使われる機器。
英語では、Extension cordと言います。
ブレーカー
一度に電気を使いすぎて一時停電した経験はありませんか?こういった時に使われる「ブレーカーが落ちる」という表現。
カナダでも出番はあるかもしれません。
ブレーカーは circuit breakerや breakerと呼ばれ、「ブレーカーが落ちる」ことは”the breaker trips”と表現されます。
カナダのコンセントは何型?どんな形?
実は、カナダのコンセントの形は、日本と同じA型です。
以下は、私のシェアハウスのコンセント。
穴が一つ余分にありますが、電力が強い製品を使う場合などに使われるもので、日本のように差し込みが二つのプラグも問題なく使えますよ。
よって、変換プラグを買う必要はありません。
ただし、滞在中に他の国に旅行を考えている場合、コンセントの形が異なる可能性があるため、滞在先にあわせた変換プラグがあると便利でしょう。(隣国のアメリカもA型なので、アメリカに旅行するだけなら買う必要なし)
変換プラグは、日本の場合、電化製品を扱うお店や、東急ハンズなどの大型雑貨店、空港などで購入が可能です。
カナダの電圧&変圧器は必要?
カナダの電圧は、日本の電圧(100V)と異なり110〜120Vです。
- 日本の電圧 100V
- カナダの電圧 110V~120V
あまり大きな違いがないように感じるかもしれませんが、故障や火災の原因になる可能性があるので、日本から持ち込んだ電化製品を確認せずそのまま使うのは危険です。
ただし、近年はパソコンやスマートフォンなど、世界対応になっている電化製品もあるため、そういった製品のみを持っていく限りは、変圧器は必要ありません。
参考まで、私もカナダ留学中ですが、変圧器は持っていません。
日本から持ち込んだ電化製品のはMacBookとiPhoneのみ。
これらは世界対応なので、変圧器が要りませんでした。ドライヤーや電気ケトルは、現地に来てから購入しています。
日本のドライヤーなど、電圧が異なる製品をそのまま使いたい場合は、変圧器を用意しましょう。
ドライヤーは?
日本の電化製品はほとんどそのまま使えますが、ドライヤーについては要注意。友達の中には日本から持ってきたドライヤーが故障したとよく聞きます。
ただ、確認してみると、どうやら電圧が100Vだった模様。日本で市販されているドライヤーは100Vまでのものが多く、カナダは110〜120Vの為そのままでは使えないようです。
それでもどうしても日本のドライヤーを使いたい、という場合は変圧器などを使えば故障の可能性は減ると思いますが、それほど高いものではないので、カナダに到着後に購入する方が良いかもしれません。
なお、カナダでドライヤーはチェーンのドラッグストアなどで簡単に購入できます。
延長コードは必要?
延長コードは必須ではありませんが、コンセントが側にあるかわからず不安な人や、複数の電化製品を一度に使いたい人はあってもよいでしょう。
ただし、ブレーカーが落ちることもあるので、ドライヤーや電気ケトルなど、電力を大量に消費するものは同時に使わない方が無難ですよ。
なお、ブレーカーが落ちたら、ブレーカーのスイッチを上げ直す必要があります。
シェアハウスでブレーカーが落ちるという話は割とよく聞くので(うちもよく落ちます)、停電時に慌てないために、入居時にオーナーにブレーカーの位置を確認しておくことをおすすめします。
変圧器や延長コードなど電気機器はカナダのどこで買える?
もしも必要になった場合に備え、カナダ現地で変圧器や延長コードなど電気機器を取り扱っているお店を紹介しますね。
Best Buy(ベスト・バイ)
Best Buy(ベスト・バイ)は日本のヤマダデンキやビックカメラのような家電量販店です。
変圧器や延長コードはここで見つけることができるでしょう。
Canadian Tire(カナディアン・タイヤ)
Canadian Tire(カナディアン・タイヤ)はカナダの大手ホームセンターの一つ。
家具や工具のほか、変圧器や延長コードも取り扱っています。
Walmart(ウォルマート)
Walmart(ウォルマート)は大型のスーパーですが、雑貨やコスメ、衣類や食器類など、比較的何でも売っています。延長コードなど、電化製品も取り扱っています。
Real Canadian Superstore(リアル・カナディアン・スーパーストア)
Real Canadian Superstore(リアル・カナディアン・スーパーストアも、Walmartのような大型のスーパーです。
こちらも商品の取り扱いが幅広く、延長コードや変換プラグなどの取り扱いがあります。
Home Depot(ホーム・デポ)
日本のカインズなどに近いホームセンターのHome Depot(ホーム・デポ)には、延長コードが売っています。
Dollarama(ダララマ/ドララマ)
Dollarama(ダララマ/ドララマ)は、日本でいう百円均一ショップに近いお店です。
お菓子や日用品、雑貨などが安価な値段で買える、留学生御用達のお店の一つで、延長コードも取り扱っていますよ。
ダウンタウンを中心に複数のロケーションがあるので、お住まいの近くの店舗に行ってみてください。
まとめ
今回は、カナダのコンセントの形状や変圧器の有無など、電源に関連することをまとめて紹介しました。
ぜひカナダ留学の準備に役立ててください。
なお、変圧器や延長コード、変換プラグは基本的に機内持ち込みが可能です。
(最新の情報は利用予定の航空会社にご確認ください)
留学で必要なものリストは「【保存版】カナダ留学持ち物チェックリスト」にも載せているのでぜひあわせてチェックしてみてくださいね!