
学校といってもカナダにはたくさんの学校があります。
- どれが自分に合っているのか
- 実際の授業はどんな様子なのか
イメージしづらいこともありますよね。
入学して「思っていたのと違った」「なんか私には合わない」と思うようなことが無いようにしたいですよね。
私自身は、SELCという語学学校に通いながら、他の様々な学校の体験授業を受けてきました。
ここでは、実際に授業を体験した内容をお伝えします。
皆さんの学校選びにぜひ参考にしてください。
それでは見ていきましょう!
このページの目次
参加した学校について
今回、体験授業に参加した学校は「Coquitlam College(コキットラムカレッジ)」です。
参考
校内の様子
学校はコキットラムという、ダウンタウンより少し離れた郊外にあるので落ち着いた雰囲気になります。
キャンパス内には自然もあふれていて「キャンパスライフ」という感じですね!
注意事項
写真は新型コロナウイルス流行前のものになりますので一部使用できない設備などある場合がございますのでご了承ください。
参加したコース・クラスについて
私が体験した授業はこちらのコース・クラスになります。
参加コース | English 099 |
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クラスレベル | (語学学校でいうUpper Intermediateくらい) |
授業形式 | オンライン授業 |
「English 099」というのは、語学学校でいうUpper Intermediateくらいのレベルです。
どの学校でも、必修科目となっている英語の授業でカレッジの単位を取るために必要な科目です。
ライティングやエッセイの書き方を勉強するような授業が主です。
クラスメイトについて
今回私が参加したのは、オンライン授業になります。
学校の教室はこのような感じです。
注意事項
学校のパンフレットなどで、国籍比率や年齢層など情報があるかもしれませんが、コロナウイルス拡大の関係で人数の変動や、国籍の偏りがある場合があるのでご了承ください。
写真は新型コロナウイルス流行前のものになりますのでご了承ください。
人数と国籍バランス
私が参加したクラスには
- 日本人以外の生徒:7人
の私含めて合計8人が参加していました。
生徒の様子
体験授業の私を寛大に受け入れてくれて、気さくな様子でした。
積極的に発言している生徒も多かったです。
体験授業の様子について
次に体験授業の様子を詳しくお話しします。
- 授業の内容や進行
- わかりやすさ
- インプットとアウトプットの比重
に分けて話ししますね。
授業の内容や進行
この日の授業は「エッセイの書き方の基礎」がテーマでした。
先生がオリジナルドキュメントを使用してエッセイの書き方を確認していきました。
エッセイの例文の際にはテキストを用いた場面もありました。
授業の流れとしてはこのような感じです。
- 最初は、エッセイの書き方の基礎を確認していきました。
- サンプルエッセイを見ながら、エッセイの文章構成を学習していきました。
- そしてそのサンプルエッセイを利用して、「誰について書かれたエッセイなのか」「その人が何をしたのか」 「なぜそのエッセイに衝撃を受けたのか」などを考えていきます。
- さらに、そのエッセイの要素や、テーマ、例えとして挙げられていた内容をピックアップし、さらに深く読みとく練習も行っていきました。
今回のサンプルのエッセイのテーマは「たばこ」という考えやすいテーマであったので、より取っかかりやすい内容と感じました。
わかりやすさ
質問や分からないことはゆっくりはっきりと説明してくれたのでわかりやすかったです。
先生が適宜、「わからないことはないか」と確認してくれたのが良かったです。
サンプルのエッセイを使ったため、 「エッセイのテーマ」「細かい内容」「エッセイを構成する要素」などを細かく一緒に読み解くことが出来ました。
このような過程で読み解くことで、エッセイを正確に読む力がつくように感じました。
またエッセイに書かれていることだけでなく、「なぜ」と考える視点を持ち理解を深める場面もありました。
まさに大学進学に必要なライティングやエッセイ力をつけるための高度な授業ですね!
インプットとアウトプットの比重
インプットとしては、エッセイの書き方やアカデミックなライティングの書き方を学ぶことができましたが、それだけでなくエッセイの文章構造が理解できるので、リーディングにも生かせると思いました。
また実際にエッセイのコンテンツを考えてみることで、実践的な内容にも繋がると感じました。
インプットが多いように見えるが、アウトプットもしっかりできる内容になっていました。
テストや宿題について
テストや宿題のことって、あまりパンフレットにも載っていないですよね。
意外と「宿題はしっかり出る学校が良い」とか「小テストをこまめにやってほしい」などそれぞれ思うことがあるでしょう。
ここでは、宿題やテストについて簡単にお話しします。
テストについて
半分のセメスターが終わった時点で中間テスト(Midterm Exam)があります。
そしてセメスターが終わる最後の週には期末テスト(Final Exam)があります。
この他にもクラスによっていくつかクイズがありますがこの2つの結果は特に成績に大きく影響します。
宿題について
先生や科目に寄りますが、ほとんどの科目は課題があるようです。
生徒によって変わっては来ますが、だいたい1時間~1.5時間ほどで終わるような量だそうです。
まとめ
今回は、「Coquitlam College(コキットラムカレッジ)」という学校の授業を体験しました。
学校といっても十人十色。
同じ名前のコースでも、それぞれの学校によってテキストから、授業の進め方など異なります。
それこそテストの頻度や宿題の量だって違いますよね。
ぜひ、みなさんの学校選びに参考にしてみてください。