
こんにちは!カナダ留学コンパスの石川ちひろです。
現地バンクーバーの最新情報をオンタイムでお伝えします。
カナダ・バンクーバーに「Cloud Nine College(クラウドナインカレッジ)」というESL(語学学校)があります。
Cloud Nineの校内の様子については、こちらの記事をご覧ください。
今回は、Cloud Nineで新しく開講された、EFJクラス(English For Japanese)を取材してきました!
このページの目次
Cloud NineのEFJクラスの概要
Cloud NineのGeneral Englishコースでは、基本4技能(Reading, Writing, Listening, Speaking)に加えて、ディベートやプレゼンテーションを行います。
毎週金曜日のWeekly Testで4技能の伸びや苦手を知り、英語脳を鍛えます。
EFJクラスは、English For Japaneseの略で、名前の通り、日本人だけの特別クラスです。(下記スケジュールにはJapanese Academic Classと記載されています。)
このクラスは、日本人生徒のニーズに応えるため、2019年7月に開講されたクラスです。
午前の授業
午前は、ケンブリッジのテキストに沿って、英語を英語で学ぶ訓練をします。
午後の授業
午後は、選択制の授業になっており、学生の伸ばしたい分野を選択することができます。
General Englishコースの午後の授業で、EFJクラスが選択できます!
授業内容
- 午前の授業の復習・質問
- 基礎的な単語・熟語・文法
実際のクラスの様子
先生は、英語教育25年以上のベテラン、Momose Naoko先生です!
生徒一人ひとりに寄り添った分かりやすい授業は、生徒さんからの評価が高いです。
午前の授業の復習・質問
授業の始めは、午前の授業で分からなかったこと、普段の日常で疑問をもったこと、など生徒さんの質問に沿って進んでいきます。
取材をした日の授業でも様々な質問がでていました。
チョコレートは数えるの?数えられないの?
英語には、数えられる名詞、数えられない名詞があります。
- Countable Noun:可算名詞(数えられる名詞)
- Uncountable Noun:不可算名詞(数えられない名詞)
例えば、apple, bookなどは可算名詞、water, gasなどは不可算名詞です。
つまり、「決まった形があるもの」 は可算名詞なので、数えることができます!
さて、チョコレートは不可算名詞なのですが、チョコバーであったり、液体のチョコレートであったり、イメージするものによって形は変わりますよね。。
その場合は、下記のようにチョコレートの形によって言い方が変わるんです。
- a piece of chocolate
- two bars of chocolate
- some chocolate

基本的な英語ですが、いざ考えてみると戸惑いますよね。日本語と英語では、感覚が違うので、その感覚に慣れる必要があります。
~してもらったって英語で?
- 「…を~してもらう」は、「have +物+動詞の過去分詞」となります。
例:パソコンを修理してもらった→「I had my computer fixed.」
「誰にしてもらうか」を伝える必要がない場合は、この表現になります。
- 「人に~してもらう」は、「have +人+動詞の原形」となります。
例:パソコンを弟に修理してもらった→「I had my brother fix my computer.」
「誰にしてもらうか」を話の相手に伝えたい場合は、この表現になります。
※「~をさせる」というように「強制」の意味に解釈することもできますので、注意が必要です。
- 「人に~してもらう」は、「get + 目的語 + to 不定詞」という形もありますが、口語的です。
例:パソコンを弟に修理してもらった→「I got my brother to fix my computer.」



基礎の文法が理解ができていないと、英語で授業を受けたときに、曖昧になってしまいます。インプットができていなと、アウトプットはできないので、基礎をクリアにしておくことが大切です!
基礎的な単語・熟語・文法
このクラスは、先生が作成したプリントに沿って授業が進められます。
実際に使用しているプリントを見せていただきました!
他動詞や自動詞は日本の中学校で習う英文法ですが、みなさん覚えていますか?
中学レベルの文法くらいは…と思われる方もいると思いますが、実際に中学英文法を使って話そうとすると、想像していたよりも難しい事に気づきます。
英語を学ぶ中で、中学英文法は基本ですが、その基本を理解しているかどうかで、上達スピードは大きく変わるんです!
他動詞・自動詞と聞くと、なんとなく難しく聞こえますが、上記プリントの例文のように、普段使うような表現で学ぶと理解度が上がりますよね。
また、文法だけではなく、ネイティブが実際に使っているフレーズなども学ぶことができます。
「catch up」の基本的な意味は「追いつく」ですが、多くのネイティブが「会う」という意味でも使っています。
つまり、上記プリント③「catch up with a friend」は、「友達と近況を報告しあう、久しぶりに会う」というような意味になります。
例文
Let’s catch up soon! 「近いうちに会おうよ」
I will catch up with you later(or catch you later)「またね」
英語圏に住んでいると、よく聞く表現ですが、日本の学校ではあまり習いませんよね。
Naoko先生の授業では、こういった日常会話ですぐに使える英語も学べるんです♪
EFJクラスはこんな人にオススメ
今回取材を行った際に受けた印象をもとに、私の独断と偏見でおススメポイント、どんな人が合うかをお伝えします。
それはこちらです!
- 少人数制のクラスが良い人
- 英語クラスで理解ができなかった人
- 英語を長い間勉強していなかった人
少人数制のクラスが良い人
Cloud Nineの授業は少人数制ですので、生徒数も1クラス最大15名です。
取材をした日は、8人の日本人生徒さんがいらっしゃいました。
先生と対話する時間が多く設けられますので、きめ細やかな授業を受けることができます。
英語クラスで理解ができなかった人
実際にESLに通い始めたけれど、授業についていけない…という方にEFJは特にオススメです!
ネイティブの先生に質問しづらい、理解が曖昧、ということもありますね。
日本語で基礎を学ぶことができるので、理解度を深めることができます。
また、理解ができるようになったり、英語のレベルが上がった場合は、もちろん他の英語授業を選択することが可能です!
英語を長い間勉強していなかった人
長い間英語を勉強していない方は、英語の基礎も覚えているような、覚えていないような、という感じではないでしょうか?
せっかくバンクーバーに来たんだから、「英語で学びたい」という気持ち、分かります!
でも、何も分からない状態で、英語の授業を受けてもなかなか上達しないこともあります。
午前は英語で英語を学び、午後は日本語で英語を学ぶ、バランスをとることで、英語理解力の伸びが実感できるんです。
まとめ
今回実際に学校を訪問し、特に雰囲気の部分でお伝えしたく、実際の様子をまとめました!
少しでも思っていた学校と違う!ということがないように、現地の様子をそのままお届けしていきます。
カナダ留学コンパスでは留学・ワーキングホリデーに関して無料相談を随時おこなっております。