バンクーバーの気候・天候について

カナダといえば「寒い!」というイメージを持つ人が多いと思いますが、実は一年中どこでも寒いわけではありません。

カナダの国土は非常に広大で、海・川・山脈・草原・湖・北極地帯などの多様な地理の影響を受け、地域によって天候がまったく異なります。

日本でも、北海道と沖縄では全然気候が違いますが、カナダではその差がさらに顕著なのです。

この記事では、カナダの、バンクーバーの天候や気候についてにご紹介します。

カナダの他のエリアの気候についてはこちら

▶︎カナダの気候・天候について

バンクーバーの気候

留学先としても人気のバンクーバービクトリアが位置する太平洋沿岸は、日本と比較的気候が似ています。

カナダの中でも、もっとも生活しやすい気候なのがこのエリアだと言われているので、日本から訪れてもすぐに馴染めると思います。

夏は日本と比べかなり過ごしやすく、日中の気温は20度前後、カラッと爽やかな日が続きます。

特に7~8月からはベストシーズンで、世界中から観光客が訪れるのもこの時期です。

冬は、カナダの他の地域に比べると温暖で、寒い日でもマイナス1度前後。

雪もめったに降らず、東京や大阪の冬と似ています。

ただし、冬~初夏までは雨が多いので要注意です。

まるで長い梅雨のように数か月間も雨や曇りの日が続くので、日光浴不足が問題になるほどです。

冬~春ごろに渡航するなら雨具を準備するだけではなく、ビタミンD不足や季節性うつについても注意した方がいいでしょう。

秋は過ごしやすく、紅葉シーズンとしても有名です。

春には、日本と同じような桜も満開になります!

バンクーバーの平均気温

バンクーバーは日本人留学生に人気の都市で、前述したようにとても過ごしやすいと言われています。

東京、札幌を比較した時の平均気温が以下になります。

都市名1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
バンクーバー456812141818131064
東京55814182225272317127
札幌-5-4-161216202117114-2

バンクーバーの平均気温は東京と比べ、全体的に見るとやや低くなります。

しかし、冬の平均気温は東京とあまり変わらず、寒さ厳しいカナダの中では比較的温暖な気温の中で生活が送れます。

バンクーバーは年間を通して過ごしやすいというのが分かると思います。

冬は東京程度の寒さで、夏は札幌のような涼しさ。

日本の気候のいいところを取ったような場所が、バンクーバーなのです。

バンクーバーの春

バンクーバーでは春ごろから、徐々に気温が高くなり、屋外で過ごすのが楽しくなってくる季節です。

公園でコーヒーを飲みながら過ごすなんていうのものいいですね♪

4月ごろには、桜が見頃を迎え、日本のような桜を望むことができます。

春におすすめの服装

4月とは言えども、10度以下の日も多いため、冬用のコートも必要です。

5月になると、春らしい気候が始まり、長袖と羽織ものなどに薄手にして過ごせるようになるでしょう。

バンクーバーの夏

バンクーバーの夏は1年を通して、最も快適に過ごせる季節になります。

平均気温も東京と比べ低く、最高気温も30℃を超える日は少ないです。

心地よい暖かさの中で生活を送れます。

(ただ、2021年にはヒートウェーブという猛暑が到来し、東京の猛暑日のような気候になる日もありました。)

バンクーバーは、東京や札幌より緯度が高いため、夏は夜10時まで外が明るいこともあるので、外で遊ぶにはもってこいの季節です。

夏におすすめの服装

服装は日本と同様に、半袖1枚などで良いかと思います。

ただ日差しは強いため、帽子やサングラスなどの日除けグッズがあると重宝すると思います。

また、夜に冷え込んだ時のために、薄手の羽織りものもあるといいかもしれません。

バンクーバーの秋

バンクーバーでは、9月末ごろから10月頃を始め、気温が下がり雨も多くなっていきます。

雨の日も多くなり、日照時間も徐々に短くなってきます。

秋におすすめの服装

日本の秋のと同じような服装で過ごせます。

秋用のアウターや、秋物のニットなどもあると肌寒い日でも対応できるかと思います。

11月になると徐々に気温も下がり、冬に近づくので冬用のコートも必要になることがあるでしょう。

バンクーバーの冬

11月頃から、バンクーバーの冬がやってきます。

カナダの他の都市と比べると、バンクーバーの冬は気温の高いと言われていますが、たまに最低気温が氷点下まで下がる日もあります。

何より、バンクーバーの冬は雨の日が多いので、それが1番の特徴です。

雨のせいで、実際の気温より寒く感じることもあるでしょう。

雪はほとんど降らず、1シーズンに2-3度降るくらいです。

冬におすすめの服装

概ね日本の冬の服装と同じでも良いかとは思います。

ただ、日本のユニクロ製品などを利用して、防寒できるアイテムはあると便利かと思います。

また、長い雨の期間が続くので、防寒具だけではなくレイングッズも必要になります。

レインコート、レインブーツがあると重宝するかと思います。

まとめ

カナダはとても広い国で、地域によって気候はまったく異なります。

日本人にとって一番過ごしやすいのはバンクーバーエリア、その次にトロントやモントリオール。

北部の冬は厳しいですが、それもまたカナダの魅力でもあります。

留学先や留学シーズンを決める際には各地域の気候をよく調べて、自分の理想にあったものを選んでくださいね。

執筆者 執筆者
Miki

夢は海外移住。日本の正看護師とwebデザイナーの二足の草鞋。企業の専属web担当やブログ運営もしています。

2020年4月からワーホリ予定がコロナで延期→11月からワーホリでカナダに渡航

「夢のために努力と継続と行動を絶やさない」がモットー
好きな言葉は『夢は空高く、努力は足元に』

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