こんにちは!カナダ留学コンパスの大西なつみです。
現地バンクーバーの最新情報をオンタイムでお伝えします。
カナダ・バンクーバーに「SGIC(エスジーアイシー)」という英語を学べる語学学校があります。
SGICは総称を「St. George International College」といい、1994年に設立された語学学校です。
英語のコースだけでなく、ビジネスプログラム、幼児教育、英語教授法、スピーキング強化、大学進学コース、IELTS対策など様々なコースを開講していることで有名です。
学校の特徴は下記3つです。
- 国際色豊かなアットホームな学校
- 母国語禁止ルール
- スピーキング強化クラス
①国際色豊かなアットホームな学校
日本人比率が通年を通して低く、10%~15%ほどです。英語環境に浸かり、使える、生きた英語をしっかり身に付けることが出来ます。
またバンクーバーの他にトロントにも校舎があり、2都市滞在も可能です。
トロント校は大規模学校で、全校生徒が350人~450人ほど、バンクーバーは小規模学校で120人~150人ほどとなります。
アットホームな環境で日本人が少ない学校を希望される方には、ピッタリの学校です。
②母国語禁止ルール
SGICには「English Only Policy」と呼ばれる、学校内では英語しか話せないという厳しいルールがあります。
どの学校にもこのルールはありますが、厳しくチェックする学校とない学校もあります。
SGICはその点では厳しい学校の1つで、規則を破った生徒にはペナルティも課せられます。
・1回目 注意
・2回目 1日欠席
・3回目 2日欠席
・4回目 Certificate・Diplomaの受領不可
今まで4回目まで突入した生徒はいませんが、実際に母国語を使用し、強制帰宅になった生徒もいるそうで、それくらい厳しくみているそうです。
ただせっかく英語を勉強しに来ているので、英語オンリーで厳しくしてもらえる学校のほうが良いですね。
③スピーキング強化クラス
SGICではスピーキングのための特別クラスが存在します。
他の学校にはこれくらい内容濃く、スピーキングに特化したクラスはなく、SGICの一番のオススメクラスといえます。
実際のクラス概要はブログ後半に記載しています。
今回は、SGICの実際の外観から校内の様子、教室の様子やオススメプログラムについて写真いっぱいでご紹介します。
このページの目次
SGICの外観
SGICの校舎はバンクーバーのダウンタウンの中心地、「ロブソン通り」に位置しています。
近くにはオシャレなレストランやカフェ、ショッピング街も立ち並び、最高の立地条件です。
また学校から徒歩5分でダウンタウン内最大の図書館「バンクーバー市立図書館」があります。
基本的にカナダのローカルの学生は図書館で勉強する人が多く、放課後や土日も図書館で勉強する姿をよく見かけます。
SGICは交通の便もすごく良く、学校から徒歩5分圏内にスカイトレインの駅「Granville駅(エキスポライン)」、「Vancouver City Centre駅(カナダライン)」もありますので、ダウンタウン外にホームステイやシェアハウスで滞在される生徒の方へも行きやすい場所となります。
こちらがSGICの外観写真です。
こちらの建物の2階が学校で、ワンフロアのみとなります。
同じ建物1階にカフェ「Blenz Coffee」が入っています。
このカフェはカナダでも有名なチェーン店で日本でいうタリーズやドトールコーヒーのような感じでしょうか。ローカルのカナダ人もよく利用するカフェです。
こちらが入り口です。
建物の外からは学校の看板が見にくいですが、この「Canada」の入り口を目印に探してください。
それではエレベーターで2階に上がっていきます。
SGICの校内の様子
まずはエレベーターで2階に上がると、このような扉が見えてきます。
では受付に進んでいきましょう。
真正面に受付があり、常時1~2名のスタッフがいらっしゃいます。その両隣がスタッフ、講師のオフィスになっていて、話しやすい環境です。
SGICはワンフロアしかなく、生徒同士の交流がすごく頻繁です。そこは小規模学校の一番のメリットですね。
また受付近くにはソファもあり、くつろぐこともできます。
こちらは学校の廊下になります。
学校情報、イベント紹介などが掲載されていました。
休憩スペース
ここでは生徒さんみんなが使用する「休憩スペース」をご紹介します。
受付のすぐ横には生徒さんが集うオープンスペースがあります。
パソコンが配置されており、休憩時間に生徒さんが使用することができます。
お昼の休憩時間はみなさんこちらに集まり、一緒にランチをとられるそうです。
また学校には「自動販売機」も設置されています。
お菓子やカップラーメンまであるので、少し小腹が減っても簡単に購入することができますね。
また外に出て買いに行かなくても、学校内で購入できるところが良いですね。
また休憩スペースには「ドリンクマシーン」もあります。
意外とカナダは飲み物も高いんです。日本と同じかそれ以上ですね。
コーヒーだと1杯安くても3~5ドルほどはします。
学校では安く簡単に飲み物が購入できるので、節約している生徒さんには有り難いですね。
SGICの教室の様子
SGICの教室をのぞいてみました。
机は1人1人用意され、北米の学校のようなスタイルになっています。
SGICはスピーキング重視の学校ですので、あまり教科書は使わず、授業中でも話すということがベースとなっています。
発音やイントネーションを集中的に学ぶクラスもありますので、スピーキングを重視したい方にはオススメの学校です。
SGICの特徴的なプログラム
SGICには特徴的なプログラムも多く用意されていて、豊富な選択肢があります。
ここではその中でも特に魅力的な3つのプログラムをご紹介します。
- スピーキング強化プログラム
- 児童英語教授法プログラム
- iTESOL(英語教授法)プログラム
スピーキング強化プログラム
上記でご紹介したように、SGICはスピーキングに特化したプログラムが存在します。
その名も「SSP(Speaking for Success Program)」です。
8週間のディプロマプログラムで、終了時にはサーティフィケートも取得することができます。
私がいろいろな学校を回りましたが、これほどスピーキングに特化し、ハイレベルな内容をしているクラスは他にないです!
こちらがクラスの概要です。
ただの日常会話だけでなく、話す上での必要スキルを項目別に勉強します。
なかなかわかっていても一人でできないのが、「シャドーウィング」と「ディクテーション」です。
講師が細かい発音やニュアンスまでチェックしてくれるので、ワンランク上のスピーキングスキルを手に入れることができます。
また人前で話すことを勉強する際も、4種類の項目で勉強します。
・スピーチ
・プレゼンテーション
・ディベート
・即興スピーチ
ここまで細かくわかれていて、尚且8週間かけて行うので、このコースを終了した生徒様はビジネスで十分使えるほど英語で人前で話すスキルがつくそうです。
またこちらの授業で一番良いのが、しっかりと講師が1人1人の生徒を見て、間違った文法や言い回し、単語を指摘してくれることなんです。
もちろん英語を話す上では発音、イントネーション、流暢さが何より一番大切ですが、同時に「正確さ」も大事にしなければなりません。
間違った言い回しを使うと、上手く伝わらないですし、特にローカルのカナダ人には伝わりにくいことが多いからです。
また毎週金曜日は「チェックテスト」がありますので、講師からの細かいフィードバックで改善点を確認しながら効率よく向上させることができます。
集中してスピーキングを短期間で効率よく学びたい!という方には一番オススメのコースです。
児童英語教授法プログラム
こちらのプログラムは日本で人気の児童教育を4週間集中して学べるコースです。
今日本では小学校から英語クラスが入り、またこどもの時から英会話教室はインターナショナルスクールに入れる親御様も多いと思います。
幼児への英語教育は特に需要が高く、英語の講師は今後も必要とされる仕事です。
このプログラムでは実用的な英語教授法を短期間で学ぶことができ、座学だけでなく実際に模擬レッスンや課外活動もカリキュラムに組み込まれているので、特に人気のコースとなります。
こちらがクラスの概要です。
授業では子供の発達、言語習得の勉強方法、基礎文法、多種文化などの理論的な内容と、物語、絵、音楽、ゲームなどの実践的な内容の両方を学びます。
またこの4週間の授業の終了後、オプションで「4週間のデイケアセンターでボランティア」もすることができます。
子どもたちと一緒に触れないながら、授業で学んだことを活かす実習が可能です。
週5日で1日5~8時間実習をしていただきます。
こういったオプションもあるため、SGICの児童英語教授法プログラムはすごく人気で、いつも満員だそうです。
iTESOL(英語教授法)プログラム
上記で記載した児童教育の続きとなるプログラムで、中学生から大人までどの年代でも英語を教えられるように教授法を勉強します。
4週間の集中プログラムとなります。
基礎の文法や、クラスの管理、第二言語として英語を教えるテクニックを実践的に学ぶことができます。
児童教育とは違い、生徒を惹きつけるためのスピーキングやプレゼンテーションスキル、また授業を上手く運営するために必要な知識と技能を効率的に学びます。
こちらが授業概要です。
座学だけでなく、実際にクラスメートに向けて模擬授業を行い、また実際にESLのクラスに行き授業をする機会もあります。
英語を使って、実際に様々な国の生徒に教えることができるのが、このTESOLコースの特権ですね。
また実はこのコースは児童英語教授法プログラムと続けて受講することができるように、入学日が設定されています。
なので続けて8週間とり、「子ども~大人」まで、総合的に英語の教授法を学び、日本帰国後に活かすことができます。
是非、日本で英語の講師になりたい人は、この「児童英語教授法→iTESOL(英語教授法)」を受講し、全ての年齢をカバーすることをオススメします!
まとめ
今回実際に学校を訪問し、特に雰囲気の部分でお伝えしたく、実際の様子をまとめました!少しでも思っていた学校と違う!ということがないように、現地の様子をそのままお届けしていきます。
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