
「語学学校」といっても、カナダにはたくさんの学校があります。
せっかく入学したのに、「思っていたのと違った」「なんか私には合わない」とならないようにしたいですよね?
実際に、学校のホームページなどを見てもイメージしづらいこともあったりします。例えば、こんなことです。
- どの語学学校が自分に合っているのか
- 実際の授業はどんな様子なのか
そこで、みなさんの学校選びの参考になるように、様々な学校の体験授業を受けてきました。
私が実際に授業を体験して感じたことなどをお伝えしますね!
このページの目次
SELC Vancouver
今回紹介する学校は、「SELC Vancouver(セルク)」です。
実は、「SELC Vancouver」は私が通っている学校です!
学校の情報は下記をご覧ください。
校内の様子
まずは校内の様子をご紹介します。
入り口にはこのように「Welcome to SELC」の看板があります。
共有スペースはこのようになっています。
現在は新型コロナウイルスの影響で使用が禁止されているエリアもありますが、おしゃれな学校の雰囲気が伺えます。
参加したコース・クラスについて
私が受講している授業はこちらです。
参加コース | General English(一般英語) |
---|---|
クラスレベル | 「レベル3:Intermeditate」と「レベル4:Upper-Intermeditae」の混合クラス |
授業形式 | オンライン授業 |
現在、新型コロナウイルスの影響で生徒数が少なくなっており、クラスも下記の全3クラスになっています。
- 「レベル1:Elementary」と「レベル2:Pre-Intermediate」の混合クラス
- 「レベル3:Intermeditate」と「レベル4:Upper-Intermeditae」の混合クラス
- 「レベル5:Advanceのみ」
「レベル3:Intermeditate」と「レベル4:Upper-Intermeditae」の混合クラスに在籍しています。
クラスについて
今回私が参加したのは、オンライン授業になります。
注意事項
学校のパンフレットなどで、国籍比率や年齢層など情報があるかもしれませんが、コロナウイルス拡大の関係で人数の変動や、国籍の偏りがある場合があるのでご了承ください。
人数と国籍バランス
続いて、私が参加したクラスの人数と国籍バランスは下記で、私含めて7人でした。
- 日本人:私だけ
- メキシコ人:2人
- ブラジル人:2人
- 韓国人:1人
- タイ人:1人
一般英語のクラスは入れ替わりが激しいので、時期によっては2人だけという時もありましたが、年明けは渡航者が少しずつ増えクラスもにぎやかになってきました。
生徒の様子
クラスメイトはみんな積極的です。
特に、ラテン系のクラスメイトは積極性が高いので、私も積極性を意識して参加しました。
ディスカッションで2人で話す場面もありますが、みんなフレンドリーで穏やかな性格の人が多です!
体験授業の様子ついて
次に授業の様子を3つの項目に分けてお話ししていきます。
- 授業の内容や進行
- わかりやすさ
- インプットとアウトプットの比重
それではそれぞれを見ていきましょう!
授業の内容や進行
基本はテキストに則って進めていきます。
しかし、テキストのトピックに関連したゲームや講師独自のドキュメントを使用するケースも多々あります。
オンライン授業では、基本的に電子書籍のテキストを使用して授業を進めていきます。
授業の進行としてはこのような感じです。
- 授業前に少しアイスブレイキング(昨日何したとか、週末の出来事や予定など)
- 日によって異なりますが、前日習った内容を使ったディスカッションを行う
- その後はテキストに則って進める
- テキストのトピックスを扱う前に、関連する内容のゲームやディスカッションを行ったり、自分の意見を述べたりなど導入の時間もある
- そのあと、教科書に触れる
テキストのトピックに関連したゲームや講師独自のドキュメントを使用するケースも多々あり、マンネリ化は無く、毎日変化がありとても楽しめています。
わかりやすさ
全体的にとてもわかりやすいです。
先生は、重要なところや生徒への問い、説明など要所要所スピードを落としてはっきり喋ってくれます。
先生自身がすごくフレンドリーで話しやすいのももちろんですが、説明の際にわかりやすい他の言葉に何パターンか言い換えをしてくれたり、その場面を演技や表情も加えて教えてくれるのでとても分かりやすく、面白いです。
オンライン授業では、2人組などの少人数制でディスカッションする場面では、「Zoom」のメインルームからブレイクルームに飛ばされる仕組みになっています。
先生は適宜生徒の様子を見に来ますが、あえてミュートにしてくれており、生徒の自主性を尊重してくれていますが、もちろん、わからないことがあればアドバイスはくれます。
さらに、発音が難しい言葉や新出単語はチャット画面を使用して解説してくれるので、聞き取れなかった時やスペルが分からない場合にもすごく助けになります。
基本的に積極的に発言するクラスメイトが多いですが、定期的に先生が指名して発言させる場面があるので、緊張感をもって参加でき、さらに積極性も磨かれます。
インプットとアウトプットの比重
「Grammer」「Idiom」や単語などのインプット要素もしっかりあります。
しかし、その日にその単語を使って自分の意見を述べたり、クラスメイトとディスカッションをして会話文を考えたり、必ずその日にアウトプットがあります。
もちろん次の日や少し日が立った時にも、これまで習った内容を使ったディスカッションなどがあるため、アウトプットがしっかり定着できる仕組みもあり、とても実践的だと感じます。
テストや宿題について
テストや宿題については、あまりパンフレットにものっていないですよね?
学校を選ぶポイントとして、「宿題はしっかり出る学校が良い」とか「小テストをこまめにやってほしい」などそれぞれ思うことがあると思います。
ここでは、宿題やテストについて簡単にお話しします。
テストについて
1週間に1回テスト、金曜日に実施しています。
その週に扱った「Listening/Grammer/Reading/Writing/Vacabrary」がすべて盛り込まれたテストになっています。
生徒は、オンラインプラットホームからテストを受講し、テストの結果はその場で分かります。
さらに、これらの「Listening/Grammer/Reading/Writing/Vacabrary」の点数が宿題なども含めてそれぞれ点数化されているので、生徒は自分の成績をきちんと把握できるシステムになっています。
だからこそ、自分の苦手分野も一目でわかります。
どの項目でも70%以上になれば、上のクラスにステップアップできるようです。
宿題について
宿題の形式は2パターンです。
- 先生が個別に出す宿題(次の日の授業で確認するもの)
- オンラインプラットホーム内で提出する点数化される宿題
先生が個別に出す宿題は、下記のような課題で、次回の授業で確認するものです。
- 一部やりきれなかった問題を解く(大問2問ほど)
- 新しく習ったidiomやGrammerを使って例文を考える
ちなみに、オンラインプラットホーム内で提出するものは、主に「idiom」や「Vocabrary/Grammer」などの問題が多く、回答後に点数が出るだけでなく、その場で答え合わせも出来ます。
まとめ
今回は、「SELC Vancouver(セルク)」という学校の授業を体験しました。
語学学校といっても十人十色です。
同じ「一般英語」でも、それぞれの学校によってテキストや授業の進め方など異なりますし、テストの頻度や宿題の量だって違います。
ぜひ、みなさんの学校選びの参考にしてみてくださいね!
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