今やインターネットを利用するために、Wi-Fiに接続するのは当たり前の時代。
日本でも、大都市を中心に公共Wi-Fiが完備されつつあります。
では、カナダ・バンクーバーはどうでしょうか?節約留学生・ワーホリ民は特に気になりますよね!
今回は、これから留学や観光でバンクーバーを訪れる方のために、バンクーバーの公共Wi-Fi事情について解説します。
この記事でわかること
- バンクーバーに公共Wi-Fiはあるか
- バンクーバーで公共Wi-Fiが使える主要な施設
- 公共Wi-Fiを安全に使う方法
このページの目次
バンクーバーに公共Wi-Fiはある?
バンクーバーには、無料で使える公共Wi-Fiがたくさんあります!
バンクーバー市内には、2023年2月現在で500以上もの公共Wi-Fiがあり、無料で利用できます。
なお、上記にあるバンクーバ市提供のWi-Fiの名前(SSID)は「#VanWiFi」です。(類似の名前と間違わないようにご注意を!)
ダウンタウン周辺を散策するのであれば、場所にもよりますが公共Wi-Fiで乗り切れてしまうことも。
以下のサイトで、Wi-Fiが使える場所をチェックできるので、ぜひ活用してください!
詳しくはこちら
Wi-Fiが使えるメジャーな施設
先に紹介した、バンクーバー市が提供するWi-Fi以外にも、無料で使えるWi-Fiはあります。
ここでは、そんなWi-Fiが使えるメジャーな施設をご紹介しましょう。
バンクーバー国際空港(YVR)
飛行機でバンクーバーに降り立った直後から、Wi-Fiに接続可能です。
家族への到着報告や、滞在先までの移動手段のリサーチなどは、ここで済ませてしまいましょう!
図書館
バンクーバー市の公立図書館をはじめ、近郊にある図書館施設には公共Wi-Fiが完備されています。
図書館カード(作成無料)は作っていなくても、Wi-Fiは利用可能な場合がほとんどです。
(少なくとも、バンクーバー市とバーナビー市の図書館は大丈夫でした。)
最寄りの図書館の場所が知りたい方はこちらの記事をチェック!
ショッピングセンター
CF Pacific CentreやMetropolis at Metrotownなど、大きめのショッピングセンターにはWi-Fiが完備されています。
カフェやフードコート
スターバックス、マクドナルド、ティムホートンズなどのチェーンカフェには、Wi-Fiが完備されている場合がほとんどです。
個人経営のカフェでも用意されていることはあります。
- メールアドレスと氏名を入力すれば使えるタイプ
- 店員さんにパスワードを聞き、入力する必要があるタイプ
があります。
フードコートにもWi-Fiがあり、電源が使えるところもあるため、勉強やPC作業のために利用している学生さんが多いです。
交通機関
バンクーバーのバス・スカイトレイン・シーバス(フェリー)の一部には、公共Wi-Fiが完備されています。
メトロバンクーバーの公共交通機関であるTranslinkは、2026年までに全車両へのWi-Fiの設置が完了すると見込んでいるそうです。
そのほか、Yellow cabなど一部のタクシー、高速バスのグレイハウンド(バンクーバー〜アメリカ・シアトル間での利用者が多い)などにも無料Wi-Fiが完備されています。
公共Wi-Fiを安全に使うには?
公共Wi-Fiは便利だけど、セキュリティ面が心配だな......
という方もいるでしょう。
そこで、公共Wi-Fiを安全に使う2つのポイントをご紹介します。
1. 暗証番号など、重要な個人情報入力時には使わない
公共Wi-Fiのメリットは無料でインターネット接続できることですが、反面、セキュリティが脆弱です。
悪意ある人間が、公共Wi-Fiによく似たネットワーク名のWi-Fiを作り、利用者の個人情報などをハッキングすることもあります。
そのため、使う場合はインターネット検索や動画視聴にとどめ、クレジットカード番号や銀行の暗証番号入力など、重要な個人情報を入力するときには使わないのが無難です。
2. VPN(Virtual Private Network)を利用する
VPN(Virtual Private Network)は、スマホやPCから発信するデータを暗号化してくれる技術で、第三者からの不正アクセスを防ぐことができます。
VPN利用のメリット・デメリット、おすすめのVPNサービスなどは以下の記事で解説しています。
詳しくはこちら
バンクーバーにきたらWi-Fiを活用しよう!
今回は、バンクーバーの公共Wi-Fi事情や、使える場所、安全に使う方法などを紹介しました。
公共Wi-Fiは、データ通信量が抑えられ、外出先でもインターネット利用ができる便利なサービス。
バンクーバーにきたら、ぜひ活用してみてくださいね!