カナダでの最初の滞在はホームステイがおすすめ

留学を検討するにあたって、1日のうち長い時間を過ごす「滞在方法」は実はとっても大事ですよね。

よくある滞在先のひとつに「ホームステイ」という方法があります。

ただ皆さんの中には「ホームステイは嫌だ」とお考えになる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、カナダでの最初の滞在はホームステイがオススメです。

今回は「ホームステイが何故オススメなのか」「ホームステイの実際」についてご紹介したいと思います。

カナダでのオススメの滞在方法

都会ですから、ホームステイだけではなく、寮・シェアハウスなど色々なオプションがあります。

また、日本でも都会暮らしに慣れてる方は特に「他人の家にホームステイはあんまりしたくないなぁ。できれば一人で気軽に滞在したいな。」と思っている方もいると思います。

それでもやはり結論としては

  • 最初の1~2か月は、やはりホームステイが1番
  • 寮やシェアハウス、マンションの賃貸は、英語が最低限話せるようになって、土地勘ができてから自分で見て探す

をオススメします!

都市部のホームステイ先の実際

ホームステイをオススメする理由を話す前に、まず実際のホームステイについて紹介します。

よく皆さんが想像されるのはこのようなホームステイ先だと思います。

  • 大きな広いおうち
  • できればペットかお子さんがいる
  • 学校が終わったら、食事の手伝いをしたり、宿題を手伝ってもらったり、一緒にテレビを見るなどして1日中英語のシャワーを浴びたい
  • ネィティブの英語を話すホストの所に、自分1人か同じ年代の留学生2人くらいで滞在したい
  • 週末は家族と一緒に出掛けたり、庭でBBQをするなどして楽しみたい

もし「こういったホームステイ体験をしたい!」ということであれば、間違いなく田舎の都市での留学をオススメします。

忙しい都会の生活に対して、田舎の方では比較的ゆっくり余裕のある生活をしているというのは、日本でもカナダでも同じです。

田舎の都市であれば、移民も少なく、生活費や家のコストが低いため、このような条件のホストに巡り合える可能性が高くなります。

カナダには、まだまだ日本人があまりいない、ゆっくりとした時間の流れる都市がありますから、思い切ってそういったところに飛び込んでみるのも良いでしょう。

しかし、このようなイメージを持って都心での留学にホームステイを選んでしまうと、ガッカリしてしまう方も多いようです。

都市部で多いホームステイ先の代表例とギャップ

  • 英語ネィティブではない家庭が多い
    ーフィリピン・中国系など、アクセントのある英語じゃ、せっかくカナダに留学に来た意味がない。
  • 食事がまずい・少ない
    ー朝ごはんがシリアルだけ?そんなの朝食って言えない。
  • 学校まで遠い
    ー都心部なのに通学に1時間?バス移動?なんて不便なんだろう。
  • 複数の学生を受け入れている
    ー私だけじゃないの?他の留学生の下手な英語を聞いても勉強にならないよ。
  • ファミリーが結構ビジネスライク
    ーなんか、もっとこう一緒に食事中の会話を楽しんだり、休日を一緒に過ごしたり、コミュニケーションを期待してたんだけどなぁ。

ただ、日本でも東京や大阪をイメージして頂くと少しだけ理解しやすいかもしれないのですが、語学学校などは都心のいわゆる一等地にあることが多いです。

一等地とまでは行かなくても基本的には人が集まるエリアで、つまり日本で言うターミナル駅など大きな駅の近くにあります。

そういったエリアに近いということはマンションなども多く、留学生を受け入れるほどのスペースのあるお家の数は圧倒的に少ないです。

なのでどうしてもホームステイ先は都心に電車・バス等で通える郊外が中心になります。

日本の大阪・東京で、都心部への通勤が10分!と言うとかなり良い条件ですよね?

Door-to-Door(家を出てから実際の到着まで)で40分~1時間以内くらいが、平均と言えるのではないかと思います。

郊外とは言え、バンクーバーやトロントなどの都市に住んでいるご家族は、やはり都会人で仕事やプライベートも忙しい場合が多いです。

そして、ほとんどの場合は夫婦共働きです。

そうなると、留学生と子供と一緒に、時間をかけて作った料理を囲んでゆっくりと話をする時間を取ったり、休日ごとに何かアクティビティを予定したり、ということは難しくなります。

また、都会ですから生活費も高く住宅ローンも大変です。

そうなると、留学生としてはちょっとがっかりですが、「ホームステイ費用=収入源」といった側面は出てきてしまいます。

都会に行くなら「しょうがない」「我慢しましょう」と言ってしまうのは少々乱暴ですが、都会を留学の目的地に選んだ時点で「そういう傾向にはある」ということは知っておいてください。

「最初の1~2か月はホームステイが1番」とオススメする理由

前述で、都市部のホームステイ先についてお話ししましたが、それでも「最初の1~2か月はホームステイが1番」とオススメします。

【セリフ】かえで(汗)
かえで

なぜ最初はホームステイが良いの?

その理由はこちらです。

「最初の1~2か月はホームステイが1番」とオススメする理由

  1. 安い
  2. 寮やシェアハウスも、「イメージと違った」というケースが多い
  3. 安全/安心

それぞれ具体的にお話ししていきますね。

理由①安い

比べて頂くと分かりますが、ホームステイは圧倒的な安さです。

学校やエージェント、滞在都市によっても異なりますが、だいたい平均的な所では3食付きで1泊$30が相場だと思います。($30として月額$900、それより安いこともあります)

日本円にして、1日たった2,500円ほどです。

シェアハウスは家賃のみで最低でも月額$600~$700(※条件の良い所であればそれ以上)ですし、寮は2人部屋で$1,000程度、個室であれば$1,500ほどにもなります。

バンクーバー・トロントでは、日本で言うマンションの家賃は非常に高いんです。

小さい所を探しても$1,500~$2,000ほどはします。

さらに、ホームステイ以外では、もちろん食費もかかって来ますよね。

実はカナダは食の物価が高く自炊・ランチ持参・外食ナシで切り詰めて、1日$10に抑えても1か月で$300です。

でもせっかくの留学ですから、友人との外食なども楽しみたいですよね。

余裕を持って1か月あたりの食費を$500にしても、シェアハウスだと$1,000をすぐに超してしまいます。

そう考えると、ホームステイの「部屋と食事に日本円で7-8万円」ならかなり安いと思えるはずです。

少々遠く、人の家で気を遣うなどのことがあっても、1泊$30程度で食事つきというのはコスパとして非常に良いと言えます。

留学を考える方は、ぜひ一度カナダ生活に慣れてから、物の相場感を知った上で、引っ越しを考えることをオススメします。

特に日本でも自炊が好きな方は、スーパーを見比べるなどして場所を検討するのが賢いと思います。

番外編:カナダは食の物価が高い

実は日本人がカナダに来て少しショックを受けるのが、物価です。

特に食に関しては、自炊・外食ともに、カナダは高いです。(日本が安すぎるのかもしれません。)

日本でランチをワンコイン(500円ほど)におさえようと思った時、お弁当・コンビニ・牛丼屋さんなどと毎日違うものを食べることができますよね。

でも、カナダでは、最低$10(800~900円ほど)くらいが予算だと思ってください。

$5では、「露店のホットドッグに缶ジュース」または「ドーナツとコーヒーくらい」しか食べられません。

誇張ではなく、ファーストフードですらも日本人の感覚からするとかなり高いですし、ちょっと外食に行くと留学生泣かせのチップがあります。

レストランであれば食事代金の15~20%をチップとして置いていくのが普通ですから、1回外食すれば$30~$50が簡単に飛んで行きます。

また、自炊するにしても

  • 卵(12個入り、$4)
  • アボカド(1つ$3)
  • 鶏もも肉(1パック$8)

などと、1回のスーパーの買い物も結構な額になります。(もちろんスーパーやエリアによって差はあります。)

日本では、スーパーに安めのお弁当や総菜、まだまだ食べられそうな見切り品があったりしますが、カナダではそういうことはあまり期待できません。

見切り品は本当に怪しい状態になっていますし、総菜類は食べたくないような毒々しい色合いか、日本人の感覚的においしそうと思えるレベルのものは非常に高いです。

また、お酒も高いですし、日本のような安い居酒屋はありません。

理由②寮やシェアハウスも「イメージと違った」というケースが多い

例えば、学校に通う方などは、学校側がホームステイ以外に学生寮のオプションを用意している場合があると思います。

そういった場合、自分の予算範囲内で、自身も希望するのであれば寮なども利用してみるのは1つの方法と言えます。

もちろん学校側が出しているパンフレット等に載っているものですから、よほどのことがない限り「イメージと違う」ということはないですし、長く通う学校で寝食を共にする友人ができるのは良いことです。

しかし、学生寮・シェアハウスについてはかなりの部分をイメージで補完している方が多いです。

というのも、留学生の滞在方法としてはこれまでホームステイが主流だったため、ホームステイに関しては良いも悪いも含めて、実態が出尽くしていると言えます。

そういう点で、学生寮やシェアハウスについて抱くイメージと実際とでギャップが生じる場合があります。

シェアハウスの実際

まずはシェアハウスに関して抱くイメージとその実際について紹介します。

シェアハウスに抱くイメージと実際

  • シェアハウスのイメージ
    海外ドラマみたいな雰囲気。
    帰って来た順にリビングに集まって、みんなで晩ごはんを作ったりしてワイワイする。
    休日には気の合う仲間同士で出かけたりする。
  • シェアハウスの実際
    基本的には部屋でYoutubeを見たり、友人と電話したりして各自で過ごす。
    アルバイトをしているシェアメイトは顔すらほとんど見ないこともある。

他にもシェアハウスは、

  • カナダ人なども住んでると思っていた
  • 多国籍なシェメイトを想像していたが実際には家主さんの好みで日本人ばかり
  • 住んでいる人たちが掃除当番などを特に決めていないようでトイレ・キッチンなど共用部分が汚かった
  • シェアハウスは滞在者みんながテナントというイメージだったが、大家さんがベースメントに住み「1階が共用」「2階に自分とシェアメイト」だった

などといったこともよく耳にします。

学生寮の実際

次は学生寮に対して抱くイメージとその実際についてです。

学生寮に抱くイメージと実際

  • 寮のイメージ
    マンションや団地のように一棟の建物内で部屋が分かれているものをそう呼ぶと思っていた。
  • 寮の実態
    少し大きめの一軒家もドミトリーと呼んでおり、思っていたのと違った。

他にも

  • 建物や部屋には満足しているが高すぎた
  • 寮生同士の交流があると思っていたが、実際には集合住宅に住んでいるのとそんなに変わらなかった
  • 2人部屋だったがルームメイトと生活習慣が合わなかった

などどいったことも挙げられます。

学生寮・シェアハウスについて注意しておきたい点

ここで注意しておきたいのが、基本的に「寮もシェアハウスも最初の1か月お試しで入って、その後延ばすか決める」ということは無理な場合が多いです。

ある程度まとまった期間の入居が必要となります。

「最低何か月滞在」といった条件がある物件が多いです。

またシェアハウスは入居時にあらかじめ、初月分の家賃だけでなくデポジット(保証金)として半月分の家賃なども追加で支払うなどといったケースもあります。

入居後に「思ったのと違ったから残りの期間全部返金してください」ということはできません。

理由③:安全/安心

シェアハウスやマンションなどの部屋貸しを検討している方にはぜひ気を付けて頂きたい点があります。

(1)賃貸に関する詐欺

まず1つ目は「留学生やカナダに来て間もない外国人を狙った詐欺」です。

こういった詐欺は多くあり、その際たるものが賃貸に関する詐欺です。

10年前には既に出回っていた手口に、未だにだまされる方が必ずいらっしゃいます。

なぜならカナダには、日本のような駅前にあるようなお部屋探しを手伝ってくれる賃貸契約の代行業者がいません。

個人の不動産エージェントはいますが、メインの仕事は家の売買の方で、賃貸だけを手取り足取り手伝ってくれる方はいません。

さらに、日本には保証人がいない時に代行してくれる業者までいますが、それもカナダにはありません。

賃貸の契約は、基本的には「個人と部屋のオーナー」または「個人と管理会社」が直接契約するのが一般的です。

「ホームステイは嫌だ!」もしくは「出来る限り費用を節約したい」と思い

  • 日本語の情報サイト
  • CraigslistやKijijiなどカナダの生活情報サイト

などを見てご自身で契約される方もいらっしゃいますが、トラブルに巻き込まれたと言うケースが後を絶ちません。

家探しでよくあるトラブル

  • 指定された住所に行ったが、別の人が入居しており、何のことか分からないと言われた
  • デポジット(保証金)を払えば鍵を送ると言われて送金したが、その後音信普通となった
  • 事前に送られていた(または情報サイトで見た)部屋の写真や情報と実際が全然違った
  • ルームメイトまたは家主がメールでは女性のようにふるまっていたのに男性だった

といった明らかに最初からだます目的のケースもあります。

さらにこれに付随して

家探しのお金にまつわるトラブル

  • 6ヵ月など長期滞在分の家賃を前払いしていた
  • 契約書などはもらっていなかった
  • 払ったお金(一部金・デポジット・仮押さえ料など名目は何でも)のレシートをもらっていなかった

などどいったお金に関連するトラブルも多く発生しています。

これを見て「引っかかった人が不注意だったんだ」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし実際に被害に合われた多くの方が「カナダではこれが普通なのかな?」と思って言われるがままに従ってしまったというケースが多いです。

さらに「メールでは(電話では)信頼できると思った」「まさか自分がだまされるなんて」とおっしゃいます。

(2)住むエリアの選択ミス

「治安の悪いエリアだということを知らなかった。毎日帰るのが怖い。」といったエリアに関するトラブルもあります。

それ以外にも

  • 友達が多いのが別のエリアだった
  • 学校に行くには実は不便だった
  • Google Mapの距離だけで決めたけど、生活した後ならこの駅は選ばなかった
  • 地図では分からなかったけど、意外と坂や傾斜が多い

など、小さい後悔を抱えている方もいます。

これらの多くは、「見学に出向く」「実際に家主に会う」だけで回避できますし、カナダの滞在に慣れて少し土地勘があるだけでも変わってくるでしょう。

「カナダに住む」「英語が少しできるようになる」だけで、見抜ける可能性もあります。

(3)コロナ禍における「安心」

このコロナ禍独自の「安心」の基準としては、「感染リスク」も1つの基準になりますね。

家庭(ホームステイ)<シェアハウス<学生寮の順に、1つの建物内に居住する人数が増え、複数人が出入りすることになります。

仮にこの中の誰かが感染した場合、同居人は「濃厚接触者」ということになり、2週間の隔離が必要かつ、部屋から出ることもできなくなります。

もちろん引っ越しもできません。

こういった点も「安心」の基準になるのではないでしょうか。

まずはホームステイに滞在しよう

少し滞在費用を抑えようとしたばっかりに

  • 詐欺にあう
  • 再引っ越し
  • キャンセル料

などが取られてしまっては、せっかくの留学のスタートも暗い気持ちになりますよね。

もちろんこういった悪い点だけが全てではありませんが、まずはホームステイをして生活に慣れ、その上で後の滞在先を決めるというのでも遅くはありません!

カナダに少し住んでいれば、

  • そのエリアでその条件でその家賃はあり得ない(高すぎる/安すぎる)
  • 賃貸の契約でそんなステップを取ることは絶対にない(白紙の小切手を渡す)

などは分かるようになります。

実際にも、語学学校の先生や、先に渡航している友人、エージェントなどに「いい物件を見つけたんだ!」と話した結果、「ちょっと待って、それ詐欺だよ!」「払っちゃダメ!」と言ってもらって、だまされる前に気付けたというケースも非常に多いのです。

まとめ

いかがでしょうか?

今回は留学生の滞在先の1つとなる「ホームステイ」について紹介しました。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

弊社は、ホームステイ先もご紹介しております。

 

 

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