Tamwood Careers(タムウッド)のデジタルマーケティングコーププログラムを体験してきました!
Co-opを取りたいけれど学校・プログラム選びに迷われている方、カレッジの雰囲気が気になる方などはぜひご参考に!
働きながら学べる、仕事を探すうえで実践的な知識を学べる、など人気のコープ(CO-OP)ですが、想像できないことも多いと思います。
例えば、
- 実際の授業はどんな様子なのか
- どんなことを学ぶの?
- 課題や宿題は多いの?
- 授業についていけるか心配
そこで、みなさんの学校選びの参考になるように、様々な学校の体験授業を受けてきました。
私が実際に授業を体験して感じたことなどをお伝えしますね!
このページの目次
Tamwood Careers
今回、体験授業に参加した学校は「 Tamwood Careers(タムウッド)」です。
一般英語を学ぶTamwood Language Centres(ESL)と同じ校舎で語学学校(ESL)とカレッジの授業を行っています。
時間割はこちらです。
Digital Marketing | |||||
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4:00pm-9:00pm | class | - |
シンプルなスケジュールになので予定が立てやすいですね!
学校の情報は下記をご覧ください。
参加したプログラム・クラスについて
今回体験した授業はこちらです。
参加プログラム | デジタルマーケティングCo-opディプロマ (Digital Marketing Co-op Diploma) |
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プログラム期間 | 授業6か月+Co-op 6か月=計12か月 (入学日:毎月1回) |
参加クラス | コンテンツマーケティング(Marketing Channels—Content is King) |
授業形式 | 対面/オンライン ハイブリッド形式 |
体験した日 | 11月9日(火)16:00-21:00 |
基本的には対面ですが、希望によりZoomからオンライン参加が出来るハイブリッド形式です。
生徒の中には他の州から受けている生徒もいる他、仕事の都合などでオンラインを選ぶ生徒もいるそうです。
選択肢があるのは助かりますね。
それではそれぞれを詳しくお話ししていきますね。
プログラムについて(デジタルマーケティング)
Tamwood Careers で今回体験してきたのはこちらの3つのプログラム
- ホスピタリティ&ツーリズムCo-opディプロマ 12か月
(Hospitality & Tourism Co-op Diploma) - 国際ビジネス&マネジメントCo-opディプロマ 12か月
(International Business & Management Co-op Diploma) - デジタルマーケティングCo-opディプロマ 12か月
(Digital Marketing Co-op Diploma)
今回はこの中の「デジタルマーケティング」プログラムについてお伝えします!
このプログラムでは、デジタルマーケティング、デジタルコミュニケーション、ブランディング、ウェブデザイン、ソーシャルメディア管理、マーケティングオートメーションなど、デジタルマーケティングに必要な基本スキルを総合的に学ぶことができます。
クラスについて(コンテンツマーケティング)
このプログラムでは以下の6つのコースを4週間ごとに学びます。
- Introduction to Marketing
- Digital Marketing Fundamentals
- Marketing Channels—Paid Channels
- Marketing Channels—Content is King
- Strategic Web Design
- Marketing Technology & Automation
その中で今回受講したのは「コンテンツマーケティング(Marketing Channels—Content is King)」クラス。
オンラインで投稿するコンテンツを作れるようになることを目標としています。
- ブログ記事の書き方
- 画像編集、タグについて
- SEO(サーチエンジン・オプティマイゼーション)
などついて学びます。
実際にコンテンツを作りながら学んでいきます。
人数と国籍バランス
私が参加したクラスの人数と国籍バランスは下記で、対面クラス全員で21(Zoom 9)人でした。
- 日本人:10人
- その他アジア系の方:1人
- その他の地域の方:10人
アットホームでリラックスした雰囲気でした。
授業中は基本的には静かに聞いてましが、意見や質問も多かったです。
デジタルマーケティングプログラムの特徴として、生徒自身がユーザーであり親しみのある内容を勉強するので、生徒参加型になりやすい傾向があります。
この授業でも「この企業は私の国ではこんなビジネスをしてるよ!」と意見が上がったり、SNSの設定を教えあうなどの場面も見られました。
写真はブレイクタイム(休憩/休み時間)の様子です。
大きなクラスですが皆さん仲良さそうでした。
コロナの影響もあり、今期は1クラスのみの開講となっておりZoom含め30人強のクラスになっています。
国境が開きだしたので、来期は受講者が増え2クラス開講になる予定だそうです。
注意事項
学校のパンフレットなどで、国籍比率や年齢層など情報があるかもしれませんが、コロナウイルス拡大の関係で人数の変動や、国籍の偏りがある場合があるのでご了承ください。写真は新型コロナウイルスの流行禍のものになります。
また授業スケジュールなどは記事作成時のもので、変更になる可能性もございます。
実際の授業の流れ
レクチャー(大学の講義のように先生の講義を聞く形)の後個人でクラス内エクササイズをし、ブレイク後グループワークという流れでした。
教材は先生が作ったスライドを利用します。
授業の内容
本日のテーマはソーシャルメディアについてです。
様々なプラットフォームのビジネス利用について学んでいきます。
各ソーシャルメディアの特徴や機能を踏まえたうえで、実際にどのようにビジネスに利用されているのかを見ていきます。
例えばFacebookやInstagram では、同サイト上で買い物まで完結できます。
最近社名をMeta(メタ)に変更したFacebookですが「仮想空間メタバースを創造するという会社のビジョンに焦点を当てる」ためだそうです。
スマホひとつで完結・何不自由なく生活できる世界がFacebookの目指す世界ですね。
単にSNSの利用法だけでなく企業の理念や方向性も理解していきます。
また、ビジネス目的でも投稿をし始めた際には、ビジネスと個人のアカウントを分けることも非常に大切だそうです。
先生は自分の名前を検索した際、5年前のTwitter投稿が検索結果トップに出てきたのですべて削除したとのことでした。
また、ビジネスでは他の人の代わりに投稿することもあるかと思いますが、その際トーンを統一することも大切です。
エクササイズ
講義の後はコンテンツカレンダーについてのエクササイズです。
各々3つテンプレートもしくはサイト/アプリを選び、どの機能がいいかよくないか、比較します。
将来仕事でコンテンツ投稿を任された際、自分が使いたいツールを選び、使い方を学びます。
簡単に文章にまとめ先生に提出した後、クラス内で意見を共有します。
コンテンツカレンダーとは、コンテンツの公開時期などを記したスケジュール表のことです。
形式に特に決まりはなく、ExcelやGoogle Spread Sheets を利用する人も多くいます。
仕事の場では、自分のほかに様々なライターや編集者、マーケターなどと関わりサイト運営をしていくことが多くあります。
その際複雑になりがちな進行を分かりやすくし、情報を共有する、というのが大きな目的です。
上司や関係者への報告も容易になりますね。
また、過去に投稿済みのコンテンツはもちろん将来の投稿予定も確認が出来るので、重複を避けることができますし、投稿頻度などの管理もしやすくなります。
カバーしきれていない話題も見つけやすくなります。
会社によっては決まったツールを使用しているところもありますが、基本の使い方は大きく変わりません。
実際に仕事で使う際に自分のお気に入りのツール・使い方がすでにある、使い方を知っていることで自信にも繋がりますし、スムーズに業務に入れますね。
グループワーク
授業の最後には、プレゼンテーションの為のグループワークをします。
グループは自由に作っていいので近くに座っている人同士で4-5人のグループになっていました。
テーマは「SNSで交流を広げる方法」です。
SNS初心者向けに、どのプラットフォームをお勧めするか、その理由、使い方などを教えることが目的です。
YouTubeのビデオのようなイメージで作っていきます。
Facebookなどの他にも、ビジネス交流を目的としたLinkedIn、ソーシャルメディアという枠組みではないが、人とつながることを目的としたオンラインツールであるMeetupなども候補に入りました。
グループを作る段階から皆さん自発的で、すぐに活発な話し合いが始まっていました。
宿題・テストについて
宿題というよりは、クラス内で完結するエクササイズが主だそうです。
昨日は課題があり、WordPressで初心者に向けてSEOについてのブログを書くことでした。
SEO(サーチエンジン・オプティマイゼーション)についての授業の後、クラス内で時間を取り作成したそうなので、分からないことはすぐに先生に確認できます。
明日は選択問題のテストがあり、成績の35%になるそうですよ。
講師について
フレンドリーな先生です。
授業開始時に生徒全員にお菓子をシェアしてくれました。
Marketing Technology & Automationのクラスも教えているそうで、直近のクラスではCRM(顧客管理システム)について教えたそうです。
15年マーケティング関係の仕事をされており、小さい会社から大企業まで経験されたそうです。
先生によると、本日はクラス内ワークが多く静か目の授業だったそうですが、いつもはもっと生徒間での話合いが多いとのことですよ!
まとめ
今回は、「Tamwood Careers(タムウッド)」という学校のデジタルマーケティングプログラムの授業を体験しました。
本日のテーマであるソーシャルメディアはもちろん、スマートホームなど身近な話題で盛り上がり、楽しいクラスでした。
理論を学ぶというよりは、世界観を理解し実際に手を動かしていく印象でした。
同じ「デジタルマーケティング系」でも、それぞれの学校によってテキストや授業の進め方など異なりますし、テストの頻度や宿題の量だって違います。
ぜひ、みなさんの学校・コース選びの参考にしてみてくださいね!
学校公式サイト(ページは全て英語です)