【2025年夏】カナダのサマースクール(サマーキャンプ)とは? おすすめ学校、期間、値段まで紹介

カナダでサマーキャンプ
監修者 監修者
末永 真一

カナダ留学コンサルタント、RCA 海外留学アドバイザー No.162002
カナダ在住20年以上のカナダ留学専門家。カナダ留学情報を発信するTwitterアカウントはカナダ以外も含む留学ジャンルでフォロワー数1位(1万人以上)、月間最大インプレッションは400万を超える。現在までサポートしてきた生徒数は1万人以上。

最近では英会話スクールなどで、日本でも「サマーキャンプ」という言葉を耳にするようになってきました。

日本でよく聞くサマーキャンプは、2日~1週間程度で、郊外のエリアに移動しておこなわれることが多いようです。

それに対して、カナダのサマーキャンプは下記のような特徴があります。

カナダのサマーキャンプの特徴

  • いろいろな国から同年代の留学生が集まる
  • カナダの大自然でアクティビティに参加できる
  • 小・中学生だけでなく高校生向けのプログラムもある
  • 8週間まで1週間単位で申し込める

本記事では、カナダでのサマーキャンプについて紹介します。

サマーキャンプ(サマースクール)とは?

そもそも、サマーキャンプ(サマースクール)とはどのようなものを指すのでしょうか?

まず「サマーキャンプ」という名前から誤解されそうですが、テントを張って飯ごうでご飯を炊くという、いわゆるキャンプではありません

どちらかというと、夏休み期間に行われる「なにか特化したものを学べる課外スクール」というイメージでしょうか。

日本の留学業界で言われる「サマーキャンプ」は、小学生、中学生、高校生向けの夏季の短期留学プログラムという認識で大丈夫です。

カナダのサマーキャンプは、英語やフランス語の学習とアクティビティを組み合わせたプログラムで人気が高く、世界中から多くの参加者が集まっています。

このように、カナダのサマーキャンプは単なる休暇の場を超え、子どもたちの成長を支える貴重な経験の場として定着しているのです。

カナダのサマーキャンプ(サマースクール)の特徴

日本でもサマーキャンプはありますが、カナダでのサマーキャンプには日本とは違った次のような特徴があります。

もうすこし詳しく紹介していきますね。

英語力の向上

カナダのサマーキャンプの1つ目の特徴は、英語力が向上することです。

経験豊富な講師による授業で、子どもの英語力にあわせつつ、効果的に会話力を伸ばします。

基本的には平日の午前中に英語レッスンを行い、午後の活動で学んだ知識をアウトプットします。

学んだ英語を即座に実践する環境が整っているため、自然と英語力の伸びを実感できるでしょう。

異文化交流

カナダのサマーキャンプの2つ目の特徴は、異文化交流ができること

カナダは英語もなまりが少なく、治安がいいこともあり、留学先として人気です。

もちろんサマーキャンプにもさまざまな国から子どもたちが参加するので、異文化交流の場としても最適です。

英語力だけでなく、国際感覚を養えます。

自然の中での多彩なアクティビティ

カナダのサマーキャンプの3つ目の特徴は、自然の中での多彩なアクティビティです。

カナダといえば、壮大な大自然が浮かぶ人も多いのではないでしょうか?

そんな自然を満喫できるアクティビティが豊富で、ハイキング、カヌー、水泳など、忘れられない体験ができます。

万全のサポート体制

カナダのサマーキャンプの4つ目の特徴は万全のサポート体制です。

経験豊富なスタッフが、参加者の生活面や学習面をサポートしてくれ、初めての海外経験でも安心して参加できます。

また厳しい安全基準を遵守し、緊急時の対応マニュアルを整備しています。

オススメのサマーキャンププログラム

サマーキャンプとはいっても、いろいろあって悩みそうですよね。

オススメのサマーキャンプはどういうものがあるのでしょうか?

ここでは3つを紹介します。

オススメのサマーキャンププログラム

  1. Tamwood Summer Camps
  2. Oxford Summer Camps
  3. Global Village Activity Program

タムウッド・サマーキャンプ(Tamwood Summer Camps)

1つ目に紹介するのは、タムウッド・サマーキャンプ(Tamwood Summer Camps)です。

タムウッド・サマーキャンプには次のような特徴があります。

タムウッド・サマーキャンプの特徴

  • 語学学校主催のプログラム
  • バンクーバーまたはトロントの有名大学キャンパスに滞在
  • 週15時間の英語レッスン
  • 充実したアクティビティや観光
  • 24時間のセキュリティ体制

たとえば、バンクーバーのキャンプでは、都市型のアクティビティと自然体験を組み合わせたプログラムが人気です。

また、トロントでは、英語学習に力を入れたプログラムが提供されています。

開催都市バンクーバー/トロント
開催場所【バンクーバー】
UBC
(ブリティッシュ・コロンビア大学)
SFU
(サイモンフレーザー大学)

【トロント】
U of T
(トロント大学ミシサガキャンパス)
参加期間UBC/U of T:
1〜6週間

SFU:
1〜7週間
開催期間UBC/U of T:
2025年6月29日~8月3日

SFU:
2025年6月29日~8月10日
対象年齢SFU/U of T:
7〜17歳

UBC:
11〜17歳
課外活動【バンクーバー】
ウィスラー /キャピラノ/グランビルアイランド /スタンレーパーク/サッカー観戦など

【トロント】
ナイアガラの滝/CNタワー/スキー・スノボ/トロントアイランド/カサロマなど
公式サイトhttps://tamwood.com/camps/

Oxford Summer Camps(オックスフォード・サマー・キャンプ)

2つ目に紹介するのは、Oxford Summer Camps(オックスフォード・サマー・キャンプ)です。

オックスフォード・サマーキャンプの特徴

  • 初級〜上級までの英語レベル
  • 平均クラス人数は15〜16人
  • 充実したアウトドアプログラム
  • 24時間のセキュリティ
開催都市バンクーバー/トロント
開催場所【バンクーバー】
UBC
(ブリティッシュ・コロンビア大学)

【トロント】
TMU
(トロント・メトロポリタン大学)
参加期間UBC:
1〜8週間

TMU:
1〜7週間
開催期間UBC:
2025年6月16日~8月11日

TMU:
2025年6月16日~8月4日
対象年齢UBC:
10〜17歳

TMU:
12〜18歳
課外活動【バンクーバー】
ウィスラー /フライオーバー/メトロタウン/グランビルアイランド/スタンレーパークなど

【トロント】
ナイアガラの滝 /CNタワー /ビーチスポーツ/トロントアイランド/ハイパークなど
公式サイトhttps://tamwood.com/camps/

プログラム費用のお支払い期限は2025年5月15日なのでお急ぎください。

Global College Summer Camps(グローバル・カレッジ・サマーキャンプ)

3つ目に紹介するのは、Global College Summer Camps(グローバル・カレッジ・サマーキャンプ)です。

グローバル・カレッジ・サマーキャンプの特徴

  • ネイティブ講師による英語のレッスン
  • 日本人スタッフによるサポート
  • Instagramでお子様の写真を確認できる
  • 24時間のセキュリティ体制
開催都市バンクーバー
開催場所【バンクーバー】
・トリニティウエスタン大学
(TWU)
参加期間1〜5週間
開催期間2025年7月13日~8月17日
対象年齢7〜17歳
課外活動ダウンタウンツアー/ベリーファーム/航空博物館/グランビルアイランド/スタンレーパーク/キャピラノ/グロウスマウンテンなど
公式サイトhttps://gccamp.ca/

バンクーバーにあるGlobal Villageが提供するサマーキャンプでアクティビティを通じて英語を楽しく学べます。

午前中は、英語のレッスンに参加し、午後は、バンクーバー市内観光やスポーツ、アートなどのアクティビティを楽しみます。

英語を楽しく学びながら、バンクーバーの魅力を満喫したい方におすすめです。

サマーキャンプの費用について

魅力的なカナダのサマーキャンプですが、費用はどのくらいかかるのでしょうか?

期間などによって変わるのでおおざっぱですが、60万〜200万円程度です。

内訳かかる費用
プログラム費用$2,500〜3,000/週
(26万〜31万円/週)
航空券の費用往復で15万円〜30万円程度
そのほかの費用おこづかいや、海外旅行保険、パスポート申請の費用などがかかります

それぞれについて、もうすこし詳しく見ていきましょう。

プログラム費用

サマーキャンプの費用としてまず紹介するのはプログラム費用です。

プログラム費用は、キャンプの種類や期間によって変わりますが、1週間あたり$2,500〜3,000程度が目安となります。

多くのキャンプでは、早期に申し込むことで割引が適用されますよ。

一般的に、プログラム費用には、以下の費用が含まれています。

含まれる費用

  • 授業料
  • 宿泊費
  • 食費
  • アクティビティ費用

ただし、一部のプログラムでは、空港送迎費や教材費が別途必要な場合もあるのでご確認ください。

航空券の費用

サマーキャンプで2つ目に必要となるのが、航空券の費用です。

航空券の費用は、時期や航空会社によって大きく異なりますが、一般的に、往復で15万円〜30万円程度が目安となります。

夏休み期間中は、航空券の需要が高まるため、早めの予約がおすすめです。

そのほかの費用

そのほかにも以下のような費用がかかります。

そのほかの費用

  • おこづかい
  • 海外旅行保険の費用
  • パスポート申請(更新)の費用
  • eTAの費用($7)

サマーキャンプの滞在方法

サマーキャンプの滞在方法は大きく2種類に分けられます。

サマーキャンプの滞在方法

  1. 寮に滞在
  2. ホームステイ

サマーキャンプの種類によって滞在方法が異なりますが、ほとんどのサマーキャンプでは寮を利用することが多いです。

寮に滞在

まず1つ目のサマーキャンプの滞在方法は寮への滞在です。

次のようなメリットがあります。

サマーキャンプで寮に滞在するメリット

  • ほかの参加者との共同生活を通じて、コミュニケーション能力を養える
  • 経験豊富なスタッフが常駐しており、生活面や学習面をサポート
  • 寮の部屋は2人部屋または4人部屋で、ベッド、机、クローゼットなどが備え付けられている
  • 食事はカフェテリアで提供され、バランスの取れたメニューを食べられる
  • 門限や消灯時間が定められているので、規則正しい生活を送れる
  • 寮内でのイベントやアクティビティがあり、参加者同士の交流を深められる

ホームステイ

まず1つ目のサマーキャンプの滞在方法はホームステイです。

カナダの家庭での生活を体験し、より深く文化を学ぶことができます。

サマーキャンプでホームステイするメリット

  • 寮よりも安い
  • カナダの文化や習慣をより深く理解できる
  • ホストファミリーとの交流を通じて、生きた英語を学べる
  • ホストファミリーはキャンプの運営者が厳選しており、安心して滞在できる
  • ホームステイ先では、朝食と夕食が提供される
  • 昼食は、キャンプで提供される場合や、自分で用意する場合がある
  • ホストファミリーは、参加者の生活をサポートし、カナダの観光情報や文化についても教えてくれる
  • 週末には、ホストファミリーといっしょに旅行やイベントに参加できる

サマーキャンプでのビザ申請について

サマーキャンプでは観光ビザで参加できるため、ビザの申請は不要です。

ただし、eTAは必要なので日本にいる間にネットで申請してください($7が必要)。

サマーキャンプ出発前の準備

サマーキャンプに行く前の準備するものをまとめます。

サマーキャンプに必要な持ち物リスト

まずはサマーキャンプに必要な持ち物リストです。

  • パスポート、ビザ、eTA、航空券
  • 現金(親はクレジットカード)
  • 衣類、水着、タオル
  • 洗面用具、日焼け止め、虫除けスプレー
  • 常備薬、保険証のコピー

英語学習の準備

サマーキャンプに行く前の準備するものの2つ目は英語学習の準備です。

サマーキャンプに参加する前に英語学習の準備をしておくと、より充実したキャンプ生活を送れますよ。

英語学習の準備例

  • 簡単な日常会話ができるように練習する
  • 英語のリスニング力を高めるために、英語の音楽を聴いたり、映画を観たりする
  • オンライン英会話を利用して、ネイティブスピーカーに慣れる

キャンプでは、さまざまな国籍の子どもたちと交流する機会があるので、積極的に英語でコミュニケーションを取るように心がけましょう。

カナダの文化を学ぶ

サマーキャンプに行く前の準備するものの3つ目はカナダ文化についての知識です。

カナダの多文化主義や食文化、スポーツ、祝日についての知識があるとスムーズに馴染めます。

まとめ

カナダのサマーキャンプは、英語学習と異文化体験ができる貴重な機会です。

今年の夏には、カナダでしか味わえない特別な体験をぜひお子様にプレゼントしてください。

カナダのサマーキャンプに関するお問い合わせは、カナダ留学コンパスまでどうぞ!

執筆者 執筆者
末永 真一

カナダ留学コンサルタント、RCA 海外留学アドバイザー No.162002
カナダ在住20年以上のカナダ留学専門家。カナダ留学情報を発信するTwitterアカウントはカナダ以外も含む留学ジャンルでフォロワー数1位(1万人以上)、月間最大インプレッションは400万を超える。現在までサポートしてきた生徒数は1万人以上。

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