
「語学学校」といっても、カナダにはたくさんの学校があります。
せっかく入学したのに、「思っていたのと違った」「なんか私には合わない」とならないようにしたいですよね?
実際に、学校のホームページなどを見てもイメージしづらいこともあったりします。例えば、こんなことです。
- どの語学学校が自分に合っているのか
- 実際の授業はどんな様子なのか
そこで、みなさんの学校選びの参考になるように、様々な学校の体験授業を受けてきました。
私が実際に授業を体験して感じたことなどをお伝えしますね!
このページの目次
VanWest College(ESL)
今回、体験授業に参加した学校は「VanWest College(ESL)(バンウェスト・カレッジ)」です。
学校の情報は下記をご覧ください。
校内の様子
体験レッスンの前に校内を見学させてもらえました。
学校の受付はこのような感じです。
廊下には、一方通行になるように線が引かれています。
現在は新型コロナウイルスの影響で使用禁止になっていますが、ランチが出来るようなエリアもあります。
ちなみに、スナックなども手軽に買える自動販売機があるので、小腹が空いた時に便利です!
他にもパソコンルームもあり、設備が充実していますね!
注意事項
写真は新型コロナウイルス流行禍のものになります。
一部使用できない設備もありますのでご注意ください。
参加したコース・クラスについて
今回体験した授業はこちらの2種類です。
参加コース | IELTS |
---|---|
クラスレベル | IELTS7.5 |
授業形式 | オンライン授業 |
参加コース | Speaking |
---|---|
クラスレベル | Advanced |
授業形式 | オンライン授業(対面授業との混合形式) |
それぞれを詳しくお話ししていきます!
クラスについて(IELTS)
私が参加したIELTSクラスの様子を紹介します。
今回はオンライン授業でしたが、教室の様子はこのような感じです。
部屋によって壁の色が違うため、カラフルで可愛いですよね!?
注意事項
学校のパンフレットなどで、国籍比率や年齢層など情報があるかもしれませんが、コロナウイルス拡大の関係で人数の変動や、国籍の偏りがある場合があるのでご了承ください。
また写真は新型コロナウイルスの流行禍のものになります。
人数と国籍バランス
私が参加したクラスの人数と国籍バランスは下記で、私を含めて6人でした。
- 日本人男性:3人
- 日本人女性:2人(私含め)
- その他アジア系の方:1人
生徒の様子
わからない箇所を質問するなど、ほとんどの生徒が積極的に発言していました。
質問しやすい環境であるというのも大事ですよね。
日本人が多いクラスではありましたが、積極的性を感じました。
皆さんが、フレンドリーでアットホームな感じが伝わってきましたよ!
体験授業の様子ついて(IELTS)
次に体験授業の様子を3つの項目に分けてお話ししていきます。
- 授業の内容や進行
- わかりやすさ
- インプットとアウトプットの比重
それではそれぞれを見ていきましょう!
授業の内容や進行
この日の授業は「文化」について扱いました。
授業の進行としてはこのような感じです。
- 「文化の定義」について書かれた短い文章を読み、その内容を理解するところから始まる
- いくつか挙げられた定義の中から、自分が思う文化の定義を選び、その理由について2人組でディスカッションする
- 文化の例として「ランタン」が取り上げられており、その作り方を見て、連想できる(関連する)ボキャブラリーをグループメンバー同士で掘り出していく
授業では、電子書籍のテキストを2ページほど進めました。
Readingからのディスカッションという流れでしたが、自分の意見や理由をまとめ、それを共有するという点では、とても実践的な授業だと感じました。
わかりやすさ
授業は、全体的にとてもわかりやすかったです。
「IELTS7.5」のクラスのため、先生の話すスピードは、初心者クラスよりは少し早いかもしれません。
しかし、要点や重要なところは繰り返してくれたり、ゆっくり喋ってくれるのでわかりやすかったです。
オンライン授業の場合、「Zoom」のブレイクルームという機能を利用し、少人数ペアになってディスカッションをします。
先生がそれぞれのブレイクルームを出たり入ったりして様子を見てくれるので安心です。
やり取りに困っていると「ドキュメントを共有してやるとスペルがわかりやすくてスムーズではないか?」 などの、ディスカッションが円滑に進むような助言もくれました。
他の授業では、「理解できた?」という先生からの問いかけはよく聞くのですが、このクラスでは 「わからない単語があるか?」という問いかけがありました。
個人的にはそれが新鮮で、ボキャブラリーの少なさを感じていた私にとっては、単語の説明をしてくれる点はありがたかったです。
インプットとアウトプットの比重
「IELTS対策」と聞く、「問題を解いて対策する」というようなイメージがあるかもしれません。
インプットの比重が多いのかと思いきや、実はそんなことはありません。
問題を解くだけでなく、ディスカッションを通してスピーキングもしっかり行うことが出来る内容でした。
自分の意見をまとめる練習も出来て、インプットだけでなくアウトプットもしっかりできる授業だと感じました。
クラスについて(Speaking)
続いて、Speakingクラスの様子を紹介します。
今回私は、オンラインで参加しましたが、こちらの授業は対面授業も行われており、対面授業と混合で行うハイブリッド授業でした。
対面授業で参加している生徒は、授業内の生徒と主にディスカッションを行い、私はオンラインで参加している生徒とディスカッションを行います。
注意事項
学校のパンフレットなどで、国籍比率や年齢層など情報があるかもしれませんが、コロナウイルス拡大の関係で人数の変動や、国籍の偏りがある場合があるのでご了承ください。
また一部写真は新型コロナウイルスの流行前の写真になります。
人数と国籍バランス
私が参加したクラスの人数と国籍バランスは下記で、私を含めて5人でした。
- メキシコ人:1人
- 日本人:2人(私含めて)
- アジア人:1人
私とメキシコの方はオンラインでの参加、あとの2人は対面授業での参加でした。
生徒の様子
私はオンラインで参加しているメキシコ人の生徒さんと主にディスカッションをしました。
とてもフレンドリーで優しさが伝わってきました。
体験授業の様子について(Speaking)
次に体験授業の様子を3つの項目に分けてお話ししていきます。
- 授業の内容や進行
- わかりやすさ
- インプットとアウトプットの比重
それではそれぞれを見ていきましょう!
授業の内容や進行
この日の授業内容は、「Manner」についてでした。
授業の進行としてはこのような感じです。
- Mannerに関連する言葉の確認(culuture、habit、custom、bad manners、tradition、etiquetteなど)
- その後先生が用意した質問事項に沿って2人組でディスカッション
授業では、先生オリジナルドキュメントを使用して行います。
Speakingのクラスなので、ほとんどの時間をディスカッションがしめるような授業でした。
わかりやすさ
全体的にわかりやすかったです。
テーマが「Manner」ということで、それぞれの国で異なる文化を知れるような内容であったので、異文化交流という点でも、とても興味深さを感じました。
関連する単語の「微妙な意味の違い」も学習できたのは良かったです。
また、Speakingの授業と聞くとはひたすらディスカッションしたり話すだけの印象を抱くかもしれませんが、適宜先生が 「文法の訂正」「単語の訂正」「発音の訂正」をしてくれました。
特に発音では、下記のような例を元に、それぞれ舌の使い方を説明してくれたので、発音の勉強にもなりました。
- 日本人がやりがちな発音:「think」の発音が「sink」になりがち
- メキシコ人のやりがちな発音:「think」の発音が「fink」になりがち
インプットとアウトプットの比重
前述したように、アウトプットの比重が多いように見えますが、それだけでなくインプットも出来るのでより効果的な授業であると感じました。
テストや宿題について
テストや宿題については、あまりパンフレットにものっていないですよね?
学校を選ぶポイントとして、「宿題はしっかり出る学校が良い」とか「小テストをこまめにやってほしい」などそれぞれ思うことがあると思います。
ここでは、宿題やテストについて簡単にお話しします。
テストについて
金曜日に4技能のテストがあり、そこで週間成績が見れるそうです。
テストの成績や宿題の提出などがパーセンテージで明示されているため、自分の成績をしっかりと把握している生徒がほとんどだそうです。
宿題について
本気で英語を伸ばしたい方のために、しっかり勉強するためのシステムが構築されており、月~木曜日には毎日宿題が出るそうですよ!
まとめ
今回は、「VanWest College(ESL)(バンウェスト・カレッジ)」という学校の授業を体験しました。
語学学校といっても十人十色です。
同じ「一般英語」でも、それぞれの学校によってテキストや授業の進め方など異なりますし、テストの頻度や宿題の量だって違います。
ぜひ、みなさんの学校選びの参考にしてみてくださいね!

夢は海外移住。日本の正看護師とwebデザイナーの二足の草鞋。企業の専属web担当やブログ運営もしています。
2020年4月からワーホリ予定がコロナで延期→11月からワーホリでカナダに渡航
「夢のために努力と継続と行動を絶やさない」がモットー
好きな言葉は『夢は空高く、努力は足元に』